ゼノブレイド2x海賊戦隊ゴーカイジャー 聖杯と宇宙海賊    作:ゆうなり

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 今日のブンブンジャーにまさかゴーカイレッドじゃなくてブルーがでてくるとは思いませんでした。あと、この作品でゴーカイガレオンを出す時は今回のブンブンジャーみたいにゴーカイガレオンキーを使おうと考えています。
あと今回はちょいちょい原作と展開が異なります。


ゼノブレイド2x海賊戦隊ゴーカイジャー 聖杯と宇宙海賊 第5話

 

 第5話

 

その頃、スペルビア軍のトリゴ基地では本国からやって来たメレフ特別執権官をモーフとスペルビア兵が出迎えていた。

 

モーフ「メレフ特別執権官、いかがなされました。突然のご来訪とは、前もってご連絡くだされば歓迎の催しを開きましたものを」

 

メレフ「生憎。その手のモノは苦手でね、常に辞退させて貰っている」

 

モーフ「何を仰います。メレフ様程のお方、万全の体制をもって遇さねば、ネフェル陛下に顔向けできません。

いかがでしょう?これより晩餐の準備をさせます。メレフ様にはそれまでの間…」

 

カグツチ「随分と早かったですね。到着は明日かと思っていたのに」

 

モーフがメレフと話している時、後ろからカグヅチが現れた。

 

モーフ「か、カグツチ様!」

 

メレフ「天の聖杯が見つかったのならば急がせもする。ゴーカイジャーとやらも気になるしな、おかげで船のエンジンは整備工場行きだがな」

 

モーフ「天の聖杯、な、なぜそれを!?」

 

メレフ「何か問題でもあるのかね?モーフ君」

 

モーフ「い、いえ滅相もございません…」

 

メレフ「聞けばイーラのドライバーを捕えたという、どこに行けば会えるのかな?」

 

どうやらメレフはイーラの一員であるニアから話を聞きたいよだ。

 

モーフ「えっ?会ってどのような…」

 

メレフ「モーフ君、どこに行けば会えるのかな?」

 

モーフ「は、はい!すぐにご案内を」

 

メレフははぐらかすモーフに圧をかけ、ニアの元へと案内させた。

 

〜モーフの部屋〜

 

それからメレフ達はニアをモーフの部屋に連れて行き、取り調べをおこなうことにした。

 

メレフ「ふむ…君がイーラの、手配書の人相書きとは少し違うようだが」

 

ニア「大違いだよ!誰だよ、そんなにブサイクに描いた奴は」

 

メレフ「ふっ、確かにこれでは怒るのも無理はないな」

 

ニア「何も喋んないからね」

 

メレフ「仲間を売る気はないと?」

 

ニア「仲間?見境無しに矢弾砲の的にするのが仲間ってんならそうだろうさ」

 

メレフ「なるほど、色々と複雑な事情があるようだが私の趣味はそこではないんだ」

 

ニア「は?どういうこと?」

 

メレフ「君と共に行動をしていたドライバーの少年とそのブレイド、そして謎の戦士ゴーカイジャー…私はそちらのことが知りたい」

 

ニア「レックスとホムラと涼也の?」

 

メレフ「レックスと…ホムラ、そして涼也というのか」

 

ニア「チィ…」

 

ニアは思わずレックス達の名をだしてしまい、舌打ちをした。

 

〜トラの家〜

 

ポンチョを着たホムラ「これなら私だってバレませんよね」

 

ホムラは自身が天の聖杯だということを隠すため、トラの提案でかわいいらしいくまのポンチョを着ていた。

 

レックス「ありがとな、トラ」

 

トラ「さ、アニキのトモダチを探しにいくも」

 

涼也「行くか、レックス」

 

レックス「あぁ」

 

準備が整い、レックス達は情報収集のために街に向かった。

 

〜トリゴの街〜

 

涼也「だいぶ情報が集まってきたな」

 

レックス「胡散臭いのも何個かあるけどね」

 

トラ「そういえばアニキ、アニキは他のブレイドと同調しないも?」

 

レックス「え、他のブレイドと同調?」

 

セイリュウ「レックス、一人のドライバーは一体のブレイドとしか同調できないと思ってたのか?」

 

涼也「ちげえのか?」

 

ホムラ「えぇ、違いますよ」

 

どうやら一人のドライバー=一体のブレイドまでという制約はないらしく、何体でも同調することができるそうだ。

 

涼也「いいんじゃねえか。ニアがいない今、戦力はできるだけ多い方がいい」

 

セイリュウ「それに新しいブレイドがいればこれまでとは違った戦い方もできるようになるぞ」

 

レックス「うーん…」

 

涼也「そうすればホムラの負担だって減らすことができるしな」

 

レックス「もし、ホムラがいいならやってみようかな」

 

ホムラ「もちろんいいですよ。仲間が増えていいじゃないですか」

 

トラ「決まりも!」

 

レックスは色々と考えた結果、ホムラの負担を減らすためにも他のブレイドとの同調することを決めた。

 

涼也「けど、肝心のコアクリスタルはどうすんだ?」

 

セイリュウ「それなら問題ない、ワシがこっそり隠し持っていたコアクリスタルを使うがええ」

 

涼也「じいさん、いつの間に…」

 

トラ「どこに隠し持ってたも…」

 

セイリュウ「ブレイドの同調にはドライバーの心や精神が大きく関わる。そして必ず同調したいブレイドをイメージするんじゃぞ」

 

レックス「よくわからないけどわかったよ。一回やってみればいいんだろう?」

 

〜数分後〜

 

レックス達は人目につかない所に隠れ、セイリュウが隠し持っていたコアクリスタルを使う事にした。

 

レックス「…よし、いくぞ」

 

レックスは覚悟を決め、コアクリスタルに触れた。するとコアクリスタルは眩しい光を放ち、一体のブレイドが出現した。そのブレイドは槍を扱う氷属性のブレイドで、人間に近い見た目をしており俗にいう「レアブレイド」と呼ばれるブレイドであった。

 

トラ「おぉ~」

 

涼也「なかなか強そうじゃねえか」

 

?「……」

 

レックス「これが新しいブレイドか…」

 

?「…あなたが私のドライバーですか?」

 

レックス「あぁ俺はレックス、君は?」

 

トキハ「トキハです、よろしくお願いします」

 

レックス「トキハか、いい名前だね。これからよろしく」

 

こうしてレックスに新たな仲間、トキハが加わった。

 

ホムラ「トキハさん、よろしくお願いします」

 

涼也「さて、用は済んだし情報集めを再開するぞ」

 

新しいブレイドの同調が完了し、レックス達は再びニア救出のための情報集めに向かった。

 

〜トラの家〜

 

それから一同は一通り情報を集め終わり、話をまとめる事にした。

 

ホムラ「ニアとビャッコさんが処刑されるなんて…」

 

セイリュウ「入港した軍艦の中というのがまたやっかいじゃな」

 

涼也「どうやって助け出すかだな…」

 

トラ「軍港はケーカイゲンジューだも」

 

トラ達はスペルビアの軍艦に関する情報を見ながら考える。これはかなりの難題だ。

 

レックス「やっぱりここは男らしく正面突…」

 

ホムラ「だめです、皆が危険な目にあっちゃいます」

 

レックス「まぁ…そうだよ」

 

涼也「どこか警備が手薄いところを探して、入り込むしかねぇな」

 

ホムラと涼也は情報を乗っている紙を見ているととある事に気が付いた。

 

涼也「…侵入できそうな場所が一つだけ見つかったな」

 

レックス「え、マジ!?」

 

ホムラ「これ、大樹の根っこですよね?この図が正確なら岸側から伸びた根が船底まで続いているみたいです」

 

涼也「そしてこれが船底の物資搬入口、入れるとしたらここしかない」

 

レックス「なるほど、根を伝って船底の搬入口からか」

 

トラ「そこなら警備も手薄だも。おまけに夜は物資の搬入やってないも」

 

セイリュウ「それしかなさそうじゃのう」

 

レックス「決まりだ」

 

レックス達は侵入口を見つける事に成功した。するとトラは突然何か悪巧みしているような笑い声をあげた。

 

トラ「もっふっふ…」

 

涼也「なんだ?いきなり気持ち悪い笑い声なんか出して」

 

トラ「気持ち悪いは言い過ぎも!皆に見せたいものがあるも」

 

レックス「見せたいもの?」

 

トラの言葉を聞き、レックス達は彼に連れられるままとある部屋に移動した。そこには少女の見た目をしたロボットが目をつぶって眠っていた。

 

レックス「これは…」

 

涼也「ロボットか?」

 

トラ「誰にも見せたことのない、トラだけの秘密…人工ブレイドなんだも」

 

トラが皆に見せたかったもの…それは彼が密かに開発していた「人工ブレイド」であった。

 

ホムラ「人工ブレイド?」

 

セイリュウ「これが…」

 

トラ「トラはドライバーに憧れてたも。でも、トラには…トラにはドライバー適性がなかったんだも…」

 

レックス「何でそんなこときめつけるんだよ。そんなの、やってみなきりゃ…!」

 

涼也「…やったんだな?」

 

トラ「トラは1年前、ドライバースカウトに志願したんだも…」

 

セイリュウ「ダメじゃったのか」

 

ホムラ「トラくんもあんな目に…」

 

トラ「そうだも…三日三晩、鼻血が止まらなくてたいへんだったも」  

 

レックス「そ、それだけ…」

 

涼也「随分間抜けな絵面だな…」

 

トラ「それだけじゃすまないも!鼻血だって出血多量で死ぬこともあるも」

 

レックス「聞いたことないな…」

 

涼也「ありえなくはないけどな」

 

レックス「そうなの?」

 

トラ「ま、それは置いといても…」

 

レックス「置いとくのか…ていうかアッサリすぎるだろ!」

 

涼也「だからこいつの出番って訳か」

 

トラ「とにかくこの人工ブレイドが完成すれば、適性がないトラでもドライバーになれるも」

 

セイリュウ「しかしすごいもんじゃの、トラ。お主が一から作ったのか?」

 

トラ「作り始めたのは、じいちゃんと父ちゃんだも。でも、じいちゃんは死んじゃって、父ちゃんもどっか行っちゃたも…」

 

涼也「…そうか」

 

トラ「だからトラは、こいつを完成させて。ドライバーになって大活躍するも。そしたら、噂を聞きつけた父ちゃんも帰ってきてくれるも」

 

どうやらこの人工ブレイドを作り始めたのはトラの祖父と父からであり、トラは2人のためにもなんとしてでも完成させようと考えていた。

 

ホムラ「トラくん…」

 

セイリュウ「ところでトラ…この人工ブレイド、見たところほとんど完成しているようじゃが後はどうすればいいんじゃ?」

 

トラ「もっふっふ…後は足りないパーツをいくつか買ってくればいいも。でもトラ、お金ぜんぜん持ってないも」

 

この人工ブレイドがまだ完成していない理由、それはトラが足りないパーツを買うためのお金がないからであった。

 

レックス「えーマジで!?」

 

トラ「マジだも」

 

涼也「全くないのか?」

 

トラ「すっからかんも」

 

レックス「つまりはお金を貸してくれと?」

 

トラ「貸すんじゃなくて、出してくれたらもっと嬉しいも〜」

 

セイリュウ「さすがはノポン族、しっかりというかちゃっかりというか…」

 

涼也「どう考えてもちゃっかりだろ…」

 

トラ「でもでも、人工ブレイドが完成したらとてつもなくすんばらしい戦力になるも」

 

涼也「確かにそれはちげぇねえが…」

 

レックス「で、いくらいるの?」

 

トラ「だいたい6万ゴールドぐらいも」

 

レックス「ろくまんっ!?さすがにそれは…」

 

レックスは6万という巨額の金額に驚きを隠せず、思わず声を上げた。

 

涼也「悪いが俺はそんな金ねえぞ」

 

ホムラ「レックス。トラくんにも手伝ってもらいましょう。お金だったら私が何とかするから」

 

レックス「何とかするってどうするの?」

 

セイリュウ「ま、まさか身体を売っ…」

 

涼也「ゴーカイチェンジ」 

 

『マーージレンジャー!』

 

レッド(マジレッド)「レッドファイヤー!」

 

セイリュウ「ギャァァァ!?」

 

セイリュウはセクハラ発言をしそうになったので、涼也はマジレッドに変身しレッドファイヤーの炎でセイリュウに軽く火を付けた。

 

涼也「次言ったら灰にするからな」

 

セイリュウ「すいません…」

 

レックス「いい加減にしろ、クソジジイ」

 

そんなセイリュウをホムラは無視し、彼女は右耳に付けているコアクリスタルと同じ輝きを放っているイヤリングを取り外した。

 

ホムラ「天然ものだから、売れば6万ぐらいにはなると思う」

 

レックス「だめ!そんなの受け取れないよ」

 

ホムラ「でも…」

 

レックス「ええい、俺も男だ!わかった、パーツ代全額俺が持つ」

 

セイリュウ「何と太っ腹!」

 

トラ「ももー!アニキは男の中の男もー!」

 

レックス「その代わり!ヘンテコなブレイドだったら承知しないぞ」

 

なんとレックスはヘンテコなブレイドだったら承知しないという条件を付け、全額自分が持つ事を宣言したのだ。

 

トラ「それは任せても」

 

レックス「よし!じゃ行くぞトラ」

 

トラ「もー!」

 

レックスはトラに声をかけ、2人は元気よく家から出て行った。

 

ホムラ「大丈夫かしら…」

 

涼也「さぁな」

 

セイリュウ「ありゃヤケクソじゃな…」

 

涼也「だろうな」

 

〜数時間後〜

 

それからレックス達は必要となる「かんぺき距離センサ」と「ビヨンコネクタ」と呼ばれるパーツをレックスのサルベージやとある植物学者の依頼をクリアすることで入手し、いよいよ人工ブレイド起動の時となった。

 

トラ「よし、終わったも」

 

レックス「完成したのか?」 

 

トラ「もちろんも、後はエネルギーチャージして起動すればいいも」

 

涼也「いよいよか」

 

セイリュウ「ニア達が処刑されてしまうまでもう時間がない。急ぐんじゃトラ」

 

トラ「うん、わかったも」

 

トラは人工ブレイドを起動させる準備が完了し、彼は起動レバーに触れた。

 

トラ「人工ブレイドお前が目覚める時がき…」

 

ホムラ「ダメよ、トラくん」

 

トラ「え?な、なんでだも?」

 

ホムラ「人工ブレイドなんて呼んでたら、かわいそう。ちゃんと名前をつけてあげて、トラくんが考えた名前を」

 

涼也「そっちの方がわかりやすいしな」

 

ホムラは人工ブレイドを起動させるようとするトラを止め、名前を名付けるように話した。

 

トラ「そ、そうかも…実はトラ、もう考えてあるも。こいつの名前…」

 

レックス「そっか、じゃあ迷うこともないな」

 

セイリュウ「うむ、さあ始めるが良い。トラよ」

 

トラ「わ、わかったも」

 

トラは気を取り直し、起動レバーに触れスタンバイした。

 

トラ「さあ、目覚めろも…トラだけの人工ブレイド、ハナーー!」

 

トラは叫びながらレバーを前に押し倒した、その瞬間強力な電気が一箇所に集まり、辺りの照明を揺らした。レックス達はその光景に息を呑んだ。

 

トラ「は、ハナ…」

 

ハナ「おはようございます!ご主人☆」

 

涼也「はっ( ゚д゚)……」

 

レックス・ホムラ・セイリュウ「「「ぽかーん( ゚д゚)」」」

 

ハナは目覚めた、だがその目覚め方が予想とはあまりにもを異なるのでレックス達は驚き、空いた口が塞がらなかった。

目覚めたハナはまるで萌えアニメに出てくるようなキャラクターのようだったからだ。

 

トラ「ちょちょちょ、ちょっとまったもー!い、今のはナシも!せ、設定を間違ったも…」

 

レックス「設定?」

 

トラ「こ、こんどこそ大丈夫も。そ、それでは気を取り直してスイッチオンだも」

 

気を取り直してトラは再びレバーを前に倒した、すると今度は正常に作動し、ハナはパチっと目を開いた。

 

ハナ「おはようございますも、ご主人」

 

トラ「せ、成功だも。これがトラの自信作!セカイ初の人工ブレイド『ハナ』だも」

 

レックス「おぉー!」

 

ホムラ「すごい!」

 

セイリュウ「こりゃたまげたわい」

 

ハナの起動成功をレックス達は喜び、興味津々にハナを見ていた。

 

トラ「どうだも〜?感心したも〜?トラ、すんごいも〜?」

 

レックス「ああ、ホントすごいやトラ」

 

涼也「そういえや、さっきのは何だったんだ?お前の趣味か?」

 

トラ「(ビクッ!)ト、トラにそんな趣味があるわけないも。ア、アレは…

そう、センゾーじいちゃんの趣味も。きっとそれが残ってたんだも」

 

涼也の言葉にトラは図星なのか一瞬ビクッとするが、すぐにそれを否定した。

 

ホムラ「ほんとーですか?」

 

ホムラはジト目になりながらトラと目線を合わせて尋ねるとトラはまた身体がビクッと震えた。

 

トラ「ほ、ほんと…も…」

 

トラは冷や汗をかきながら質問に答えているとホムラの目線がトラから右の方にズレた、トラは恐る恐るその方を確認してみると…

 

トラ「もも!」

 

そこにはメイド服などの可愛らしい服がたくさん入っているクローゼットの扉が開いていた。それを見られたトラは先ほどよりも多くの冷や汗をかく。それを見たホムラはニコッと微笑み、レックスの方に向いた。

 

ホムラ「ということだそうなので、レックス。行きましょう、ニアを助けに」

 

レックス「ああ、急ごう」

 

涼也『あれが無言と笑顔の圧力ってやつか…』

 

トラ「ふも…」

 

ハナ「というわけで、ハナですも。今後とも、よろしくなのですも」

 

こうして新たにレックス達の仲間として、セカイ初の人工ブレイドにしてトラのブレイド…「ハナ」が誕生して仲間に加わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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