「メグリさんは…記憶が無いんでしたよね」
「そうだよ、あー…でも…何だか何をしてでも守りたい物があった筈なんだよね〜…
自分の命に変えても…たとえアル…ゴホン、神を敵に回してでも…」
多分俺が本当に記憶喪失になったとしてもこんな風にほんの少しでも思てたら良いなぁ…
だがその場合俺の殆どを形成する記憶がなくなるから人の形をやめた名状し難きナニカになる可能性大だけど
「テルクン、ちょっと止まって
ほらほら、向こうにオヤブンクロバット」
オヤブンクロバット…うーん、一応撃退はできるけどテルクンも居るからここは素直にもう片方の道行こう
クロバット…元気にしてるかなぁ…
「相手が有利な暗い所で挑む必要もないしここは左側の道を通ろう
こっちからでも出口に辿り着けるから安心して」
「そうなんですか?」
「うん、1人だったら投げ飛ばしたりもするんだけど…テルクンに毒が当たったりすると危ないからね」
「え…投げ飛ばし…?」
「うん、投げ飛ばし!オヤブンに出会ったら逃げるか投げ技を掛けるか、この2択をとってるんだよ
まあ最近は基本見つかる前に逃げてるけどね…
…この辺に来たらほとんどもう大丈夫!…ん?この松明…」
律儀に1カ所に集めてくれちゃって…そう言う所がおもしれーんだよ、ツバキクン
俺なら横に倒して乱雑に置いてるよ
「少し待ってて、この松明、元の場所に戻さなきゃ」
さーて超特急で戻すよ!
あ、フジとシトウも手伝ってくれるの?ありがとうめちゃ助かる
火付けてくれるの?…軽ーくね、軽ーくだからね!?
「ごめんねお待たせ〜、火も全部付け終わったし、松明を道標に出口まで直行だ!」
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「ラベン博士に聞いたけど、テルクンは空から落ちて来たんだってね、俺は気づいたらこのヒスイの地に倒れてて…
まあそこから少し色々あったけどシンジュ団の皆さんに保護してもらったんだ
それで、自然とポケモンを手懐けれたからキャプテンに任命されて…あ、ごめんねオッサンが自分語りしちゃった…忘れて…」
「いえ!そんな事ないです、お話ありがとうございました!」
なんて良い子だ
そこからちょっと歩いた所でツバキクンがちょっかいかけて来たりテルクンがツバキクンとのポケモンバトルに勝ったりしたけど…これと言ったトラブルはなく、古代の石切場までやってきた
うーん…やっぱりいつ来ても閉塞感があって正直苦手だ…
確かこの辺りでウォロサン来てたよね
「メグリさん!」
「おや(頭の中で噂をすれば)ウォロサン」
本当丁度いい所でくるよね…