筋肉の化身   作:アーっr

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修羅場


登場人物まとめなど4

 

 

 

  アルケイデス

 

 『狩人』になった。

 一年に一回のペースで感情が爆発する。この状態でアルケイデスがキレることをすると消される。

 怒りを発するにも体力を使う。少し、疲れた。

 女神式カウンセリングを受けたおかげで体力、気力ともに最高になった。

 貴女に、最大の感謝を。

 女神を信じている。疑うはずがない。

 『英雄』に近づいた。

 しかし女神の補助があってこそだったので、まだ『英雄』の一撃には及ばない。

 修羅場が待ってる。

 

 

  アルフィア

 

 キレてる。私にあれだけ言い寄ったのに、

 ヘラ!?『女帝』も··········!

 負けてたまるか。

 

 

  ゼウス

 

 癇癪を起こした息子をどうにかしようとした。出来のいい娘に丸投げしたら上手く行った。よくわからんけどラッキー!

 なんやねんあの一撃!

 お前やっぱおかしいよ··········

 

 

 オラリオ

 

 『闇派閥』が暴れ出した!

 なんか『夜』になった!

 なんか夜明けが来た!

 

 

  アルテミス

 

 暴れている《獣》を『狩人』にした。

 女神式カウンセリングがなければ『英雄』になることができなかった。

 自分と対等以上の『狩人』に会った。

 『狩人』として手を貸した。

 『狩猟』の女神である私が認めます。

 貴方は、『狩人』です。

 

 

 

 

 

 

 

 「これからどうするのですか?」

 

 『狩猟』の女神は『狩人』に聞く。

 

 「オラリオに、戻ろうかと思っています」

 

 「そう、ですか··········」

 

 女神は『狩人』の返答に肩を落とす。せっかく自分を超えるほどの『狩人』に会えたのだ。まだまだ競い合いたかった。

 

 「一緒に、オラリオに来ませんか?」

 

 「───はい!」

 

 即答だった。

 

 

 

 

 

 「どうですか?世界の中心、オラリオは」

 

 「以前にも来た時よりも、さらに発展していますね。建物は増え、活気も増しています」

 

 『闇派閥』に破壊された建物もおおよそ修復が完了している。

 元々冒険者達の奮闘によって被害は少なかった。

 

 「まずホームに帰りましょう。貴女を紹介するのが楽しみです」

 

 

 

 

 

 「アルケイデス!」

 

 「アルケイデスだ!」

 

 「帰ってきたぞ!」

 

 「「「アルケイデス!アルケイデス!」」」

 

 「どこ行ってたんだよお前!」

 

 「あの流星お前だろ!」

 

 「どうやったんだ!?」

 

 「ていうか後ろの女神は·········」

 

 「落ち着け。まずはこの方の紹介からだ。

 女神アルテミス様。『月』と『狩猟』、『貞淑』の女神で、俺の恩神だ」

 

 「恩!?お前が恩!?」

 

 「なんでも一人で出来るお前が!?」

 

 「大袈裟だ。俺にも出来ない事がある。女神アルテミスには心も、命も救われた」

 

 「心も、命も!?」

 

 「お、おい。これまずいんじゃ·········」

 

 

 

 「おい」

 

 怒りに満ちた声。

 

 「ヘラが最近使っている鳥の刺繍があるタオル。あれはお前が作ったものだな」

 

 灰の女が問い詰める。その様子を見て、ゼウス・ファミリアの団員達は恐れ慄いた。

 

 「や、やめろ!やめてくれぇ!」

 

 「せっかくいい感じだったのに···········」

 

 『狩人』が、口を開く。

 

 「そうだ。だから、なんだ」

 

 最悪の返答である。

 

 「お前···········!私にあそこまで言っておきながら、ヘラにも手を出していたのか!」

 

 「···········?確かにタオルを渡したが、あれは元々作ってあったものだ。ヘラのために作ったわけではない」

 

 「だからなんだ。そんな言い訳で私が納得すると思っているのか!」

 

 まさに修羅場。これを諌める事が出来る者はここにいない。すなわち、当事者同士で解決するしかない。

 

 「それに、その女神はなんだ!」

 

 「よく聞いた!この方は女神アルテミス。俺に『狩り』を教えてくれた女神で、俺の恩神だ!」

 

 「───は?」

 

 これにはアルフィアもフリーズ。あの(・・)アルケイデスの恩神?

 

 「アルテミス様は素晴らしい女神だ!俺が悩んでいると新しい道を示してもらったばかりか、一緒に弓を引いて命を救ってもらったんだ!」

 

 『狩人』クンさぁ、女神の話になると早口になるよね。キモ。

 

 「ア、アルケイデス!そこまでにしてください!もう言わないで!」

 

 「何故ですアルテミス様!貴女の素晴らしさを語る事をお許しください!」

 

 「恥ずかしいのです!」

 

 女神は顔を赤くし、『狩人』の言葉を遮ろうとしている。

 

 「アルケイデスゥゥゥ!」

 

 「フン!」

 

 「グワァァァァ!」

 

 飛び出してきた『女帝』が投げ飛ばされた。

 

 「なんで投げたのよ!」

 

 「いや、なんかセクハラする時のゼウスに似てたから·········」

 

 「それはやめて」

 

 流石にゼウスと一緒は嫌らしい。

 

 「おかえり、アルケイデス。あら、アルテミスも一緒なの?」

 

 「ただいま、ヘラ。アルテミス様には恩があってな。連れてきた」

 

 「へ、ヘラ·········」

 

 アルテミスは気まずそうにしている。どうしたのだろうか。

 

 「·········もしかして。ヘラのこと、苦手ですか?」

 

 「·········天界にいた頃、親子喧嘩をしてな·········。素手で殴られたんだ·········」

 

 「あの時は私も大人気なかったわ。まさか貴女が泣くとは·········」

 

 「その話はしないでくれ!」

 

 女神の昔。気になる。

 

 

 「おい·········!」

 

 突然胸ぐらを掴まれる。

 

 「何故他の女を気にかける·········!あの時私に言った言葉は、嘘だったのか·········?私の為に、『英雄』になると言っただろう!」

 

 掴む力とは裏腹に、弱々しい言葉。

 

 「···········ああ、嫉妬したのか?」

 

 「なっ···········!」

 

 「安心しろ。俺が欲しい『愛』は今も変わらずお前のものだけだ」

 

 それに、お前の為に兎を作っただろう。と、『狩人』は言う。

 

 「·········だ、だからなんだ!お前が他の女にばかりかまけているのは事実だろう!」

 

 「『女帝』はあっちから来た。ヘラはあくまで変神しているゼウスとしての俺だった。アルテミス様は·········ただの恩神だ」

 

 「今少し考えたな?」

 

 「い、いや。あれは事故だったし·········」

 

 「何をした!言え!」

 

 「だ、駄目だ!言うなアルケイデス!」

 

 「お前もお前だ!一緒に弓を引いただと!?」

 

 「そ、それがなんですか!」

 

 「『貞淑』の女神が男に手を貸すなど、入れ込みすぎだろう!」

 

 「·········か、彼は私が認めるほど素晴らしい『狩人』なのです!『狩猟』の女神として、『狩人』を手助けするのは当然です!」

 

 「こいつが『狩人』だと!?似合わないにも程があるだろう!」

 

 「それは、貴女がアルケイデスを知らないからです!」

 

 「なんだと!」

 

 「どちらがよりアルケイデスを理解しているか、勝負です!」

 

 「上等だ、泣かせてやる!」

 

 「それはこちらのセリフです!」

 

 

 

 

 

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