FAIRY TAIL元素竜と天空シスターズとの恋物語   作:侍魂

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元素竜と天空シスターズとの生誕祭

マサラの家……

 

日が昇り朝になるとマサラの家でご飯を食べているマサラ、ウェンディ、シャルル、クリスの四人。

 

「クリスマスパーティー楽しみだね♪マサラ君!」

 

「そうだね。みんなとカルディア大聖堂の大掃除を終わらせたら2人でクリスマスパーティだね」

 

どうやら普段からお世話になっているマグノリアの街の為に妖精の尻尾たちはカルディア大聖堂の大掃除をするようだ。

 

「全く私たちがいる事を忘れてるわね」

 

「うふふ!仲が良くていいですね」

 

マサラとウェンディの周りからは桜色のオーラが見えていちゃつき二人の世界に入っている。そんな二人を見て溜息を吐くシャルルと笑みを浮かべて落ち着かせるクリス。

 

 

「ごめんね、シャルル、一緒にパーティ出来なくて」

 

「……気にしなくていいわよ。私たちはハッピーたちとパーティを楽しむから。あんたはちゃんと[[rb:マサラ > 思い人]]と楽しみなさいよ」

 

「シャルル……ありがとう!」

 

申し訳なさそうに謝るウェンディにシャルルは気にしないように言う。どうやらシャルルとクリスはマサラとウェンディに気を使い日頃から一緒にチームを組んでいるナツたち最強チームとクリスマスパーティをするようだ。

 

「まああいつらが大人しくパーティするとは思えないけどね」

 

「あはは……確かに」

 

シャルルの呆れたような言葉に尊敬して頼れる仲間たちの姿を浮かべながら苦笑いするウェンディ。

 

ピンポン!

 

「誰だろう? ……私が出て来るね!」

 

チャイムがなり今日は来客の予定が無いので不思議そうな声でウェンディは玄関に行く。

 

「どなたですかね?」

 

「どうせ妖精の尻尾の誰かでしょ」

 

「この匂いは……」

 

クリスは不思議そうに首を傾げシャルルは予想をたてる。マサラは滅竜魔導士の優れた聴覚で玄関先の二人の人物に正体を見抜く。

 

 

「はい!今開けますね!」

 

ウェンディが玄関を開けると赤紫色の少女と銀色の髪の少女がいた。

 

「やっほー!ウェンディ!」

 

「シェリア!?どうしてここに!?」

 

元気に手を振るシェリアに今日は約束もしてないので突然の来客に目を開けて驚くウェンディ。

 

「へっ?妖精の尻尾のマスターから話聞いてない?」

 

「う、うん。何も聞いてないよ」

 

シェリアもまさかウェンディに情報が伝わってるとばかり思っていたのか目をパチクリと開けて呆然としていた。そんなシェリアの言葉にウェンディも躊躇い気味に頷く。

 

「まあいいや……行くよ!ウェンディ!!」

 

「えっ? リリスちゃん!?」

 

躊躇い気味のウェンディの手を力強く握ると引っ張って連れて行くリリス。連れて行かれてウェンディの驚く大きな声と同時にマサラも玄関に来る。

 

「おはよう!シェリア」

 

「あっ!おはよう!マサラ!」

 

マサラが挨拶をすると嬉しそうに挨拶を返すシェリア。

 

「やっぱりシェリアとリリスだったんだね! どうして僕らの家に? 遊びに来た訳じゃないよね?」

 

「うん!今日はね、私たち天空シスターズにマグノリアの町の市長さんからイヴにみんなを盛り上げてほしいって依頼が入ったんだよ。妖精の尻尾のマスターに伝わってる筈なんだけど」  

 

「そっかお爺ちゃんウェンディに言い忘れてたみたいだね」

 

困ったように理由を話すシェリアに顔をポリポリとかいて苦笑いするマサラ。

 

「おはよう」

 

「おはようございます。シェリアさん!」

 

「シャルルもクリスもおはよう!」

 

玄関に来た二人は挨拶をしてシェリアも返す。

 

「相変わらずアンタたちは朝から騒々しいわね」

 

「あはは……ごめんね」

 

シャルルの軽口に申し訳なさそうに謝るシェリア。

 

「いいえ。元気な事は良いことです」

 

「まああんたたちは元気すぎだけどね」

 

クリスは微笑みながらフォローしていてシャルルは呆れていた。

 

「あの子の事頼むわ。あの子しっかりしてるように見えてそそっかしいから」

 

「うん任せて!じゃあ私も二人を追いかけるね! きゃっ!!」

 

シャルルの心配する声に頷き玄関を出ようとすると思い切り転倒してしまった。

 

「アンタもウェンディと一緒でそそっかしかったわね」

 

大魔闘演武でウェンディとの戦いが脳内に蘇りシャルルはジト目で見つめながら溜息を吐く。

 

「イタタた」

 

「大丈夫?」

 

「ありがとう。あははドジしちゃった……」

 

シェリアはマサラの手を掴むと恥ずかしそうに頬を赤くしながらお礼を言って立ち上がる。

 

「じゃあ行って来るね〜」

 

「頑張ってね〜」

 

「頑張りなさいよ」

 

「頑張ってくださいね!」

 

マサラたちの応援を背にシェリアはリリスたちを追いかけて行った。

 

 

マグノリアの建物にある更衣室……

 

「あの……私は何でここに連れて来られたんですか……?」

 

「じゃあまずはこの服に着替えようか♪」

 

「へっ?キャ!?」

 

リリスは涙目になりながら問いかけるウェンディの服を脱がすとウェンディの悲鳴が辺りに響く。

 

「酷いですよリリスちゃん……」

 

「あはは……ごめんねまずはこの服を着ないと始まらないからね〜」

 

悪びれる様子もなく笑うリリス。

 

「可愛い服……サンタさんの服ですか?」

 

「うん!今日は僕とシェリアとウェンディの三人。天空シスターズにマグノリアの街の市長さんから依頼があってね。子供たちの為にコンサートをしてほしいみたいなんだ〜」

 

ウェンディは自分が着ているクリスマスにお馴染みの赤いサンタクロースの服を確認しながら問いかけると、リリスから説明があり何故自分を連れて来たのか理由を知る。

 

「衣装は関係者の人が用意してくれたみたいだけどサイズは大丈夫だよね?」

 

「あの……大きいです……お胸の所が……」

 

リリスが衣装は身体に合ってるか確認をすると、恥ずかしいのか胸を抑えながら小声で呟くウェンディ

 

「えっ?可笑しいな……ウェンディが前に着てたサイズの服を参考に用意してくれたみたいなんだけどな」

 

「リリス!それ私の服だよ!!」

 

不思議そうに首を傾げるリリスにちょうど追いついたシェリアが更衣室に入ってきて答えを言う。

 

「そういうことか♪ごめんね!ウェンディの衣装こっちだったみたいだね♪」

 

リリスは段ボールの中から袋にしまってあったサンタクロースの服を取り出してウェンディに手渡す。ウェンディは着ている服を脱いでシェリアに渡して袋に入っていた自分のサンタクロースの服を着た。今度はぴったりである。

 

「やっぱり可愛いね!」

 

「うんだね!早くみんなの前で歌いたいよ♪」

 

「……」(やっぱりお胸なのかな……)

 

可愛いサンタクロースの服を着て上機嫌に話す二人のある一点を見つめながら悲しそうに自分とシェリアとリリスの二人を見比べていた。

 

「どうしたの?大丈夫?ウェンディ」

 

「うん。ありがとう。大丈夫だよ」

 

元気がないことに心配そうに声を掛けるシェリアに首を横にふり笑顔で答えるウェンディ。

 

「じゃあいくよ!二人とも!!」

 

「うん! はい!」

 

リリスの掛け声で三人はステージに上がっていく。

 

「メリークリスマス!!」

 

「今日は私たち天空シスターズのコンサート!!」

 

「みんな!!楽しんでいってくださいね!!」

 

リリスから始まりシェリア、ウェンディの順で話す。

クリスマスソングを歌い、歌い終わると用意されたお菓子を子供に配り始めた。

 

「メリークリスマス!!どうぞ!」

 

「ありがとう!その服かっこいいね!」

 

「えへへ!でしょ!」

 

「はいどうぞ!」

 

「ありがとう!!」

 

お菓子も配り終わり次はカルディア大聖堂に向かう。妖精の尻尾のメンバーたちは日頃の感謝を込めて掃除をしてクッキーを配っていた。

 

「エルザさん。お疲れさまです!」

 

「お疲れさまです」

 

「お疲れ♪」

 

「ウェンディ。それにシェリアとリリス。お前たちもお疲れ。マサラから聞いたぞ」

 

「は、はい恥ずかしかったけど頑張りました!」

 

「うん!愛が伝わって可愛かったよウェンディ!」

 

「きゃあ!シェリアも可愛かったよ」

 

抱きつきながら褒めるシェリアにウェンディも褒め返す。

 

「全く可愛い奴らだ!」

 

「でしょ?二人とも可愛いすぎだよね~」

 

まるで天使のような仕草と会話をするウェンディとシェリアを見て、頬を緩ませるエルザとリリス。

 

「あのう……エルザさん。マサラ君は何処にいるんですか?」

 

「ああ。マサラならそっちの方で掃除をしていたはずだが……」

 

ウェンディの問いかけに目線を向けるとブラシを持ちながら立ったまま眠るマサラの姿があった。

 

「馬鹿者!!掃除中に眠る奴があるか!!」

 

「あははごめんね!」

 

エルザの拳骨が落ちマサラは目を覚ます。

 

「あはは相変わらずだね師匠♪」

 

「そうだね。リリスそっくり」

 

嬉しそうに笑うリリスと普段から迷惑をかけられているシェリアはジト目でリリスを見つめている。

 

「マサラ。ここは良いからお前も外窓を頼む」

 

「うん分かった!」

 

エルザは次の掃除場所を指示すると立ち去る。

 

「さてと行きますか」

 

「マサラ君ちゃんと掃除しないと駄目だよ!」

 

マサラが行こうとすると注意をするウェンディ。ウェンディに気づくと話しかけるマサラ。

 

「あっウェンディ!お疲れ様!もう終わったんだね~」

 

「ううん。後はここでコンサートをしたらおしまいだよ!」

 

マサラの問いかけに自分たちの依頼の進行度を答えるウェンディ……すると……リリスとシェリアがウェンディを押してマサラとの会話に入る。

 

「マサラ!!(師匠♪)私の服どうかな?(僕の服どう?)」

 

「うん。リリスもシェリアも似合ってる」

 

「嬉しい//ありがとう!」

 

「まあ僕なら当然だよね//」

 

マサラに褒められて照れくさそうにしながら礼を言うシェリアと素直ではないが嬉しそうにするリリス。

 

「ムッ」

 

当然思い人と恋敵たちの姿を見てウェンディが嫉妬し無いわけがない。可愛らしく頬を膨らませていた。そんなウェンディ姿に気づくと側に近づいて手を頭の上に置く。

 

「可愛いよ。凄く似合ってるね!」

 

「あ、ありがとう。嬉しい//」

 

顔を赤らめてはにかみながら礼を言うウェンディ。

 

「むうーずるいよウェンディ!」

 

「シェリアだって!!」

 

可愛らしく喧嘩をするウェンディとシェリア。

 

「師匠♪」

 

そんな彼女らと違いリリスが大人しくしている……訳もない。いつの間にか幸せそうにマサラに抱きついていた。

 

「リリス!?」

 

「マサラ君に抱きつくのはだ、駄目です!!」

 

「あはは」

 

慌てて引き剥がすウェンディとシェリア。そんな三人を見てマサラは苦笑いしていた。

 

ドッカン!! 

 

 

何かが落下した大きな地響きとエルザの大きな怒鳴り声が聞こえてきた。方角を確認するとナツ、グレイ、ハッピーの悲鳴が聞こえる。

 

「ナツたちやっちゃったか~じゃあ僕は行くね!」

 

「うん!みんなの事お願い」

 

「任せて~ウェンディたちも頑張ってね~」

 

マサラは手を振りながらナツたちがいる場所に急いで行く。

 

「あ、相変わらずナツたち滅茶苦茶するんだね」

 

「流石師匠が所属しているギルドだね~面白いね♪」

 

ナツの姿を思い浮かべて苦笑いするシェリアと自分が尊敬するマサラが所属しているギルドのはちゃめちゃさに嬉しそうに笑うリリス。

 

妖精の尻尾は凄い魔導士たちが多くいてフィオーレ王国最強であるがそれ以上に建物の破壊も多くあるドタバタギルドである

 

「家族でクリスマス楽しんでくださいね!」

 

「ありがとうお姉ちゃん!」

 

最後のお菓子の入った袋を渡し終わるとウェンディたちは市長に依頼報告に行く。三人は外に出る。

 

「お疲れ様!シェリア!リリスちゃん!」

 

「お疲れ様!」

 

「お疲れ〜」

 

「じゃあ二人共また今度ね!」

 

挨拶をして別れようとするウェンディだが肩を二人に掴まれてしまう。

 

「えっ?もう終わりですよね……」

 

「何言ってるのウェンディ?」

 

「恋人たちの愛あるクリスマスはこれからだよ!」

 

ウェンディの問いかけに首を傾げるリリスとニコリと微笑むシェリア。

 

「はっ!?……は、離してください!私はマサラ君とクリスマスパーティするんです!!」

 

二人の思惑を理解したウェンディはマサラとの楽しいクリスマスを過ごす為に急いで別れようとするが逃さないように肩を掴まれて引きずられて行く。

 

マサラの家・・・

 

三人はクリスマスケーキを作っていたがウェンディはいじけていた。

 

「マサラ君とせっかく二人きりでクリスマスを過ごせると思ったのに」

 

「ごめんねウェンディ!でもね……」

 

「僕たちも師匠と一緒に過ごしたいからね~」

 

「……分かりました……こうなったら……みんなで楽しみましょう!!」

 

「おお!!!!」

 

二人が申し訳なさそうに謝罪をしていたのでウェンディも機嫌を直して元気に振る舞いリリスとシェリアも声を上げる。

 

「ただいま!疲れたよ〜」

 

夜になりマサラが帰宅した。疲れている理由はどうやらあの後、ナツ、グレイ、ハッピーがカルディア大聖堂の鐘を破壊してしまったようで急いで全員で協力して破壊された鐘を直した為である。

九割は悪戯しようと鐘を揺らしたハッピーの所為であるが誰も知らない。

 

「お帰り師匠!」

 

「お帰りなさい!マサラ!」

 

「あっ!やっぱりシェリアとリリスも来てたんだね〜これお土産だよ〜」

 

嬉しそうに出迎えるリリスとシェリア。そんな二人の来客を何となく予想していたマサラは手にはチキンやピザの入った多くの箱を机に置く。

チキンやピザなど美味しそうな料理が並びウェンディたち三人が作った豪華で美味しそうなクリスマスケーキが並んでいた。

 

「クリスマスケーキ美味しそうだね~」

 

「私とシェリアたちと作ったんだよ!」

 

マサラの言葉にウェンディが答える。

 

「ありがとう。三人とも!早く食べたいな~」

 

「うん!早く食べよう!」

 

三人が作ったケーキを見てマサラは目をキラキラとせ、シェリアそんなマサラの姿を見てチキンを皿に入れる。

 

「師匠!このピザ美味しいよ!僕が食べさせて上げる♪」

 

「ずるいリリスちゃん!!私もマサラ君にアーンする!!」

 

「ウェンディもずるいよ!マサラ私の愛も受け取って!!」

 

いつの間にか食べていたリリスがピザをマサラの口にアーンとする。ウェンディとシェリアも負けじとマサラにアーンをしていた。

料理も食べ終わりケーキも食べ終わったマサラたち。

 

「マサラ君……あのね……リリスちゃんから聞いたんだけどギルドマスターゲームしようよ!」

 

躊躇い気味にお願いするウェンディにマサラが確認する。

 

「えっと確かギルドマスターゲームってギルドマスターになった人がどんな命令でも出来るんだっけ?」

 

「うんそうだよ♪師匠も知ってたんだね~」

 

 

「うん昔旅をしてた時に聞いた事があるんだ。面白そうだね!やろう!やろう!」

 

リリスが頷くとマサラも乗り気でギルドマスターゲームをすることになった。

 

(ここまでは作戦通りですね)

 

(うん愛のあるゲームにしようね!)

 

(師匠に命令……楽しみだね♪)

 

小声で話すウェンディたち。どうやらマサラが来るまで作戦を練ってたようだ。

 

(あはは……全部聞こえてるんだけどね。知らないふりしとこ)

 

当然滅竜魔導士のマサラには丸聞こえであるが……

 

 

「どんな命令を出そうかな楽しみだな~」

 

「頑張ろうねウェンディ」

 

「うん!シェリア!」

 

リリスは嬉しそうに笑みを浮かべ、シェリアとウェンディも気合いを入れる。命令を与えたい人は三人とも一緒である。

リリスが小さな箱を持ってきて中には四つの棒が入れてある。

 

「マスターだーれだ!?」四人

 

四人は同時に棒を引く。するとウェンディの引いた棒には王冠のような模様が描かれている。

 

ウェンディ マスター

 

マサラ1

 

シェリア2

 

リリス3

 

「あっ私だ!」

 

「やったね!ウェンディ!」

 

「えっとじゃあ……1番と3番がしばらく見つめ合ってください!」

 

マスターのなったウェンディの命令で近づきマサラとリリスは見つめ合う。

 

「あはは……ちょっと恥ずかしいね」

 

「ええーそうかな?僕は嬉しいけどね~」(マサラと見つめ合う……凄く嬉しい)

 

(ウェンディ……凄い顔してるよ。約束したよね?)

 

(シェリアこそ)

 

照れくさそうに笑うマサラと嬉しそうに笑うリリス。マサラとリリスの二人は見つめ合う。そんな二人の様子を見て可愛らしく嫉妬していた。三人で邪魔をしないようにいくつかの約束をしたようだ。

 

「そろそろ時間ですよ!!」

 

「二人とも離れてね!!」

 

指定時間の一分が過ぎると慌てて二人を引き剥がすウェンディとシェリア。

 

「えっ!?もう少しだけ!!」

 

「駄目!!(です!!)」

 

異論を唱えるが二人が許すはずもない。

 

「マスターだーれだ!?」四人

 

四人は同時に棒を引く。

 

リリス マスター

 

マサラ 2

 

ウェンディ 1

 

シェリア 3

 

「マスターは僕だね~じゃあ3番の人は2番の人の事を終わるまでお兄ちゃんって呼んでね」

 

「えっとマ、お兄ちゃん//」

 

「うんシェリア。どうしたの?」

 

「えへへ呼んでみただけだよ//」

 

マサラの事を照れくさそうに呼ぶシェリアに優しく問いかけるマサラ。嬉しそうにはにかんだ笑顔を浮かべた。

 

「マスターだーれだ!?」四人

 

シェリア マスター

 

マサラ 1

 

ウェンディ 3

 

リリス 2

 

「あっ私だ!! じゃあね……1番と2番は終わるまで手を繋いでね!」

 

「マサラ君……」

 

「うん!手握るね」

 

「う、うん//よ、よろしくお願いします!!」

 

マサラが手を差し伸べると遠慮しながらも嬉しそうに手を握るウェンディ。

 

「マスターだーれだ!?」四人

 

マサラ マスター

 

ウェンディ1番

 

シェリア 2番

 

リリス 3番

 

「あっマスター僕だね~1番の人は2番の人の事をお姉ちゃんって呼んでね!」

 

「ウェンディ」

 

「うんシェリア」

 

「違うよ。お姉ちゃんだよ」

 

「お、お姉ちゃん//」

 

「うん。ウェンディ!」

 

マサラがマスターになり命令をしてそれからも何度か交代ずつで順番が周り命令をする。平和なギルドマスターゲームが終わる。

一方その頃のルーシィの家では……マサラと同じように妖精の尻尾メンバーたちもギルドマスターゲームをしていた。

 

「全裸になれ」

 

「尻を叩け」

 

「はいていたパンツを外に投げろ」

 

マスターとなったエルザが無理難題の命令をして地獄絵図であるが……

 

「あっ……いつの間にか私寝ちゃってた……みんな風引いちゃうよ」

 

気づけば日も変わり25日になっていた。マサラたちは日頃の疲れもありいつの間にか眠ってしまっていた。

ウェンディが目を覚ますと眠ってるマサラたち三人に毛布をかけて外に出ると雪が降りホワイトクリスマスであった。

 

「はぁ……」(マサラ君と一緒にクリスマス過ごしたかったんだけどな……)

 

心の中で呟きながら溜息を吐くと余りの寒さに白い息が出る。すると頭に白色のニット帽が被される。

 

「雪が積もって真っ白だね~」

 

「マサラ君!?」

 

後ろを振り返るといつの間にかマサラが背後にいて寒くないようにニット帽を被せてくれたようだ。

 

「ウェンディ、メリークリスマス!!」

 

「マサラ君……メリークリスマス!!」

 

「寒いでしょ?近くにおいでよ~」

 

「う、うんお邪魔します//」

 

マサラにぴったりと引っ付くウェンディ。しばらく幸せそうに外で話すマサラとウェンディ。

こうして二人だけのクリスマスを過ごすことが出来た。

 

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