サンプルシナリオ『箱の中の猫』の改変、ネタバレが含まれますのでご注意ください。
星 南:ことね、次の動画配信であなたには名探偵の助手になってもらうわ!
ことね:ハ……はいぃ~~~~~!?
ことね:……ソ、それで星南先輩。名探偵の助手ってどういうことですか?
星 南:これよ
ことね:『フタリソウサ』ですか。なんです、それ?
星 南:最大2人まで遊べるバディもののTRPGで、現代を舞台にPCたちは探偵と助手のコンビとなり、2人で協力して様々な事件を解決していくのよ
星 南:待ち受ける敵は、密室殺人事件、暗号解読、猫探しなど、様々な『謎』。『探偵』は真実を見抜く力がある。だけど、『異常な癖』という厄介なものも持っていて……。『助手』はそんな探偵に振り回されながら、サポートすることになるわ
ことね:『異常な癖』?(あぁ~~
ことね:世界観はわかりましたけど、あたしは何をすればいいんですか
星 南:まずは、このルールブックを読んで私とPCを作りましょうか
~~アイドルたちキャラ作成中~~
ことね:そういえば、GMって誰がやるんです?このゲーム、PCとGMが兼任できるみたいだし、星南先輩が?
星 南:今日のリハーサルではこのAIプロデューサーがやってくれるわ
ことね:ほんと、何やってんだあの人は
G M:キャラクターの作成が終わったようなのでセッションを始めていきます。よろしくお願いします
ことね:(うわ、ほんとにしゃべり始めた)
ことね:よろしくおねがいしまぁ~す
星 南:お願いします
■たまり場フェイズ
G M:最初はたまり場フェイズです。ここで作成したキャラクターとたまり場の紹介、思い出の品について話していただきます
G M:それでは探偵から紹介をお願いします
星 南:探偵の十王星南よ。探偵クラスは『マニア』で背景は『いわゆるオタク』になったわ
星 南:好きなものは当然『アイドル』。嫌いなものはダイスを振った結果『オカルト』。技能は《変化》、《外見》、《情報》、《生物》、《流行》、《ビジネス》、の6つで肉体のカテゴリを助手のことねに任せる形になったわ
G M:『異常な癖』はどうなりましたか
星 南:これよ
①急にハイテンションになる
②落とし物をしたと主張して現場や証拠品を漁る
③パートナーに事件についてどう思っているか質問する
④好きな音楽を大音量で流している
⑤事件の相関図を手近な壁や床に描き始める
⑥ランダム
G M:キャラクターシートもおかしなところはなさそうですね。それでは助手の藤田さんのキャラクター紹介お願いします
ことね:助手の藤田ことねでーす。助手クラスは『巻き込まれの人』で背景は『偶然の積み重ね』です
星 南:ことね、やっぱりいたのね。私の勘に間違いはなかったわ。こんなところで会うなんて偶然ね。運命だと思わない?
ことね:って感じで、事件に巻き込まれてます。(いや、偶然じゃねえだろ~~!)
ことね:技能は《社交》、《家事》、《防御》、《根性》、《体力》、の5つでゲスト枠に『
G M:ゲストの技能である《現場》も使えるということですね
G M:自己紹介が終わったのでお互いの呼び名を決めましょう
星 南:せっかくだから星南って
ことね:放送で呼び方変わると分かりづらいですし、いつも通り星南先輩って呼びますね
星 南:ことね
G M:次は『たまり場』ですね。『たまり場』は探偵と助手が語り合う場のことで、依頼人が訪れたり、休息に使います
ことね:PCが通う学園をひいたので、17教室をたまり場にしました
星 南:表向きの探偵はこの私。十王星南よ
G M:はい。わかりました。次にそのたまり場にどんな『思い出の品』があるか決めてもらい、アイテムにまつわるエピソードを語ってもらいます
星 南:カートンで購入した第3弾・藤田ことねパックとかどうかしら。それか、ちびぬいの……
ことね:私のグッズになりそうですし、ダイス振って決めまーす
ことね:『事件の解説をした黒板やホワイトボード』。私の背景が巻き込まれの人だから以前から事件に巻き込まれていてって感じですかね?
星 南:最初の事件でことねが犯人と疑われて、その疑いをこの名探偵十王星南がホワイトボードを使って解消してみせた
G M:いいですね。アイテムエピソードができましたね。では、このアイテムエピソードで相棒に対してどう思ったか『強い感情』を決めましょう
ことね:『気に入ったところ』に『頼りになる先輩』で
星 南:なら私は『気に入ったところ』に『可愛い後輩』と
G M:最後に、助手が余裕を3つ獲得してたまり場フェイズは終わります
■事件発生フェイズ
G M:次は事件発生フェイズです。PCたちがどうしてこの事件に関わることになったのかを描写していきます
G M:描写を始める前にこちらの『事件調査シート』をどうぞ
G M:このシートはキャラクターシートとは違って2人で1枚を共有して使います。それでは、このシートの項目を埋めていきます
G M:『事件名』の欄には『箱の中の猫』と記入してください
星 南:箱、猫と並べばやっぱりシュレディンガー?
ことね:シュレディンガーって科学者でしたっけ?じゃあ、事件現場は研究所とか?
G M:まぁ、すぐにわかりますよ。それでは『事件担当者』の欄には2人のPC名を。その次の『事件の障害』ですが、これは事件調査を困難にする何かでプレイヤーが決めます
ことね:これもダイスで決めれるんですね。じゃあ、コロコロっと『助手の苦労がいつも以上に大きい』
G M:『捜査困難レベル』は今回2です
G M:『感情』はキャラクターシートに記入した『強い感情』とはまた別ものでセッション後には消える一時的な感情みたいなものです。このタイミングで初期感情をキャラクターシートに記入した『強い感情』から1つ選んで記入してください
星 南:書けたわ。それで最後の『秘めたる想い』には何を書けばいいのかしら?
G M:そちらは助手が探偵に、私のことをこう想ってほしいと記入する欄です
ことね:助手ってことは、あたしが星南先輩にこう想ってほしいって書くのか。なんか、ちょっと照れくさいですね
G M:探偵がその感情を手に入れるには助手からの『告白』が必要なのも考えると確かに照れくさいかもしれませんね。まあロールプレイなのでファンサービスのようなものです
ことね:ハっ、謀ったな~~~~~!
星 南:さあ、ことね。書・い・て
ことね:うっ、これもお仕事。しっかりやってやりましょぉ!
G M:星南さんはまだ見ないでくださいね。藤田さんは書き終えたら、点線部分で折ってください
ことね:できました!
G M:では、事件について描写していきましょう
G M:今回の事件はたまり場である17教室に依頼人である『風間りおん』が現れたことから始まります
G M:風間りおんは初星学園高等部に通う1年生です。寮のバイトもしていて交友関係の広い藤田さんなら知っているでしょう
ことね:はいはい、そういう設定ですね。ここからもうロールプレイをすればいいですか?
G M:ええ。お願いします。
ことね:「りおんじゃん。こんなところでどうした?」
りおん:「ことねちゃんに用があって」
ことね:「あたしに?」
りおん:「うん。寮に住み着いてる猫の『ハツミ』は知ってるよね」
ことね:風間りおんについて知ってたし、この猫のハツミについても知ってますよねぇ?
G M:ええ。ハツミは額の星模様が特徴的な成猫で寮の塀でくつろいでる姿をよく見かけます
ことね:「あの寮の塀の上によくいる野良猫だよね。そいつがどうかしたの?」
りおん:「ここ数日姿を見ないから心配で……」
ことね:「野良猫だし、誰かに拾われたとか美味しいエサにありつける場所に移ったとかじゃないの」
りおん:「それならいいんだけど……。でも
ことね:「ちょぉっとまった。その話あたし知らないんだけど、詳しく話せる?」
りおん:「私も現場にいたわけじゃないからちゃんとはわからないんだけど、顔を隠した人がハツミを袋に詰めようとしてたみたい。寮の生徒が気づいてその人に声をかけてくれたからその時は大丈夫みたいだったけど……」
りおん:「声をかけたら逃げてったらしくて誰かわからないって」
ことね:「おッ、おう。それはたしかに心配になるよなぁ」
星 南:教室の扉を開けて中に入りながら「話は聞かせてもっらたわ。ことね、私たちでハツミを探しましょう」
りおん:「十王会長まで!?」
星 南:「いいのよ。同じ学園の後輩が困ってるんだもの、生徒会長として助けてあげるのは当然のことよ」
りおん:「すいません。ありがとうございます。これ、あのこが好きな缶詰です!探すときにでも使ってください」と、缶詰を渡してくれます
G M:ということで、PCたちは猫探しを始めます。
G M:それでは星南さん。こちら探偵だけに渡される『知ってたカード』です。『知ってたカード』を見ていいのは探偵だけですが、中身を助手に話すことは可能です
G M:それと今回お渡しする知ってたカードは全部で1枚です。
星 南:ということはこれ1枚に事件がまとまってると……ハツミでもりおんでもない、誰かしらこの人?
G M:まず、PCたちがハツミの痕跡を追いかけるために、初動捜査を行います。使用技能は《噂話》です
星 南:《噂話》は持ってないから2個振ればいいのね
G M:はい。探偵の星南さんは10面ダイスを2個、助手の藤田さんは6面ダイスを2個振ってください
《噂話》
星 南:10,3
ことね:5,3
→成功!
G M:行為判定は振ったダイスの中に4以上の数字があれば成功です
G M:助手が判定に成功した場合、『余裕』が1回復します
ことね:よっし
G M:それと探偵が助手に感情を取得します
星 南:愛嬌があって話を聞きだすのが上手いわことね
G M:それでは「キーワード①」が
ことね:「この猫どこかで見ませんでしたか」とハツミが写った写真を近所の人に見せる
近所人:「ごめんね。その猫は見たことないわぁ」
近所人:「でも、30代ぐらいの男が、同じ猫を探していたね」
ことね:「あたしと同じくらいの女子高生じゃなくて?」
近所人:「ええ。女子高生じゃなくて男性」
ことね:「(もしかして、その人が誘拐未遂犯?だから探してるとか?)」
ことね:「その男性について何か覚えてることとかあります?」
近所人:「う~ん、特徴がなかったから覚えてないわ」
ことね:「そうですか。お話聞かせていただきありがとうございます」
星 南:「この猫に見覚えありませんか」とハツミが写った写真を見せてまわる
モブ人:「猫は見たことないな。そんなことより、近所の赤星さんの家に泥棒が入ったらしいから俺が捕まえてやるんだ。デへへ」
星 南:「頑張ってください」
G M:という話を聞いたところで、事件発生フェイズを終了します