FAIRY TAIL元素竜と天空シスターズとの恋物語   作:侍魂

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天神の想いと元素竜との再会

シェリアside

 

「こんにちは! ヤジマさん!」

 

「こんにちは。シェリアちゃん今日は頼むね!」

 

「はーい!!頑張っちゃうよ〜」

 

 私はシェリア・ブレンディ! 蛇姫の鱗の魔導士だよ! 今回の依頼はレストラン8アイランドで天空シスターズとしてライブをしてほしいみたいなんだ〜天空シスターズって何かって? それはね〜私と二つ上のお姉さんリリスと組んだアイドルチームなんだ〜由来はね……姉妹みたいに仲の良い私とリリスが天空魔法を使うからだよ。私が使う魔法は天空の滅神魔法なんだ〜

 憧れの人に追いつきたくて、魔法の勉強を頑張って、頑張って学校を成績トップで卒業したら天空の滅神魔法の習得方法が載っている巻物を校長先生がくれて習得したんだ。

 ちなみに巻物の作者は学校の初代校長先生みたい。確か名前はミブル・アトリビュート!!ってそろそろ時間だよね!

 

 

「さーて張り切っちゃうよ!!」

 

 青色のドレスに天使の羽が背中についている。天使のような衣装に着替えた私は気合を入れる為に拳を握りステージに上がると、大勢のファンたちがいる。今回の依頼はライブで盛り上げてほしいみたい。沢山の声援がくれた。

 

「みんな!! 」

 

シェリアちゃん!

 

可愛い!

 

「リリスがいなくて私だけでごめんね!」

 

全然大丈夫だよ!

 

僕たちはシェリアちゃんを見に来たから!!

 

「みんな!ありがとうね! リリスの分も頑張るから……盛り上がっていこうね!!」

 

わぁ!!

 

 

蛇姫の鱗・・・

 

 ライブは無事に成功してヤジマさんから報酬を貰い今は蛇姫の鱗に帰ってきた。ドアを開けて中に入るとギルドが騒がしい……どうしたんだろう? 

 

「嘘……」

 

 騒ぎの方を見ると白色のニット帽を被る青年、私の愛する男の子マサラがいる。嘘……来てくれたんだ……慌ててドアを閉める。手で顔を隠すと私の目から涙が溢れてくる……グス、グス、涙が止まらないよ……マサラは、妖精の尻尾の聖地、天狼島で行われたS級試験の最中にアクノロギアっていうドラゴンの襲撃を受けて七年の間行方不明になってたんだ。

残された妖精の尻尾の人たちや、私たち蛇姫の鱗みんなや、青い天馬の人たちが必死に探してたけど見つからなかった。

でも理由までは分からないけど、私と初めて出会った時の年齢と変わらない元気な姿で最近天狼島に現れたみたい。

 

「グス、よかった……本当に良かったよ」

 

「シェリア」

 

「お姉ちゃん……」

 

 私と同じ赤紫色の髪の従姉、シェリーお姉ちゃんが泣いている私を優しく抱きしめてくれる。

 

「マサラ様は愛する仲間の為に強くなる為聖十大魔道のジュラ様を訪ねてきたみたいですわ」

 

「……くすっ! マサラらしいね! 私も会ってこようと」

 

「ダーメですわよ」

 

 お姉ちゃんのお陰で涙も収まったし会いに行こうとすると抱きしめる腕に力を入れて離さない。

 

「お姉ちゃん?」

 

「愛する者が普通に再会したのでは面白みがなくてよ」

 

 お姉ちゃんの話では、私の事を考えてくれたジュラさんが手合わせをする条件を出したみたいで、私の名前を伏せて遊ぶように言ったみたいだ。……ありがとうお姉ちゃん、ジュラさん……ううん、ジュラ先生。心の中でお姉ちゃんと先生に感謝すると、扉を開けて私は家に着替えに行く。だってマサラと二人きりで遊びに行く……これってデートだもんね//目一杯おしゃれしてかないと。私はマサラに気づかれないようにそっとギルドを出て一旦家に帰る事にした。

 

少し時間が過ぎる……

 

「この服装で大丈夫だよね……似合ってないって言われないよね……」

 

家に帰った後私は白い服に青いスカートを履き鏡で何度も髪や服装をチェックする。だって愛するマサラと会うんだもん変な格好は見せれないよ。

あっ!? そろそろ急がないと!?私は家を慌てて飛び出してお姉ちゃんから聞いた待ち合わせ場所に急ぐ。

 

「えっとここで蛇姫の鱗の人と遊んできてほしいだよね? 誰が来るんだろう……」

 

マサラはジュラたちと話した後、蛇姫の鱗の所在地があるマーガレットの街にある公園のベンチに座り誰かを待っていた。

 

「だーれだ?」

 

公園で座るマサラの目を手で塞ぐと悪戯な子供のように問いかける私。

 

「久しぶりだね……シェリア……」

 

「うん……久しぶりマサラ。よかった生きててくれて」

 

マサラは私に気づくと優しく微笑んでくれた。最初に出会った時と変わらない笑顔だな。

 

「ありがとう。シェリア、大きくなったね。見違えたよ」

 

「うんあれから七年経ったからね.…」

 

マサラは過去の私を見てるからか驚いていた。あれから七年も経過してるから少しは身長伸びてるからね。

 

「どうかな?私の服……変じゃない……」

 

「えっ?全然変じゃないよ!凄くシェリアに似合ってて可愛いよ!」

 

「あ、ありがとう//」

 

私は不安そうに問いかけるとマサラはキョトンとしながらも褒めてくれた。多分見なくても分かる。私の顔はトマトみたいに赤くなってるんだろうな。

 

「頑張ったんだね。見違える程魔力が高くなっててびっくりしたよ」

 

「……!?私頑張ったんだよ!!あの時のマサラの姿に憧れて!!ずっと、ずっと頑張ってたんだよ!!」

 

マサラの優しい言葉に、言って欲しかった聞きたかった言葉に私は感情が隠せなかった。マサラに言いたいこと事や伝えたい事がいっぱいある……でも沢山の言葉が溢れてきて上手く伝えれなかった。

 

「うん僕らがいなくなった七年の話を聞かせて」

 

「ぐす、グス」

 

マサラの瞳は優しくじっと私の顔を見て話すまで待っててくれていた。

 

「泣かないでせっかくの可愛い顔が台無しだよ」

 

「うわーん!!」

 

マサラの言葉に私は大声で泣き出してしまった。そんな私を泣き止むまでそっと優しく抱きしめてくれていた。

マサラが行方不明になった後生存を信じてはいたが辛かったし悲しかった……

マサラには沢山のお礼や感謝を伝えたい……

今の私がいるのは貴方のおかげなんだよって、貴方に憧れて頑張ってきたんだよって。

ありがとう生きててくれて、ありがとう私と出会ってくれて。

でも最初にどうしても伝えたい事がある。お帰りなさいマサラ!

もう少ししたら蛇姫の鱗と妖精の尻尾は大会で戦う事になる、マサラとも戦わないといけない。

でもこれからはいつでも会いに行けるし、会う事も出来る。

 

こうして私、天神のシェリア・ブレンディと元素使いマサラ・エレメントは再会した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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