ダンまちRTA 称号【最淵を暴くもの】仮面ライダーMOD使用 取得Anyチャート   作:ノウ焼かれしもの

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全部詰めたら文字数が過去最大になりました。展開がゴリ押しな部分が多いので優しい目で見ていただけたらと思います。
感想、評価お願いします。


実況─5 後半

 

 

 

 

 

 

ホウジョウ・モリ。あの人は、一言で言えば優しい人。けどそれ以上に、胡散臭い人とも感じた。

 

 

そう、まさに今この状況を表すかのように。

 

 

彼はゴライアス討伐を私達に持ち掛けてきた。最初は無理だと思ったし、カシマも無理だと彼に言った。

 

 

でも、彼の言うことも一理あった。悔しいけど、ここ数年ランクアップの兆しどころか、ステイタスの上昇すらない。対して彼は、初日に7階層まで行き、モンスターを殲滅したらしい。レベルは同じ1だが、彼の強さは私を優に超えていると認めざるを得ない。

 

 

だがそれでも、ゴライアスは、あれは無理だ。私達三人がボロボロになりながらリヴィラの街に到着し、その後挑み敗れた相手。あの戦いで三人とも無事だったのが奇跡と呼べるだろう。

 

 

 

「なのに……ゴライアスに勝てる?冗談はよして。」

「冗談ではない、勝機があるから君達に話しているんだ。……仕方ない、君達に隠し玉を明かすとしよう。」

 

 

私の言葉に首を横に振ったモリは、どこからかカラフルな剣を取り出した。

 

 

「あっ、それはあの時の…。」

「カシマには既に見せたが、私はこうして旅人としての武器を多く持っていてね。中には今の君達の武器より良いものもあるだろう。──ヒタチ、これを!」

「え?これって……。」

 

 

モリは次に別の武器を取り出し、そのままヒタチに軽く投げ渡した。渡されたそれは一目見て弓であると分かったが、随分とゴテゴテとした形状だった。

 

 

「それはガシャコンスパロー。弓と鎌の二つの姿を併せ持つ武器だ。使い方も兼ねて試しに使ってみるといい。」

 

 

使用を促すモリに言われるがまま、ヒタチは渡された弓で矢を放った。放たれた矢は見事木に刺さり、消滅した。そして弓を変形、鎌に形を変えて舞う。動きはヒタチのそれとは違い、荒々しい舞であった。

 

 

「これと同じように、皆にはそれぞれあった武器を配ろうと思っている。どうだい?」

「す、凄い…!これならもしかしたら……!」

 

 

「いや、まだ足りない。」

 

 

そう、まだ足りない。ゴライアスを倒すにはこれだけでは……。

  

 

「確かにそうだ。この武器達だけではゴライアスを倒すには不十分、だろう?」

「分かっている。ゴライアスは強い。相手が強いなら、こちらを強くしつつ、敵は弱くすれば良い。」

 

 

こちらの考えを読み取ったかのように言うモリは、次にメダルのようなものを取り出した。

 

 

「………それは?」

 

 

「これはエナジーアイテム。効果はまあ、使ってみれば分かるだろう。」

 

 

そう言ってモリは私に黄色のメダルを投げ付けた。急な投擲に落としそうになるがギリギリでキャッチした。そしてそのまま私の身体にエナジーアイテムとやらは消えていった。そして数秒後、あり得ない速度で私は移動していた。

 

 

「これは…!早い!普段の何倍も!!」

 

 

「今使ったのは高速化。対象の速度を一時的に上げるエナジーアイテムだ。それがあれば例えレベルが上のものからでも逃げ切れるだろう。

このように効果を上昇させるものもあれば、逆に低下させるものもある。カシマ、これを。」

 

 

「おっ、俺!?」

 

 

いつの間にか懐から紫色のエナジーアイテムを取り出したモリは、カシマにエナジーアイテムを投げ付けた。そしてカシマの身体にエナジーアイテムが取り込まれると、すぐに効果が現れた。

 

 

「うぅ……気分が………。」

「ちょっと!カシマに何を使ったの!」

 

 

「おっと、混乱化のエナジーアイテムの効果を見てもらおうと思ったが効果が強過ぎたようだ。大丈夫だ、すぐに戻す。」

 

 

そうモリが金色のエナジーアイテムを取り出しカシマに投げ付けた。するとモリが言うようにカシマは元の調子を取り戻した。

 

 

「あ〜気持ち悪かったぁ。モリぃ!」

 

 

「すまないすまない。でも分かっただろう?私達には武器に、エナジーアイテムがある。これらを駆使すればゴライアスなど恐るに足らない。」

 

 

確かに、だ。この二つを使えば、あるいは……。しかし、私の中では受け入れらなかった。皆を失うと思うと、とても。

 

 

「いや、第一だ!タケミカヅチ様がそれを許すなど」

 

 

「話は聞かせてもらった。」

 

 

そう言ったのも束の間。どこからかタケミカヅチ様が現れた。どうやらこの話を聞いていたようだ。

 

 

「ゴライアスを討伐するのだろう、ヤマト?」

 

 

「いっ、いえ、それは……。」

 

 

「分かっている、お前があの時のことを忘れられないのは。だが時には、乗り越えないといけない壁もある。」

 

 

その言葉に私は口を噤んだ。確かにタケミカヅチ様の言う通りだ。このままあの時のことを引きずったままでいいのかと。

そう考えているタイミングで黙っていたカシマが話し掛けてきた。

 

 

「なあ、ヤマト。俺も何だかんだ、今回のはチャンスだと思った。いい加減、あの時の清算をしなきゃとな。

だからどうだ、ヤマト?」

 

 

そうこちらの目を真っ直ぐ見つめるカシマ。そんな真っ直ぐに見られては、返す答えも一つしかなかった。

 

 

「……ホウジョウ・モリ。今回はあくまで、私含めた皆の過去の清算。それでいいのなら、参加する。」

「ああ、俺もだ。」

「わ、私も。」 

 

そうして三人の意見が纏まり、モリに私達の意見を伝えた。その時のモリの顔は、とても笑顔だった。

そしてこれが、私達の成長への跳躍だった。

 

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

Foooo気持ちいい〜〜〜。ということで、三人の説得に成功し、タケミカヅチからの許可を得ることに成功しました。

 

 

それでは、準備をして2日後にゴライアス討伐作戦を開始することを三人に伝えたところで、2日後までカット!

 

 

 

 

 

>遂にこの日がきたとあなた達は実感する。17階層の巨人を、三人の悪夢を晴らす時だと。

>ダンジョンに向かう前、あなた達はタケミカヅチに呼び止められた。

>「今更私が、お前達がしようとすることを止めはしない。ただ、生きて帰ってきなさい。私からはそれだけだ。」

>タケミカヅチのその言葉は、あなた達の帰還を強く願うものだった。あなた達はその言葉に深く頷き、ダンジョンへと向かった。

 

 

さて、この時間の間にゴライアス討伐チャートについて再度確認しておきます。基本はモリくんのエナジーアイテムでゴライアスを弱体化し、レベルが低くてもダメージが通る状態を維持します。次にガシャットから生成した武器をカシマ達に持たせ、エナジーアイテムでカシマ達を支援しながらゴライアスにダメージを与えてもらいます。 

 

 

この時モリくんはあくまでサポート。ゴライアスに攻撃するのはヘイト管理とトドメの時だけにしましょう。

こうすることによりカシマ達もステイタス上昇やランクアップの恩恵を大きく受けられるようになるので、この後の事を考えると必須になります。

 

 

そしてこのゴライアス討伐チャートで一番気を付けないといけないのが、道中の階層の踏破です。 

知っての通り、12階層以降は中層、上層よりもモンスターのレベルが上がり危険度が増し、死亡率も跳ね上がっています。加えてモリくん達のパーティーは回復魔法などを使える者がおらず、回復はポーションだよりです。とどのつまり、なるべくポーションの消費を抑え、17階層に辿り着く必要があるということです。

 

 

ですが今回は、パーティーにヤマト・命がいます。彼女は八咫黒鳥(ヤタノクロガラス)という使用することで遭遇したことのあるモンスターを探知できるスキルを持っています。なのでこのスキルを有効活用し、17階層まで走り抜けるつもりです。

 

 

 

>「そこの右角にヘルハウンドが三体。どうする?」

「なら左の階段から下に。ここからならモンスターに追われずに済む筈だ。」

「やはりヤマトを連れてきて正解だったようだ。お陰でモンスターとの交戦が少なくて済む。だがマインドポーションは飲んでおくことだ。その調子だとマインド切れで倒れてしまう。」

>あなた達は順調にダンジョンを降りていく。モンスターとの戦闘は極力避け、消耗を最小限に抑えている。この調子なら問題ない、そうあなた達は確信した。

 

 

 

ふむふむ、モリくん達は無事に進めていますね。モンスターの種類的に14階層を抜けたところでしょう。となると次はあれが来ますかね……。

 

 

>だがその歩みも止まることとなった。何故ならあなた達の目の前で、通るのを阻むかのように佇むモンスターがいたからだ。

>「あの真っ白な身体に、細長い牙。間違いない、あいつはライガーファングだ。」

>その言葉に答えるかのように、白いモンスターは吠えた。今回は戦うしかないとあなた達は覚悟する。

>ライガーファングが現れた!

 

 

 

はい、と言うわけでライガーファング戦です。とはいえ今回はあくまでゴライアス討伐がメイン。すぐに終わらせてしまいましょう。

 

 

 

>睡眠!

>あなたは懐から取り出した睡眠のエナジーアイテムを使い、ライガーファングを眠らせた。その隙に急げとばかりにあなた達は眠るライガーファングの横を静かに通り抜けた。

>あなた達は戦闘を回避し、16階層へと降りた。

 

 

 

はい、これにてライガーファング戦は終わりです。こんなのと一々戦うとタイムロスですからね、今回は眠ってもらいました。戦闘を期待していた兄貴姉貴達には申し訳無いですがこれもタイムのためだからね、仕方ないね。

 

 

>あなたは無駄な戦闘をせずに済んだと笑みを浮かべた。しかし、他の三人は違った。

>「あの人が本当にレベル1なのか疑いたくなる。幾ら外で旅人だったからって、こんな強いスキルを持ってたら、なぁ?」

「それには少し同意する。ここまで万能なスキルだとは予想外だ。」

「けど、モリの優しさは本物だ。俺達も報いるよう頑張ろう。」「ああ。」

>そんな会話がヒソヒソと繰り広げられる内に、あなた達は17階層へ繋がる通路を発見した。

>通路の前に立つだけで分かる重圧。ここを通れば奴と必ずかち合うと皆が理解していた。その上で、あなたは三人に問い掛ける。

>「ここを通れば、ゴライアスが出現する17階層に到達する。まず間違いなくゴライアスが出現し戦闘となる。

皆、準備は?」

 

 

>その問いに、三人は口々に答えた。

>「ここまで来た、いや来てしまったんだ。やるしかないだろ。」

「カシマと同じく、その為に私達はここに来た。今更何を。」

「正直、あれと戦うのは怖い。でも、皆がいるから…!」

 

 

>三人の答えを聞き、あなたは宣言した。

>「よし。皆の決意は聞かせてもらった。 それではゴライアス討伐作戦、ここに開始する!」

>あなた達は一斉に通路を駆け抜け、広場に飛び込んだ。あなたはすぐさまエナジーアイテムを取り出し構える。

 

 

さて、遂に17階層に到着しました。モリくんが言ったようにここに入った瞬間からゴライアスが生成され、そのまま戦闘になります。なのでモリくんには既に必要なエナジーアイテムを、他の三人も武器を構えて周囲を警戒させます。

 

 

>あなた達が入ったのに気付くのが遅れたのか、少ししてからダンジョンの壁が蠢き始める。

>徐々に盛り上がった部分からは、人の手のような突起物がちらりと見えた。

>あなた達が17階層に侵入して十秒後、横から突進してくるものの衝撃波により、あなた達は後退りする。

それと同時に、この場所の主があなた達の目の前に姿を現した。

 

 

>灰褐色の体表で、人間をそのまま大きくしたかのようなモンスターがそこに立っていた。17階層の階層主、ゴライアスである。

>ゴライアスは何かを探すように首を回し、あなた達を見つけたのか大きな咆哮を鳴らした。そして走るかのように、あなた達に向かってきた。

>ゴライアスが現れた!

 

 

 

それでは待望のゴライアス戦スタートです。まずはゴライアスを弱体化させるためエナジーアイテムを使いましょう。

 

 

>混乱! 縮小化!

>あなたは二枚のエナジーアイテムをゴライアスに使った。7Mはあったゴライアスの身体はみるみる小さくなり、3M程に縮小した。そして混乱のエナジーアイテムの効果によるものか、ゴライアスはふらふらとした足取りを見せ始めた。

 

 

>「さあ皆、今の内にやってくれ!」

>あなたのその言葉と共に、一斉に攻撃がゴライアスに襲い掛かる。

>ヒタチの弓が足を貫き、ヤマトの剣が皮膚を削ぎ落とし、カシマの重たい斬撃が腕に食い込んだ。

 

 

今のところいい感じですね。エナジーアイテムの効果もしっかりゴライアスに効いて、三人共ゴライアスに集中砲火してくれてますし、順調です。

ですが、そろそろエナジーアイテムの効果が切れ始める頃なので、次のを使いましょう。

 

 

>だが状態異常の効果が消え始めたのか、徐々に大きくなると共に動こうとするゴライアス。

>「いいや、まだだ!」その言葉に合わせてあなたは別のエナジーアイテムをゴライアスに投げ付けた。

 

>魅了! 風船化!

>その二つのエナジーアイテムを食らったゴライアスは、魅了状態になりながらその場で風船のように膨らみ始めた。

 

 

>「皆にはこれを!」あなたは続けてカシマ達にもエナジーアイテムを投げ付ける。

 

>マッスル化! 高速化! 幸運!

>それぞれ一枚が三人の中に入っていった。自分達への唐突なバフに、カシマ達は困惑の声を上げる。

>「どうしたモリ!俺達にも使っていいのか!」

「状況が変わった!このままではゴライアスを抑えられなくなる。だからその前に奴を!」

>あなたのその言葉を聞き、一層カシマ達の攻撃は激しさを増す。

高速化したことでより深く切り傷を与えるヤマトの剣術。

幸運が上がったことで、たまたま切り傷の部分に矢が貫通するようになったヒタチの弓さばき。

マッスル化による力のステイタスの上昇で、スイングするような勢いのある動きでよりダメージを与えるカシマの斬撃。どれもが確実に、ゴライアスにダメージを蓄積していた。

 

 

うーん、そろそろゴライアスが倒れてもいい筈なのですが、

まーだ時間かかりそうですかねぇ〜。

体力は八割を切っているので瀕死の筈ですが、流石は階層主。レベル1の攻撃では減りも少ない訳ですね。

ですが、そろそろこの戦いも終わらせます。八割切った位ならモリくんがガシャコンキースラッシャーでぶった斬ればいい感じにHPが0になります。

ではトドメを……おや?

 

 

 

>しかし、長く一方的に攻撃された怒りだろうか、突如としてゴライアスが暴れ始めた。どうやら無理矢理エナジーアイテムの効果を振り切ったようだ。

>流石のあなたもこれは予想外。少し近い位置にいた為か吹き飛ばされ、そのまま壁に叩きつけられた。

 

 

あっ不味い。これは非常に不味いですねぇ。ゴライアスくん完全におこになってます。このままだと完全にパーティーが潰されるのも時間の問題です。

なので急いでモリくんを起こしてトドメを刺させましょう。

さあ、起きて(MKS感)。

 

 

>あなたの意識が遠のきつつある。何が失敗だったかあなたは考える。準備が足りなかった、油断していた。それらが原因なのは明白だ。

>何より、カシマ達を巻き込んだ、それが問題だったとあなたは思う。

>「そうだ……トドメを……。」あなたは意識が朦朧としながらもガシャコンキースラッシャーを構え、暴れるゴライアスに突撃する。

>「待てモリ!止まれ!」制止する声があなたに掛かるが、気にせず突撃する。そして………。

 

 

 

>ゴライアスの胸を抉り貫通した。その攻撃が決定打となったのか、ゴライアスは咆哮を上げ、霧散していった。最後にその場に残ったのは、ドロップアイテムの"ゴライアスの硬皮"とゴライアスの魔石そのものだけであった。

>あなたは決死の突撃で力を使い果たしたのか、その場で崩れ落ちた。

>「しっかりしろモリ!お前がここで倒れたらどうするんだよ!」

>呼び掛ける声は遠のき続け、あなたは意識を手放した。

 

 

 

 

はい、ゴライアス討伐が完了しました。その代償としてモリくんが気絶してしまいましたがそこはご安心を。ゴライアスを倒したことで18階層のリヴィラの街への道が開けましたので、そこにモリくんを運んでもらいましょう。

 

 

 

さて、ここからまだまだ続きますが、キリが良いのでまた次回。次回はモリくんが起きてからのスタートになります。

それではまたー。

 

 

 

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