愛と正義の名のもとに!   作:雪狐@ただのキツネ好き

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まだ続きました(ΦωΦ)
モチベーションはまだ残っています...!

あ、イフリート戦はカットです。
あれはリムルが戦うからこそ意味がある...
カットって言うか、憎しみちゃんで簡単に潰させないだけだけど!

それと、シズさんは好きなので生存してもらいます。
その為に絶望ちゃんの加護の効果を勝手に変えてますが悪しからず...

あ、それと、あけましておめでとうございます。
もしよろしければ、よろしくお願いします(*・ω・)*_ _)ペコリ


絶望の加護

 

 

「リグルド、あの四人の様子はどうだ?」

 

「はっ!

こちらに...」

 

リグルドに連れられて、ひとつの建物に向かうと、声が聞こえてくる。

 

「あっ!

おい!お前、それは俺が狙ってた肉!」

 

「あー!

私が育ててたのに酷いですよう!」

 

「早いもの勝ちなんでやんすよ!」

 

「.........。」

 

...。

あんなことがあったってのに、元気すぎないか?

ま、まぁ、元気がないよりはいいのかもしれないが...

 

「...すみません、腹ぺこだというもので、食事を...」

 

「おぉ!

それはいいじゃないか!

困ってる人に親切にするのは、いい事だぞ!」

 

「ははっ!

ありがとうございます!

今後とも、精進したいと存じ上げます!」

 

相変わらずだが堅苦しいな、こいつ。

 

「どうぞ、リムル様。」

 

「「「「...!」」」」

 

すごい勢いで食ってんなコイツら?

...それにしても、よく見ると、どっかで見たことあるような...

 

《解。洞窟で遭遇した三人組です。》

 

あぁ!あの時の...

 

...シズさん?

仮面つけたまま、どうやって食ってんの?それ。

 

そんなことを考えながら見ていると、リグルドが咳払いをして注目を集める。

 

「お客人。

大したもてなしはできんが、寛いでいただけておりますか。

ここで、改めてご紹介しよう!

こちらが!我らが主、リムル様である!」

 

「「「...主!?」」」

 

「主で悪いか?」

 

「い、いやぁ..」

 

「ただのスライムでは無いって言うのは分かってたけど、主とは...」

 

困惑しているな。

まぁ、俺も逆の立場だったら疑うからな。

 

よし!

ここは一つ、悪くないアピールをしよう!

 

「はじめまして!

俺はリムル!

悪いスライムじゃないよ!」

 

「ぶっ...!」

 

ん?

ネタが...伝わった?

 

「おっと...それよりも。

これは失礼しました。

まさか、魔物に助けてもらえるとは思ってもいませんでしたから、助かりました。」

 

「あ!

お肉、ありがとうございます!

とっても美味しいです!」

 

「どうも、たすかりやした。

こんな所で、ゴブリンが村を建設中とは思ってもいませんでした。」

 

んー...シズさん、マイペースだなぁ。

こうして話してても黙々と食べてるぞ。

 

「んで、ここには、何もされにこられたのかな?」

 

「俺はカバル。

一応このパーティーのリーダーをしている。

それでコイツが...」

 

「エレンです!」

 

「そんでこっちが...」

 

「どうも、ギドといいやす。

お見知り置きを。」

 

「えー、それでこの人は、行く方向が同じということで、臨時メンバーになった...」

 

「シズ。」

 

さっきも聞いたけど、シズさんって言うのか。

我が運命の人。

 

...どっからどう見ても、日本人だよなぁ...正座してるし。

 

 

 

それから、どうしてこんなとこにまで来たのかを教えてもらう。

カバルはもっと人...魔物を疑うってことを覚えた方がいいんじゃないか?

 

簡潔にまとめると、ここ、ジュラの大森林の周辺国である、ブルムンド王国のギルドマスターの命令を受けて、調査に来たらしい。

 

どうやらヴェルドラが居なくなったと言うことは俺の想像以上に大きいことらしいな。

 

「俺たち、こうして村を作っている途中だが...

その、ギルド的に何か問題があったりとかするか?」

 

ここまで頑張ってんのに壊されたりしたらたまらないからな。

こういう事はきちんと聞いておかないと。

 

「...いや?

大丈夫だろ。な?」

 

「そうね...

ギルドが口をだす問題じゃないし...国はどうなんだろう?」

 

「んー...あっしにはわかりやせん。」

 

「そうか。

まぁ、話はわかった。

今日はここに泊まるといい。

ゆっくり疲れを癒してくれ。

...あんな化け物と会ってしまったんだからな。」

 

「「「「ありがとうございます」」」」

 

それにしても、あの魔法少女、2回もあってんのに名前も聞けてないな。

次会ったら聞いてみようか?

 

 

 

 

...さっきの場所に戻ってきてみたけど、スライムさんも四人も居ないわね?

うーん...あの仮面の人、不安定だからなんとかしてあげあいのだけど...

 

まぁ、もし無理で死んじゃったらその時は天命ね。

 

「一応、近く見てみようかしら?

この辺りに幻想体(アブノーマリティ)の反応はもう無いから気にしなくてもよさそうなものだけど...」

 

念には念を入れて、ってね。

 

「...ん?

あ、あっちの方から凄い魔力を感じるわ!

これは...あの仮面の人の中の精霊が乗っ取ろうとしてるのかしら?」

 

とりあえず行ってみましょうか。

 

「...ん?

あ、目印にちょうどいい炎の柱が立っているわね!」

 

天高く上がる炎の柱を見て、その場所にワープをする。

 

「愛と正義の名のもとに、魔法少女がやってくる!

...あれ、仮面の人の魔力を感じたけれど、もう完全に乗っ取られちゃったのかしら?」

 

「あ!

魔法少女!

ちょうどいい所に!

眷属のような奴を任せられないか!?」

 

「え?

本体はどうするのかしら?」

 

「...シズさんは、俺が止める。」

 

「...ふふっ、えぇ、任されたわよ!」

 

本体を任されると思っていたから、少し驚いたわ。

でも、そこまで覚悟があるなら見届けようかしら。

 

じゃあ、あたしはあたしの任されたことを為すだけよ。

もしこれで死んじゃったなら、それまでだったって事よね。

 

「《黄金の道》《愛で》!《黄金の道》《心を壊す剣》!《心を切り裂く剣》!」

 

ん、と。

雑魚処理はこれで終わりかしら?

 

後は消化活動して...

延焼早いわ!

 

「え、えっと、えっと!

近場の水場から水を持ってきて...

えいっ!えいっ!」

 

そんなこんなで、水をかけて延焼を防ぐことかなりの時間。

戦闘を眺めるつもりが水かけてるだけで終わっちゃったわ...

 

どうやら精霊は剥がせたようね。

でも、これだと仮面の人、死んじゃわないかしら?

 

「...!!

シズさんっ!!」

 

スライムさんが倒れてる仮面の人のとこに走って行く。

そのままスライムさんの村に連れていき、ひとつの建物に寝かせている。

 

そのまましばらくすると、目を覚ましたようで仮面の人とスライムさんで話し始めている。

 

助かる手段がないからスライムさんに食べてもらおうとしてるけど、それが本人の気持ちなのね。

それなら、本人の気持ちを尊重させてあげることが一番なのかしらね?

 

「私を...スライムさんの中で眠らせてくれないかな...」

 

「......その決断をする前に。

魔法少女さん!

シズさんを救う方法はないのか!?」

 

「んぇっ!?

あたし!?」

 

「あぁ!

どうにかする方法、知ってるんじゃないのか!?」

 

「いや、まぁ、知ってるけれど...」

 

でも、本人の気持ちを尊重するのが1番なんじゃない?

 

「知ってるなら教えてくれ!

頼む!」

 

「でも、本人がもう眠らせて、と言ってるなら、眠らせてあげた方がいいんじゃない?

あたしは善よ。

だから本人が望むなら全力を尽くすし、望まないなら眠らせてあげるわ。」

 

「ッ...!

シズさん...一緒に、生きないか?

俺と一緒に...街で暮らそう!

日本の景色も、まだまだ見せたいものが沢山あるんだ!」

 

「...ほん...とに?

私...助かるの...?」

 

「...えぇ、生きたいと言うなら、全力で生き長らえさせてあげるわ。」

 

あまり使いたくない手段ではあるけれど、全力を尽くすって言ってしまったし...

何より、何もないの撃退に手伝わせてしまったという負い目もあるものね。

 

「な!

だから、俺達と一緒に街を発展させよう!」

 

「...ッ、死にたく、ないよぉ...

まだ、やり残したこともある...っ!

仕方ない、と思ってたけど...生きれるなら、生きたいに...決まってる...っ!!」

 

...泣きながら生きたい、なんて言ってるのに見捨てちゃ、魔法少女の名が廃るわよね!

 

「ほら!

魔法少女さん!頼む...!」

 

「えぇ、任せて!

《絶望の加護》」

 

一年に一度、一人にしか出来ない加護よ。

この加護が付いた人は、幻想体(アブノーマリティ)になる代わりに寿命が無くなって身体能力や防御力があがるわ!

 

勿論スキルとかも扱えるわよ?

デメリットは...とくにないわね。

 

あ、強いて言うなら、扱いが幻想体(アブノーマリティ)になるから、魔物と人を区別する魔道具とかがあれば魔物に区別されてしまうことかしら?

 

後はわかる人には幻想体(アブノーマリティ)と分かるから、警戒されることかしらね。

 

「...からだが...軽く...?」

 

「今まで特に何かあった訳でもないから、大丈夫だとは思うけど気をつけておいてね?

後、年に一度更新しないといけないから、あたしと年に一度は会わないといけないわ。」

 

「シズさんっ!

大丈夫なのか...?

大賢者!どうだ!?」

 

「誰に話しかけてるのかしら?」

 

「...さぁ?

あ、それはともかく、ありがとう...!!」

 

「わっ!?

あ、あたしは頼まれたからやっただけよ!

お礼なんて言わなくていいわ。」

 

急に手を取られて強く感謝されると、赤くなりながら慌てて早口で言う。

 

...こう、素直に強くお礼を言われることなんて中々無かったから、照れるわね...

 

「ホントに...ありがとう、ございます...!」

 

「も、もう!

この辺でいいから!

スライムさん!

何かするんじゃないの!」

 

「...あ、あぁ、えっと...

シズさん、言い難いんだが...

一度、取り込んでもいいか?」

 

「「...?」」

 

一体なんのために?

もしかして、悪いやつだったのかしら!?

食べようとしてる?

 

「見損なったわよ!

《アルカナ...》」

 

「まてまてまて!

勘違いだ!

俺のスキルでシズさんの容体を確認するのに、一度取り込んでからの方がやりやすいんだよ!

早まるな!」

 

「魔法少女さん、私は大丈夫。

スライムさんを信じるよ。」

 

「...。

もし、嘘だったらわかってるわね?」

 

全力で圧をかけながら目線を向けると、激しく頭?を縦に振っている。

それを確認すると、圧を霧散させて笑顔を向ける。

 

「よ、よよよ、よし!

大賢者、任せたぞ...!!

シズさん、少し失礼するぞ。」

 

「うん、任せるね。」

 

それから暫く待つと、どうやら検査が終了したようで、仮面の人が開放される。

 

「シズさん!ありがとう!

それと、ご、ごめん!

俺のスキルでシズさんのユニークスキルと、姿コピーしちゃったんだ!」

 

「...ふふ、そんな事、気にしなくていいよ?

人間の姿があった方が、スライムさんも動きやすいでしょう?

元々人間なんだから、余計、ね?

 

「...!!

あ、あぁ、そう言ってくれると、助かる...すまん!

ありがとう!」

 

「お礼は、また、景色を見せて欲しいな。」

 

「そんな程度でいいなら、勿論!」

 

「...んー、と、一件落着かしら?」

 

「おう!

魔法少女さん、ありがとう!

あ、そうだ、魔法少女さんっていつまでも呼ぶのもあれだから、名前を聞いてもいいか?

俺はスライムのリムル=テンペスト!」

 

「あ、私も、恩人の名前は知りたいかな。

私は静江井沢。シズって呼んでくれたら嬉しいよ。」

 

「私の名前かしら?」

 

「おう!

教えてくれないか?」

 

「えぇ、いいわよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 




名前は次回...いつかなぁ...
とりあえずアンケートの結果で名前が変わるので、次回まで名前はお預け...

ここまで読んでくださり感謝です!
連休中はモチベ続くね!
まだ書けるよ!!多分!

憎しみちゃんの名前どうしましょ...

  • セイアちゃん(正義のセイと愛のア)
  • アイちゃん(愛から)
  • アイニちゃん(憎しみと愛から)
  • ニアちゃん(憎しみと愛から)
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