ゼノブレイド2x海賊戦隊ゴーカイジャー 聖杯と宇宙海賊    作:ゆうなり

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 質問です、レッド以外のメンバーは今のところシルバーが確定で出そうと考えているのですが、ゴーカイシルバーを出すとしたらどの辺りがいいでしょうか?


ゼノブレイド2x海賊戦隊ゴーカイジャー 天の聖杯と宇宙海賊 第4話

 

 第4話

 

 

それからレックス達はスペルビア兵から逃れるため、必死に走り回っていた。

 

レッド「チッ、あいつらもしつけぇな」

 

レックス「どこかで撒かないと…」

 

どうにかしてスペルビア兵を撒かなければ、レックス達がそう考えていた時…

 

??「おーい」

 

レックス達「?」

 

ノポン族の少年「こっち、こっち、こっちだも、逃がしてあげるも」

 

レックス「君は…」

 

ノポン族の少年「はやくはやくも」

 

レッド「どうする?」

 

隠し扉のような場所からノポン族の少年が扉を開けて顔を出してきた、レックス達は少し考えた後、彼の元に駆け込んだ。それによりスペルビア兵の追っ手を撒くことに成功した。レッドは変身を解除して涼也の姿に戻る。

 

レックス「ありがとう、助かったよ。でもどうして俺達を?」

 

ノポン族の少年「何となくも」

 

レックス「なんとなく?」

 

ノポン族の少年「っていうのは嘘も。ほんと言うと、いっつもイバりちらしてる兵士に、完成したロケットカムカムをお見舞いしてやろうと思ってたも。

そこへちょうどにーちゃん達が追われてきたんだも、外れて水道管に当たっちゃたけど結果オーライだも」

 

どうやら先ほどカグヅチの近くにある水道管を破壊し、彼女を弱体化させたのは彼の仕業だったようだ。

 

レックス「そうか、さっきのは君が…」

 

ノポン族の少年「トラだも」

 

涼也「なかなか勇気のあるやつじゃねえか、気に入った」

 

ノポン族の少年「えっへんだも」

 

レックス「トラっていうのか、俺はレックス、こっちはホムラ」

 

涼也「俺は小澤涼也だ」

 

ホムラ「よろしくお願いします」

 

トラ「よろしくも、もふふ…」

 

ホムラが挨拶をすると、トラは急にふふふと笑い出した。

 

トラ「実は助けたのにはも一つ理由があるも」

 

レックス「理由?」

 

トラ「ま、それはトラんちに着いてからゆっくり話すも。こっちだも」

 

レックス達は理由を一瞬考えるが、今はとりあえずトラの案内に従ってトラの家に向かった。

 

〜その頃、スペルビア軍のトリゴ駐在地では…〜

 

パクス「同行者と思われる子供とブレイド一体と男は逃しましたが、手配書の娘とそのブレイドは捕らえることができました。

引き続き、街の治安維持に…」

 

?「ねぇパクス君、ボクが何て言ったか覚えてる?」

 

パクス「は?」

 

先ほどの軍の隊長のパクスは上司と思われる人物「モーフ」にニアとビャッコを捕らえた事を報告していた。しかし彼はそれを喜ぶところか…

 

モーフ「ボクは、"翠玉色"のコアクリスタルを持ったブレイドを捕えろ。って言ったよね?

だーれも、手配書のそれも賞金15000程度の小娘を捕えろなんて言ってないよね?」

 

パクス「で、ですが。かの者はイーラの…」

 

モーフ「大事なことだからもう一回言おうか?ボクは、"翠玉色"のコアクリスタルを…」

 

パクス「あ、あのモーフ様…」

 

モーフ「何?」

 

パクス「すいぎょくいろ、とはどういった色なのでしょうか?」

 

どうやらパクスは翠玉色とはどのような色なのかを理解していないようだった、わからないのも無理はない。珍しい色であるからだ。

 

モーフ「す…緑色、み・ど・り!わかる、これ、この色」

 

モーフはテーブルに置いてあった翠玉色の瓶を見せながらパクスに色の説明をした。

 

モーフ「これが緑色、見えてる!?ちゃんと見えてる!?」

 

パクス「あぁ、緑色。そうでしたか、すいぎょくとは緑色の…」

 

モーフ「もうバカ!翠玉色のブレイドなんてまずいないでしょ。一目瞭然でしょ、それをあんなネコ型のフツーのブレイドを」

 

パクス「お、お言葉ですが、あれはネコ型ではなくトラ型…」

 

モーフ「うるさいバカ!」

 

パクスの言葉を遮るようにモーフは彼の頭を瓶で殴り、彼を地面に倒した。普通にパワハラでアウトである。

 

スペルビア兵「モーフ様」

 

すると部屋に一人のスペルビア兵がやって来た。

 

モーフ「何、ノックぐらいなさい」

 

スペルビア兵「し、失礼しました。モ、モーフ様。メレフ様が…」

 

モーフ「えっ?」

 

スペルビア兵「本国からメレフ特別執権官がたった今…」

 

モーフ「今」

 

スペルビア兵「港に到着されました」

 

モーフ「な、何ですってぇぇぇぇ!?」

 

 

同じ頃、レックス達はトラの家に到着していた。彼の家はぱっと見ではわからないような場所、一種の隠れ家のような感じの家であった。

 

レックス「こんな所に家が」

 

涼也「隠れ家って感じだな」

 

トラ「ここは裏口も、玄関は向こうにちゃんとあるも」

 

レックス「ほんとだ」

 

レックスはなんとなく下の方を見てみると思わず驚きの声を上げた。

 

涼也「下は雲海、結構な高さがあるな」

 

トラ「見晴らしいいいも?トラ、そこから雲海を見るの大好きなんだも」

 

ホムラ「ステキなお家ですね」

 

トラ「もふふー、ところで、レックスと涼也のアニキ」

 

レックス「ア、アニキ?」

 

涼也「なんだ?」

 

トラのアニキ呼びにレックスは戸惑い、涼也は普通に受け入れていた。

 

トラ「助けたもう一つの理由なんだけども…

実はトラ、ドライバーと仲良くなりたかったんですだも」

 

レックス「ドライバーと?」

 

涼也「俺はドライバーじゃねえけどな」

 

トラ「涼也のアニキはあの姿に男のロマンが感じたのが理由も」

 

涼也「男のロマンか、おもしれぇな」

 

レックス「トラ、ドライバーに興味があるんだ」

 

トラがレックス達を助けた理由…それはドライバーであるレックスに興味があったのと、涼也のゴーカイレッドの姿に男のロマンを感じたからだそうだ。

 

トラ「当然だも。ブレイドと一心同体になって、すんごい力を使えるドライバーはすんごいんだも。

レックスのアニキのオトモになりたいんだも」

 

レックス「ねぇトラ、そのアニキって呼び方何とかならない?」

 

トラ「どうしても?」

 

レックス「いや俺、まだ新米ドライバーだしさ。アニキっていうのとはちょっと違うかなぁって」

 

トラ「新米でもドライバーはドライバーだも、えらいんだも。イバりちらすも」

 

レックス「威張り散らしはしないけど…よしわかった。

アニキって呼びたいなら止めないよ。

でも、オトモとかじゃなくてトモダチになろうぜ」

 

トラ「ほんとかも!」

 

レックスはトラにトモダチにならないかと尋ねると、トラは凄く嬉しそうに反応した。

 

トラ「トラ、アニキのオトモダチになるも。やったも〜〜」

 

トラはそう言いながら喜び、ぴょんぴょん飛び跳ね始めた。

 

レックス「何だか変わった奴だなぁ」

 

涼也「いいじゃねえか、面白くて」

 

レックス「まぁね。そうだトラ、この街のこと詳しい?」

 

トラ「もも?」

 

レックス「軍に捕まった人がどこに連れて行かれるのか知りたいんだ」

 

ホムラ「レックス、もしかしてニア達を?」

 

レックス「ニアとビャッコを助けなくちゃ」

 

セイリュウ「やはりそうきたか」

 

涼也「ま、付き合ってやるよ」

 

トラ「それって、アニキ達と一緒にいたドライバーとブレイドのことかも?」

 

レックス「そうさ」

 

トラ「もも…それは街で色々と情報を手に入れないとわからないも。それよかまずはゴハン食べるも」

 

涼也「そういえやまだ飯食ってなかったな」

 

トラ「運動した後はゴハン食べないと考えがまとまらないも」

 

セイリュウ「わしも腹が減ったぞ」

 

レックス「ご飯は後でいいよ、今はニアとビャッコの居場所を知りたいんだ」

 

(ぐ〜)

 

レックスは口ではそう言うが、身体は正直でお腹の音が鳴っていた。

 

涼也「腹が減ったら戦うこともできないからな、ひとまず腹ごしらえだ」

 

ホムラ「あの…良かったら私何か作りましょうか?」

 

レックス「ホムラ、料理できるの?」

 

ホムラ「うふふ。煮物、焼き物、蒸し物、揚げ物、火を使った料理なら何でもござれです」

 

どうやらホムラは料理がとても得意なようだ、一同はおぉ!と感激の声を上げる。

 

ホムラ「かき氷とかは、ちょっと苦手かも」

 

レックス「まぁ…そうだよね」

 

涼也「溶けるからな」

 

〜数分後〜

 

ホムラはトラの家にあった食材を使用し、とろピカカチャータと呼ばれる料理を作って皆に振る舞った。

 

涼也「…うめぇ!」

 

レックス「美味いよホムラ!」

 

トラ「うまうまだもー、ほっぺおっこちちゃうもー!」

 

セイリュウ「これは美味い。こんなに美味いモン食ったのは120年ぶりじゃ」

 

ホムラの料理は絶品だったようで、レックス達はどんどん食べ進めて行った。

 

ホムラ「良かった。久しぶりの料理なので、腕がなまってたらどうしようって思ってたんです」

 

涼也「その心配はねぇよ」

 

レックス「なまるどころか、最高だよホムラ」

 

トラ「でも、不思議だも…ホムラちゃん、火を使うブレイドも?

さっき、水道管ぶっ壊した時も火の力使えていたも」

 

トラは先ほどの出来事を思い出し、疑問に思っていた。それもそのはず、炎属性のブレイド全員に効果があるなら、ホムラだって能力が弱体化するはずだ。

 

セイリュウ「そういえばそうじゃったな、あのカグヅチとかいう帝国のブレイド。

あれもホムラと同じ火を使うブレイドじゃったが、向こうはかなりパワーダウンしとった」

 

レックス「それって珍しいこと?」

 

トラ「この世界にはエーテルっていう属性の力があるも、火とか水とか風とか他にも色々あるも。

ドライバーもブレイドもこのエーテルの力を源にするも。で、火は水に弱いも」

 

涼也「だからあいつは力が弱まった訳か」

 

レックス「でも俺とホムラの力は問題なく発揮できたぞ」

 

セイリュウ「全く衰えることなくな」

 

トラ「どうしても?」

 

レックス達3人は疑問そうにしながらホムラの方に視線を向けた、その視線を受けたホムラは少し気まずそうに答え始めた。

 

ホムラ「えーと、私の属性火じゃないので…」

 

トラ「もももー、火じゃないのに何で火の力使えるも」

 

涼也「トラ、人には言えない事情っていうもんがある時があるんだ」

 

レックス「そうだぞトラ、ホムラ困ってるじゃないか」

 

ホムラ「ごめんなさい、そのうちお話できる時がくれば必ず」

 

涼也「無理に話す必要はねえ、話したくなければそれでいい」

 

どうやらホムラに複雑な事情があるようだがレックス達はこれ以上は追求しなかった。この時はあんなにも複雑な出来事があったとはまだ知らずに…

 

レックス「それよりニアを助けることを考えよう」

 

トラ「まずは街に出て情報を集めないとだも」

 

涼也「あぁ、だけどこのまま出るわけにはいかねえ」

 

レックス「ワシら既にお尋ね者になっているかもしれんからのぉ」

 

涼也「特にホムラはこのままじゃ目立つ、どうにかして天の聖杯だとバレないように何かしらするべきだ」

 

ホムラ「ごめんなさい…」

 

トラ「ダイジョウブだも、トラにいい考えがあるも」

 

どうやらトラにはいい考えがあるようだ。彼は一体何を考えているのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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