端島たちが和泉さんと一緒に聞き取りのために出かけて行ったので、俺は元々予定されていた仕事を行うことになった。
襲撃者から押収したリモコンを使用しての「ショップ機能」の検証作業だ。
背景はプロジェクタ投影用の白いスクリーン。
横川さんがビデオカメラを設置して、一連の手順などを録画できるようにする。
「これは私たちが触っても何も動作しませんでした。おそらく能力者が持たないと動かない仕組みになっているんだと思います。和泉さんでも動作させられませんでしたので、魔力がどうのじゃないんだと思います」
横川さんがビニール袋に入ったタブレット状の四角いプレートを取り出した。
「手袋はつけなくて大丈夫でしょうか?」
「タブレットやスマートフォンのようなものだと手袋では支障があるかもしれないので素手でお願いします」
それはそれで問題ありそうな気もするが、一応受け取る。
「操作方法は分かりますか?」
「詳細は不明です。襲撃犯はみんなさも当然のように触れば使えると」
そう言われても、こちらも操作手順など分からない。
スマホならばどこかに電源ボタンなどがあったり、表面をタッチするとスリープから復帰するはずだが、表面を撫でても指で弾いても手のひらで叩いても何も反応しない。
「これってもしかしてメダルがないと反応しないのでは?」
「それでは念のためにこちらを。投入はしないように」
「しませんよ」
須磨さんから銅のメダルを一枚受け取る。
右手でメダルをつまみ、左手でタブレットを持っていると、空中に自動販売機のコイン投入口のようなものが出現した。
『メダルを投入してください』
というメッセージが周囲に鳴り響く。
「当たりですね」
「能力者とメダルが揃うことがトリガーになっているのか」
どうやら能力者がメダルを持っていると端末が反応するようだ。
現地民がメダルだけを偶然手に入れても動作しない仕組みなのだろう。
ただ、その能力者やメダルの世代については全く問わないというあたり、雑というかなんというか。
「繰り返すがメダルは入れないようにお願いします」
「入れませんよ。何が起こるかわかりませんし」
手に持ったタブレットの画面上にはやはり「メダルを投入してください」という画面がデカデカと表示されていた。
画面をビデオカメラの方に向けながら、何度か画面をタッチするが「メダルを投入……」の警告メッセージが何度もポップアップを繰り返すだけだ。
「これはメダルを入れないと先に進まないのでは?」
「何か裏技的なものはないんですかね? ネットの動画だと色々ありますよね」
「ゲームのオープニング画面でイースターエッグを探すやつですか?」
「それではなくて、ファミレスの端末でわざとエラーを起こして、そこからログインするやつですよ」
横川さんは警察らしからぬ、あまり表に出してはいけない動画を見ているようだ。
俺もその手のハッキング動画は好きなので、見たいという気持ちも、手順についてもだいたい理解しているが。
とりあえず動画の記憶を頼りにメダル投入と表示されている部分や画面端の際どい部分を何度も連打してみる。
その度に警告メッセージがポップアップしてくる動作は変わらず。
「ちょっとビデオカメラから画面を外しますね」
タブレットをテーブルの上に置いて、指4本でピアノの鍵盤を叩くようにひたすら画面タッチを連打する。
もはや画面すら見ずに、淡々とタッチ作業を繰り返す。
5分ほど意味がなさそうなタッチを繰り返しているうちに「メダルを投入……」とは別のエラーメッセージ画面がポップアップしてきた。
ただ、そのエラーメッセージに使われている文字は全く読むことができない。
異世界の運営の施設で使われた文字と同じもののようで、日本語でも英語でもない謎の文字だ。
「なんて書いてあると思います?」
「待ってください」
横川さんがスマホをタブレットに向けた。
翻訳アプリを起動しているようだ。
「なんとかアプリケーションエラーですね。メモリなんとか番でエラーが発生しました」
「文明や世代が変わってもエラーは共通なんですね」
エラー内容は別になんでもいい。
ここで重要なのは、アプリケーションで想定されていたエラーではなく、そのベースにあるOSがエラーメッセージを返してきたということだ。
またも動画の記憶を頼りに、エラーメッセージのウインドウをひたすら弄り回すと、今度は画面下にキーボードのようなものが表示された。
やはり表示されている文字は読めないが、そんなことは関係ない。
OS側が「自動処理では解決できないから命令をくれ」とこちらに権限を渡してきたということが重要だ。
「じゃあここからヘルプ画面を起動して、ヘルプ画面からブラウザを起動して」
一度知った画面が出てくると後は簡単だ。
ネットで見た胡散臭い動画の通りに画面が遷移する。
「すごい、ネットで見た動画の通りだ」
「人間の考えることはみんな同じってことなんでしょうね」
ブラウザのURLバーからファイラーを起動。
ファイラーからOS画面に遷移。
そこでショップアプリとエラーメッセージウインドウが別に表示されていることを確認した後に、ショップアプリのみをアクティブに。
「はい、ショップのメインメニューが出ました」
ようやく、ショップ機能のメイン画面が起動された。
まるでファミリーレストランのタブレット端末のように、やたらポップな感じで殺伐とした様々なメニューが並んでいる。
おそらく「メダルを投入……」の警告ウインドウはバックグラウンド上でなおも表示されているはずだが、ショップ機能の動作をチェックする分には何も問題はない。
「未知のテクノロジーでもやるだけやってみるもんですね」
「これを知られた運営はバグ潰しにSEにデスマさせるんだろうな。ひどいひどい」
ファミレスなどではみんなの迷惑になるので、ハッキングはやらないように。
◆ ◆ ◆
「『アイテム』『特殊効果』『マニュアル』か」
「マニュアルから見てみましょう」
「もちろんそのつもりです」
タブボタンをタッチすると「メダルが足りません」という警告がポップアップしてくるが無視だ。
またもファイラー画面に一度切り替えた後にショップ画面に戻ると、そちらの警告もバックグランドに消えた。
マニュアルを選択すると、リストがズラズラと表示された。
ショップの使い方はメダル0。
この世界の秘密とやらはメダル1。
ステータス確認はメダル1。
ゲーム参加者一覧はメダル2。
ゲームをクリアする方法はメダル3。
ゲームを有利に進められる情報ほど必要なメダル枚数が多くなっているようだ。
「参加者としてはクリアする方法が気になるんじゃないですか?」
「でも、これは方法だけで実際にクリアできるかどうかは別の話なので選ぶかどうかは微妙じゃないですかね」
さすがにメダルを入れないと機能までは起動しないようだ。
この簡単ハックではどうにもならない。
「メダルが減らない」「メダル枚数無限」のチートコードなどが欲しいところだ。
「好感度一覧メダル2枚というのを選ぶと何が出るんでしょう?」
「押してみたいような、決して押したくないような」
客観的に見た好感度がどうなっていて、どう数字化されるのかは気になるが、まあ別にどうでもいいことだろう。
マニュアル類で得られる情報はこんなものか。
問題は次の特殊効果とアイテムだ。
「特殊効果はメダル1が傷の治療、コンディションの回復、能力の一時強化……で、その次が離れた仲間との合流と」
普通にメダルを1枚だけ入れるとそこまでしか表示されないのだろう。
ただ、今回は少し反則気味の閲覧をしているので、それ以降のメニューが表示された。
「メダル5枚のメニューが失われた四肢、臓器の復元、能力の追加、能力の変更」
「メダル10枚になると能力の強化(永続)と——」
さすがにそこから先に並んでいるメニューを見て眉をしかめた。
死者蘇生(魂なし)、年齢の変更(寿命そのまま)、性別の変更、外見の変更、他者の精神操作——
倫理観などの様々な問題を無視した酷いメニューが並んでいる。
性別の変更は気にならないといえば嘘だ。
だが、メダルという他人の命を使ってまで元の身体に戻る気などない。
「——リストの最後。メダル30枚で交換出来るのが元の世界への帰還。これが運営の想定しているゲームクリアってやつか」
「メダルは人間1人が死んで1枚なんですよね」
「一応、モンスターを倒してもメダルはドロップしますし、ここの注釈どおりだと、銀は銅のメダル5枚相当、金は銅のメダル10枚相当で換算するらしいので、全滅というわけではないでしょうが」
どうやら運営は一応俺たちにゲームクリアの道を残していたらしい。
俺がランクアップに使用したメダルが銀が5枚の金が1枚。
これで35枚。
モンスター討伐だけでもギリ届かない数ではないが、
対人戦で稼ぐとなると、想定されるのはR10人、SR4人で構成される5チームを撃破すること。
死者を積み上げた先に得られる修羅の道でしかない。
「最後はアイテムと」
「こちらが本命ですね」
メダル1は3人3日分の食糧、3人3日分の水、サバイバルキット。
これは初期にサバイバルを想定しての内容だろう。
他にも医薬品、初期武器の修復などが並ぶ。
メダル3以降は強化武器、乗り物、治療薬などの戦闘を想定したアイテムがひたすら続く。
こちらは中盤以降、対人戦を楽に進めるためのアイテムだろう。
「気になるのはこれですね。売り切れマークが付いています」
売り切れマークが付いているのはメダル5枚で購入できるアイテム「異世界電話」
昭和時代に使われていた手回し式ダイヤル黒電話のような形状をしている。
リストの説明には別の世界にいる誰かに電話をかけることが出来ると説明にある。
「上戸さん達を呼んだ理由がそれです。襲撃者がこのショップ機能で何か買っていないかを確認したかったんです」
「これが何か悪用されていると?」
「私は異世界についても魔術についても知識がないので、分からないのですが、何に使えると思います?」
「このアイテムがどこまで使えるか不明ですが、わかりやすい効果としては、運営との連絡ですね」
おそらく購入者は
もちろん自分の身内に連絡するためにこのひみつ道具チックなアイテムを購入したとは思えない。
運営の工作員として、密に連絡を取るために購入したとしか思えない。
「じゃあもういいですね。画面を消しますね」
そうやってリストを見ていくと、先に見てはいけないものがチラリと見えてしまった。
なるべく早めに切り上げたい。
「まだ全部見ていませんよ。急にどうしたんですか?」
「それは……」
さすがに説明しづらい。
横川さんの人となりが分からないので、これ以上はあまり見せたくはないというのが本音だ。
チラリとビデオカメラの方を見る。
録画が残っているとなると、猶更だ。
横川さんも俺の視線に気付いたのだろう。
「じゃあ終わりですね。終わり終わり」
横川さんはそういうとビデオカメラに近づいていき「おっと手が滑った」と言いながらボタンを押して録画を停止させた。
「信じてください。ヤバいと思ったら他言しません」
「本当に信じていいんですか?」
「私が説明されたのは、襲撃犯がヤバいアイテムを買ってないかどうかを調べるってだけです。なので、ここから先はオフレコです。こっちも安月給で命を賭けたくないので」
横川さんはあっけらかんと言った。
だが、そういう風に本音を言ってもらった方がこちらも動きやすい。
鑑識の明山さんもさっぱりとした性格だったが、横川さんも大概のようだ。
良い意味でも悪い意味でも警察らしくない。
「では、この話はオフレコでお願いします」
再度念を押した上でリストの末尾を見せる。
「メダル30枚が不老不死の秘薬」
イラストは小さいガラス瓶。
中には液体が満たされているようで、それを飲むことで効果が発揮されるのだろう。
「本物なんでしょうかね、これ」
横川さんの反応は淡白だ。
さすがに不老不死の薬など言われても現実感がなさすぎて何とも思えないのだろう。
それは俺も同じだ。
ランクアップなどのシステムを実装している運営ならば、持っていてもおかしくはないが、何かのゲームのコラボ商品1980円で売っていそうなものが不老不死の薬と言われても実感などない。
ただ、俺は実際にランクアップシステムで事実上の不老不死が可能ということを知っているだけに、この手の薬があってもおかしくはないということを理解している。
「残念ながら本物だと思います」
「不老不死なんてものが本当にあると?」
「春の事件の資料は読まれましたか? 捕縛された東啓輔氏についてです。システムこそ違いますが、彼も限りなく不老不死に近付いた存在です」
「……なるほど」
ようやく納得してもらえたようだ。
もう一つ例を挙げておこう。
「あと、定例会に顔を出している伊原さんについてもご存じですよね」
「はい。一度挨拶したことがあります」
「彼女は実年齢150歳越えです」
「えっ?」
具体的な例を挙げたことで、不老不死システムが実際にあるかもしれないという話について、ようやく理解していただけたようだ。
「問題は、これは薬……つまり、他人に譲渡できるということだと思います」
「誰かに売る?」
「本物だと分かればいくらでも値を付ける人間はいるでしょう。それこそ何千億、何兆と」
「殺してでも手に入れるという可能性は?」
「ないでしょう。見た感じ、この薬は小さいガラス瓶に入っているみたいです。迂闊に襲撃を仕掛けても、割れたら全ておしまいなんですから」
それに、この不老不死というのはおそらくまともな形では叶えられない。
以前にトナカイが言っていたが、永遠の命を持っているのはもはや人間ではない。
ヒトではない別の生き物に変質すると。
トナカイの場合は、なんだったか……シュブ=ニグラスの落とし子? とかいうやつだ。
そんな感じの永遠に死ぬことがない細胞の塊になって、何万、何億年後の人類滅亡後も生き続けるというのもあり得る。
トナカイの場合は、多分、その前にどこかで慈悲を与えて消すのだろうけど。
「このショップ機能で不老不死の薬が手に入ること。それは30人を犠牲にすれば手に入ること。その情報が漏れると間違いなく酷いことになるでしょう」
「確かに、ビデオカメラを止めといて良かったです」
分かってもらえると何よりだ。
「とりあえず問題は異世界電話ですね。これは報告しておきましょう」
◆ ◆ ◆
ショップ機能の検証作業が終わったので、そろそろ帰宅しようかと重い腰を上げたところで和泉さんから電話が入った。
なんでも、端島たちがバーテンダーに化けていた
「私は明日から会社なので、これだけ確認したら自宅に帰りますからね」
『わかっています。こちらは東京に戻るまで3時間ほどかかりますので、確認だけお願いします』
「確認だけですよ。攻略まではやりませんよ」
さすがにこのままの流れだと事件解決まで付き合わされるので、続きは後日にしたいところだ。
京都の協力者に会うという話も全然進んでいない。
今のところ、政府関係の施設ばかり襲われているが、俺の自宅についてもノーマークということはないと思っている。
一応注意だけは払っておきたいが、こう毎週毎週関東まで往復していると、その時間も余裕もない。
「それで、私は東京の土地勘は全然ないのですが『渋谷の裏路地』ってどこですか? 今見ている限りは全部メイン通りに見えるんですけど」
『そこまでの確認は取れていませんので、少しずつ調べていきたいと思います。まず現在地はどこですか?』
「今は目の前にハチ公の像があります」
話には聞いていたが現物は初めて見るハチ公の銅像が目の前にあった。
既に記念撮影をしている観光客や待ち合わせなのかスマホを睨んでいる人間も大勢いる。
そしてスクランブル交差点を埋め尽くす人波と巨大なビジョン。
通話が終わったら写真を撮っておこうと考える。
『では、西方面を攻めていきましょう。交差点を抜けて道玄坂方面へ進んでください』
「109ってビルが見えてきましたけど、ここって国道109号線ですか?」
『えっ?』
「えっ?」
東京の地理のことを関西人に聞いてはいけない。
『ともかく、ビルの左へ道なりに進んでください。細い路地が何本か伸びていますので、適当に覗きながら首都高の高架まで歩いたら、今度は北の神泉駅方向へお願いします。今日はそれで終わりにしたいと思います』
「あっ、わかりました」
『何か気づかれましたか?』
「ここ、どこかで見覚えがある風景だと思ったらゲームで見たところでした」
『真面目にお願いします』
「四軒茶屋ってどこにあるんですか? ゲームだとここから一瞬で移動するんですけど」
『ないですよそんなところ』
ないのは残念だ。
「バランスを崩した! 総攻撃だ!」とやっていた柿原さんなら、きっと分かってくれただろうが、今の通話の相手はあまりジョークが通じない和泉さんなので仕方ない。
仕方なくしばらく道なりに歩いているうちに違和感があった。
古い街道の址なのだろうか?
旧街道の名前が入った標柱が立っている。
それだけならば単なる細い通りでしかないのだが、その先から何か奇妙な気配を感じる。
俺は魔力検知などできないので、単なる勘でしかない。
ただ、その勘も意外と当たるので、あまり無視するつもりはない。
一方通行の道をしばらく道なりに進んでいくと、ビルとビルの間のわずかな隙間に奇妙な通りを見つけた。
入口は、猫が通るのがやっとの狭くて暗い通りだ。
だが、その向こう側を覗き込むと、どう考えても現実のスケールを無視した広い通りが見えている。
周りの通行人に見られないようにコートの内側で使い魔を喚び出して、通りの奥へ送り込む。
通路の先は紫色の空が広がる広大な空間だった。
周囲には半ば崩れ落ち、鉄筋がむき出しになったビルが立ち並び、アスファルトが剥がれて土が露出した道には、そのビルの残骸であろうコンクリの塊やガラス片が無数に転がっている。
明らかに異空間だが、今までの異空間と異なる点がある。
今までの異空間ならば、突入させた時点で使い魔と距離が開きすぎてリンクが切断されたが、ここは使い魔を飛び回らせてもリンクが途切れない。
それどころか、使い魔からの信号は同じ場所にいると伝えてきている。
周囲がビルに囲まれていては、あまり状況がわからないので、一度使い魔を上空まで打ち上げる。
100メートルほどの位置に上げただろうか?
そこには想像を絶するような廃墟の山が立ち並んでいた。
すぐ近くにある首都高は橋脚が崩壊してほぼ落下している。
北にある陽炎に揺らめく高層ビル街は新宿か?
南は品川、西は世田谷。
東側には東京タワーらしき巨大な鉄塔の影が見える。
それらの高層建築が、空に浮かぶ紫色の太陽の光を受けて不気味に光っていた。
前回のニュータウンの比ではない。
最低でも半径20キロはあるだろう広大な異空間が広がっていた。
この規模をそのまま現実に重ねられたらどうなるか?
違う、襲撃者はこの空間を通って探偵事務所まで移動したのだ。
北の端が新宿のわけがない。
今の鳥の視界では確認しきれないだけで、最低でも探偵事務所がある練馬まで伸びている。
頭の中で計算しかけて途中で止めた。
考えた時点で負けな気がした。
慌てて和泉さんに電話をする。
「見つけましたよ、異空間」
『今度は何のゲームの話なんですか?』
「だから違いますよ。本当に見つけたんですよ。前回のニュータウンの比じゃないサイズの……偽物の東京の街が広がる空間です」
端島たちが聞き出したのは空間系の能力者と組んだという話だったが、個人の能力でどうこう出来る広さだとは思えない。
この規模感。
首都、東京の裏で何かを企んでいるやつがいる。
「なるべく早く戻ってきてください。一度、この光景を見てから話をしましょう」