Engage Boost   作:XIYON

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ではどうぞ。


・金色の狐

 

苦嵐「おい。俺がヘッドニアに入ったのはいいが、どこへ向かおうとしてるんだ?目的もないのに車を走らせてるだけじゃねーか?」

 

ロザンナ「今からアタシらを作ったボスに会いに行くんだ。」

 

苦嵐「作った?お前らは人間じゃないのか?」

 

メイ「ロザンナたちはニケっていうラプチャーと言う機械生命が出現した世界で誕生したのよ?」

 

ロザンナ「簡単に言うと、人間の脳を機械のボディに移植したアンドロイドってのが妥当だね。」

 

聞いた話によれば、彼女らは外見を含めた肌の質感と柔らかさ、肌に浮き出た血管、そして内臓まで完璧に人間の女性を模倣した身体を形成し、そこに人間の女性、あるいはクローン培養の脳髄を移植して製造されたそうだ。

 

苦嵐「だが、そんなお前たちがどうしてこの世界に?ここにいたらラプチャーに世界を滅ぼされるだろう?」

 

メイ「その話は聞かない方がいいよ。ラプチャーはもう滅んでるから。」

 

苦嵐「滅んだ!?一体どういうことだ!」

 

ロザンナ「金色の狐さ。アイツは突如として現れ、私たちの前でラプチャーたちを全滅させた。幹部も全てね?」

 

メイ「そして力が必要と言われたロザンナが所属するテトラナインっていう、ニケの製造企業のバミューダ・トライアングル部署をマスタングが作ったわけ。あ、ちなみにマスタングはテトラナインのCEOね?」

 

ロザンナ「そうさ…あの日は本当に忘れられない一日だったよ。ちなみに、その金色の狐は今このバミューダ・トライアングルに住んでるよ?」

 

苦嵐「そんなヤバいヤツが住んでいいのか?世界が滅びるぞ?」

 

ロザンナ「そんな簡単に滅ぶわけじゃないよ。話を戻すけど、私たちは脳髄維持にカロリー摂取が必要なんだ。理論上は飢える事も体臭が発生する事も睡眠を摂って脳を休ませる必要も無いけど、どうしても人間と変わらずにストレスは溜まるんだ。」

 

苦嵐「それじゃ…」

 

ロザンナ「うん。メンタル維持の為に君たち同様、食事や入浴に睡眠は必要さ。ちなみに酒を飲むと、人間と同じように酔うこともあるよ。あぁ、あとチョメチョメもできるよ。」

 

苦嵐「でも子供は…」

 

ロザンナ「できない…と思ってたんだけど、どうやらニケの産みの親はとんでもないものをこっそり作ってたみたいでね…あ、そろそろ着くよ。」

 

苦嵐「ここは?」

 

そう言った瞬間に車はある建物の前に停車。そして車を降りた俺たちを待っていたのは…

 

マスタング「Everybody!Say Entertainment!エンターーーーーーーテインメント!」

 

ド派手な服装を纏ったすらりと手足が長く筋肉質な肉体をした男性がめちゃくちゃハイテンションで待っていた。しかし、俺は何故かコイツに腹が立ったのか懐からベイクマグナムを取り出して銃口を向ける。

 

苦嵐「(#^ω^)ピキピキ」

 

マスタング「ひいいいいい!?」

 

ロザンナ「苦嵐!銃を下ろせ!容姿と性格に腹が立つのは分かるが、初対面のヤツに銃を向けるヤツなんてどこにいるのよ!」

 

メイ「はぁ…だからマスタングを苦嵐に会わせたくなかったのよ。」

 

マスタング「まぁ、そう言わないでくださーい!君の話はロザンナから聞いてMAーSU!」

 

苦嵐「そうか…ちなみに、俺を連れて来たのはそれ相応の理由があるんだろな?」

 

マスタング「もちろん…サクラ、出てきていいですYO?」

 

マスタングの指示で現れたのは着物を着た凛々しい女性。紫色のポニーテールがなんとも美しかった。俺が前世でNIKKEをやっていたから分かっているが、敢えてマスタングに聞くことにした。

 

苦嵐「彼女は?」

 

マスタング「アーク裏社会の三大組織の一つ「清明会」の当主サクラだ。簡単に言えば、ヤクザだね?」

 

苦嵐「んじゃ、ヘッドニアはアメリカのギャングってことだ。」

 

???「おい!俺のことは無視かよ!」

 

ロザンナ「モラン。来てたのね?」

 

モラン「もうとっくに着いてるわ!」

 

苦嵐「コイツも仲間なのか?」

 

ロザンナ「ま、そうだね。」

 

苦嵐「とりあえず…俺たちはヤツらの目的を探るしかないな?」

 

モラン「だな…って、なんでお前が指揮してるんだよ!」

 

苦嵐「あ?悪いか?」

 

メイ「ちょい!喧嘩しないの!ここのお偉いさんはマスタングさんなんだから!」

 

マスタング「ちょっとメイちゃん。私は確かに上司ですけど、実質的なリーダーはロザンナさんデスから!」

 

ロザンナ「はぁ…どーするの?サクラ。」

 

サクラ「ベイクドバスクの人たちも来てますし、とりあえずは様子見としましょう。」

 

ロザンナ「だね。」

 

一方のティラザッハトルスでは緊迫した状況が続いていた。

 

ゆかり「みんな大変よ。シャドルーがまた現れたわ。しかも、ここからフレージングガトーに向けて何かを運ぼうとているみたい。」

 

あきら「一応、監視はさせているが…」

 

清夏「ちょうど星南っち達が心配だから戻ろうと思っていたところだけど…」

 

菓梨那「ちょうど止める機会ができるわね?」

 

龍二「アイツらの目的も吐かせてやる。」

 

ゆかり「吠、ホタル。3人をフレージングガトーまでに。ウンファにも連絡をしているから助けてあげて。」

 

吠「わかった。」

 

ホタル「ウンファ…来てたんだ。」

 

紅葉「私も行く。1人だけ増えていれば安心でしょ?」

 

こうして俺たちはシャドルーの荷物が乗った貨物車へ向かった。するとそこにいたのは刀を持った女と二丁拳銃を持った茶髪の女、そしてマゼンタに近いショートヘアーの女性が俺たちの前に立ち塞がった。

 

サツキ「コイツらか。私たちの邪魔をする連中は…」

 

アプリーレ「そうよ。潰して構わないのよね?」

 

フェヴリエ「あぁ、我らの主の命令だ。潰すぞ。」

 

吠「悪いがお前らに構ってる暇は無い。邪魔をするな。」

 

そう言った途端、後ろからスタイルの良い女性が歩いてやってきた。そして俺たちの前に立ち、目の前にいるシャドルー親衛隊モドキに向かってこう言い放つ。

 

アプリーレ「邪魔をしないでくれるかしら一般人。殺されたいの?」

 

咲耶「一般人だなんて失礼な…ま、そう見られちゃ仕方ないわね?」

 

龍二「アイツは!?」

 

菓梨那&紅葉「白瀬咲耶!?」

 

清夏「それって!」

 

吠「ベイクドバスクで人気のモデルだよな?」

 

ホタル「でも、どうして彼女が?」

 

咲耶「そこ、ごちゃごちゃ話さないで行きなさい。ここは私が引き受ける。」

 

龍二「だが!」

 

咲耶「証拠を取り返されては後戻りができないからね?さぁ、さっさと行った!」

 

龍二「あとで事情は聞かせてもらうぞ。」

 

白瀬咲耶にシャドルーの相手を任せた俺たちはフレージングガトーに向かって走っていった。

 

フェヴリエ「随分と舐めたマネをされたわね?」

 

サツキ「貴様…一体何者だ?」

 

咲耶「アナタたちに私のことを聞く権利はないわ。ここで倒されるのだからね?」

 

そう言った彼女はデザイアドライバーを腰に装着し、金色のドゥームズギーツレイズバックルを取り出し、それを分離する。

 

DOOMS GEATS!

 

SET JUDGMENT!

 

咲耶「変身!」

 

REVOLVE ON!

 

JUDGMENT BOOST!

 

DOOMS GEATS!

 

READY FIGHT…!

 

咲耶「さぁ、神の力に酔いしれるがいいわ。」

 




次回

・ちゆ、覚醒
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