龍二がティラザッハトルスにある刑務所を出撃してきたバトルマギアたちと戦っている中、ある場所ではとある人物が目を覚まそうとしていた。
ソイツは今後、この世の可能性を秘めた存在でもあったのだった。
???「うっ……うーん…」
骸骨を模した顔を持つ全身黒スーツの格好をしている戦闘員らしき人物が目を覚ました。
???「ここはどこだ?……確か俺は仕事に行くために出勤していたよな?けど、電車に乗る途端に変なゲートが現れて…」
立ち上がったあとに近くの鏡を見つめる人物。自身の今の姿を見て驚いた彼はすぐさまこのような発言をする。
D「これ、戦闘員Dじゃねーか!?」
戦闘員D、戦隊大失格の主人公で大戦隊と悪の怪人軍団の開戦間もなくに産み出された末端戦闘員「ダスター」の一人で反骨魂真っ盛りの13歳であった。しかし、そんな人物に転生した彼は一瞬でこう悟る。
D「この世界は戦隊大失格の世界か?いや、にしては辺りがおかしい。」
そう思っていたその時だった。何者かに光線弾を放たれたと感じたDが後ろを振り向く。そこにいたのは動きやすいスポーティーな全身黒ずくめの装いが特徴なペストマスクを思わせる不気味な黒い仮面を付けた戦闘員がいた。
D「エージェント。」
エージェント「貴様、何者だ?」
D「なに、貴様らとは大差変わらない戦闘員だ。あ、ちなみにお前たちのバイトになるつもりはないぞ?そもそも、この身体には無限の可能性があるからな?」
Dはエージェントにそう言い放ちながら、なぜこの世界にストマックの眷属がいるのかを考える。
D「お前たち、ストマック家の眷属だな?どうしてこんな世界にいる?」
エージェント「貴様に話すことはない。我々は闇菓子を作るのに必要な人材を探しているだけだ!」
D「ほう…ならば、その行いは俺が止める。」
エージェント「アナタも我々と近しい存在なのにですか?」
もう一体の角がない縁がある女性らしき個体がそう話し出したあとに光線銃を取り出す。
D「おいおい。無用な戦闘は避けようぜ?」
エージェント「誰が!」
そう言われて苛立ったエージェントはた光線銃をDに放つ。しかしそれを軽々と避け、今十分に戦える程度で赤いエージェントを追い詰めていく。
D「そんなので俺を倒せると思ったら大間違いだ。」
エージェント「馬鹿な……同じような体質なはずなのに…!」
D「体質が問題じゃない。実力さ。」
そう言ったDは2人のエージェントを追い詰めた後に2人の首を掴む。そしてそのままエネルギーを吸収する。
エージェント「は、離せ…」
エージェント「え、エネルギーが…吸われて…」
D「大当たりだ。お前たちはどうやらランゴ・ストマックのエージェントみたいだな!」
エージェント「な、なぜそれを?」
D「お前たちに俺のことを知る必要はない。なぁに、もうすぐお前たちも俺の力となるんだからな?」
そう言ったDはそのままランゴ・ストマックのエージェントのエネルギーを吸収した。そして力が湧くと同時に人間態らしき姿へとドンドンと変わっていった。
D「なるほど…これが俺の姿か。」
戦闘員Dの人間態の見た目になった彼はその場で考え始める。
D「この世界での名前を考えるか。そうだな…」
色々と考えた末に思いついた一言…それは…
苦嵐「今日から俺は苦嵐、ビターな嵐を起こす。挑戦者だ。」
次回
・はぐれ一匹ナンバーワン!