収穫祭の魔女   作:れいてんし

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第18話 「裏東京調査開始」

 襲撃犯が使ったと思われる探偵事務所近くの異空間……裏東京への入り口はビルと自販機の横。ゴミ箱の設置スペースにあった。

 

 よほど注意していなければ見逃すだろうが、ゴミ箱の後ろの空間が異常なくらい長くて広い。

 

 ゴミ箱を横に動かすと入り口が現れる。

 

 その出入口からもし人が飛び出すとすると、防犯カメラに残っていた襲撃犯の映像と同じようなものになるだろう。

 

「ここから荒川沿いを目指すなら、下手に路地を進むよりも環七……環状七号線沿いを進むと良いだろう。道幅が広いので、少々周囲の建物が崩れていても道路が埋もれて進めないということはないはずだ」

 

 探偵事務所所属の須磨という男から端島は白地図と小型カメラを受け取った。

 

「首都高の高架って生きてますかね?」

 

 端島は環状七号線と首都高5号線の交点を指して須磨に尋ねた。

 

「ビルの破壊状況を聞く限りは首都高や新幹線の高架も無事ではないだろう。ただ、そこから少し北上して、首都高との並走区間を抜ければ、そこからずっと広い中山道だ。荒川までは比較的楽に出られる」

 

 端島は白地図を指で辿ってルートを確認する。

 

 探偵事務所のある練馬から環状七号線沿いに北東へ。

 

 板橋本町、中山道陸橋の交差点を左折。

 

 首都高と陸橋が重なっていて、ここが崩れると道がどうなっているのかは分からないが、行ってみないことには始まらない。

 

 中山道に入ったら、そのまま道なりに北へ進めば荒川沿いの河川敷に出る。

 

 手前の環状八号線を東方向へ道なりに進めば梨本の実家がある赤羽だ。

 

 距離は約10キロメートル。

 舗装された道ならば徒歩で1時間ほど。

 道が荒れていたとしても、昼前には着けるだろう。

 

 まっすぐ直線で進めるともっと距離は短縮できるが、裏東京の地形がどうなっているか分からない以上は幅が広い道を通るルートを取った方が間違いないはずだと考える。

 

「こちらがカメラ。途中のルートや周囲の建物など、なるべく多く撮影して欲しい」

 

 須磨が差し出したのは、デジタルカメラではなく、未開封の使い捨てフィルムカメラだった。

 妙に軽いのが若干頼りなさがある。

 

 ビニールを開封して取り出されたカメラもプラスチック感満載で安っぽい。

 

 梨本が小声で「エモい」と言っているが、その通りだ。

 こんな前世紀の遺物がどれだけ頼りになるのか?

 

「本当にこれでいいんですか?」

「これは機能が単純で機械などほとんど入っていない分だけ、少々のことでは壊れない。最悪、中のフィルムさえ無事ならば映像を取り出せる」

「なるほど」

 

 中にそれほど機械が入っているとは思えない。

 

 軽いが丈夫なプラスチックのボディは傷は付いても割れたりはしないだろうし、フィルムごと真っ二つになったり粉々にならなければ、無事だという理屈はわかる。

 

「一番大きいのはデジタルデータと違って改ざんが難しいことだ。だからこそ証拠能力が高い」

 

 そう説明されて端島も納得した。

 

 デジタルデータならばAIなどのフェイクを疑われるかもしれないが、フィルムならば改ざんは難しそうだ。

 

「重要だと思ったものはフィルムカメラで撮影を。それ以外の雑多なものはこれで撮ってほしい」

 

 続いて端島と合田、梨本の3人に頑丈そうなカバーが付いたスマートフォンが渡された。

 

 端島たちは今まで連絡手段は上戸から借りていたスマートフォンを3人で使いまわしていた。

 ようやくその状態が解消されるらしい。

 

「データ通信と通話については使い放題なので困ることはないと思う」

「ゲームの課金はいくらまでOK?」

 

 梨本が軽く冗談を飛ばすが、須磨は返事をしなかった。

 

 ただ、その眉一つ動かさない無表情が「いいわけないだろう」と無言で主張している。

 

 和泉だけではなく須磨も冗談が通じないタイプのようだ。

 

「ありがとうございます。では、調査に行ってきます」

「待て。調査前に大気成分などを調べるよう頼まれている。その結果が出るまでは調査はなしだ」

 

 須磨はそういうと大きなプラスチック製のケースを台車の上に積み上げた。

 口ぶりから、ケースの中には検査のための機器が入っているようだ。

 

「それってすぐ終わるんですか?」

「すぐに済む」

 

 台車を押す須磨の後ろから端島と合田、梨本は異空間の彼方……裏東京へと向かった。

 

   ◆ ◆ ◆

 

 昨日に訪れた渋谷と同じく、この練馬も崩れたビルだらけの廃墟街が広がっていた。

 

 昨日は既に陽が落ちていて暗くて気付かなかったが、建物が崩れている理由はなんとなく端島にもわかった。

 

 外の世界だとまっすぐ舗装された路面が、あちこちうねり、波打っている。

 

 ところによっては地面が大きく隆起して山になっている。

 また、別の場所は大きく陥没してアリジゴクのような穴が出来ている。

 

 そうやって破壊された地形のあちこちから、水道管だかガス管だかの残骸が、まるで樹木のように突き出し、そびえ立っている。

 

 液状化現象……大地震の跡だ。

 

 道が破壊されたことで動けなくなったであろう、かつて乗用車だったものの残骸が、その破壊を証明している。

 

 機材を運んでいた須磨も、あまりの路面の悪さに台車を押すのを早々に諦め、その場でプラスチックケースを開けて様々な機器を取り出して計測を始めた。

 

 端島も、まだ探偵事務所から一歩進んだばかりの場所ではあるが、スマホのカメラで周囲の光景を撮影しておく。

 

「この世界だと関東大震災でも起こったのか?」

「ただの地震ってわけじゃないと思いますよ」

 

 合田が道路に積もった真っ黒い砂をすくい上げた。

 

 歩いているだけでジャリジャリと音がするのは、道路の上に黒い砂がかなり堆積していることが理由のようだ。

 

 道路だけではなく、周囲の瓦礫や廃ビルの上にも積もっている。

 

 時間はまだ午前中。

 なのに廃墟全体が暗く見える原因は、この黒い砂のせいだろう。

 

「これって火山灰ですよ。それ以外の燃えカスや変な黒い粒も交じってますけど」

 

 合田が軽く手を揺すると、ただそれだけの動きで砂の中に含まれていた黒く細かい粒子が砕けた。

 そして、地面に落下することなく、宙に溶けて煙のように消える。

 

 火山灰以外に含まれている何かの正体はまるで見当がつかない。

 

「火山灰? そんなの東京のどこから?」

「東京じゃないと思います」

 

 合田はそう言うと南西の方を見た。

 

 端島の目には廃墟群しか映らない。

 

 だが、位置関係から、合田が見ている方向に何があるのかは分かった。

 南西方向にある、東京まで火山灰を飛ばしてきそうな火山などそれしか思い浮かばない。

 

「もしかして、富士山か?」

「東京都内まで灰を飛ばせる火山なんてそれしかないですよ。富士山の噴火と大地震がセットで来たんじゃないかと思います」

「じゃあこの紫色の空は富士山の火山灰とか?」

「それは違うと思います。鹿児島の桜島の噴火は知ってますけど、火山灰じゃ黒くなっても、こんな紫色にはなりません。富士山も変わらないんじゃないかと」

 

 端島は改めて空を見る。

 

 不気味な紫色の空には、水にインクを落としたような斑模様がいくつも出来ている。

 空に無数の目が浮かんだような光景はテレビで見た木星の表面映像を思い起こさせた。

 

 見ているだけで気分が悪くなってくる。

 

「東京が滅んだ原因は一つだけじゃないですね。地震に噴火と……それ以外の何か」

「まさか核戦争とか?」

 

 珍しく梨本が不安そうな顔で呟いた。

 

「だとしたら、俺たちはここにいて大丈夫なんだろうか?」

「異常なしだ」

 

 須磨がノートパソコンから顔を上げて言った。

 

 そのノートパソコンには端島たちには使い方もわからない様々な機器が接続されている。

 須磨がズラリと並べた機器を、これは気圧計、これは放射線計と指さしながら説明していく。

 

「放射線は自然レベル。酸素濃度も正常。ただ、瓦礫や火山灰由来の粉じんが多いので、マスクをしておいた方が健康のためには良いだろう」

 

 それらの分析結果が画面に表示されているが、どの数値も清浄な状態ではないものの、人体に害を及ぼすレベルではない。

 つまり「正常」を表していた。

 

「なら、あの空の色は何なんですか?」

「分からない。これらの機器では魔法的な現象を検知することはできない。ラジオゾンデ……観測気球を打ち上げて、直接上空の成分を採取。大学の研究室に持ち込んだらわかるかもしれない……くらいだ」

「なら、魔法的な現象についてわかる人は?」

「東京にはいない。なので今は京都の組織にコンタクトを取っている」

 

 つまり現状は何も分からないということだ。

 

「私はこの後、火事の事後処理があるので同行はできない。それは和泉も同様だ」

「わかってます。俺たちだけで調査をします」

「契約では17時までの調査となっているが、早く終わったところで日当が減ることはないので、危険を感じたらすぐに戻ってくるように」

 

 須磨はそれだけを言うと、機材を抱えて外の世界に戻っていった。

 

「別に金だけのためにやってるんじゃないんだけどな」

「ぶっきらぼうな感じだけど、心配してくれてるんだと思うよ」

「そんなことはわかってる」

 

 端島は目的通り、環状七号線へ向けて歩みを進めた。

 

   ◆ ◆ ◆

 

「どこかから見てるな」

 

 環七通りを歩き始めた端島はすぐに違和感に気づいた。

 

 それほど遠くない場所から何者かが自分たちに視線を向けている。

 

 それだけではなく、微かだが足音らしい音も聞こえる。

 

 ただ、足音は反響して、どの方向から鳴っているのかがいまいち分からない。

 気配を感じて急に振り返ったりしてみるが、やはり誰も見当たらない。

 

「梨本、何か見えるか?」

「うまく隠れてるね。確実に監視されてるんだけど、方向は分からない」

 

 梨本はそう言うと鞄から手鏡を取り出した。

 化粧直しをするフリをしながら死角を確認しているが、やはり何も見えないようだ。

 

 五感では限度がある。

 今度は合田に確認することにする。

 

「スキルは?」

「私のスキルは隠れている相手には使えません」

 

 合田が癖になっているのか眼鏡を無駄に上げ下げしながら周囲を見回す。

 

「駄目ですね。眼鏡を外していると全然見えません」

「なら眼鏡をかけろよ」

「眼鏡はまだ違和感があるんですよ。どの道、眼鏡をかけても隠れている相手は見えないんですけど」

「不便なものだ」

 

 五感でもダメ。

 スキルでもダメならば、それ以外の方法……状況からの推測で「観る」しかない。

 

「こんな世界にいるのは何だと思う? 敵か?」

「多分、敵ですね。私たちの能力が分からないので様子を見ているんだと思います。能力が分かった上で、攻撃のチャンスがあると思ったら一斉に出てきますよ」

「根拠は?」

「多分、この裏東京も、あのニュータウンと同じく黒幕が作った空間だと思うんです。最初の町が予選会場ならば、今度は本戦会場ってとこでしょう」

「ならば、配置されているのは当然敵だと」

「はい。その上で——」

 

 合田が足を止め、杖を両手で構えた。

 

 同様に梨本も足を止め、鞄から装備品である爪付き手甲を取り出して腕に取り付けた。

 準備運動のつもりなのか、シャドウボクシングのように素早く空手形を切る。

 

「——それでもあえて、姿を現す相手。それは、自分の戦闘能力に自信があって、分析など必要ないと感じているパターンかと」

「あいつみたいにか」

 

 道路脇の瓦礫の山。

 元は自動車の整備工場だっただろう場所から巨大な二足歩行の異形が姿を現した。

 

 極端に背中を曲げているにもかかわらず、頭の位置は3メートルほどの場所にある。

 足はかなり短いが、その分腕は足よりもはるかに長い、オランウータンのような体型だ。

 

 もちろん猿ではない。

 

 顔の位置には人間と似た形状の歯が並んだ巨大な口があるが、目も鼻も耳も、口以外のパーツが見当たらない。

 

 表皮もグレーに苔のようなものが生えている異質なもので、まともな生物とは思えない。

 

 そんな異形がゲッゲッと声のような音を発しながら、目などないのに鋭い視線を向け、ゆっくりと端島たちに近づいてくる。

 

「初の異文化コミュニケーションのチャンスですけど?」

「あれと会話できる自信は?」

「ないです」

「世の中、話し合って分かり合える相手ばかりじゃないよ」

 

 3人の意見が一致した。

 

「連携攻撃で行く?」

 

 梨本は先頭に出て戦うようだ。

 その場合は合田が後方支援、端島はサポートの形になる。

 

 だが、それでもやはり端島は前に出たかった。

 せっかくの強い能力を使えるチャンスを無駄にしたくない。

 

「俺が速攻で仕留めた方がトータルの消耗は少ないだろう。時間も体力も」

 

 端島は片手で持った長剣を異形へ向け、大きく叫んだ。

 

「来い、ドラゴン!」

 

 剣の先に昆虫のような透明な羽を持った「ドラゴン」が姿を現す。

 

 今までは屋内や地下など、狭い場所ばかりで「ドラゴン」を召喚できない、もしくは動きに大きな制限があったが、このような開けた場所だと本領を発揮できる。

 

「ドラゴン」は蜂のような羽音を立てて飛翔。

 一度標的である異形から大きく距離を取った。

 

「いや、こっちは楽できるからいいんだけどね」

「もっと私たちを信用してくださいよ」

「俺の能力は使える場面が限られているんだぞ! 使えるときに使いたい!」

 

 合田と梨本を少し下がらせる。

 端島……「ドラゴン」の攻撃は周りへの二次被害が大きい。

 巻き込まれたら事だ。

 

「チャージ1! 風をまとえ!」

 

 端島のスキル2は「ドラゴン」にエネルギーユニットを装備させるスキルだ。

 このエネルギーを消費することで「ドラゴン」は特殊効果を使用できる。

 

「ドラゴン」が宙で羽ばたくと、その周囲につむじ風が舞い起こった。

 

 その風は段々と回転速度を増し、やがては「ドラゴン」の姿を覆い隠すまでになる。

 

 異形も端島が何をやろうとしているのか悟ったようだ。

 攻撃が発動する前に止めようとしているのか、短いが太い足で強く大地を踏みしめ、力強く駆け出す。

 だが——

 

「——圧壊!」

 

 端島の命令を受けた「ドラゴン」の姿がブレた。

 

 刹那の間。異形とその後ろの廃ビルが一瞬のうちに圧し潰された。

 

 操っている端島自身も移動中の「ドラゴン」を視認することは出来ないが、原理は分かる。

 

「ドラゴン」が音速を超えた超高速移動をすると、それによって空気が極端に圧縮される。

 

 圧縮された空気は鉄も瞬時に溶かす超高音の圧縮熱、そして元の体積に戻ろうとする力によってハンマーのような衝撃波を発生させる。

 

 しかもこの攻撃は超音速で発生するために、ほぼ回避は不可能。

 

 速度を出すには若干の助走距離が必要なため、広い場所でしか使えないことだけが欠点だ。

 

「どうだ!」

「いやぁ、見事なお手前と言いたいところなんだけどさぁ」

 

 梨本は青い顔をしながら端島の方を見た。

 

「派手にやったから周りの怪物が寄ってきちゃったみたいだよ」

「1、2……なんか数えるのも嫌になってきましたけど10以上いますね」

 

 おそらくずっと後ろから付けてきていた連中だろう。

 サイズこそ小さいが、形状は先ほどの異形と同じ。

 

 猿のような動きで立体的に飛び跳ねながら一斉に襲ってきたら脅威だ。

 なんとか倒せても、更に仲間を呼んで増える可能性もある。

 

「合田! 梨本! 逃げるぞ!」

「逃げるってどうやって?」

「ドラゴンに乗って」

「こいつ乗れるの? というかこれ『ドラゴン』じゃないよね。もっと別の生き物だよね。羽アリとかハチの仲間だよね」

 

 普段はのんびりした梨本が高速で文句を言い始めた。

 

「バランスは悪いし乗り心地は最悪だけど乗れる! 多分!」

「多分って!?」

 

 渋る合田と梨本を急かして「ドラゴン」の背に乗せる。

 端島も最後に飛び乗ったところで「ドラゴン」が蜂のような羽音を立て、ゆっくりと浮上した。

 

「まさか音速で動かないよね」

「捕まるところもないし、それこそ乗ってる俺たちも空気に潰されるから無理だ。時速30キロくらいで北上させよう」

 

「ドラゴン」が浮上した段階で、先ほど一斉に姿を現した小さい異形たちが次々と建物の陰に隠れていく。

 

 攻撃を警戒してのことだろう。

 

 端島の宣言通り「ドラゴン」は微妙に上下にぶれながらゆったりと移動を開始する。

 

 眼下にはまだ小さい異形が数体ウロウロしていたが、首都高が地上に落下してできた巨大な瓦礫を越えてまで追跡することを諦めたのか、すぐにどこかへ散っていった。

 

「かなり揺れてるけど大丈夫? このまま赤羽まで行けるのかな?」

「無理だ。スキルの持続時間が持たない。多分あと1分くらいで消える」

「なんで乗ったの? 落ちるよ!」

「早く降りようよ!」

「その前に解除するよ! あの猿に囲まれる方がマズいだろ!」

 

   ◆ ◆ ◆

 

 異形たちに襲撃された場所からしばらく北上し、ようやく荒川の土手にたどり着いた。

 

「ドラゴン」で飛行という威圧が効いたのか、その後に敵は出現していない。

 

 ただ、やはり嫌な予感しかしない。

 

「さすがに川の向こうは無事な埼玉が広がっているとかないだろうな」

「ないだろうね。富士山と地震の影響がうまく東京だけに収まっているわけもないんだし」

 

 3人で土手の上に上がった。

 町の破壊状況から予想はしていたが、そこには水など一滴も流れていない。

 

 ただの溝と化した「荒川」と、その先に広がる廃虚街を見る。

 

 やはり東京だけではなく、埼玉方面も広域に渡って破壊された町が続いている。

 

 人の姿は全くない。

 南の神奈川や、東の千葉方面も同じような状況になっている可能性が高いだろう。

 

「これは……この空間に端はあるのか?」

「この中でボスを見つけて倒して……消えるんでしょうか?」

「わからない。だけど、できる限りのことはやっていこう」

 

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