ゼノブレイド2x海賊戦隊ゴーカイジャー 聖杯と宇宙海賊    作:ゆうなり

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ゼノブレイド2x海賊戦隊ゴーカイジャー 聖杯と宇宙海賊 第1話

 

第1話

 

涼也「なんなんだ、ここは?」

 

涼也は目を覚ますと見知らぬ場所にいた、そこは彼がいた日本とは明らかに異なり、市場のような場所だった。

 

涼也『初めて見るのに字が読める、それに見たことのない生き物がしゃべってやがる…

アヴァリティア商会、この市場の名前か』

 

涼也は周りを見渡しながらしばらく歩き、外に出てみた。そこに広がっていたのは…

 

涼也「雲の…上?」

 

なんとそれは雲であった、彼が見ている方向には船が雲の上に浮いている。

 

涼也「こいつがあいつ、アカレッドの言ってたアルストの世界、ってやつか」『にしてもあの木、なんてデカさなんだ…』

 

彼はなんとなく船が停まっている付近を歩いていた時…

 

?「お前さん、変わった格好じゃな」

 

涼也「…?」

 

突然何者かに話しかけられた、涼也はその方向を見てみるとそこには龍と島が合体したような見た目の生き物?みたいなのがいた。

 

涼也「お前は?」

 

?「わしはセイリュウ、巨神獣(アルス)じゃよ」

 

涼也「俺は小澤涼也だ、一つ聞いていいか?」

 

セイリュウ「なんじゃ?」

 

涼也「あのデケェ木は、一体なんなんだ?」

 

セイリュウ「あれは世界樹じゃよ。このアルストはあの木を中心にし、ワシらアルスによって形成されているのじゃ」

 

涼也「そうか」

 

セイリュウ「ワシからも一つ聞かせてくれ」

 

涼也「なんだ?」

 

セイリュウ「レックスを見なかったか?青いサルベージ服を着た15歳の少年なんじゃが…」

 

涼也「いや」

 

セイリュウ「そうか、すまなかったのぉ」

 

涼也「気にすんな。色々とありがとうなじいさん、じゃあな」

 

涼也はセイリュウに背を向けながら手を振り、この場を去って行った。

 

〜それから数時間後〜

 

涼也は適当に時間を過ごし、再び乗船場に来ていた。

 

涼也「ん?」

 

涼也が適当に見ていると、一台の船が目に止まった。

 

涼也『あいつらの周りにいる怪物、あれが噂に聞いたブレイドとドライバーってやつか。

って、あいつは…じいさんの言ってたレックスか』

 

涼也は遠目から船を見ていると船に乗り込む人達を目撃した。

 

涼也「面白そうだ、ついて行ってみるか」

 

涼也は監視にバレないようにしながら船に乗り込み、荷物に紛れて潜入した。

 

涼也『この船、雲海探査船ウズシオって言うみたいだな』

 

涼也は樽の中に隠れており、樽越しに外の音を聞いてみると楽しそうに酒を飲んでいるサルベージャー達の声が聞こえてきた。

 

涼也『聞いた話だと、なんだか沈没船かなんだかを引き上げるみたいだな。とりあえず…動きがあるまで待機するとするか』

 

〜それから数時間後〜

 

天候は雨、いよいよ目的地に到着したのかサルベージャーや作業員達が放送で集められていた。

 

涼也「いよいよか」

 

涼也は作業員に変装し、船の甲板外に出て何が起きているのかを確認してみた。

 

涼也「…デケェ船だな」

 

?「お、大きい〜」

 

?「見てくれは情報通りだな。問題は中身…か」

 

その光景を猫耳が生えたドライバーの少女、大柄な男のドライバー、そして仮面を付けた一人の剣士が船が引き上げられる光景を甲板の上から見ていた。

 

男の声「固定完了、内部探索を開始する」

 

その声を聞き、三人は引き上げられた船の方へと向かった。

 

涼也『沈没船のお宝探しか?』

 

涼也はウズシオの上の方に隠れ、様子を窺うことにした。

涼也は沈没船の方を見てみるとレックスを含めた先ほどの4人が船の中に入っていくのを確認した。

 

〜それから数十分後〜

 

涼也「戻ってきたか」

 

涼也は先ほどの三人組が船から戻ってきたのを確認した、だが…

 

涼也「レックスとかいうやつがいないな…それにあの棺桶みたいなやつの中にどうして女が?」

 

レックスがいないことに気が付いた、涼也は聞き耳を立て、三人の会話を聞いてみた。

 

大柄な男「ニア、殺れ」

 

猫耳の少女「え?やれって?」

 

大柄な男「そいつらの命の代金は既に払ってある。俺らが天の聖杯を手に入れたって話、知る人間が少ない方が何かと都合がいいからな」

 

涼也『天の聖杯?あの女の事か、にしても使わせるだけ使い、最後は殺すか…気に食わねぇな』

 

どうやら男達はこの作業に携わった人達を皆、始末しようと考えているようだ。

 

猫耳の少女「で、できないよ。この人達、関係ないじゃん」

 

大柄な男「おかしなことを言う。お前、自分が何のためにここにいるのか忘れたのか?」

 

猫耳の少女「け、けどさ…」

 

大柄な男「あぁっ、めんどくせぇ。もういい、俺がやるわ」

 

男が棺を持ちながら歩いていたその時、突然棺に光が付いた。

 

涼也「なんだ!?」

 

大柄な男「なに!?」

 

男は慌てて棺を地面に投げ飛ばす、その火はあっという間に大きくなり火柱を上げた。そしてその火柱と共に姿を現したのは…

 

涼也「眠っていた女…」

 

棺の中で眠っていた天の聖杯と呼ばれる存在のブレイドで、赤いショートヘアーが特徴の少女…ホムラであった。

 

??「うぉぉぉぉ!!」

 

それと同時に甲板の下から火柱を上げ、死んだはずのレックスが赤い剣を持って船の上に現れた。彼の首元にはホムラの首元に付いているコアと同じような物が付いていた。

 

大柄な男「小僧、その剣。まさか…」

 

レックス「いきなり後ろからとは卑怯じゃないか…それが大人のすることかよぉ!ホムラ」

 

ホムラ「はい」

 

レックス「いくよ」

 

ホムラ「はい」

 

その光景を見ていた仮面の剣士は剣を引き抜こうとしたがそれを大柄な男が止めた。

 

大柄な男「いい、俺がやる」

 

こうして大柄な男とそのブレイド、レックスとホムラの戦いが始まった。レックスは自分が戦っている隙に他の皆を避難させた。

 

涼也「おもしれぇ事になってきたじゃねぇか、せっかくだ。手を貸してやるか」

 

涼也はそう言いながら「ゴーカイガン」と呼ばれる銃を取り出した。

 

『パァン!』

 

大柄な男「!?」

 

涼也は大柄な男に向かってゴーカイガンを発砲した。大柄な男はそれをとっさに武器で防いだ。

 

レックス「今のは…銃弾?」

 

ホムラ「一体…どこから?」

 

大柄な男「何者だ、お前?」

 

大柄な男は涼也に気付いて後ろを振り向き、そう尋ねてきた。涼也は今いる場所から飛び降り、沈没船の甲板の上に着地した。

 

涼也「ただの海賊さ」

 

大柄な男「海賊?天の聖杯を奪いに来たって言うのか?」

 

涼也「そんなんじゃねぇ」

 

大柄な男「何?」

 

涼也「俺はお前達のやり方が見てて気に食わなかったからぶっ潰しに来た。それだけだ。レックスとか言ったな。手を貸してやる」

 

レックス「えっ?」

 

猫耳の少女「手を貸す?」

 

大柄な男「冗談はよせ、ドライバーでもないお前がどうやって戦うんっていうんだ?」

 

涼也「へっ」

 

涼也は悪巧みをしたような笑みを浮かべ、モバイレーツとレンジャーキーを取り出した。

 

猫耳の少女「何あれ?鍵?」

 

涼也「ゴーカイチェンジ!」

 

涼也はレンジャーキーをキーモードに変形させ、モバイレーツに差し込んで回転させた。

 

『ゴーーーカイジャー!』

 

その音と共に、涼也の姿は赤い海賊の戦士へと姿を変えた。

 

猫耳の少女「えぇぇー!?」

 

レックス「姿が…変わった?」

 

ホムラ「エーテルエネルギーを感じない、ブレイドではないようです」

 

大柄な男「何者だ、お前?」

 

?「教えてやるよ、俺は…」

 

レッド「ゴーカイレッド!」

 

レッド「海賊戦隊、ゴーカイジャー!」

 

涼也はゴーカイレッドに変身し、サーベル状の武器「ゴーカイサーベル」と銃状の武器の「ゴーカイガン」を構えた。

 

大柄な男のブレイド「メツ、こいつは俺が引き受ける!」

 

レッド「派手に行くぜ!」

 

レッドは大柄な男のブレイドとの戦闘を開始した。

 

レックス「お前の相手は俺達だ!」

 

レックスは剣から炎の波動弾を男に向けて放った、男はそれを武器で斬り裂いて防ぐが周りに煙が発生した。レックスはその隙にホムラと共に男に近づき、高く飛び上がった。

 

レックス・ホムラ「「バーニング・ソード!!」」

 

レックスとホムラは必殺のバーニングソードを男に向けて放った、それにより辺りには激しい爆発が巻き起こった。

 

男のブレイド「メツ!」

 

レッド「よそ見してる場合か?」

 

男のブレイド「なっ?!」

 

レッド「はぁ!おりゃぁ!!」

 

レッドはブレイドが気を取られている隙にゴーカイサーベルで攻撃を仕掛けた、ブレイドはそれを手でとっさに受け止めるがレッドはそれを見越して腹に蹴りを放った。

 

男のブレイド「おわぁ!?」

 

その頃男は、レックスとホムラの攻撃をシールドを張って防いでいた。

 

男「小僧、なんでお前ごときが…と言いたいところだが、その瞳の色、もっと注意しておくべきだったな」

 

レックス「何の事だ?」

 

男「教えねぇよ」

 

 

仮面の剣士「…ハッ!」

 

レッド「うぉっと!」

 

仮面の剣士「やるな」

 

レッド「おめえもな」

 

すると今まで黙ってい見ていた剣士は突然剣を抜き、高速でレッドに斬り掛かってきたがレッドはそれをゴーカイサーベルで防いだ。2人は互いに距離を取る。

 

レッド「スピードにはこいつだ」

 

レッドはゴーカイバックルのボタンを押し、ゴーカイレッドとは違う別のレンジャーキーを取り出した。

 

レッド「ゴーカイチェンジ!」

 

『ゴーーーオンジャー!!』

 

仮面の男「何?」

 

猫耳の少女「姿が…変わった!?」

 

レッド(ゴーオンレッド)「ロードサーベル!」

 

レッドはゴーカイレッドからゴーオンレッドに変身し、専用武器のロードサーベルを取り出した。

 

レッド(ゴーオンレッド)「はっ!」

 

レッドはゴーオンジャー特有の高速移動を駆使し、仮面の剣士に攻撃を仕掛けていった。相手は体の調子が悪いのか、防ぐのだけで精一杯のようだ。

 

大柄な男「やるじゃねぇか。天の聖杯をそこまで扱えるとはな、けどな…」

 

レックスは男に向かって高く飛び上がり、剣を振り下ろそうとするが、それを片手で簡単に受け止められてしまい、投げ飛ばされてしまった。

 

大柄な男「調子に乗るなよ、小僧」

 

男はレックスに向かってトドメを刺そうとしたがそれはできなかった、なぜなら…

 

猫耳の少女「ビャッコ」

 

白虎のブレイド「承知」

 

猫耳の少女とそのブレイドが超音波を放ち、それを阻止したからだ。

 

レッド(ゴーオンレッド)「やるじゃねぇか」

 

猫耳の少女「まあね」

 

大柄な男「何で邪魔をする?頭いかれてんのかニア」

 

猫耳の少女「いかれてんのはそっちだろ、子供相手に」

 

大柄な男「お前…自分の立ち位置わかってんのか?」

 

猫耳の少女「わかってるよ、けどね…」

 

大柄な男「めんどうくせぇぞ、ニア」

 

レッド(ゴーオンレッド)「今のうちだ、ゴーカイチェンジ」

 

『ゴーーグルファイブ!』

 

レッドはゴーグルレッドに変身し、リボンを使ってレックスの剣を回収した。

 

レッド(ゴーグルレッド)「ほらよ」

 

ホムラ「ありがとうございます」

 

ホムラはレッドから剣を受け取り、大柄な男との戦闘を開始する。

 

大柄な男「寝起きにしちゃあいい太刀筋してるじゃねぇか」

 

レックス「ホ、ホムラ…」

 

大柄な男「思い出すぜ、500年前を。"その姿"どういうつもりだ?

やはり目指すか、楽園を?」

 

ホムラ「それが、"私達"の望みです」

 

大柄な男「なら、させるわけにはいかねぇな」

 

それからもホムラと男は激しい攻防戦を広げた、だが彼女の後ろに巨大な船が現れ、ミサイルを放とうとしていた。

 

レックス「ホムラ、危ない!」

 

レッド「ゴーカイチェンジ!」

 

『ゴーーーセイジャ!』

 

レッド(ゴセイレッド)「天装!」

 

レッドはゴセイレッドに変身し、天装術でシールドを発動してミサイル攻撃からホムラを守った。その隙にレックスはホムラの元に駆け寄った。

 

ニア「やめろぉ!」

 

猫耳の少女…いやニアもブレイドのビャッコと共にシールドを発動し、2人を守った。

 

レッド(ゴセイレッド)「ちぃ…これ以上は無理か」

 

ニア「うわぁ!?」

 

だがあまりの攻撃の激しさに2人のシールドは耐えきれず、ニアは大きく吹き飛び、レッドはゴーカイレッドの姿に戻ってしまった。

 

レックス「ニア!」

 

レックスは船から落下しそうになったニアの手をなんとか掴み、船の壁に針を取り付け、かろうじてワイヤーで落下を防いだ。

 

大柄な男「しぶといな小僧、だがそれもここまでだ」

 

大柄な男がレックス達にトドメを刺そうとしたその時、何者かが船のミサイル砲台を破壊した。

 

大柄な男「何だ」

 

レックス「じっちゃん!」

 

レッド「あれは、さっきのじいさん!」

 

それはレッドが先ほど出会ったアルス、セイリュウであった。

 

セイリュウ「シンよ…お前はまだ…」

 

レッド「今だ、ゴーカイチェンジ!」

 

『ジェーーットマン!』

 

レッド「捕まれ」

 

レックス「ああ」

 

レッドはレッドホークに変身して飛行を開始、レックスはニアを連れてレッドに掴まった。

 

セイリュウ「あれは…メツか…」

 

仮面の剣士「セイリュウ…」

 

セイリュウは船の上に炎の弾を吐き、隙を作った。

 

セイリュウ「乗るんじゃレックス、お前さんも」

 

レックス「わかった」

 

レッド(レッドホーク)「ああ」

 

それを聞いたレッドはレックス達を連れたままセイリュウの元に向かい、着地した。

 

ホムラ「レックス!」

 

レックス「ホムラ!」

 

それと同じタイミングでビャッコに乗ったホムラも現れ、セイリュウの背中の上に飛び乗った。

 

セイリュウ「ゆくぞ、落ちるなよ」

 

大柄な男「逃がすな、撃て!」

 

大柄な男の指示により、セイリュウにはたくさんのミサイルが飛んできた。だがセイリュウは全く気にせず、そのまま飛び続けた。

 

レッド「しつけえんだよ!」

 

『ファイーナルフェニーング!』

 

レッド「おりゃぁ!!」

 

レッドはゴーカイジャーに戻り、ゴーカイガンとゴーカイサーベルで飛んできたミサイルを全て吹き飛ばした。

 

大柄な男「ちっ、奴ら逃げ切りやがった」

 

こうしてレックス達は謎の勢力からの逃亡に成功した。

 

 

 

 

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