「第一回、アルケイデス理解度クイズ〜」
「司会は俺、ヘルメス!解説はアルケイデス君が務めます」
「なんでこんなことに·········」
「ここで、参加者の紹介です!」
「一人目は神々の王妃!『結婚』を司る神であり超絶残虐破壊衝動女の異名を持つ女神、ヘラ!最近はアルケイデスを実の息子のように育てているそうです」
「ヘルメス。あとで話があるわ」
「ひえっ」
「き、気を取り直して」
「二人目は冒険者!『静寂』の異名を持ち、あらゆる雑音を寄せ付けない女傑、アルフィア!アルケイデスに病気を治してもらってから更に美貌が増しました!妹ちゃんによると、恋を知ったとか」
「ヘルメス。殺すぞ」
「ひえっ」
「さ、さあ!まだまだ行きます!」
「3人目も女神!『月』と『狩猟』、『貞淑』を司り、かつては恋愛アンチの異名を天界に轟かせた女神、アルテミス!自分を超える『狩人』であるアルケイデスのことが気になっているらしいです!」
「ヘルメス!」
「ひえっ」
「さ、参加者もこれで最後!」
「最初にアルケイデスと会った神!いつもは目に映る女全てにセクハラをする下半神が、何故か今回登場だ!ゼウス・ファミリアの主神、ゼウス!」
「なんで儂?」
「マジでなんでだ」
「では一問目!」
「アルケイデスは魔法によってゼウスに変神できます。ゼウスに変神したアルケイデスがヘラをデートに誘いました。さて、どこへ行ったでしょう!」
「あら、簡単ね」
「聞いてないぞ·········!」
「ヘラをデートに誘った!?」
「あー。あの時か」
「では一斉に回答、オープン!」
「工房」
「レストラン」
「鍛冶屋」
「工房」
「正解は·········工房!」
「よし!」
「チッ!」
「全然知らなかった·······」
「楽勝じゃな」
「解説のアルケイデス君。どうですか?」
「この時は変神が不完全で、俺の意思が反映された結果だろう」
「なるほど、無意識の行動だったと!」
「第二問!」
「アルケイデスは誕生日にあるものを欲しがりました。なんでしょう!」
「誕生日·······?」
「あれか」
「誕生日がいつなのか、知らないな·······」
「まああれじゃろ」
「では一斉に、回答オープン!」
「力」
「愛」
「狩りの長靴」
「愛」
「正解は·······愛!」
「はあ?」
「ふっ」
「そうなの!?」
「まあそんなもんじゃろ」
「解説のアルケイデス君。これは?」
「マジで恥ずかしいんだけど。愛し合ってるアルフィア達が羨ましかったんだ」
「なるほど!青春ですね!」
「では三問目!」
「アルケイデスはアルテミスと気まずい雰囲気になったことがあります。それは何故?」
「気まずい··········?」
「奴にそんな感情が·······?」
「ヘ、ヘルメス!?」
「気まずいならあれじゃな」
「では一斉に回答、オープン!」
「弓でアルテミスに勝ってしまった」
「アルテミスをボコボコにした」
「水浴びを覗いてしまった」
「水浴びを覗いた」
「正解は·········水浴びを覗いた!」
「気まずいで済むのね」
「なんだと!」
「じ、事故だった!」
「ラッキースケベじゃな」
「解説のアルケイデス君。どうですか?」
「俺の方が先に水浴びをしていた。事故だった」
「なるほど、不慮の事故だったと!」
「これが最終問題!」
「アルケイデスは昔からなりたい『英雄』がいます。それは誰でしょう!」
「英雄··········」
「誰だ········?」
「わ、わからん!」
「ふむ」
「では一斉に回答、オープン!」
「ゼウス」
「アルバート」
「オリオン」
「アルケイデス」
「正解は·········アルケイデス!」
「は?」
「はぁ?」
「?どう言うことですか?」
「あれじゃよなぁ」
「解説のアルケイデス君。これはどう言うことですか?」
「俺は夢の中で自分と戦っている。いつも俺の上を行くあの『英雄』になりたかった」
「なるほど、自画自賛ですね!」
「最終結果」
「ヘラ 1」
「アルフィア 1」
「アルテミス 1」
「ゼウス 4」
「ということで第一回、アルケイデス理解度クイズ。優勝はゼウス!」
「全然嬉しくないんじゃが」
「アルケイデス君、何か一言」
「あー。うん。まあゼウスだしな」
「ありがとうございました!」
「第一回、アルケイデス理解度クイズはこれにて終了!またどこかでお会いしましょう!」