サブマスの兄になったのなら   作:大豆ミート

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少年期
まずは身体を鍛えたい


柔道着、水筒、タオルをカバンに入れて帽子を被る

 

「行ってきます!」

 

「気をつけるのよ!」

 

「ブイブーイ!」

 

「「あぅー!」」

 

俺の家の近くには道場があって週3でそこに通ってる

何でって?そりゃさ、ポケモンの世界だぞ?何があっても良いように身体を鍛えておきたい!

 

あと前世みたいに走ってすぐバテるような事なりたくない!

 

「おはようございます!先生!」

 

「うむおはよう!!!!!!」

 

注意事項その一!

ここの道場で挨拶をしたらその何倍もの声量で返されると思え!

 

「では早速柔道着に着替え、カイリキーに挑んで来い!!!」

 

「はい!」

 

────────────────────────────

 

「ソイヤッ」

 

「あでっ!…まだまだ…もう一本お願いします!」

 

先生の相棒のカイリキーに挑んでは吹っ飛ばされて早くも数十回目

これでも最初の頃よりかは先生曰くマシになってるらしい

 

「ソソイ!」

 

「ぐっ…」

 

注意事項その二!

自分のポケモンがいない場合先生のカイリキーと組手をすることになるぞ!

 

あのイーブイは母さんのポケモンだから自分のポケモンをゲットするまで

俺はカイリキーと組手をし続けるのだ…

 

「あぶっ」

 

「メグリ少年!!!!!!そろそろ正午だ、カイリキーもお疲れ様!!!!!」

 

「ソーイ!」

 

「はーい…フゥ…」

 

だいぶ熱中してたなぁ、俺

2時間くらいやってたのか…

 

「今日もありがとうございました!」

 

「おう!気をつけて帰れよ!!!!!!」

 

「はい!!」

 

「声が小さぁい!!!!!!」

 

「はいっ!!!!!!」

 

「よぉし!!!!!!!」

 

注意事項その三!

帰りの挨拶は今出せる全力の声で!

小さかったらやり直し!

 

「ただいま!!」

 

「おかえり、柔道着とタオルは洗濯機に入れてちょうだいね」

 

「うん!」

 

「ブーブイ!」

 

「ぐおっ…」

 

脛にたいあたりは止めて!

俺にこうかはバツグンだから…

 

「うー?」

 

「大丈夫だよクダリ…あ、心配じゃ無くって兄ちゃんの背中乗りにきたのね…

でも兄ちゃん今から手洗ったりとかしなきゃだからちょっと待って」

 

「やっ!」

 

「やじゃないの、すぐ戻ってくるから」

 

「ん〜…」

 

おっとぐずり出す気配

急いで手洗って洗濯物洗濯機に放り込まなきゃ

 

手よし!洗濯物よし!

 

「はーいお待たせお待たせ」

 

「うーう」

 

「それでは、メグリ号、出発進行!」

 

こんなふうに言ってあげたらめちゃくちゃ喜んでくれるんだよ

この頃から電車好きの片鱗出てたのか

 

ノボリもめっちゃキラキラした目で見てくるし…

わかってる、ノボリも後でやってあげるから

 

今はちょっとだけ我慢してね…ってその隣でイーブイもか…

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