筋肉の化身   作:アーっr

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彼は悪人ではないが、ヤバい奴ではある。


登場人物まとめなど

 

 

 

  アルケイデス

 

 ある日森の中女神に出会った。

 この時満腹だったから遊びだったが、満たされていなければゼウスにやったように襲いかかっていた。

 その場合、女神は送還されていた。

 《獣》と『神』は多重人格に近い。

 原作の『エニュオ』ととある『神』のような関係。あちらは酒で酔っていたが、こっちは単純に演技。

 『正義』として人を助けている。『救命者(セーバー)』は非公式の二つ名。まだランクアップしていないので二つ名はない。

 不殺の剣『正義(デズマ)』を使っている。

 ちなみに綴りはΔεσμά。

 神々の言葉で、意味は──

 リオンの手を握れた。『神』の外ヅラと《獣》の純粋さ(善悪は置いといて)が理由。

 リオンに限らず、殆どの存在はアルケイデスに対して好印象を抱く。

 彼は誰に対しても悪意がないからだ。

 彼は善ではないが、微生物相手に悪意を持って接する程狭量ではない。

 『正義』を見てみよう。

 

 

 アストレア

 

 ある日森の中《獣》に出会った。

 武闘派だったからなんとかなったが、そこら辺の神なら送還されていた。

 『新たなる神』を息子として迎え入れた。

 時々《獣》とも話す。

 『正義』を諦めない。

 

 

 

 アリーゼ

 

 明るい超絶美少女(自称)

 『神』から好印象を抱かれた。

 アルケイデスが人とは違うことに気づいているが、主神が選んだのなら大丈夫だと信じている。

 

 

 

 輝夜

 

 笑顔が怖い黒髪。

 『神』は全知全能なので普通に心情を理解した。

 アルケイデスを怪しんでいる。

 

 

 リュー・リオン

 

 ポンコツエルフ。

 いきなり入ってきた新人の手を握れた。

 頑張って姉のように振る舞おうとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「じゃあ輝夜!アルの冒険者登録、手伝ってあげてね!」

 

 「分かりました、団長様」

 

 

 

 

 「ようこそ、アストレアファミリア様。本日はどういったご用件で?」

 

 「ええ、彼の冒険者登録をしにきたのですが」

 

 受付嬢の言葉に、着物を着た女が答える。

 女の後ろには155cほどの少年がいる。

 

 「分かりました。文字は書けますか?」

 

 「はい。書けると思います」

 

 思います?訝しみながらも受付嬢は書類を渡す。

 

 「(········スラスラ書いている。先程の『思う』とはなんだ?)」

 

 着物の女········輝夜は少年を後ろから観察する。内容は見えないが、少年は明らかにしっかり書いている。

 

 「········はい。書けました」

 

 「········え?も、申し訳ございません。『共通語(コイネー)』でお書きください」

 

 少年は受付嬢に書類を突き返された。

 ········?一体何語で········

 

 「········は?」

 

 そこに書かれていたのは『神聖文字(ヒエログリフ)』。本来神々の間で使われるものだった。

 

 「(このガキ、一体········)」

 

 「『共通語(コイネー)』········?」

 

 聞いたこともないという声で少年は言う。

 そして、辺りを見渡す。

 

 「················ああ、そういう········。申し訳ございません。書き直します」

 

 数分後、少年は書類を書き終えた。

 受付嬢が書類を確認する。

 

 「(名前、アルケイデス。年齢、5歳。·······5歳!?)」

 

 「す、すみません。この、年齢なのですが·······」

 

 「·······はい?何かおかしかったですか?」

 

 「その、5歳、とあるのですが·······」

 

 「はい。5歳です」

 

 その体で、5歳!?受付嬢は驚いた。が、まあ嘘を吐く理由もないだろう。それよりも、問題点がある。

 

 「種族が未記入なのですが·······」

 

 「·······申し訳ございません。アストレア様に言ってはいけないと厳命されております。どうか、お許し下さい」

 

 種族を明かせない?なぜ?と思ったが、普通明かせないなら適当にヒューマンとか適当に書くだろう。あえて空欄にしたのは、嘘を吐いていない信頼にもなる。

 

 「·······はい。これで冒険者登録は完了しました」

 

 「ありがとうございます」

 

 

 

 

 

 「(このガキは、危険だ)」

 

 『神聖文字(ヒエログリフ)』。あの『共通語(コイネー)』を初めて聞いたような反応。他人に言えない種族。

 あらゆる要素が、このガキを怪しませる。

 最大の問題はこいつが悪意を持っていない(・・・・・・・・・)事だ。

 今のところは誰に対しても礼儀正しく、優しさを見せ、威張るようなことをしない。

 『強者』の自尊心なども、持っていないように思える。だからこそ(・・・・・)

 

 「(誰もこいつを疑わないだろう。いや、疑えない(・・・・)だろう。こいつはまるで『聖人』だ。こいつを疑うとしたら、私のように他人を信じていない者。ファミリアの中では私とライラくらいだ)」

 

 故に、自分は警戒しなければならない。

 

 「(こいつは絶対に、『聖人』などではない。真逆の·······。まるで、『邪神』のような·······)」

 

 だって、だって·······

 

 「(こいつは、他人を見ていない(・・・・・)。認識はしている。だが、同じ存在だと思っていない。全てを下に見ている。こいつは、虫を潰すような無邪気さで、人を殺せる。そこに悪意がなくても)」

 

 あの眼は·······。

 

 「(·······危険だ)」

 

 

 

 

 




彼は共通語を知らなかったが、周りを見渡した時に『改善』した。
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