クソボケのことが大大大好きな生徒達   作:あば茶

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感想欄でも話した事なのですがタイトルが〝?〟ばかりなのは特定個人のルートではないからです、敢えて名付けるなら〝四姉妹生存ルート〟とか〝家族ルート〟とかになるんすかねふゆこちゃん


?????????(マルクトその7)

 

 

 

「交通量増えてきたな……早めに切り上げてよかったな」

「ん、あのまま遊んでたら間違いなく渋滞に嵌まってた」

「久々に会ったしもうちょい話したかったけどなぁ」

 

 

ゲーム開発部と出会い、そして食事を共にしてから一時間弱、レンタカーを返却しに行きたいというのもあって俺達はそのまま帰宅する事にした

 

その際アリスさんがしょんぼりしたりモモイさんがまたひっそり寂しげな表情をしていたが、ファミレスで近い内に遊ぶ約束を取り付けていたので特に引き留められる事はなかった

 

勿論、ケイさんとも様々な約束を交わした……筈だが……

 

 

『嫌ですっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡貴方は危険人物なんです♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡私が四六時中見張ってないといけないんですっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡』

 

 

「……まさかケイさんの方に駄々を捏ねられるとは」

《結果的に取り合わなくて正解でしたね》

「そうはいかんよ、またどっかで埋め合わせてあげないと……それより帰りの道案内頼んだぜ?プラナ」

《はい、このプラナビにお任せください》

「……」

《……》

「俺はいいと思うよ」

 

 

なんとも言えない空気になりかけたので咄嗟にフォローを入れるとプラナはふいっと顔を逸らしてしまった、これ多分恥ずかしがってるな

 

 

「ちょっと!何をしてるんですか酒泉!後ろの車に追い抜かれてるじゃないですか!」

「別にレースしてる訳じゃねえしいいんだよ、つーかあれ明らかに指定最高速度オーバーしてっから」

「風紀委員がそれスルーしちゃっていいの?」

「まあ別に?ゲヘナで起きた事件全部が全部俺達の仕事って訳じゃないし……つーか今日は風紀委員じゃないしな」

「明日からまた社畜委員に戻りますけどねー」

「やめてくれオウル、その言葉は俺に効く」

 

 

日曜夕方の様なお辛い気持ちを思い出させる様な一言に思わずうげっとしてしまう、恐らくこの感覚は大人子供問わず全員が理解を示してくれるだろう

 

あーあ、明日からまた野蛮人ワイルズの相手をしなくちゃいけないのかぁ……

 

 

「……ていうか、そんな折角の休日を私達の為に使ってよかったの?」

「気にすんな、昨日も言ったけどこれは俺がやりたかった事でもあるからな」

「ふーん……ならいいけどさ」

「ソフも複雑な年頃ですねぇ、〝いつも私達の為にありがとう♡でも偶には自分の為に沢山休んでね旦那様♡〟って素直に伝えればいいじゃないですか」

「ねえ酒泉、途中でホームセンター寄ってスコップ買ってくれない?それと今度皆で出掛ける時は草木が多い山とかがいいな」

「待ってくださいそのスコップで誰を埋めるつもりですか?」

「なんだ、労ってくれてたのか?ありがとな、ソフ」

「だから違っ……わなくもないけど……」

 

 

こちらから礼を伝えればソフは顔を赤らめながら少々照れ臭そうに呟いた、まだまだ素直になれない年頃なのだろう

 

一方余計な煽りを入れてしまったオウルは顔を青ざめながらガタガタしていた。自業自得とは思うが……まあ、その余計な一言がなければソフの意図も伝わらなかったかもしれないしその点だけは感謝しておこう

 

だから安心して埋められてくれ

 

 

「お、お兄様……風紀委員のお仕事というのはどれくらい忙しいのでしょうか……?」

「んー?そうだなぁ……登校中や授業中に不良が暴れ出すとか、不良共が他校の生徒と揉め事起こしたとか、後は昼休みにパンケーキが食堂で暴れ出すとか、他にも色んな事件があるけどとにかくほぼ確と言っていいくらい毎日事件が発生するんだよなぁ」

「パンケーキが暴れる……?」

「そ、それじゃあお兄様は怖い人達と毎日戦って……?」

「つっても書類仕事より肉体労働の方が好きだから全然良いんだけどな、俺的には報告書とか被害総額の計算とか条約締結後の書類のあれこれとかで変に頭使うより戦ってるだけの方が楽でいいし」

 

 

俺が速攻で敵を倒す!他の人に事後処理を任せる!そしてまた俺が他の現場に向かう!……このコンボさえ完成させちまえば多少は疲弊も抑えられるし、何より空崎さんを駆り出さなくてもよくなる

 

今のゲヘナには空崎さんの力が必要になる様な強敵も存在しないしな、まあ距離的にどうしても犯人が暴れてる現場に間に合わないって時は頼らざるを得ないが

 

 

「そういう仕事って風紀委員以外に手伝ってくれる人とかいないの?」

「そうですよ、何もずっと貴方達だけで学園を守ってきた訳じゃないでしょう?」

「勿論忙しい中時間を作って先生が仕事を手伝いにきてくれる事もあるし、トリニティの生徒とゲヘナの生徒の間で揉め事が起きた時はETOの実働部隊として駆け付けてくれる人達だっているぞ」

「彼女等は何をしてるんですか?ほら、貴方達の上の……万魔殿?でしたっけ」

「アイツらならオウムとレスバトルしたり催眠術の練習したり昼寝したりしてるよ」

「その組織残しておく価値あります?」

「俺もそこそこ強くなったしそろそろ滅ぼそうかなと思ってる」

「ん、私も賛成。足を引っ張られたせいで家族との時間を奪われるくらいならそんな連中滅ぼすべき」

「ははっ、やだな~シロコさん。冗談に決まってるだろ~?」

《目が笑っていません》

 

 

それに政治云々とかスポンサー様との取引とかはあのタヌキにしかできない領分だろうしな、あのタヌキにだって良いところはあるんだ……悪いところがその3000倍くらいあるけど

 

それに万魔殿の生徒皆が皆性格の悪い奴って訳じゃないんだ、中には本気でゲヘナの未来を想って入ったのに仕事どころか風紀委員にくっだらねぇ嫌がらせばっかしてるタヌキに失望した生徒だっているし、あのタヌキに呆れて風紀委員を労ってくれる生徒だってそこそこ居るんだ

 

 

「だから滅ぼす時は潰していい奴とわるい奴をリスト化した上で議長の後継者探しまで先にやっておいて、その後本気であのタヌキをボコボコにして角もキッチリへし折って……でもその前にあのタヌキがこっそり風紀委員の予算で買おうとしていたあんこ抜きどら焼きの請求先を万魔殿宛に改竄して……」

「今の台詞を聞く限り冗談とは思えないのですが」

「ニュースに映る様な事するのやめてよ?」

「大丈夫だ、その頃には風紀委員会がゲヘナのトップになってるから幾らでも揉み消せる」

「報道の自由とは一体何なのでしょうね」

 

 

まあ、今言ったの全部冗談だけどな。実行に移すとイブキさんが悲しむだろうし、あんな小さい子を泣かせてまで革命を起こそうとは思わん

 

ほんまええ子に育ったでイブキさんは……出来るならこのままタヌキの悪行に気付くことなくすくすくと育っていってほしい

 

「そんなに大変だったなんて……そ、それじゃあ休日は必ず家族皆でお出掛けできる訳ではないんですね……」

「……ごめんな?」

「はっ!?ご、ごめんなさい!お兄様を責める意図があった訳ではなく、私は……その……ただ……」

「大丈夫、分かってるよ……アインは良い子だもんな」

「うぅ……」

「……酒泉」

「ん?なんだ?」

「まずは、その身を粉にしてまで我等の為の時間を作ってくれた事を感謝します」

 

 

ここまで無言で話を聞いていたマルクトが礼を言ってきた、何度も伝えた通りこの外出は俺自身が望んだ事でもあるのでそこまで気に掛けなくてもいいのだが……

 

むしろこうして皆で出掛けた方が精神的な疲労も癒えるしこっちから頭下げて感謝したいくらいだよ、今は運転中だから無理だけど

 

 

「我はずっと考えてきました。我等を救ってくれた酒泉に、我等に居場所を与えてくれた酒泉に何か礼は出来ないかと……そして今、漸くその願いが叶えられそうです」

「……願い?」

「酒泉、我から提案があるのですが……我が風紀委員として共に働くというのはどうでしょうか」

「お、お姉様!?」

「単純な戦闘のみならば我一人加わるだけで風紀委員の負荷を軽減できる筈です、勿論最盛期程の出力はありませんが……余程の事が起きなければ今の我でも十分かと」

「何言ってるのお姉様!他の学園ならまだしもゲヘナの治安維持組織に入るのは危険すぎるって!」

「私も同意です、勿論お姉様ならそこらの不良程度瞬殺でしょうけど……」

「わ、私も……お姉様には立場や役目に縛られない、戦いとは無縁な人生を歩んでほしいです……できればお兄様にも……」

 

 

マルクトからのまさかの提案、鋼鉄大陸の時と違って万全なサポートを受けられない環境だからか当然アイン達は反対した

 

確かにマルクトの実力なら問題なく仕事をこなせるだろうけど……でも、俺もアイン達とは同意見だ。強いから大丈夫だとか、それ以前に家族にはいざという時以外戦ってほしくない

 

 

「我の身を案じてくれてありがとうございます……少々ですが、皆と我の間に誤解が生じている様ですね」

「誤解……ですか?」

「ええ、我は望まぬ役割に縛られているのではありません……自ら望んでその役割を全うしたいのです。我自身の意思で、家族の力になる為に」

「お姉様……」

「で、ですが……」

「……マルクト、気持ちは嬉しいけど俺は────」

「……私は良いと思う」

「っ、シロコさん?」

 

 

俺達風紀委員が暴徒共を制圧しなければマルクト達の様な心優しい一般市民が戦いに巻き込まれてしまう、それなのにその一般市民を戦いに駆り出しては本末転倒だ

 

その旨を伝えようとした直後、シロコさんが俺の言葉を遮る様にマルクトの案を肯定してしまった

 

 

「風紀委員の戦力が増えればその分酒泉の仕事も早く終わるし、そうなれば家族での時間も取りやすくなる……違う?」

「いや、そうだけどさ……でもそういう問題じゃなくてだな────」

「ので、私も風紀委員会に入る」

「シロコさん!?」

「私とマルクトが入れば一日で不良の殲滅が可能、後は空崎ヒナが天に立ってゲヘナを統治すればこれで問題解決。酒泉は余った時間を使って私達を構いまくるべき」

「まあ、シロコさんは賢いのですね」

「ん、明日入部届け書きに行こう」

 

ついでの様に自分も参戦しようとするシロコさん、そもそもアンタの所属はアビドスって事になってるだろというツッコミは置いといて何故話がややこしくなるような事を言い出してしまったのか

 

 

「即断即決すぎんだろ……俺は認めないからな?」

「認めるかどうかは空崎ヒナが決めること、酒泉に決定権は無い」

「くそっ……家に帰ったら速攻で空崎さんに〝二人を入部させないでくれ〟って電話してやる」

「……ズルい、空崎ヒナは酒泉の頼みならなんでも聞いちゃうからそれをされたら勝てない」

「いや、なんでもは聞いてくれないと思うけど……」

「そんな事は無い、酒泉がちょっと頭を下げるだけで空崎ヒナは猫耳スク水白髪少女のコスプレだってしてくれる」

「……なんでそんな具体的な例えを出した?」

「そんな感じの本が物置に放置されている使わなくなった掃除機の中に筒状に丸められて隠されていたから」

「くぁwせdrftgyふじこlp」

「順当に隠し場所攻略されていってますね」

《猫耳……スク水……白髪……それが酒泉さんの好み……》

 

 

何故だ……ここまで徹底的に隠したというのに何故シロコさんはそんなあっさりと見つけ出せる……!?

 

やはり嗅覚か!?獣特有の鼻の良さで俺の邪な匂いを嗅ぎ取っているというのか!?

 

 

「まあそれも当然ですかね、私達酒泉が家に居ない時はよく〝宝探し〟と銘打ってエロ本が隠されてそうな場所探し回ってますし」

「テメェの仕業かクソガキィ!!!」

「私達って……勝手に全員巻き込まないでくれる?そんな下らない遊びやってんのオウルとシロコだけじゃん」

「とか言ってぇ……ソフだってこのクソボケがどんな女がタイプなのか気になって一緒に探してた時があったじゃないですか」

「は、はぁ!?私はただお姉様とアインに変な本見せたくなくて処分しようとしてただけなんだけど!?ていうかそれを言うならオウルだって自分から率先して探してるじゃん!」

「だって脅しに使えそうじゃないですか」

「シレッと答えた……」

「オウル、人の私物を勝手に漁る様な真似は感心しませんよ」

「はいお姉様!(このクソボケが隠しそうな場所は大体分かったので)もう二度とやりません!」

 

 

俺の……俺の楽園が……同居人が増えるならこういうの目に留まりやすい場所に置いとくのは良くないよなーと思ってちゃんと数まで減らしたってのに……

 

なんだよ、それじゃあ電子版を買えってのかよ!?紙でしか出会えない作品もあるってのに……それを諦めろってのか……!?

 

 

「こんなのってないよ……!」

「いや、そもそも未成年がこういうの買っちゃいけないでしょ」

「……友人から譲ってもらっただけだが?」

「嘘臭ぁ……」

「その友人ってどんな格好してます?渡す時の手段は?」

「めちゃくちゃ宅配業者っぽい格好してめちゃくちゃ宅配業者っぽい車で届けに来てくれるけど」

「じゃあもう宅配業者じゃないですか」

「とにかく、これで酒泉を黙らせる材料が揃った。酒泉は大人しく私達を迎え入れるべき」

「ぐっ……」

 

 

ハンドルを握る手から汗が滲み、そのまま己の腕を伝って膝元までポタリと垂れる

 

成る程、確かにそのネタは女子生徒だらけのキヴォトスに置いては最強の矛と成り得るだろう

 

 

「────いいぜ、勝手にしろよ」

「……何?」

 

 

だが────折川を無礼なめるなよ

 

 

「聞こえなかったか?誰にでもバラせって言ったんだよ俺は」

「……脅しだと思ってる?」

「さあな、だがこれだけはハッキリと言える……例え知り合いに汚物を見る様な目で見られようと!風紀委員の仲間にキモがられようと!空崎さんに〝二度と話しかけないで〟と言われようと!俺は絶対に家族を危険に巻き込んだりはしない!!!」

「こいつなんでこんなシリアスな空気出してるんですか?」

「さあ?」

「……ごめん!やっぱ最後だけ辛いかもしれない!」

「ダサッ」

 

 

風紀委員は卑劣な脅しには屈しない、何故ならゲヘナというこの荒れ果てた地においては自分達が秩序を守る最後の砦なのだから

 

その為に如何なる犠牲を払おうと敵に弱みを見せず、背中を見せず、いつだって勝利を────

 

 

「分かりました、ではこの案は無かった事にしましょう」

「……マル、クト?」

「……いいの?」

「シロコさん、共に考えを巡らせてくれてありがとうございます。しかし我は酒泉に御恩を返したいのであって、その為に酒泉が嫌がる行為をしてしまうのは本末転倒です」

 

 

表情こそ確認できないものの、こんな最低で下劣な俺に投げ掛けられたマルクトの声はとても穏やかで心優しかった

 

「酒泉、貴方の気持ちは理解できました。我が酒泉を想う様に、酒泉も我等を想っているからこそ戦わせたくないのですね?」

「あ、ああ……」

「ならば今はその想いに答えましょう、危うい事はせず、貴方の帰りを待ち、そして────酒泉の顔を見て〝おかえりなさい〟と伝える、それが今の我に出来る事です」

「……っ」

「酒泉さえ赦してくれるのであれば、例え悠久の刻だろうと何時までも何時如何なる時でも我は────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「────〝おかえりなさい〟と、そう言い続けましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車内だというのに俺の背中は太陽に焼かれているかの如く熱くなり、心なしか周囲の空間まで照らされている様な感覚さえ覚える

 

顔を合わせているという訳でもない、それなのに何故か天使の様に微笑むマルクトの背後から後光が刺している……そんな光景すら浮かんできてしまった

 

 

「お、お姉様……そそそ……それってつまりは……!?」

「こんなのまるでプロポーズじゃ……」

「天使だ……天使がいる……」

「酒泉、酒泉、私も本気で脅してた訳じゃないから、途中でやめるつもりだった」

「考え直してくださいお姉様!相手はこのクソボケですよ!?絶対ろくな目に遭いませんって!」

「……?酒泉は素敵な方だと思いますよ?」

「結婚しよ(あ、好き)」

「酒泉、聞いてる?さっきの冗談だから、私も酒泉が嫌がる事はしたくないって思ってた」

《スク水……猫耳……今の私に出来る事は……》

「お、お言葉ですがお姉様!プロポーズというのは本来好き合っている男女がする行為でして……」

「我は酒泉が好きですよ?」

「結婚した」

「ん!ん!ん!メインヒロイン!メインヒロイン!」

 

 

 

〝マルクトになら管理されてもいい〟

 

彼女等の計画を打ち砕いた内の一人でありながら今更そんな事を考えてしまいました、まる

 

 






次回!大大大好き!

ヒートアップしていくクソボケ争奪戦!実力勝負では間違いなく尋常ではない被害が出てしまうので仕方なく大喜利で決着をつける事に!


シノン「という訳で最初のお題はこちら!〝逆酒泉にありがちな事!〟」
ミカ「はい!」
シノン「ミカさん早かった!どうぞ!」
ミカ「甘いものじゃなくて辛いものを好む!」
シノン「残念!ありきたりすぎてつまらないので0ポイント!」
ミカ「はぁ!?」

ヒナ「はい」
シノン「お次はヒナさん!」
ヒナ「乙女心に敏感すぎて事ある毎に〝俺の事好きなんだろ?〟って聞いてくるナルシストになる」
シノン「おおー!これは中々面白いですね!10ポイント!」
ヒナ「ふっ(笑)」
ミカ「くっ……!」

リオ「はい」
シノン「はいリオさん!」
リオ「そもそも彼と正反対の存在を語るのなら大前提として彼の本質を完璧に理解している必要があるわ、そして彼の理解者ではない貴女達にはそれを問う権利も答える資格も───」
シノン「うーん!面倒臭いですね!失格!」
リオ「なっ……」

サオリ「…………逆酒泉は」
シノン「おっと!?ここまで一言も発してなかったサオリさんがついに口を開きました!さあどうぞ!」
サオリ「逆酒泉は……身体がカチカチなんだ……」
シノン「ふむふむ、それで?」
サオリ「だから……銃弾は身体を貫かないし……っ……き、傷痕も……」
シノン「……ん?」
サオリ「わ、私が付けた傷痕も……ひぐっ……の、残ってなくて……ぐすん……だ、だから今もみんなと……ぅ……うみで……きがねなく……えっく……お、およぐごどが……できで……!」
シノン「あっ(察し)」
サオリ「ぅ……うあああ゛あ゛ああぁあ゛あ゛!!!(号泣)」
シノン「あああああああああああああ!!!カットカットカットォ!!!」

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