サブマスの兄になったのなら   作:大豆ミート

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育て上げたい

「キュー」

 

「キュイ」

 

「チガウ…オレ…ヒスイゾロアークチガウ…」

 

色違いヒスイゾロアを何とかしようとしていたら気付けばもう一体のヒスイゾロア(通常色)にもキューキュー言われながらスリスリされていた

手持ちのみんなも現代に置いてきちゃったし…おとうさまー!おかあさまー!お子様がお待ちです!!!助けてー!!!!!

 

「ほらほら、パパかママの所にお帰り」

 

俺がそう言うとヒスイゾロア達は俺の上着の袖を咥えて引っ張ってきた

もしかして着いていこいって事?

 

ヒスイゾロア達に引かれて少し進むと沢山の血が流れた跡があった

そしてこちらを見てくるヒスイゾロア達の目…

あー…なるほどね、察した、俺察した

 

親ヒスイゾロアーク…亡くなったな…?

 

「キュキュ」

 

「キュー」

 

…よし

 

「俺がこの子達のパパになる…!」

 

お父様お母様…この子達は俺が責任持って立派なヒスイゾロアークにして見せます…!!

 

────────────────────────────

 

「よっこらせ…2匹共居るね」

 

とりあえず2匹とも腹ペコらしいので洞窟内から脱出した

きのみは持ってるんだけど…果たして未来のきのみを上げて良いのかって思ってね

さてと…ここはどっちの洞窟かな〜

 

ん?あれは…きのみが実ってる木…て事は氷山の戦場側か

助かった助かった、極寒の大地はオヤブンが多いし2匹庇いながらはちょっと…

 

とりあえずオボンのみを取ってヒスイゾロア達に上げた

よっぽど腹ペコだったのか口いっぱいに頬張ってる

いっぱい食べなよ…

 

俺?とりあえず1かけら食べてみた

未来のオボンのみよりも少し大きかったよ

 

────────────────────────────

 

そんなこんなで大自然の中、バトルの練習台になったり、ある時は偶然出会ってしまったオヤブンカイリキーを投げ飛ばしたり

(そのオヤブンカイリキーは何故かゾロア育てを手伝ってくれる様になった、助かる)

またある時はヒスイゾロア達の尻尾に顔を埋めたりして暮らした

 

そんな暮らしが3ヶ月くらい続いた時…

 

「良かった…意識が戻ったんですね…」

 

「…ここは…?」

 

「ここはシンジュ団の集落です」

 

ちょうどヒスイゾロア達&オヤブンカイリキーと離れてる時に熱出て倒れてシンジュ団に保護される…ってどんなミラクル起こってるんだオイ

でも熱は下がってる、良かった良かった〜

 

…なるべく早くみんなの所に戻ろう!

オヤブンカイリキーは居るけどめっちゃ心配…

 

…もしかして俺親バカの気質ある?

シダレ、俺、過去に飛んで漸くお前の気持ちがわかった気がするよ…はは…

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