筋肉の化身   作:アーっr

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『正義』とは


登場人物まとめなど3

 

 

 アルケイデス

 

 なんとなくでダンジョンから地上まできた。

 『支える者(ヴォイビアー)』はアルケイデスの信者がいっぱい集まってできた集団。

 アルケイデスの命令に忠実で、アルケイデスの考えの通りに動く。

 もしアルケイデスが『正義』でなくなったら解散する。

 

 自爆兵(複数)、幹部(2人)を倒し、『切り札』の足止めをした。控えめに言ってMVP。

 原作より死傷者数が激減。

瓦礫の撤去や道の作成などで家財は被害を受けたが、人的被害はほぼない。

 

 

 アストレア・ファミリア

 

 アリーゼ

 

 自慢の弟。負けないように頑張らないと!

 

 

 輝夜

 

 まだ『聖人』のふりをしているのか?

 いつ本性が出るかわからなくて怖い。

 

 

 リオン

 

 新人に活躍で負けてて焦ってる。

 邪神に『正義』を馬鹿にされたが反論できなかった。

 

 ライラ

 

 描写はないが、アルケイデスのことは掴みどころの無さから神が遊んでると思ってる。

 

 

 

 アーディ

 

 自爆兵も自分も助けられた。

 ありがとう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「リオンさん。ここに居たんですか」

 

 「アル……」

 

 エルフ……リュー・リオンは気まずそうに自分の後輩の名を呼ぶ。

 

 「皆さん心配していましたよ。リオンさんが暗い顔をしていたせいです」

 

 「……アル。『正義』とは、なんなのでしょう」

 

 「『正義』、ですか」

 

 アルケイデスは、先輩の問いに……

 

 「『慈悲』、だと思います。少なくとも私にとっては」

 

 「『慈悲』……?」

 

 堂々と答える。

 

 「私は、強いです。リオンさんよりも、オッタルさんよりも。私は誰よりも強いです」

 

 「……それは、そうですが……」

 

 いきなりの自慢にリオンは不機嫌になる。新人であるアルケイデスが自分を追い越したことを気にしているのだ。

 

 「だからこそ、私は憐れみます。可哀想だと思います。その『慈悲』が、私の『正義』なのです」

 

 「それは……不純だ」

 

 リオンはアルケイデスの『正義』を糾弾する。

 

 「『正義』とは、もっと純粋で、穢れのない、尊いもので……」

 

 「それは、貴女にとっての『正義』です」

 

 その糾弾を、アルケイデスは跳ね除ける。

 

 「視点が違えば『正義』も変わります。『闇派閥』への対応もそうでしょう」

 

 「『闇派閥』への対応……?」

 

 「彼らを殺すべきかどうかという話です」

 

 いきなりの発言に、リオンは驚く。

 

 「こ、殺す!?」

 

 「彼らは命を奪います。放っておけば民衆のみならず冒険者達も苦しみ、命を落とすことになります」

 

 「そんな時に、彼らを『敵』として殺すことを、『悪』と呼べますか?」

 

 「そ、それは……」

 

 リオンは答えられない。人を殺すことは『悪』だが、『敵』を殺すことの必要性も理解しているからだ。

 

 「私は、殺したくありません」

 

 「…………!」

 

 「私は、争い自体好きではありません。ましてや殺すなど、するべきでは無いと思っています」

 

 「しかし、必要ならば殺します(・・・・)

 

 「な、なぜです!?」

 

 『正義』のまさかの答えにリオンは問わずにはいられない。

 

 「もしも彼らが生きることで私の大切な誰か(・・・・・)が死ぬようなことがあったら許せないからです」

 

 「───」

 

 「貴女は、もしもアーディさんが、アリーゼさんが『闇派閥』のせいで死んだら、どうしますか?」

 

 「わ、わたし、は───」

 

 『正義』を目指す者は未だその答えを出せない。

 

 

 

 

 

 

 「まあ、まだ答えを出さなくても良いですよ」

 

 「───え?」

 

 答えを出さなくて良い、だなんて、そんな───

 

 「いっぱい考えるべきです。もっともっと、いろんなものを見て、聞いて、感じるべきです。答えを出すのはそれからで良いんです」

 

 「し、しかし!」

 

 「大丈夫です」

 

 その言葉が、私の言葉を遮った。

 

 「貴女の答えが出るまでは、私が守ります(・・・・・・)

 

 「だから、いっぱい考えてください」

 

 

 「──────」

 

 ああ、やはり───

 

 「貴方こそ、『正義』だ」

 

 

 

 

 

 




今のところ彼に大切な誰かはいない
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