サブマスの兄になったのなら   作:大豆ミート

67 / 144
卒業式に行きたい 下

今日はノボリとクダリの卒業式

今日は父さんも出席している

 

そして撮影係の俺は…

 

「っぅ…グスッ…ズビッ」

 

「あららメグリったら、この中で一番泣いてるじゃない」

 

大泣きしていた

だって!だってさ!!卒業式だよ!!?大事な大事な弟達のさ!!!!

 

「…ズビッ」

 

「まああなたまで、まだ入場もしてないわ、2人ともしっかりしてちょうだい」

 

「っ…グスッ」

 

「だって、だってぇ…ゲホッゴッホ」

 

あんなに小さかったのに中学卒業だなんて…涙が…

 

「あなたもメグリの時みたいに泣いて、タオルを持ってきておいて良かった」

 

父さん…俺の時も泣いてたんだ…

もしかして俺って結構父さん似?

 

「ほら、もう直ぐ入場よ」

 

何だとカメラを構えなければ

 

────────────────────────────

 

あー…素晴らしい、素晴らしかった

小学校の卒業式とはまた違った素晴らしさ…

 

人間ってこんな泣けんだね

 

「兄さん凄かったね、近く通っても泣き声聞こえなかったし」

 

「声も出さず涙を流しておりましたね」

 

「今もだけど」

 

「そうですね」

 

「校門前で…一緒に…撮るとは…聞いて…ない…」

 

「3人とも〜撮るわよ〜、はい、チーズ!」

 

…中学卒業式でこんな事になってるのに

ノボリとクダリの高校入学式で俺は人の形を保っていられるのだろうか

 

ん、次はカミツレチャンと撮る?

 

俺に任せて何枚でも撮るから

え…?俺も入る?

 

待って待って待って待って

お願い待って

 

心の準備ができてない!俺まだ心の準備がぁああ〜!!

 

…ノボリ、クダリのスーツ姿、実に素晴らしかった(遺言)

 

────────────────────────────

 

「写ってる兄さん全部ガッチガチ」

 

「兄様、大丈夫なのですか?」

 

「うん、大丈夫」

 

ちょっと尊い、可愛いを過剰摂取しすぎたけど大丈夫

良い子のみんなは尊い、可愛いは摂取量を守って摂取しようね!

メグリお兄さんとのお約束だよ!!

 

因みに俺はもう手遅れだ!!

 

「兄様ももう少しで卒業ですね!」

 

「え?」

 

あー…そういえばそうだった

尊い、可愛いの過剰摂取で色々ぶっ飛んでた

危ない危ない

 

「確かにそうだね、さーて俺もそろそろ社会人か…」

 

前世じゃ確か…あれ?俺いつ死んだっけ?

んー…思い出せない…

でもまあいっか!前世の記憶なんてもはや概要的なことしか覚えてないんだし!

まあポケモン関係の知識は色褪せないんだけどね…

 

ただ前世の両親に関する(おそらく)事思い出そうとすると何かモヤッとするから多分そこまで仲良くはなかったと思う

仲良かったらごめん、ここから謝っておく

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。