Chapter 1 「魔法学校」
ふと気付くと、いつの間にか学生寮のような部屋に立っていた。
室内には粗末な作りの木製二段ベッドと学習机、椅子がそれぞれ2セット置かれている。
どうやら2人一部屋の相部屋らしい。
炊事場、トイレ、シャワールームなどは見当たらない。
こんな場所に住んでいたことも、訪れた覚えもない。
「何だこれ?」
事態が把握できず、目を閉じて昨晩からの記憶を辿る。
昨晩は日課である学力強化のための、web会議を使った勉強会を行い、その後は資料作成に取り組んでいた。
4月からは友人達もみんな3年生。
色々あった出来事も一通り片付き、これからは受験対策で忙しくなる――そんなことを考えながら就寝したはずだ。
――そして目を覚ますと、この学生寮である。
流石に脈絡がなさすぎて、何が起きたのか理解できない。
これは夢なのか現実なのか考えていると、突然どこからともなく声が聞こえてきた。
「今回開催を予定しておりました異世界の魔法学校を舞台にしたゲームですが、誤って予定していた候補者ではなく、無関係の上戸様を招待してしまいました。上戸様にはご迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳ございません」
まるで音声読み上げソフトに原稿を読ませているような抑揚のない声。
しかも内容は謝罪文の読み上げだ。
意味がまったく理解できない。
誤って招待? ゲーム? 異世界? 魔法学校?
謝罪より先に、まずは状況説明から始めるべきではないだろうか。
しかしこちらの思いなど無視するかのように、謝罪文の読み上げは続く。
「突然のお願いとなり大変恐縮ではございますが、手続きの関係で上戸様がご帰宅されるまでの間、五日間ほど現地にご滞在いただく必要が生じましたこと、心よりお詫び申し上げます」
「待って」
「私どもの都合によりご不便をおかけすることとなり、誠に申し訳ございません。お客様にできる限り快適にお過ごしいただけますよう、最善の対応をさせていただく所存でございます。ご滞在中のご要望がございましたら、どうぞお気軽にお申し付けください」
「いや、文句は今言うから。家に帰して」
「ご滞在にかかる全ての費用は弊社にて負担させていただきますのでご安心ください。今回の状況においてご迷惑をおかけすることとなり、大変心苦しく思っております。何卒ご理解とご寛容を賜りますようお願い申し上げます」
「理解なんてしないし、いいから人の話を聞け!」
「今後このようなことが再び起こらないよう努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます」
こちらの声には一切応じることなく、謝罪文の読み上げは唐突に終わり、部屋には静寂が戻った。
「もしかして、これは
こんな理不尽なよく分からないことが自然現象で起こり得るはずがない。
間違いなくまた、あいつら運営の仕業だ。
もう悪趣味なゲームはやめたんじゃなかったのか。
「そういえば前に聞いたな。誤情報を流して囮にするって……」
ターゲットとして狙われた原因は間違いなくそれだ。
人の人生を何だと思っているのか。
机の上に小さな手鏡があったので覗いてみると、そこには白い髪に赤い目の、生意気そうな15歳の少女の姿が映っていた。
肉付きの少ないほっそりした手足。
毎日豆乳を飲んでシェイプアップ体操をしているというのに全く成長する兆しを見せないスレンダーな胴体。
身体については特に変化はないようだ。
どうなってる運営?
どうなってるうちの神さん?
異世界転移のドサクサで胸のサイズが大きくなるとか、そういうイベントはないのか?
もちろん返事はない。
世界はやはり残酷だ。救いはない。
ふと気付く。
昨晩ベッドに入った時は寝間着だったはずなのに、いつの間にか学校の制服に着替えさせられている。
小豆色のブレザーにチェックのスカート。
制服にしては思ったより派手だ。
「ちょっと運営! 勝手に10代女子を着替えさせるとか何やってんの?」
念のために下着も確認するが、そちらも着替えさせられていた。
死にたい。
もう死のう。
ここでブレザーのポケットから長封筒が飛び出していることに気付いた。
中身を取り出してみる。
封筒の中身は書類が2枚。
一枚目は三つ折りになった書類だった。
手書きの英語文章で、末尾には手書きサインと複雑なエンボスが押されており、かなり公的な書類に見える。
タイトルに書かれた文字は――退学通知書。
「えっと何々……『以下の者を退学、除籍処分とする。エクセル・ワード・パワーポイント。五日以内に学生寮を含む学校施設からの退去を命じる。これはテスト文章です』?」
内容は何をどう読んでも学校からの退学通知書だ。
一度も通ったことのない学校だ。いつの間にか退学になっていたというのは別にどうでもいい。興味はない。
だが対象の生徒の名前が『エクセル・ワード・パワーポイント』というのは、いくらなんでもふざけすぎだろう。
全文英語の書類のはずなのに「これはテスト文章です」だけ日本語なのも含めて雑すぎる。
この退学通知書はただのゲームのための小道具で、書類そのものに意味はないのだろう。
だとしても、もう少し体裁を整えてほしかった。
二枚目は日本語の文章だった。
プリンタで印刷したような書面で、最初は手紙かと思ったが違う。内容は要点のみが箇条書きで並んでいた。
・魔法学校の編入手続きは取り消しました。学校には一切通う必要ありません。
・召喚に伴う肉体の変更はありません。
・四日間、寮の部屋で待機していてください。五日目の朝に帰還させます。
・何もしないでください。
・必ず元の場所、元の時間軸へ戻すので、勝手に帰らないでください。
・絶対に何もしないでください。
・何もするな!
・おい誰だよ、間違えてこいつ連れてきたの?
最後の方はもはや懇願だ。
どうやら、誤って呼んでしまった「悪い魔女」には余程何もして欲しくないらしい。
勝手に連れてきておいて、何を考えているのか。
人の人生を何だと思っているのか。
ポケットからは他にハンカチと手帳が出てきた。
手帳の表紙には学校の校章らしきイラストが入っている。生徒手帳だろうか?
中を開いてみるが何も書かれていない。
これも設定再現のための小道具で意味などないのだろう。
窓を固定していたかんぬきを外し、両開きの窓を押すと、「キィ」と木が擦れる音がして外が見えた。
そこには赤い屋根が連なる中世ヨーロッパ風の街並みが広がっていた。
屋根が見えるということは、建物自体は町外れの高台にでもあるのだろう。
「でも、どこなんだここ」
一羽の青白い鳥が空高く舞い上がっていく。
その鳥の動きを追うように視線を動かして、外の景色を確認していく。
建物が連なる先にある小高い丘の上には、まるでサグラダ・ファミリアのようなアーチ構造の鐘楼がいくつも連なった、美しい建造物が見える。
町のランドマーク的な建物だということは分かるが、あれが魔法学校なのだろうか?
世界的に有名なあの魔法学校にインスピレーションを受けたようなあれ。
魔法、それは聖なる力!
魔法、それは未知への冒険!
魔法、そしてそれは勇気の証!
脳内でナレーションが流れる。
だとすると、この町は魔法学校を中心に経済などが成り立っているのだと推測される。
地方の郊外の変な場所に大学が建っていると、そこを中心に大学生やそこの職員向けの店やマンションなどが次々と立ち並んで新しい町が出来るのと同じ現象だ。
中世ヨーロッパのような町の外側には、延々と麦畑が広がっている。
米ではない。麦だ。
日本ではこのような景色はポルトヨーロッパ(和歌山)や志摩スペイン村(三重)くらいでしか見たことがないが、近畿地方のとある場所だとは思えない。
異世界で間違いないようだ。
「実在したのか……異世界ヨーロッパ」
頭の中はすっかり異世界=アメリカで染まっている。
割とスタンダードなヨーロッパ風世界が逆に違和感がある。
「あの……入っても大丈夫ですか?」
窓の外の景色に見入っていると、突然背後から声がかかった。
どうやら部屋のドアが少しだけ開かれて、その僅かな隙間から誰かが室内を覗いているようだった。
「えっと、どちら様ですか?」
「今日からこの部屋に住むことになりました、アイリスと言います」
少女はこちらが耳をすまさないと聞こえないくらいの小声で答えた。
確かにこの部屋の構造は二人一部屋だ。
同居人がいるという設定でもおかしくはないだろう。
「ここはあなたの部屋でもあるので、遠慮する必要はないですよ」
「それでは失礼します」
室内に少女が入ってきた。
髪は赤茶色で、目の色は青色。年齢は10代中盤。
14から16歳といったところだ。
西洋人のようにも見えるが、日本語は通じているので、コミュニケーションを取る上では問題はないだろう。
これが先ほどの退学通知書の文と同じく、会話までが英語やドイツ語などの外国語に限られていたならば、
「あいきゃんのっとすぴーくいんぐりっしゅ!」と叫びながら開けた窓から飛び出していたところだ。
アイリスは木綿の服の上にボロボロの毛皮のコート。そして巨大なナップサックを背負っている。
その様相からして、あまり裕福ではない家庭の出身ということは分かる。
「もしかして、あなたも魔法学校に?」
「そう、私は魔法学校へ編入するために、故郷の町からここまで一週間かけてやってきました」
巨大なナップサックは長旅で使用するためのものか。
少女は窓の方へと歩いてきて、外に見える鐘楼が連なる建物を指差した。
「そう、魔法学校です! 私はあそこで頑張って勉強して、立派な魔法使いになります」
アイリスはそう言うと手を差し出してきた。
どうやら握手を求めているようだ。
「改めて。私はアイリスです。貴方のお名前は?」
ここで正直に、
「異世界から手違いで連れてこられましたので五日後には帰ります」
などと伝えても、頭のおかしな奴としか思われないだろう。
適当に誤魔化すしかない。
謝罪文と手紙の内容が正しければ、5日間だけの関係にしか過ぎない。
その間、揉めて険悪になることなく無難に過ごせる関係を維持できればそれで良い。
退学通知書にあった雑な名前でも騙って誤魔化せば良いだろう。
住む世界が違う人と友人になって、悲しい別れをするのは懲り懲りだ。
「エクセル・ワード・パワーポイントです。ゲイツの出身です。エクセルと呼んでください」
「はい、エクセルさん!」
自分でも「この名前はないわ」などと考えつつも、アイリスの握手に応えた。
◆ ◆ ◆
あと5日間何をして時間潰しをしようかと、窓の外をただぼーっと見る。
これはこれで海外旅行に来た気分で悪い気はしない。
となればポジティブに考えよう。
ゴールデンウィークに海外旅行とはなかなかの贅沢である。
今から海外観光を始めよう。これはゴールデンウィークを利用してやってきた海外旅行だ。私がそう判断した。
冒険の始まりだ。
そんなつまらない話を考えていると、アイリスが声をかけてきた。
「あの、エクセルさん。私と一緒に魔法学校に付き添いをお願いできないでしょうか?」
アイリスはボロボロの服を脱いで、木綿のワンピースに着替えていた。
先程までの旅で汚れていた服に比べればマシだが、それでも、あちこち繕いが目立ってかなりみすぼらしい。
その服で学校に行くつもりなのだろうか?
「これから編入手続きを済ませて、制服と教科書を受け取る必要があるらしいんですけど、故郷から出てきたばかりでどうしたら良いか不安で……」
「それで私に案内をして欲しいと?」
「はい。せめて学校まででも案内してくれると心強いかなって?」
そうは言われても、この窓から見える建物が魔法学校なのだろうということ以外は何も知らない。
正直、この街にたった今付いたばかりのアイリスの方が情報が多いくらいだ。
どう答えれば良いのか少し考えた後に無難に乗り切ることに決めた。
「すみません、私は魔法学校にはもう通うことが出来ません」
可能な限り悲壮な表情を作った。
ここであまり頼られても困るので、断る理由として例の退学通知書をアイリスに手渡す。
それを読んだアイリスは表情を驚きやら怒りやら、コロコロ変化させながら文章を読んでいった。
ただ、日本語で記載された「テスト文章です」については何のツッコミもなかった。
もしかして日本語を文字ではなく謎の記号としか認識していないのだろうか?
「なんですかこれ……エクセルさんが退学って」
「書かれている通りです。私はあと5日後にはここから立ち去る必要があります。もう魔法学校の生徒ではないのです」
「それじゃあエクセルさんは、もう魔法学校には通えないんですか? おかしいですよ!」
アイリスはまるで自分のことのように怒り始めた。
「エクセルさんも夢があってこの魔法学校に来たんですよね。でも、それが叶わないって……私なら耐えられない」
ごめんなさい。
人違いで連れてこられただけなので夢なんて有りませんと心の中で一応謝っておく。
「このような通達が届いた以上は仕方ないでしょう。アイリスさんは私のことなど気にせず、お勉強頑張ってくださいね。夢が叶うことを願っています」
どうせ自分は5日後にはこの世界から消えるのだ。
ならば、この子ともあまり親しくならず、適当に突き放すのが良いだろう。
「……分かりました。そういうことなら仕方がありませんね。手続きに行って来ます」
アイリスは不安そうな背中を見せて部屋を出て行こうとする。
他に服がないのだろうが、継ぎ接ぎが目立つ木綿のワンピースのままなのが気になった。
他に何か服はないのだろうか?
ちょっとした近所の買い物や、自宅で普通に過ごすだけならばともかく、あの立派な魔法学校に行って1日過ごすには悪目立ちしそうなのが気になる。
流石に、継ぎ接ぎの目立つ服を着ているからといっても、即いじめが始まるような治安もが終わっている学校ではないと信じたい。
だが、第一印象で変な奴という偏見を残してしまえば、これから友達を作りにくくなるということはあるかもしれない。
やはり自分は損な性格をしている。
自分に縁のある人物が困っている人がいると、見捨てられず、つい助けたくなってしまう。
それがどんな些細な縁だとしても、自分の努力でどうにかなる範囲ならば余計だ。
他人に関わると別れが辛くなるなどそれは自分の都合の話だ。
誰かが困っているなら見てみぬふりは出来ない。
俺が最後の希望だ。
運営は『できる限り快適にお過ごしいただけますよう、最善の対応をさせていただく』と言っていた。ならば今着ている制服以外に着替えがないということはないはずだ。
室内を見回すと、ベッドの下に木の箱が置かれていることに気付いた。
引っ張り出すと、中には着替えなどの衣服が入っているようだった。
選んでいる時間などない。
箱をひっくり返して中身を全て床にぶちまけると、中から下着や肌着、靴下などに混じってブラウスとスカート、作業衣、ワークキャップ、寝間着などが出て来た。
ブラウスとスカートを掴んで状態を確認する。
生地はなかなか上等。
縫製もしっかりしており質はかなり良い。
フリルなどの装飾はなく、色も地味なので派手さはないが、逆にその地味さのおかげで普段着だけではなくフォーマルな場面でも使えそうだ。
上着やアクセサリーなどで調整すれば大きく印象も変えられるだろう。
しかも、どう見ても袖を通したことのない新品だ。
見たところアイリスと自分の背丈は似たようなものだ。
アイリスの方が少しだけ……ちょっと……肉付きは良い?
良いかもしれない。というか明らかに特定部位が大きいのだが、それでも服を着られない程の差はないだろう。
ドアから出て行こうとしたアイリスを呼び止めた。
「流石にその服で行くのは止めなさい」
「でも、これは私が持っている中で一番の余所行きの服で」
「気持ちは分かります。ですが、場面場面で適した服というものがあります。この服に着替えていきなさい。大切な編入初日なんですから」
「でもこれはエクセルさんの服なんでしょ」
「まだ一度も袖を通したことがない新品なので安心してください。このまま誰も着ないよりはあなたに着て貰える方が服も喜びます」
「でも」
「『でもでもでも』じゃなくて、こういう時の他人の好意は素直に受け取りなさい」
アイリスを半ば無理矢理に着替えさせて、ボサボサの髪をブラシで梳かして身なりを整えると、それなりのお嬢さんに見えるようになった。
これならばどこに出しても安心だ。
「サイズは大丈夫?」
「胸のところが少し窮屈ですけど、まあ大丈夫です」
「なるほど」
やるせない怒りがこみ上げてきたので、先程ひっくり返した箱を蹴飛ばしたが足が痛いだけだった。
許せない。
何故、世界はこうも残酷なのか?
「あの……エクセルさんは何故初対面の私にこんな親切にしてくれるんですか?」
「魔女は毎日頑張ってるシンデレラを見ると応援してプレゼントをあげたくなるものなんですよ」
精一杯の笑顔で答える。
「私はもう魔法学校へ通えませんが、せめて私の分までアイリスさんには頑張って欲しいのです」
これは本音だ。
夢を持って頑張っている人にはちゃんと成功して欲しいとは思っている。
努力や才能が足りなかったり、運がなかったりしてダメなこともあるだろうが、それでも一度の人生なのだから、最後にはハッピーエンドになって欲しい。
まあ、魔法学校に0秒すら通っていない自分の分を足したところで増加量は0なのだが、そこは気にしてはいけない。
掛け算ではなく足し算ならば少なくともマイナスにはならない。
「それじゃあアイリスさん、校門の前までは一緒に行きましょうか。案内しますよ」
「でもエクセルさんはもう学校に入れないんじゃ」
「なので校門の前までの道案内だけです。私の物語はそこまでですが、そこから先はあなたの物語があるのでしょう」
「はい!」
良い返事が返ってきた。よろしい。
どうせ5日間は何もやることはないのだ。
それならば、この同郷人が夢を掴むための助けになってやるのも良いだろう。
運営からのメッセージには
「異世界の魔法学校舞台のゲーム」
「何もするな」
とあった。
これは逆に考えると、運営が何かこの学校に何か障害を用意していて、本来想定されていた召喚者にそれを解決させる過程をゲームとして、また見世物にするつもりだったのだろう。
何故そんなことをするのかについての理由など分からないが、どうせリアリティーショーのように他人の生活をエンターテイメントとして配信するなどしてそれを楽しむとかいう悪趣味なものに違いない。
ただ、ここで俺という謎の存在が割り込んできたことでその前提が崩れた。
ゲームには本来存在しないはずの人間が勝手に動き回ると、もはやゲームとして成立しなくなるので、わざわざ何度も「何もするな」と念を押していたのだろう。
ならば、逆にその障害を、完全に部外者の自分が徹底的に排除してやればいい。
アイリスを含めた多くの人が苦しむこともなくなるだろうし、運営のつまらない目論見は台無しになる。
自分もやりたい放題やればスッキリする。
メリットしかない。
ただし、物理に訴えるのは最終手段だ。
「来た時よりも綺麗に」「発つ鳥後を濁さず」は旅行好きならば常識だ。
ただの通りすがりの魔女が別の世界の人や物を傷付けて良い道理などない。
それをやると自分を無断で喚びつけた運営と同じレベルになってしまう。
自分がやるのは、この世界の人達の後押しをして、事件の解決に導くだけだ。
「やるべきことはだいたい分かった。5日の間に無茶苦茶やって帰るか」