アルケイデス
『狩人』として『狩猟の女神』に認められた
下界最高の狩人。
誠実で、優しく、紳士的。無駄な争いを嫌い、いたずらに力を振るうことを避ける善人。
今までの彼からは嘘のように思えるが、彼は意外とこんな感じ。筋肉が絡まず、『英雄』でもない彼は優しい青年である。昔はマジで《獣》だった。
強すぎるので今まで隠れたりする必要性がなかった。そのせいで最初は殺気を隠すことができなかったが、女神の水浴びを覗いたことで気配を消すことを覚えた。
この秘密は墓場まで持っていくつもり。『女神』のことは尊敬しているが恋愛対象ではない。
『蠍』を踏み潰したが、『大地から奪う』性質によりまだ生きている。
最近筋肉が圧縮されてきた。
ベル・クラネル
出番なし。作中で数ヶ月会えていなかった。
信じて送り出した夫がちょっとちっちゃくなって帰ってきた。夫ではない。
《獣》を《人》にした恩人。
アルフィア
出番なし。病気が治って生気が出て魅力が増した。(アルケイデス談)
久しぶりに会った『英雄』の筋肉が圧縮されてて笑った。
礼節のある『狩人』を見て驚いた。
『我』の頂点みたいな『英雄』が他者を重んじて、尊重して、優しくしている。身内にはいつもそうだったが、他人にはそうで無かった。人として、成長したのか。
それを促したものに少し嫉妬している。
《人》を『英雄』にした【師】。
ゼウス
ちょっと出番あり。《獣》を『英雄』にしようとした。進化経路的に《獣》、《人》、『英雄』なので、普通に失敗した。
なので家族が必要だったんですね。
出来のいい娘に末息子を任せた。二人が好き同士なら結婚してもいいと思っている。
アルテミス
最初は警戒した。次に困惑した。そして、信頼した。
最後に、認めた。
《獣》を『狩人』にした『女神』。
あなたに、私の弓を送ろう。
実はアルケイデスの水浴びを覗いたことがある。
それは、過ちだった。
ほんの少しの、過ち。まさに、神のいたずらのような、過ちだった。
「アルテミス様は、アルケイデスのことが好きなのですか?」
「·······は、はい!?」
女神は驚く。
「だってアルテミス様、いつもだったら
『男女が共に寝るなんて』と言って絶対認めないでしょう?なのにアルケイデスは側にいることを許すなんて、好きなんじゃないかって」
女神の従者であり、アルテミス・ファミリアの団長であるカリストは言った。
「そ、そんなわけがないでしょう!」
「えー、ほんとですかぁ?」
「私たち、アルテミス様の恋を応援したいんです!」
「まったく·······」
彼が狩りに加わってからというもの、団員たちはいつも同じような話をしている。
そもそも、彼と私でどれほど歳の差があると思っているのか。
そんなことを考えながら、気分転換に水浴びをしようとして──
「──────」
先客が、いた。
180cを超える巨体。全体的にデカい体の動きに合わせて盛り上がり収縮する各部の筋肉。まるでワイヤーを筋繊維として束ね、人型を形成したような肉体。
その内側に収められた膂力は、圧迫感を伴って周囲に己が力を誇示していた。
私は、見惚れてしまった。彼から目が離せなくなっていた。
息を呑むほどに、彼は美しく───。
「───ん?」
「私は───どうしたというんだ」
その場から逃げた。覗いていると思われるのが嫌だった。はしたない女だと思われるのが嫌だった。
「アルテミス様は、アルケイデスのことが好きなんですか?」
眷族の言葉が、蘇る。
「そう、か。そうだったのか」
現在の達成した試練
『蛇』の討伐 (ヒュドラの討伐に相当)
『原初の炎』の浄化 (小屋掃除に相当)
『沼の王』の捕獲(クレタ島の牡牛の捕獲に相当)
『霊薬実』の入手(黄金の林檎の入手に相当)
『蠍』の捕獲(ケリュネイアの魔の鹿の捕獲に相当)
『弓』の入手(ヒッポリュテの帯の入手に相当)