戦闘方法に困ってます。スタンディングデュエルだと危険が危ないしどうしよう…これだから魔導師って奴等は!てめぇらそれでもデュエリストか!(押し付け)
因みに、まともなデュエルは出来るだけ早めにやるつもりです。え?何時くらいになるのかって??
………初変身と初戦闘と説明回を挟むので約3話たったらデュエル回に出来ますね!(絶望)
実は、本当は遊戯王二割なのは八割でちょっと混ぜるつもりがストーリー展開を考えたら5/5になってしまいました。
つまり何が起こる?バイクを乗りながらデュエルをするように、魔導師が戦いながらデュエルする事になる(作者殺し)
始まりの出会いなの!
ーー私の周りを、薄ら寒い空気が包む。空には数多に輝く星が散りばめられ、地には霧に包まれた街が佇む。
「私のターン、ドロー…今ここに、運命の鐘が鳴り響く」
ーー眼前の時計塔から
「…私は、私は貴女と共に生きてはいけない。貴女は光、優しい光…こんな“作り物の手”を掴む必要は無い。だからこそ私はそれを捨てる」
「今の私は、母さんの願いを…『ーーーの願い』の為に戦うだけのモノだ!」
ーー
「もはや貴女の運命は決した。貴女の負けという決着でこの戦いは終わる!だから…だからッ!」
ーー涙を流し武器を構える君は私を拒絶する。本心は分からない、でも相対している私には分かる。内に秘める心が、揺れる真紅の眼差しが、その涙の意味を。
「運命は変わるよ、絶対に。そして負けないよ、絶対に」
ーー
「私の
ーーだからこそ叫ぶのだ。その
これは始まり、
将来の夢、そんなことを聞かれてもなりたいモノなんて思い付かなかった。
私のお友達のアリサ・バニングスちゃんと月村すずかちゃんは、お母さん達のお店を継ぐんじゃないかと言ってきたけど、なんだか違う気がしたの。
勿論、お店のエプロンを着て働く姿は思い浮かぶしそれも良いかなとは思うけど…
脳裏を擦る朧気な記憶。互いに全力でぶつかり合い、競い合う二つの魂の決闘の記憶。
「ーーのは?」
私の頭を撫でる冷たい手、優しく微笑む女の人、中性的な人が慌てる姿…
「なーのーはー?」
凄い剣幕でドラゴンを操る男の人達、楽しそうに笑い合う姿…
『
「てぇい!」
「うにゃぁ!?」
突然、頭に衝撃が訪れた。思わず頭を抑えて叩いた犯人を捜すと、後ろでアリサちゃんが手刀を構えていました。その傍にはすずかちゃんが少し心配そうな顔でこっちを見つめていて…私は何が何だか分かりません!
「な、何するのアリサちゃん!?」
「アンタが私の話を聞かずにボーッとしてるからよ!ボーッとしたまま歩くと転んで怪我するわよ!」
「アリサちゃんの言うとおりだよなのはちゃん。それより大丈夫?さっきから何だかうわの空だったけど…」
そう言われて周りを見ると、木が沢山生えた道の真ん中にいました。あれ?と思ったけど、確かこの道が私達が通ってる塾の近道だってアリサちゃんが言って…そうだ、それで皆で行こうって事になったんだった。
アリサちゃんに叩かれた所をさすりながら、心配そうなすずかちゃんに大丈夫な事を伝える。
「ごめんね二人とも、私は大丈夫…なんだけど」
「けど?」
「え、もしかして強く叩き過ぎちゃった?」
「うぅんそうじゃなくて…」
心配そうな二人を背に辺りを見回す。さっきまであったフワフワしていた感覚は無くなったけど、その代わりに今度は周りの風景に強い違和感を感じた。
夕方で日はまだ完全に落ちきっていないけど、生い茂る森林の奥は薄暗くて不気味です。それもあるけど私の中にある『何か』はそれだけじゃないって言っている気がするの。
「……私は、ここを知ってる?」
私は背負っていた鞄からある物を取り出す。突然の行動に二人はびっくりするけど、私が取り出した物を見て不思議そうな顔をした。
「なのはちゃん、その箱って…」
「アンタそれまだ持ってたの!?というか持ち歩いてたの!?」
取り出した箱…本物の金で出来た箱らしくて、前に持ち歩いてたいたらアリサちゃんに金庫に仕舞っておきなさい!と叱られたのですがーー
「何だか身近に置いていないと落ち着かないからこっそり持ってきてたの」
「おばか!そんな物身近にあったら逆にこっちが落ち着かないわよ!?」
アリサちゃんはスゴい引かれてしまいました。すずかちゃんも少し苦笑いをしてて何だがすっごい不満です。
そうやって、アリサちゃんの言葉を聞きながらしながら箱を見つめる。
「なのは!もしそんな物持ってるのを誰かに見られたらーーえ?」
「あ、アリサちゃん落ち着いてーーっ?」
「ーーあ」
そして、私の目の前にある箱が…『黄金櫃』が薄らと光を放つ。
ーー夜の森
ーー傷だらけの男の子
ーー光り輝く魔方陣
ーー大きな黒い何か
ーー倒れる男の子
ーー助けを呼ぶ声
思い出した。そうだ、こんな夢を今日私は見たんだ。場所はそう…ちょっどこんな感じの木が生えた所の奥。
気が付けば黄金櫃の光は収まっていて、アリサちゃん達は唖然とした表情で私の手の上の箱を見つめていました。
「何…これ?な、なのはちゃん。今のって…」
「私にも分からないの、でもなにか見えたの…もしかしてすずかちゃんも?」
戸惑った表情で頷くすずかちゃん。そしてアリサちゃんの同じように信じられない表情を見ると、きっとアリサちゃんも見えたんだ。あの夢のような映像が…
でも、もしここがあの夢の場所だとしても、あの男の子が倒れた場所なんて全く分からない。
また箱を見つめるけど、私の手の上にある黄金櫃は何も答えてくれない。まるで伝えることは伝えた、後は任せると言わんばかりであった。仕方なく箱を鞄に戻してまた背負って二人に話し掛ける。
「実は私、朝に今の夢を見たの」
「夢って…あの男の子と真っ黒なお化け?」
「うん、朝は変な夢だったなぁって思ったんだけど…何だかスゴい気になってたの」
「道理で今日はなんだかフワフワしてたわけね。非現実的、と言いたいけれど……」
アリサちゃんが凄い表情を浮かべる、苦虫をかみつぶしたよう顔で頭を抑えている。
「悲しい事にアンタの勘はよく当たるのよね…そしたらこの夢も、きっと夢じゃないわ」
「夢じゃない…あ!そ、そしたらあの男の子は大丈夫なのかな!?スゴい傷だらけで倒れちゃってたよね!?」
「そ、そうなの!でも何処で倒れてるのか分からなくて…」
「私達三人で探しても今日中には見つけられる自身が無いわ…」
私とすずかちゃんは慌てるけど、アリサちゃんは冷静にそう言いました。確かに私達三人で捜すなんて無謀で危険です。お巡りさんに連絡しようと考えるけど、あの男の子が倒れたのはきっと真夜中のことで、すぐにでも見つけ出さないと間に合わない。
重苦しい空気が私達を包む。何か、何か目印になるような物があれば…そう願った時ーー
『ーーー』
胸の奥の鼓動が強くなった気がした。
「…誰?」
薄暗い森の奥へ自然を向ける。暫くするとまた胸の奥が小さく跳ねる感覚があった。それはきっと呼び声。私はここにいると、まだ生きていると、そんな声…
「なのは?」
「…こっちなの!」
「なのはちゃん!?」
突然走り出す私の後を二人が追ってくる。薄暗い森の道へと進む。その間にも私を誰かが呼んでくる。
「ちょっとッもう!なんで普段は運動音痴なのにこんな時だけ速いのよ!猪か何かなの!?」
「なんて言うか、不思議な生態をしてるよねなのはちゃんって…」
「それアンタが言うの!?」
後ろで物凄く失礼なことを言ってくる二人を背に、声を放つ場所へ走り続ける。
「もう少し…って、あれ?」
声の元、確かにそこから聞こえてきていた筈の場所に、一匹の小さい動物が倒れていた。すぐに近寄って抱き上げる。
「大丈夫…?」
傷だらけのこの子、そして首にある綺麗な物は夢で見たモノに似ていた。
「なのは…って!その子どうしたよの傷だらけじゃない!」
「酷い、病院…そうだ獣医さんの所へ行こ!」
追いついた二人が慌てながら近くの獣医さんのいる病院を捜す中で、私は言いようのない何かが心の中を埋めていきました。
きっと、これは何かのきっかけなんだ。大きな
そんなことを考えながら私は、獣医さんの所へ向かう二人の後を追った。
二人は原作と同じように魔法は扱えません。ならなんであの光景が見えたのかって?それは、なんでやろなぁ(目逸らし)
一応デッキ内容はほんわかしてます。先行制圧は『滅多に』出ません。
ではまた次回。