ダンモン掲示板   作:睡眠不足野郎

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その他、その10

【クレイオーファミリアの野望、その2】

や、やったぞ!

地下大迷宮(ダンジョン)壁画事件の犯人…もとい画家を見つけた。

フレイヤファミリアも探していたようだが、残念だったな。

この俺が先に見つけたぞ!

とはいえ、正直度肝を抜かれた。

アルミラージ。

まさかモンスターが、絵を描いていたとは。

しかも、会話できた。

いま話題の人語を喋るモンスターか。

性格は悪くない。

いや、むしろ好感を持てる。

俺と同じ自由モットーにしている。

好きな時に好きな絵を描く。

いいじゃねえか!

たった1度の人生だ。

自由気ままに生きようぜ!

商談の方も上手くいった。

独占契約の成功。

報酬を払えば、どんな絵でも描いてくれる上に、販売許可も得た。

ふはははっ、笑いが止まらんな!

報酬は金でなく、食料。

考えてみれば当然か。

金を渡されても、モンスターに使い道はない。

腹を満たす食料の方が、いいってわけだ。

特に、お菓子を希望していたな。

冒険者の落したお菓子でも食べて、気に入ったか?

「お前ら、本拠地(ホーム)に戻ったら、例の物を準備しろ。」

「へい、大将。画材とリックサックですね。」

「団長と呼びやがれ!リックサックは、子供用と大人用だぞ。」

「へい、団長!」

アルミラージ…いや、これからは画家と呼ぶか。

リュックサックは画家に頼まれた。

子供用は、画材を入れる為に。

大人用は、食料を入れる為に。

画家の小さい身体に、子供用はピッタリだ。

だが、大人用は大き過ぎる。

大丈夫かと聞いたら、「スタンドが持つから問題ないよ」と、言っていたな。

スタンド?仲間か?

まあいい。

頼まれたからには用意するだけさ。

さあ、これから忙しくなるぞ!

 

 

【とある闇派閥の眷属】

辞めたい、逃げたい、誰か助けてえええええええええええぇっ!

俺の心の叫びである。

いい仕事があると友人に誘われ、着いた場所は闇派閥のアジト。

だ、だ、騙された!?

怖い人達に囲まれ、邪神から恩恵を受け、眷属になってしまった。

何度も辞めようと考えたが、上司に言えずにいる。

だって、殺帝様だよ?

絶対に殺されるって!

逃げることも考えたが、家族が迷宮都市(オラリオ)にいる。

俺が逃げたら…くそったれ!

元凶である友人を恨んだが、知らない間に殉職していた。

アストレアファミリアの疾風にやられたらしい。

自業自得だな。

死にたくないから、今日も闇派閥として活動する。

もっとも臆病な俺は、大した悪事は働けないけど。

移動しようとして、小さな声が聞こえた。

「パパ…寂しいよ。」

部屋の隅で座っている女の子。

彼女は自爆部隊のメンバー。

冒険者を1人でも道連れにするのが役目。

あんな小さい子に、なんてことを…。

止めたいし、文句を言いたい。

でも、現状は変わらない。

俺が殴られて終わりだ。

最悪、自爆部隊のメンバーになってしまう。

「ママ…会いたいよ。」

彼女は本当に不幸だ。

両親を失い、自爆部隊のメンバーに選ばれ、最近はモンスターに呪われた。

ローブで見えないが、胸元に呪いの証があるそうだ。

気味悪いと、闇派閥の中でも孤立気味。

「おい、これやるよ。」

「…えっ?」

苺味の飴を渡す。

俺に出来るのこれぐらいだ。

「あ、ありがとう。」

驚きながら、おそるおそる受け取る彼女。

そのまま速足で部屋を出た。

自爆決行は、確か3日後。

「はあー。」

大きな溜息を吐いて、天を仰ぐ。

自分の無力さに泣けてくる。

 

 

【とある酒場の主人、その4】

奥のカウンター席に座る2人の青年。

見た事のない珍しい服装です。

酒を運んだ時に少し会話しましたが、極東から来たそうです。

なんでも武者修行の旅をしているとか。

神の眷属になる為、迷宮都市(オラリオ)を訪れたと思ったのですが、興味はないそうです。

きっと、求める力が違うのでしょう。

そうそう、名前を聞いていました。

黒髪の青年は、うちはサスケさん。

金髪の青年は、うずまきナルトさん。

苗字が先で、名前が後ですね。

そういえば立ち寄ったついでに、観光をしたいと言ってました。

普段なら大歓迎ですが、今は治安が悪いので、お勧め出来ません。

日に日に闇派閥が、活発化していますから。

酒場の喧騒で聞こえませんが、何か話していますね。

今後の事でしょうか。

「ナルトの口調は難しいってばよ、分身体23号。」

「無理に真似する必要ないだろ、分身体100号(ウスラトンカチ)。」

「俺もサスケに変化したかったなー。」

「我儘言うな。他の分身体と協力して、迷宮都市(オラリオ)を把握するぞ。」

「おうよ!分身体(なかま)達も頑張っているしな!」

「それから名前で呼び合うぞ。その為の変化の術だ。自分達の設定も忘れるな。」

2人が席を立ち、こちらに来ます。

お会計のようですね。

彼らには迷宮都市(オラリオ)で、良い思い出を作ってほしいものです。

「マスター、また来るってばよ!」

「またの御来店を。」

 

 

【アストレアファミリアの反省】

ライラ 「悔しいが、あのクソ兎は強かった。」

リオン 「はい、私達の攻撃が当たりませんでした。」

輝夜  「五光を躱されたのは正直ショックですが、問題は最後の一撃。」

アリーゼ「ええ、気がついたらやられていたわ。」

輝夜  「それ以外の攻撃は、見えていたのに…。」

ライラ 「しかも、全員同時に(・・・・・)やられた。絶対にカラクリがあるぜ。」

アリーゼ「うーん。カラクリを解かないと、また負ける可能性は高いわね。」

リオン 「もう1つあります。アリーゼを投げ飛ばした謎の力です。」

ライラ 「強化種になって、特殊能力が発現した?」

アリーゼ「それなんだけど…大きな人の手に、首を掴まれた感触があったのよね。」

輝夜  「私達には団長が突然浮いて、吹き飛んだように見えましたわ。」

ライラ 「嫌になるぜ。魔石製品工場襲撃事件だけでも、大変な時なのによ。」

アリーゼ「大変な時にこそ、頑張るのよ。私達なら出来るわ!」

リオン 「強化種と闇派閥、どちらも解決しましょう。」

 

 

【???】

転生者達に通達。

今より、ミッションを開始します。

1:音の生存

2:毒の生存

3:仔の生存

4:詩の生存

5:星の生存

全て達成した場合、異能力(チート)を1つ追加。

1つでも達成できなかった場合、異世界怪物(ペナルティ)を追加します。

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