サブマスの兄になったのなら   作:大豆ミート

63 / 144
危険な目に遭って欲しくない

「対戦ありがとう〜それじゃあね〜」

 

「お、覚えてろよ!!」

 

テンプレみたいな捨て台詞…初めて聞いたな…

まあいっか、ドラパルト、帰るよ〜

 

その日からノボリとクダリに挑んで負けたトレーナー(ガラのわるいすがた)が勝負を仕掛けてくるようになった

 

ノボリとクダリ…きっと大暴れしてるんだろうな…

でもどうか危ない事はしないでくれ〜!!

 

兄ちゃん2人が危険な目に遭ったらどうなるか分かんないよ…

泡吹いて倒れるは確定だけどね…

 

────────────────────────────

 

「クロバット、クロスポイズン!」

 

「ギィ!」

 

今日もトレーナー(ガラのわるいすがた)が勝負を仕掛けてきた

ほぼ毎日放課後に居るから友達3人も慣れちゃったよ

 

「おお!メグリのクロバット!ここでクロスポイズンや!」

 

「どくにはならず!、だがレベル差で相手のジャローダを戦闘不能に持ち込んだ!さて相手の手持ちはあと1匹

どう見ますかね、解説のニゲラさん」

 

「そうですね、最後の切り札とも言えるポケモン…並のポケモンではないでしょう」

 

「何と相手はボーマンダ〜!対するメグリの手持ちは…ドラパルト〜!」

 

「はーいしゅーりょー」

 

「解散解散」

 

「ねえ何で?何で急に実況やめちゃうの?」

 

「タイプ相性もええしレベルも上やしすばやさも上やん」

 

「現にドラゴンアローで戦闘不能になってるしね〜」

 

「やりきったって顔してるじゃん」

 

うっ…でもさあ…せっかくだから最後までノっててよ…

俺泣くよ?19歳が本気で泣くよ?

 

「へっ、そいじゃ、俺はここらで撤退だ

これからお前の弟達で楽しむんだからなぁ」

 

…は?

 

「…今、何て?」

 

「お前の弟2人にはバトルで勝てねえ…だったら腕っぷしで勝ってやんだよ!!」

 

「あ?」 

 

プツン

 

頭の中で何かが切れた

 

「あーあ」

 

「メグリに対しての1番の禁句言ったな」

 

「せめて生きてたらいいね〜」

 

────────────────────────────

 

今、俺は全速力で走ってる

 

「処す処す処す処す処す…」

 

ノボリとクダリの居場所はきっと学校近くの人気のない路地裏

俺のノボリ、クダリ関係の感はめちゃくちゃ当たるんだよ

 

「ふっ…」

 

感に従って塀を飛び越えると…

 

「兄様…?」

 

「兄さん…!?」

 

俺の目に入ったのはノボリとクダリが殴られた瞬間だった

 

バツン

 

「ノボリ、クダリ、ごめんね、兄ちゃん2人が殴られる前に助けれなかった

でもちょっと待っててね、すぐに見てあげるから、大丈夫、すぐ終わるよ」

 

なんか聞こえるけどよく聞こえないや

 

「とりあえずノボリとクダリ以外…1発殴る」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。