異世界セカイ   作:龍狐

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閑話 【異世界セカイ:MOREMOREJUMP編】※他作品キャラ登場

ルカ「ふふふふ~ん♪」

 

 

 異世界セカイの食堂――“たこルカフェ”の店長、異世界セカイのルカ、通称異世界ルカが鼻歌を歌いながらカウンター前の厨房に立ち、パフェに盛り付けを行う。

 パフェの器にチョコフレークを入れた後、青色のゼリー(ソーダゼリー)を目いっぱい入れる。その上に大きめのバニラアイスを乗っけたて、さくらんぼを乗せれば、完成した。

 

 

ルカ「完成!カラフルサンデー*1!」

 

 

 パフェを完成させたルカは背中側に置いてある家庭用冷蔵庫(業務用の方はバックヤードの方にある)の扉を開けるとそこにカラフルサンデーを入れて、さらに中でチリなどで汚れないように長方形のプラスチックの入れ物をかぶせる。

 

 

ルカ「さてと。あとはリンとレンのも作らないとね!えっと確か、リンはイチゴフレークにストロベリーゼリー、ストロベリーアイス、で、その上にイチゴだったわね…。イチゴ尽くし…。で、レンはプレーンフレークにレモンゼリー、モンブランアイスにブドウとマスカット…腕が鳴るわね」

 

ルカ「……今思ったけど、別の味で作ったカラフルサンデーはカラフルサンデーと言えるかしら?もっとこう…カラフルマンデーとかカラフルサタデーとかに変えた方が…でもそうしたら余計ややこしく…」

 

 

 食器棚にあるパフェの器を取りながら、そんなことを思案する。ただそんなことをすれば数十種類もあるアイスや果物を一個ずつ分けて商品名を別にしてしまえばメニュー覧がとんでもないことになってしまうためその案を振り払う。

 

 そのままさっきと同じようにリンとレンの要望通りにカラフルサンデーを作っていると、不意に店の扉が勢いよく開いた。

 

 

ルカ「あら?」

 

??「ルカルカ!!大変だよ!!」

 

 

 入って来たのは、白いタキシードに軽装の鎧を着けて腰に剣を携えた金髪の少年――レンだった。

 

 

ルカ「どうしたの?またメイコがなにかやったの?まだ咆哮も爆発音も聞こえないけど…」

 

??→レン「それはまだ!じゃなくて…」

 

??「お客さんだよ!」

 

 

 レンの次に入ってきたのは、レンと同じような恰好――ただし下半身はスカート――をして、レンとは違い剣ではなくレイピアを携えた少女――リンだ。

 

 

??→リン「おーいみんな―!入っていいよー!」

 

??「お、お邪魔します!」

 

ルカ「あら」

 

 

 元気いっぱいな声とは裏腹に、オロオロとした仕草で入って来た、茶髪の女の子。その子に続いて、青色、桃色、水色の髪色の女の子が入って来た。

 その少女たちのことを、ルカは知っていた。何故なら、少女たちはこのセカイの想いの持ち主の知り合いだからだ。無論、想いの持ち主の交友関係をすべて把握しているわけではないが、少女たちは想いの持ち主の秘密を知る数少ない一般人だからだ。

 想いの持ち主が所属している仕事先の逸般人キチガイたちはその秘密を全員が把握しているが、彼らのような異常性をこの子たちからは感じない。

 

 ゆえに、ルカは把握しているし、リンとレンが驚いていたのも納得だ。

 

 

??「カフェ…?」

 

??「……カフェなのに内装居酒屋なのね…」

 

??「趣があって、穏やかなところね~」

 

 

 ルカは厨房から出て客人たちの前まで赴いた。

 

 

ルカ「いらっしゃい。ようこそ【たこルカフェ】へ」

 

 

??「ル、ルカ!?私たちのセカイのルカと違って、ポニーテールなんだ…」

 

 

 青髪の少女がルカの全体像を見て、まず真っ先に挙げたのが髪型に対してだった。やはりデフォルトの自分はロングヘアであるため、違う髪型であることが驚かれるのには少し慣れていた。

 

 

ルカ「料理を提供してるから、このくらいはしないとね。ところで、あなたたちは…【花里】さんに【桐谷】さん。【桃井】さんに【日野森】さんで合ってるわよね?」

 

 

 ルカが少女たちの苗字を言うと、全員がとても驚いた表情を見せた。

 そう、この四人の少女たちはMORE MORE JUMP!のメンバーだったのだ。

 

 

??→みのり「えぇ!?ルカさん、私たちのこと知ってるんですか!?」

 

ルカ「ふふっ、なんでだと思う?」

 

??→雫「あ、もしかして……このセカイの想いの持ち主さんは、私たちの配信を見てくれてるんじゃないかしら?」

 

リン「違うよ!それよりもっと身近な人だよ!」

 

レン「それに、このセカイは“1人”の想いで生まれたんだ。ここまでいろいろ見てきたけど、予想できるかな?」

 

 

 雫の意外で的確な予想に、「それだ!」と言わんばかりにみのりの顔が変わっていくが、その前にリンによって否定された。

 彼女たちは最近から配信ネットで活動を始めたため、不特定多数の人間が自分たちのことを知っているはずだがそれを否定されれば、より条件は絞られていく。さらにレンのヒントで想いの持ち主は“一人”であることが判明した。

 

 

??→愛莉「身近な人…?私たちの知り合いってこと…?」

 

??→遥「えっと、セカイは確かそれぞれの想いのカタチで違う…。私たちのセカイと同じように“想い”が具現化してるってことだから…。ここに来るまで見てきたのは…」

 

雫「草原とお家…それと可愛い動物さんも歩いていたわね。それに雪だるまさんにオレンジ色の丸くて可愛い子*2たちがたくさんで可愛かったわ~」

 

 

 全員が悩んでいるが、見かねたルカが答え同然の質問をした。

 

 

ルカ「それじゃあ、ここに来るまでで、一番印象に残ったのはなに?」

 

遥「ペンギンの住民さん!」

 

みのり「そのペンギンさんとお話する遥ちゃん!」

 

雫「お花畑かしら。金色とか黒いバラがあって綺麗だったわ!」

 

愛莉「いやそういうこと聞いてるんじゃ……って待って雫。金色と黒いバラってなに?そんなバラ存在しないわよね?」

 

リン「あるよ!さっき雫ちゃんが迷子になってた場所の花壇!あそこはわたしが育ててるんだけど、他にもバラだったら青だったり紫だったりもあるし、青いスミレとかパンジーとかあるよ!」

 

愛莉「流石セカイ…なんでもありね…」

 

ルカ「………えっと、じゃあ、外観。そう、建物とかで気になったのはない?」

 

 

 相変わらずのメンバーにツッコミを入れ、リンから自らが手入れしている花畑のことを聞かされて話に浸る雫と愛莉。そんな状況を見かねたルカが、更なるヒントを提示した。

 

 

遥「目立つ建物…って言ったら、やっぱり丘の上のお城かな」

 

愛莉「まぁ、それが真っ先に出るわよね。本当なr―――」

 

遥「あそこからただならぬペンギンのオーラを感じたから」

 

愛莉「ペンギンのオーラってなに!?」

 

 

 即座に入る愛莉のツッコミ。ペンギンのオーラとはなにか……普通に理解できないが、おそらくはその城のモデルとなっているであろうデ○デ城の城主のモチーフがペンギンだからであろう。

 

 

レン「それはたぶん…あの城の主がペンギンの王様だからだと思う」

 

遥「ペンギンの王様……!!」オメメキラキラ

 

みのり「あ、会うことってできるんですか!?」

 

ルカ「違うわよ。あのお城はとあるゲームがモデルになっていてね。その城主のモデルがペンギンなの。だからこのセカイにはいないし、なんなら王様ポジションはこのセカイの持ち主だから」

 

遥「そっか…。いないんだ、ペンギンの王様…」

 

雫「遥ちゃん…」

 

 

 それを知って、遥はあからさまに気分が萎えていた。

 

 

ルカ「まぁペンギンの王様はいないけどあなたたちが知っての通りペンギンの住民ならいるから、彼らと交流を深めればいいんじゃないかしら?」

 

遥「……うん。そうですね!ペンギンとお喋りして仲良くなれる絶好の機会…もっともっと仲良くならなきゃ!!」

 

みのり「遥ちゃん!わたしも応援するよ!」

 

遥「みのり…!!」

 

愛莉「ペンギンの話はまたあとにしましょうか。それで、あのお城がどうしたんですか?」

 

ルカ「そうね。あのお城は観光名所のように自由に出入りが可能になっていて、想いの持ち主の意向で別の意図で使われているの。それは――」

 

 

 

ミク「MOREMOREJUMPの皆!ようこそ【異世界セカイ】へ!!」

 

 

 

 瞬間、扉を猛烈な勢いで開けてこのセカイのミクがたこルカフェに入店してきた。

 突然の入店に固まる一同だったが、このセカイの名前を頭の中にロードできたことで再覚醒した。セカイの名前…それを聞いた瞬間、4人の脳裏に一人の男の姿が浮かんだ。

 

 4年前に事故に遇い異世界転移してゴブリンと傭兵にボコられたあと銅貨3枚(たわし以下[120枚])で売られ、一週間放置されたあと血泥にまみれた戦闘のことを満面の笑みで『いいスタート』と言い切ったあの男性のことを―――。

 

 

雫「異世界、セカイ…?」

 

みのり「え、異世界って……」

 

遥「も、もしかして…」

 

愛莉「このセカイの想いの持ち主って…」

 

 

リン「あー!ミクー!答え言っちゃ駄目だよー!」

 

ミク「え、なんのこと?」

 

レン「今、想いの持ち主は誰ってクイズ出してたのに、それじゃあ答え同然じゃん!せっかく黙ってたのにー」

 

ミク「ご、ごめん…」

 

 

 自分が場の空気を崩してしまったことを知ったミクは、しょぼんと肩を落として気分も落とす。そして、それを見てリンとレンが慌てだした。

 

 

レン「わわ!ごめんミク!言いすぎちゃった!」

 

リン「ごめんなさい!だから元気出してー!」

 

 

 即座に謝った二人だったが、ミクが落ち込みは止まらない。それを見かねた二人は、ルカの方へと駆け寄った。

 

 

レン「ルカ!オレたちのカラフルサンデーもうできてる!?」

 

ルカ「リンのはもうできてるけど…」

 

リン「分かった!それちょうだい!」

 

ルカ「はい、どうぞ」

 

 

 リンがルカから自分のカラフルサンデーを受け取ると、それをミクに差し出した。

 

 

リン「はいこれ!わたしのカラフルサンデーあげるから元気だして!」

 

ミク「え、いいの…?」

 

リン「うん!もちろん!」

 

レン「オレのもあげるからさ!それに、またルカに作ってもらえばいいし!」

 

ミク「わーい!リン!レン!ありがとー!」

 

 

 リンからカラフルサンデーを受け取り、満面の笑みになるミク。それを見て、リンとレンもほっと一息をついた。

 ミクは、カラフルサンデーを両手で持ったままみのりたちのほうに向きなおる。

 

 

ミク「改めましてこんにちわ!私、ミク!よろしくね!」

 

みのり「よ、よろしくね!ミクちゃん!」

 

遥「えっと、あの、ところで…さっきの話って…」

 

ルカ「―――もう答え言っちゃってるようなものだけど、お城のことも言っておくわね。あの城は想いの主の意向で【星のカー○ィ歴史ヒストリー博物館ミュージアムとして使われているの」

 

愛莉「どう考えても陽介さんのセカイよね!?」

 

 

 “異世界”と“カー○ィ”。この二つの単語から導き出される人物は、たったの一人しか思い浮かばなかった。そう、自分たちと同じ学校に通っている【星乃一歌】の兄、【星乃陽介】である。

 

 

雫「まぁ…陽介くんもセカイを持ってたなんて…」

 

リン「でもやっぱりお城の用途とセカイの名前を言うだけで誰なのかわかっちゃうんだね」

 

遥「陽介さんのこと知ってたら誰だってその答えに辿り着くと思うけどね…」

 

愛莉「ただまぁ納得って言う気持ちが強いわね」

 

 

 この前の記憶映像のワンシーン――一週間放置された牢屋に刻まれた文字――で陽介の“カー○ィ”への底知れぬ想いは嫌と言うほど知っている。セカイは強い想いによって生まれると説明されているが、確かに今までの道なりで見たのはカー○ィらしいメルヘンチックな光景ばかりで納得がいった。

 

 

ルカ「このセカイの場合、まだ生まれて間もないけどね。まぁそれでも騒ぎには事欠かないけど」

 

レン「主にメイコが原因だけどね」

 

みのり「このセカイのメイコさんは一体なにを…?」

 

 

 このセカイのメイコがトラブルメーカーであるということを察した一同。だが一体何をやらかせばある意味ここまでの信頼()を得られるのだろうか。

 

 

ミク「まぁ……ただ絵を描いてるだけなんだけどね…」

 

みのり「絵?なんでそれが騒ぎの原因に…?」

 

リン「まぁまぁそれより!わたし、皆の話が聞きたいな!アイドルのお話なんてそんなに聞けないからさ!」

 

ルカ「あら、いいわね。もしよろしければ聞かせてくれないかしら?」

 

遥「もちろん。答えられるものだったら、なんでも質問していいよ」

 

 

 そこから、モアモアジャンプのメンバーたちと会話が広がった。お座敷の席に座った四人と段差に座ったミクとリンで会話が広がる。ちなみにレンは隣のお座敷席で自分のカラフルサンデーを食べている。

 さらにそこから話題が“カラフルサンデー”の話に変わりレンも話の輪へと入ることになった。ミクはリンからもらったカラフルサンデーを、リンはここに至るまでの間にルカに新しく作ってもらったカラフルサンデーを持って会話を広げる。

 

 

ミク「実はこのカラフルサンデーは【喫茶どんぶら】の裏メニューなんだよ!マスターの独断と偏見で選ばれた常連さんしか食べられないスペシャルメニューなんだ!」

 

みのり「えぇええ!このセカイにもどんぶらが~!?」

 

遥「ていうか、なんで独断と偏見…?」

 

レン「さぁ…?でもマスターにも許可を取ってるから、たこルカフェここでなら初めての人でも食べられるんだよ!」

 

雫「そうなのね…。と言うことは、マスターさんもこのセカイに来ることができるの?」

 

リン「と言うより、【星の箱舟】のメンバー全員がこのセカイに来ることができるんだ」

 

愛莉「……【星の箱舟】?なにかのチーム名かしら?」

 

 

 【星の箱舟】。聞いたこともない単語に首を傾げる四人。メンバーと言う言葉を使っていることからそれがなんらかの団体であることは予測できるが、それ以外は何もわからなかった。

 

 

ミク「陽介が所属している職場の呼び名だよ!元々は【■■ロア商会】って言う名前なんだけど「捻りがなさすぎる」って言う理由で出来た別名なんだ」

 

遥「【ロア商会】…そういえばセッちゃんから聞いたことがあるね」

 

みのり「【星の箱舟】かぁ~。カッコいい名前だね!どうやって決まったの?」

 

リン「うーん、一言で言えば象徴…かな」

 

雫「象徴…?」

 

レン「【星の箱舟】は【■■ロア商会】を象徴するものなんだ。だから商会主本人が名付けたんだよね」

 

愛莉「箱舟って名前がついてるくらいだし、船が象徴ってことかしら?」

 

ミク「そうだよ。船に乗っていろんな場所を移動してるんだ。それでね、その人たちはみんなハチャメチャで面白いんだ!」

 

ルカ「アレは“面白い”で片づけていいものじゃないけどね…」

 

 

 と、そこでルカがリンの分のカラフルサンデーを持ってきてリンの前の机に置いた。

 

 

リン「わーい!ありがとー!」

 

ルカ「どういたしまして。…あの人たち本当にメチャクチャなのよ」

 

 

 ルカもお座敷に腰を降ろし、ミクの隣に座って体をみのりたちのほうに向ける。

 

 

ルカ「まず率直に言うけど陽介って頭おかしいじゃない?

 

 

 大分率直すぎる。まぁ確かに否定できないけども。モアモアジャンプのメンバーたちは苦笑いと途切れ途切れの笑いでその場を濁した。

 

 

ルカ「まぁ4年間で60回以上記憶を消してるから無理もないんだけれど…」

 

愛莉「ホント期間と数が反比例しすぎてますね…いやそもそも記憶を消すのに反比例なんてないし…」

 

雫「そ、それだけ壮絶だって言うことだものね…」

 

遥「でもセクハラをセクハラとも思えないアレは流石に問題があるんじゃ…」

 

みのり「エルミリアさん…すっごく恥ずかしがってたもんね…」

 

ミク「でもそのシーンの時って陽介はまだ記憶忘却の魔法覚えてないよね?」

 

 

 じゃあアレって元からの要素――つまり“素”。あんなセクハラができてしまう――陽介ほんにんからすれば相手の命に係わることなので必死だったため悪意やそういった意図がないとはいえど、やっぱり思うところはある。

 一同は、これ以上考えることを放棄した。まぁ同情できるとはいえエルミリアの暴言も酷かったし、どっちもどっちだよ、うん。

 

 

ルカ「…で、話に戻るのだけれど陽介は頭のネジが外れすぎてるから【星の箱舟】のメンバーたちとかなり相性がいいのよ」

 

愛莉「頭のネジが外れすぎてる人と相性がいいってどんな職業なんですか本当に!?」

 

レン「ははは…。あ、ちなみになんだけどみんなって二か月前の縦線のこと覚えてる?」

 

 

 カラフルサンデーを食べ終えたレンが立ち上がってカウンター越しに置くと、突然そんなことを聞いてきた。

 レンの質問に4人は「あ~」となにかを思い浮かべる表情をした。

 

 

みのり「覚えてるよ。すっごく爆音だったもん」

 

雫「授業中だったからとてもビックリしたわ。あとでしぃちゃんから聞いたんだけど、『女の人を殴ったり蹴ったりして大変だった』って司くんが言ってたらしいわ」

 

遥「その後みのりと一緒にランニングしてたらフェニラン方向からとんでもない極太レーザーが飛んでたし…」

 

愛莉「あ~…その原因と思われる天まで伸びる漆黒の縦線が急に4つに増えたりもしてたわね…。絵名――私の友人が途中までその現場にいて、っていうかその縦線B?てのと一緒に居たっていったけど、もしかして…」

 

ミク「うん。その人も【星の箱舟】のメンバーだよ。まぁアレの場合は自業自得だから…」

 

雫「自業自得…その女の人はなにかしちゃったのかしら?」

 

ミク「え、(あの世界線では)何もしてないよ」

 

愛莉「自業自得の意味知ってる?」

 

 

 縦線に毎回のごとくられる出会ったことのない銀髪の女性に心の底から同情した。逆になんでなにもしてないのにそこまで恨まれているのだろうか※。

 ※原作:HU○TER×HU○TERにおいてその女性は滅茶苦茶極悪なことしている。

 

 

ルカ「まぁアレはもうハッ○ーセットみたいに切っても切れないものだからどうでもいいとして」

 

みのり「暴力をどうでもいいって…」

 

ルカ「【星の箱舟】にはあの人レベルの戦闘力を持つ人…人?……まぁそんな戦闘力も人間性も逸脱している集まりなのよ」

 

愛莉「人なのかを言い渋るってどんな集まりなんですか本当に…」

 

ルカ「特にあの厄災勇者……ヤツは私のアイデンティティをどこまでも侵犯して…」

 

 

 なにかを思い出したのか、悔しそうに拳を持ち上げて握り締めるルカ。その顔からは怒りが滲み出ており、敵対的な意思を感じる。

 一体その厄災勇者になにをされたのか。というか厄災勇者ってなんだ。勇者なのか厄災なのかどっちなんだ。もたらすのは平穏なのか混沌なのか訳分からん。

 

 

雫「えっと……その人は一体なにを…?」

 

ルカ「……いろいろ言いたいことはあるのだけれど、まぁ挙げるとするなら料理に関することかしら」

 

レン「あぁ…アレは料理って言っていいのか分からないからね…」

 

みのり「えっと、料理じゃないの?」

 

レン「まぁ観てもらえば分かるかな。リン、アレ、ミクに渡して」

 

リン「うん」

 

 

 リンが食べている途中のカラフルサンデーのスプーンを置くと、上着の内ポケットから、一枚の紙を取り出した。

 

 

遥「あ、それって…」

 

リン「【記憶再生】の呪符だよ!わたしたちもたまに使うんだ!はい、これ」

 

ミク「ありがとう!じゃあいっくよー!イキュラス・エルラーン!」

 

 

 ミクが高らかに叫び、自分の額に呪符を張り付ける。ちなみにこの際詠唱は必要ないのだがその場のノリと雰囲気で言ったのだろう。

 全員に見える位置に記憶映像が出現し、その映像を覗き込む。

 

 

ミク『今日はなに作るの?』

 

厄災勇者『イチゴクレープでも作ろうかなって。アレ回復量が多いからいいんだよねー』

 

 

 映像の時間は夜。視点は完全にミクの目線であり、そこに映っているのは焚火の上に置かれた鍋にミクの反対側に立つ長ズボンと水色の服を来た男性がいた。ミクの目線による映像のため、それより上――顔の方は確認できなかった。

 だが、それ以上に目立つものが、右腕だった。その左腕は普通なのに、右腕だけが明らかに人間のものではない。かなり黒っぽいしなんかの民族っぽいものを着けてるしでひときわ目立っていた。

 

 

みのり「ねぇミクちゃん…。この人の腕、なんか変だよ…?」

 

ミク「え、コレ?これはね、【初代王ラ○ルの右腕】だよ」

 

遥「しょ、【初代王の右腕】…?」

 

ミク「うん。えっと…この人の故郷の王国の、初代王さんの右腕。この人の右腕と一体化してるの」

 

愛莉「どういう経緯でなのそれ…!?ていうかこの右腕人っぽくないんだけど!?」

 

雫「外国の方なのかしら…?」

 

愛莉「いやこれは外国とかそういうレベルじゃないでしょ…」

 

 

 すると男性はいきなりどこからか【イチゴ1個】【たまご1個】【瓶詰ミルク】【さとうきびの束】【小麦の束】を取り出して両腕で抱えて―――

 

 

厄災勇者『おいしょと』

 

 

 全てそのまま鍋の中へとぶち込んだ

 

 

モモジャン「「「「―――ッ!!??」」」」

 

愛莉「待って待って待って待って!?」

 

ミク「なに?」

 

 

 その衝撃的な光景に愛莉が真っ先にストップをかけると、ミクが映像を一時停止する。

 

 

愛莉「なにやってるのこの人!?全部そのまんま鍋に入れたんだけど!?」

 

遥「卵も殻のまま入れて牛乳も瓶のままだし、サトウキビと小麦なんて束ねてる紐ごと入れたよね…!?」

 

雫「これじゃあ、とても食べられないわ…」

 

みのり「作ってるのってイチゴクレープなんだよね!?別のなにかじゃないんだよね!?」

 

ルカ「うんうん…そうよね…」

 

レン「ところがどっこい。ミク、続きお願い」

 

ミク「まっかせて!」

 

 

 ミクが再び記憶映像を再開させると、鍋へとぶち込まれた材料たちはポップなBGMとともに鍋の中で踊り始める。5秒ほど経ち、鍋が煙に包まれた。

 4人共に「焦げたな」と予想を立てたが、煙が晴れるとそこには――、

 

 

厄災勇者『はい完成』

 

ミク『わーい!ありがとー!』

 

 

 その手には皿にのったイチゴクレープがあった。

 

 

愛莉「なんで!?」

 

 

 愛莉のツッコミが“たこルカフェ”に響く

 確かに突っ込みどころしかないため無理もない。

 

 

愛莉「なんで材料入れただけでイチゴクレープが出来上がるのよ!?」

 

みのり「殻も瓶も紐もどこ行っちゃったんだろう…」

 

雫「すごいわ~。イチゴも一個しか入れてないはずなのに、とっても増えてるし…魔法みたいね~」

 

遥「まぁ確かに魔法としか言いようがないけど…こんなのあり?」

 

ルカ「そう…。こんなの料理人として見過ごすわけにはいかない…。見過ごしたら、私の料理人としての沽券とプライドにヒビが入る!!」

 

 

 記憶映像が終わりそれぞれが感想を口にした途端、ルカが叫ぶ。

 

 

遥「ひ、必死だね…」

 

ルカ「そりゃあ必死にもなるわ。これは持論だけど、料理って手間とか気持ちを込めて作るものだと思っているの。それなのにあの男ときたらどんなに時間がかかる料理だろうと10秒以内に終わらせちゃって…!でも味も申し分なくて…それはそれで憎たらしいし、でも明確な違いだってあるわ。あの男は料理の時間が早すぎるせいかただの回復アイテムとしてしか見ていないし、その分食べる時間も早すぎて…。料理ってね、心を満たすものだと思っているの。どんなに辛くても悲しくてもお腹は空くし、それを少しでも満たすために美味しいものを食べるのよ。でも―――」

 

リン「まぁまぁ。そんなに怒らないでよ。わたしの中じゃルカの料理が一番なんだから!」

 

レン「そうだよ!だからムスっとしないでさ!」

 

ミク「あの人の料理もおいしいけど、やっぱり一番はルカの料理だよ!」

 

ルカ「あ、あなたたち…//。そんなに褒めたって…」

 

 

 3人の誉め言葉に動揺したルカが照れながら厨房側に移動し、冷蔵庫を開けると――、

 

 

ルカ「モンブランしか出てこないわよ~!」

 

ミク・リン・レン「「「わ~~い!!」」」

 

愛莉「滅茶苦茶喜んでるじゃないの」

 

 

 冷蔵庫からトレーごと取り出したモンブランを見て、3人は立ち上がって喜びを表現する。

 そのまま机の上に置かれたトレーから、3人がモンブランを取って食べ始めた。

 

 トレーを脇に挟んで立ちあがると、みのりたちの方を見た。

 

 

ルカ「あなたたちもなにか食べる?朝作ったばかりのストックがまだあるから出せるわよ?」

 

みのり「えっ、いいんですか!?」

 

愛莉「あ、すみません…。お気持ちは嬉しいんですけど…」

 

遥「みのり。今は絞ってる最中でしょ?ダンスの練習に影響が出ちゃうよ?」

 

雫「ごめんなさい。せっかく提案してもらったのに…」

 

ルカ「いいのよ。事情があるんだから仕方ないわ。それじゃあ代わりと言ってはなんなのだけど…」

 

 

 ルカは厨房のガスコンロの上に置かれている大きな寸胴鍋の蓋を開けた。

 そこには、大量の味噌汁が溢れていた。

 

 

ルカ「味噌汁なんていかがかしら?農作業後のどうぶつさんたちのためにいつも大量に作ってあるの。よかったらどう?」

 

雫「まぁ味噌汁!いいんですか?」

 

ルカ「労働後に飲むこと前提だから濃い目だけど、しょっぱかったら言ってちょうだい。お湯を足すから」

 

愛莉「確かに、味噌汁なら大丈夫ね」

 

遥「そうだね。それじゃあ、お願いできますか?」

 

みのり「わーい!ルカさんの料理楽しみー!」

 

 

 モモジャンの四人にも笑顔が浮かび、それを見たルカが食器棚からお椀を取り出そうとスライドガラスの取手に手をかけ――、

 

 

ドカアァアアアアン!!

??・??「「キャアアアアアア!!」」

 

 

一同「「「「「「「「!?」」」」」」」」

 

 

 ようとした瞬間、突如として爆発音が鳴り響き轟音によって店が揺れる。

 驚いたみのりたちは咄嗟に両手で頭を抑えるが、なにも来ずに安堵する。が、それでもまだ小規模の爆発音は続いていた。

 

 

みのり「な、なに!?どこか爆発しちゃったの!?」

 

ミク「もしかして、またメイコ?」

 

リン「きっと違うよ。メイコがやったのならまず聞こえてくるのは“咆哮”のはずだよ!」

 

遥「本当になにをやってるのこのセカイのメイコは!?」

 

レン「いや、それよりもさっき、爆発音に紛れて悲鳴が聞こえたよ!今の声は……ミクとリン!?でも二人はここにいるはずなのに…」

 

雫「ミクちゃんとリンちゃんの悲鳴…?もしかして、それって…」

 

愛莉「多分それ、私たちのセカイのミクとリンだわ!二人もこっちに来てたの!?」

 

ルカ「それは大変!急いでいかないと!」

 

 

 ルカの一言に全員が頷き、全員が靴を履いて準備を整える。唯一すぐに出られる状態だったルカが入口の扉を開けると――、

 

 

ブオォオオオン!!※バイクの音

ドドドドドドド!!※走る音

 

 

 一瞬の光景だった。ルカの目の前を馬の頭をかたどったバイク(シー○ーバイク)に跨った見覚えのある男と左耳に銀色の安全ピンを指した赤と白の横ストライプ模様の囚人服の二足歩行のキレ顔のウサギが通り過ぎて行った。

 ルカはその二人の背中を追うように首を右へと向かわせ、真顔でその背中を見送った。

 

 

ルカ「――――」

 

リン「ルカ、今のって…」

 

ルカ「そうね…。なんだか怒ってたけど、一体なにしたのよアイツ…」

 

??「おーい、みんなー!」

 

??「やっと見つけたー!」

 

みのり「あっ、ミクちゃん!リンちゃん!」

 

 

 全員が外に出て土煙を上げて通り過ぎた二人組を見送っていると、あの二人が来た方向から聞き慣れた声が聞こえてきた。全員で振り向くと、そこにはみのりたちのセカイのミクとリン、モモジャンミクとモモジャンリンがいた。

 

 

遥「ミク!リン!二人も来てたんだね!」

 

モモジャンミク「うん!変な扉があったから入って見て、ここに着いたんだ!」

 

モモジャンリン「別のセカイに繋がっているのはビックリしたけど…それで、あなたはこのセカイのミクとわたしだよね?よろしくね!」

 

レン「そっちのリン。挨拶は大事だけど、一体なにがあったのか聞きたいんだ。なにか知らない?」

 

モモジャンリン「うん!えっとね、わたしたち、このセカイに来た後にカイトと出会って、皆のところに案内してもらうついでに商店街をみてたんだ!そしたらね…」

 

モモジャンミク「靴屋さんから出てきたばっかりのウサギさんの前をバイクに乗った人が通り過ぎて…ソレで泥をかぶって、ウサギさんが怒っちゃったんだ!!」

 

 

 二人の証言に、このセカイのバーチャルシンガーたちは「あぁ…」とどこか納得した表情を浮かべた。

 

 

異世界ミク「よりにもよってあのコレクターさんかぁ…」

 

異世界リン「あのウサギさん、一度怒ると対象をぶちのめすとかしないと収まらないんだよね…」

 

みのり(リンちゃんの口から「ぶちのめす」はちょっと聞きたくなかったかなぁ…)

 

レン「でも止めないと!あんなスピードで走り回ったら大変だよ!」

 

ルカ「そうね。アイツを生贄に差し出してでも止めないと」

 

愛莉「ルカさん?」

 

 

 陽介さん(くん)のセカイのルカ…と言うかバーチャルシンガーたち、どこか物騒すぎない?モモジャン全員そう思った。人生の4年間を過酷な異世界で過ごした陽介の精神状態がある程度反映されているせいなのだろうか…。

 

 

異世界リン「そういえばカイトは?」

 

モモジャンリン「カイトは待ち伏せするって言って、わたしたちにみのりちゃんたちの居場所を教えてくれたあとに行っちゃった」

 

レン「それじゃあオレたちも合流しないと!行こうリン!」

 

異世界リン「うん!」

 

 

 リンとレンは懐からホイッスルを取りだすと、一斉にそれを鳴らした。すると、空から黄色に光る大きな星が二つ舞い降り、リンとレンの前に浮かんだ状態で着地するとそこからキックボードのハンドルのようなものが生えた。

 それに乗ったリンとレンは、スピードを出してあの二人のことを追いかけて行った。

 

 

モモジャンミク「行っちゃった…」

 

ルカ「……悪いけど、みんな、そろそろ自分のセカイに帰った方がいいかもしれないわ。これ以上騒ぎが大きくなる前に」

 

愛莉「そうですね…。その方が良い気がします」

 

遥「正直本当に…本当に名残惜しいけど、また来ればいいもんね」

 

愛莉「いや必死すぎるでしょ…」

 

 

 遥の場合ペンギンの住民と今日はもう交流できなくなることがとても名残惜しそうだった。

 

 

雫「でも、私たちが来た扉は、リンちゃんとレンくんたちが飛んで行っちゃった方角にあるわよね?」

 

みのり「そうだった!このまま行っても鉢合わせちゃうんじゃ…」

 

ルカ「それなら問題ないわ。これがあるから」

 

 

 そういい、ルカはポケットから一つのカギを取り出した。そしてそのカギを――“たこルカフェ”の入口へと差し込んだ。

 

 

愛莉「ルカ…?なんで入口を閉めて…?」

 

ルカ「いいえ、むしろ()()()のよ」

 

 

 4人が頭に「?」マークを浮かべると、ルカが“たこルカフェ”の入口の扉を開いた。すると、目に飛び込んで来たのは先ほどまでいた居酒屋のような内装ではなく、光り輝く空間だった。

 

 

みのり「えぇえ~~!?」

 

ルカ「私たちは“セカイへの扉”をどこへでも出現させる『鍵』を持っているの。これなら問題なく帰れるわ」

 

異世界ミク「皆!気を付けて帰ってね!」

 

みのり「うん!それじゃあまたね、ミクちゃん!ルカさん!」

 

遥「また遊びに来ますね」

 

愛莉「今度は是非、ルカの料理食べてみたいから、お願いします」

 

雫「あの味噌汁も楽しみにしてます」

 

モモジャンミク「それじゃあまたね!こっちのわたし!」

 

モモジャンリン「その時はいっしょに歌おうね!」

 

 

 それぞれが一言残しながら、次々に扉に入っていく。

 

 

異世界ミク・ルカ「「ばいば~い!」」

 

 

 二人はみのりたちへとさようならの挨拶をする。遠くから響く爆音とともに…

 こうして、モアモアジャンプのメンバーたちによる異世界セカイへの初めての訪問は幕を閉じた。

 

 

 

 

*1
【機界戦隊ゼンカイジャー】の拠点、駄菓子屋喫茶【カラフル】の看板スイーツ。【喫茶どんぶら】でも裏メニューとして存在している

*2
本作オリジナルの、カービィとワドルディを足して2で割ったようなパチモンキャラ




 余談:陽介は小4に成りたての頃(2013年)、誕生日をなににするか迷っていたところにカービィにしか興味を示さないことを不安に思った父親が視野を広めるのと「たまにはカービィ以外のものをやってみるのもいいんじゃないか?」と促したことで【とびだせどうぶつの森】を買ってもらった。
 ちなみにこのゲームは【トリプルデラックス】購入とともにやらなくなった。


ハイラルの厄災勇者 真名:リンク
原典:ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
   ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム


 勇者は勇者でも厄災勇者。【シーカーストーン】と【プルアパット】両方を所有しており、それに加えて【ラウルの右腕(見た目スキン変更可能)】も持っているため厄災度が増している。
 異世界セカイへは【シーカーストーン】と【プルアパット】両方からアクセス可能。だがその際パンイチ+【ムジュラの仮面】の姿でいることが多く、よくカイトとの追いかけっこが目撃されている。

 リンクはパンイチ+【ムジュラの仮面】の姿と【ハイリアのフード】+【英傑の服】+【ハイリアのズボン】の姿で使い分けている。
 ※ちなみに異世界セカイの住民たちはこの二つの姿のリンクが同一人物であることに気がづいていない。理由としては住民たちの認識がゆるふわなことも理由の一つだが、【ムジュラの仮面】の“一部の魔物と敵対しなくなる”という効果によるものが大きい。

 なお、住民たちのパンイチ+【ムジュラの仮面】のリンクの姿に対する認識は“メイコさんのやらかし”である。



 シューズコレクター 真名:キレネンコ
原典:ウサビッチ

 元マフィアのボスで、現在は死刑囚。異世界セカイへはプーチンが修理した携帯電話にてアクセス可能。
 今回異世界セカイにいた理由は“スカンク”のどうぶつが経営している靴&ソックス店にてなにかいい靴がないかと考えていたから。
 結果気に入る靴を購入することができたのだが店を出た直後にシーカーバイクに乗ったリンクが通り過ぎたため全身と購入したばかりの靴に泥をかぶりキレた。




 ちなみにこの後、カイト、リン、レンによる加勢によって捕まったリンクはキレネンコによって上半身を地面に埋められた(のちに“ミファーの祈り”にて復活)。




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