数日後…俺は仕事の帰り、家に真っ直ぐ帰らずに別の方向に全速力で走った
今日、ノボリとクダリは夜勤だから寄り道しても大丈夫だ
俺の身体能力のおかげで直ぐに目的地に辿り着いた
そうして鍵を開け、扉を開けるとそこには既に2人の人間と1匹のポケモンが居た
部屋は薄暗く、ポケモンの紫色の瞳が幻想的に浮かんでいる
「ごめん、ちょっと遅れた?」
「あら、良いのよ良いのよ、お仕事もあるでしょう?」
「問題ない、そして全て順調か?」
「もちろん、しっかり買い出しも済ませてあるわ」
「ターゲットの2人にはまだ気づかれてはいない…でも気づかれていない今の内に今できる準備を全部終わらせといた方がいい」
「エーッフィッ」
「もちろんだ、そしてメグリ…
…ノボリとクダリのプレゼントはもう買ってるか?」
「うん、もうラッピング済み…と言うか思ってたけど何でこんなに薄暗いの?」
「あら、雰囲気って大事でしょう?」
「こう言うの…好きだろう?」
めっちゃ遊び心のある両親だぁ…
確かにこう言うの俺も大好きだけど…
「エフィ…」
エーフィもキリッとカッコつけてるし…似たもの家族だなぁ…
そう、もうすぐノボリとクダリの誕生日なのだ!ありがとう父さん母さん、ありがとう大村◯介さん
と言う事でこの3人と1匹でサプライズの準備中だ
え?プレゼント?俺が選んだお揃い財布とシャンデラとシビルドンのポケモンチャーム
せっかくだし形に残る物が良いかなって思ってね
そして思っただろう、よくあるサプライズバレないように避けてない〜?って
それに関しては心配ご無用、そもそも俺は嘘をつくのは上手い方だしノボリとクダリと一緒にいる間は脳味噌全部目の前のノボリとクダリで埋め尽くされるから
…これがフラグにならない事を祈る…と言うかそんなフラグは俺が折ってやる、と言うか立たせないからな
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そうして情報交換したりパーティー用の飾りを黙々作ったりして気付けば日付が変わる頃
「それじゃあ、俺そろそろ帰るね」
「ええ、気をつけて」
「…気をつけろよ」
父さん、俺が入院したり行方不明になっちゃったりしたから少し…結構心配症になっちゃった
でもちょっと嬉しかったり、心の中のめぐりくん(7歳)の俺が喜んでるよ…
そして父さん、またいつか入院するかもしれない、と言うか俺とノボリとクダリが生きてる限りいつでも貧血で病院に運ばれる可能性はあるし
ごめんね、俺も(無理だろうけど)耐えてみるから!!!!!
ノボリとクダリの誕生日は完全大豆ミートの想像です
そして次回最終回になります