「じゃあ、『静寂』はそのままで」
「「「異議なーし」」」
『神会』
それは神々の情報交換、かつ『二つ名』をつける会議。
「じゃあ最後は……」
「今日の本命!!」
「アルケイデスキター!!」
『冒険者三大クエスト』を一人で全て解決した、最新にして史上最強の『英雄』も、『二つ名』を決めることになった。
「『
「『
「『
「『
さまざまな案が神々から出る。
一部下心がありそうな案だったが、他ならぬゼウスの一言で決まった。
「『
「アルフィア。膝枕して」
「はいはい」
男が女に甘えている。
「まったく。お前、本当にこれが好きだな」
「暖かいし、柔らかい。それに、頭を撫でてくれるからな」
「子供か」
そう言いながらも、女は男の頭を撫でる。
「やっぱ最高。『英雄』になって良かった」
「大袈裟だ」
女は笑う。この馬鹿な男がどれほど自分のことを愛しているか知っているのだ。
「ああ、そういえば。メーテリア、子供が出来たらしいぞ」
「知ってる。なんかわざわざ俺に言ってきた」
夫婦揃って俺に会いに来るとは。別に会いに来なくて良かったのに。
「認めて貰いたかったのだろう」
女は男の思考を読んだように言った。
「……子供、欲しいか?」
「…………」
答えは、男しか知らない。
アルケイデス
『Lv13』
力: I 0
耐久: I 0
器用: I 0
敏捷: I 0
魔力∶ I 0
英雄:A
《魔法》
なし
《スキル》
【
・あらゆる分野において極大補正
【
・ステイタスの限界突破
・一定条件下であらゆる分野に極大補正
・愛が続く限り効果持続
・想いの丈に比例して効果向上
「あ、レベル上がったんだ」
「まさか13まで来るとは。あの時からは想像も出来ん成長じゃな」
「あの時は自分が最強だと信じて疑わなかったからな。『英雄』に負けなければ技を少し覚えて満足していただろう」
「にしても、アルフィアのこと好きすぎじゃろ。スキルにまで影響が出るとかちょっとキモいぞ」
「だが、アルフィアを愛しているという気持ちに嘘をつくわけにはいかない」
「··········そういえば、メーテリア達に子供が産まれたそうじゃな」
「ああ。アルフィアの魔法から名前をつけたらしい。『ベル』だってさ」
「くっそ〜!なんでオラリオから離れて育児をするんじゃ〜」
「そりゃ子供の教育に悪いからだろ」
「はぁ〜??一番教育に悪そうな奴がよく言うわい」
「俺のどこが教育に悪いんだ」
「じゃって、お前子供に優しいじゃろ。普通に初恋泥棒じゃい!」
「俺はアルフィア一筋だ」
「こんの愛妻家がぁ!」