3年E組 夜桜八罪のDAYSWARS   作:ジェットプテラ

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第21話が出来ました
其れではどうぞ


毒の時間と七悪

カルマがE組の一員になり初めての理科で

 

殺せんせー「お菓子から着色料を取り出す実験は此れで終了!!」

 

と殺せんせーが言った直後に

 

ズババババババンッ!

 

殺せんせー「余ったお菓子は先生が回収しておきます。」

 

自慢の速さを駆使して余った菓子を集めて腹の足しにして居た

 

陽斗

「給料目前だから授業でおやつを調達してやがる!」

 

メグ

「地球を滅ぼす奴がなんで給料で暮らしてんのよ!?」

 

クラス中からヤジが飛ぶ中、授業中ずっとそわそわしていた奥田愛美(おくだまなみ)が立ち上がって、先生の所へ向かって。

 

奥田愛美(おくだまなみ)

「あ…あのっ先生…」

 

愛美は少し戸惑ったがその直後にコルク栓で蓋されている試験管2本と三角フラスコを取り出して

 

愛美

「毒です!!

 飲んでください!!」

 

超が付くほどにドストレートに正直に試験管2本とフラスコに入っている毒薬を殺せんせーに差し出した

此れにはクラスメイト達は吉本新喜劇のズッコケの如くこけた

 

殺せんせー

「……奥田さん

 これはまた、正直な暗殺ですねぇ」

 

やはり殺せんせーも唖然としていた。

 

奥田

「あっ……あのあの。

 わ、私、皆みたいに不意打ちとか上手く出来なくて…でもっ化学なら得なんで真心込めて作ったんです!」

 

動機も馬鹿丸出しに出している

此れにはクラスメイトも呆れていた

殺せんせーは愛美が差し出した試験管2本とフラスコを受け取り一本の試験管のコルク栓を抜いて

 

殺せんせー

「それはそれは

 では、いただきます。」

 

何の迷いもなく試験管に入っている毒薬を飲んだ

此れにはクラスメイトは驚く

 

殺せんせー

「!!

 これは…」

 

殺せんせーが悶え始めて、何故か殺せんせーの顔は青くなり、角のような突起物が二本生え、後ろ髪のような刺が伸びてソニックぽくなった。

トンきちな変化で誰もが啞然して居た

 

殺せんせー

「この味は水酸化ナトリウムですね。

 人間には有害ですが、先生には効きませんねぇ。」

 

愛美

「……そうですか」

 

殺せんせーは空になった試験管を愛美に返して

 

殺せんせー

「あと二本あるんですね」

 

愛美

「は

 はい」

 

殺せんせー「それでは。」

 

殺せんせーはそう言って二本目の試験管の毒薬を飲んで

 

殺せんせー

「うっ

 うぐぁっ

 ぐぐぐ…」

 

少し苦しんで今度は今度は角も枝分かれして更に薄緑色になって、頭に羽が生えた。

無駄に主張の強い顔になってきた。いや、前から顔色が変わってたから主張強かった

 

殺せんせー

「酢酸タリウムですね。

 では最後の一本。」

 

最後に三角フラスコに入っている毒薬を飲んで

全員が殺せんせーの様子を見守り、殺せんせーの変化が終わった。

 

殺せんせー

「……」

 

真顔

真っ白な真顔であった。

此れにはクラスメイトは困惑する

しかし殺せんせーは

 

殺せんせー

「王水ですねぇ。

 どれも先生の顔色を変える程度ですね。」

 

普通の感想を言いながら試験官と三角フラスコを愛美に返す

愛美は残念そうに

 

愛美

「……はい…」

 

試験管と三角フラスコを受け取る

クラスメイトは改めて殺せんせーの顔を見ると

 

殺せんせー

「先生のことは嫌いでも、暗殺のことは嫌いにならないで下さい。」

 

大河

「いきなり如何した!?」

 

今日もクラスメイト達からツッコミが冴え渡る。

殺せんせーの顔も真っ白な真顔から通常の黄色の顔に戻って

 

殺せんせー

「それとね、奥田さん。

 生徒一人で毒を作るのは、安全管理上見過ごせませんよ」

 

愛美

「…はい。すみませんでした…」

 

殺せんせー

放課後(このあと)時間があるのなら、一緒に先生を殺す毒薬を作りましょう。」

 

殺せんせーの意外な提案に

 

愛美

「…は

 はいっ!!」

 

愛美は承諾する

 

カエデ

「……暗殺対象(ターゲット)と一緒に作る毒薬ねぇ」

 

「……後で成果を聞いてみよう」

 


 

翌日愛美の手には赤い液体が入っている丸底フラスコを持っており

 

カエデ

「…で、その毒薬を持ってこいって言ったんだ」

 

愛美

「はい!

 理論上はこれが一番効果があるって」

 

愛美は嬉しそうにしており渚は殺せんせー作の毒物の正しい保管方法の漫画を読んで

 

「毒物の正しい保管方法まで漫画で書いてある

 相変わらず殺せんせー手厚いなぁ」

 

愛美

「きっと私を応援してくれてるんです

 国語なんてわからなくても私の長所を伸ばせいいって」

 

愛美がそう言うと私は愛美の為に用意した初心者向けで毒と薬が小説の中心のアガサ・クリスティーの小説集を用意して

 

八罪

「愛美さん

 其れだけでは殺せんせーは殺せない」

 

愛美の机の上に置いた

 

愛美

「え?

 其れってどう言う意味…」

 

八罪

「その毒薬を殺せんせーに飲ませたら自ずと答えが分かるから

 其れと愛美さんの才能を更に伸ばすなら此れを見ると良いよ」

 

私は愛美の机にアガサ・クリスティーの小説集を置いた

同時に殺せんせーが入って来て

 

カエデ

「あ

 来たよ、渡してくれば?」

 

愛美

「あ、はい!!」

 

愛美は殺せんせーに近づいて

 

愛美

「先生これ…」

 

殺せんせー

「流石です…。

 では早速いただきます」

 

殺せんせーは何の躊躇いもなく愛美作のお手製の毒薬を飲み込んで

 

殺せんせー

「……ヌルフフフフフ。

 ありがとう奥田さん

 君の薬のお陰で先生は新たなステージへ進めそうです。」

 

愛美

「…えっ…それって…どういう…」

 

奥田やE組全員が呆然としている最中

 

殺せんせー

「グオオオオオオオ」

 

雄叫びを上げながら殺せんせーの体から一瞬、光が放たれ、急な出来事に私達は反応できずに思わず目をつむってしまう。

そしてそっと目を開けてみると教卓の上に

 

殺せんせー

「ふぅ」

 

銀色で溶けた殺せんせーがいた

 

クラスメイト一同

『溶けたっ!!?』

 

全員驚いていた

 

殺せんせー

「君に作って貰ったのはね。先生の細胞を活性化させて流動性を増す薬なのです」

 

説明しながら先生は素早くメグの机の中に滑り込み、

 

殺せんせー

「液状ゆえにどんな隙間も入り込むことが可能に!」

 

とどや顔で語っていた

 

殺せんせー

「しかもスピードはそのままに!さぁ殺ってみなさい」

 

殺せんせーはスライムのような体で床やら天井やらに潜り込んで腹立つくらいにかわしてきやがっていた。

 

陽斗

「なんだこのはぐれ先生!!」

 

カエデ

「奥田さん…

 先生あの薬毒って言ったんだよね」

 

愛美

「……」

 

愛美は直ぐに周りを見渡して天井の隅っこに張り付いた殺せんせーに

 

愛美

「だっ…騙したんですか殺せんせー!?」

 

文句を言うが

 

殺せんせー

「奥田さん

 暗殺には人を騙す国語力も必要です」

 

殺せんせー教師の顔で愛美を見つめる

此れには

 

愛美

「えっ…」

 

若干驚いていた

 

殺せんせー

「どんなに優れた毒を作れても…今回のように馬鹿正直に渡したのでは暗殺対象ターゲットに利用されて終わりです」

 

殺せんせーは窓を伝いながら渚の方を向いて

 

殺せんせー

「渚君、君が先生に毒を盛るならどうしますか?」

 

「え」

 

渚は行き成り質問を振るわれて一瞬戸惑るが

 

「…うーん

 先生の好きな甘いジュースで毒を割って…特性手作りジュースだと言って渡す……とかかな」

 

殺せんせー

「そう、人を騙すには相手の気持ちを知る必要がある。

 言葉に工夫をする必要がある。

 上手な毒の盛り方、それに必要なのが国語力です」

 

スライム状になっていた先生は自分のアカデミアコートに戻って体は元のタコのような体にもどった。

 

殺せんせー

「君の理科の才能は将来皆の役に立てます。それを多くの人にわかりやすく伝えるために毒を渡す国語力も鍛えてください

 丁度八罪さんが奥田さんの為に初心者向けで毒と薬が小説の中心のアガサ・クリスティーの小説集を用意してくれたみたいです」

 

殺せんせーの言葉を聞いた愛美は元気一杯に

 

愛美

「は…はい!!」

 

と返事をしていた。ま、何はともあれ奥田に自信が宿ったのならなんでもいいか。

 

カルマ

「あっはは、やっぱり暗殺以前の問題だね」

 

八罪

「だね」

 

私とカルマはそう言う


その後の放課後

 

八罪

「愛美さん!」

 

私が愛美を呼びかけると

 

愛美

「あ、はい!?

 な、何でしょうか、えっと、八罪さん」

 

愛美は驚きながら私の方を向いた

 

八罪

「愛美さんが昨日殺せんせーを暗殺に使った毒、水酸化ナトリウム、酢酸タリウム、王水なんだけど水酸化ナトリウムなら何とか一般人でギリギリで作れるけど酢酸タリウム、王水は大学の研究室や専門の場所しか作れないのに愛美さんはポンと出しましたけどあれって盗んだ物?」

 

私がそう言う

 

愛美

「違います!

 盗んでいません!

 あれは全部私が作った奴です」

 

愛美は両手を振って否定するが

 

八罪

「無理あるよ!!

 水酸化ナトリウムなら一般ギリギリで作れるけど

 酢酸タリウム、王水は大学の研究室や専門の場所しか作れないの、其れに作れたとしても最低でも数十万円〜百万円規模の環境と資格が必要なのだけど、愛美さんは水酸化ナトリウム、酢酸タリウム、王水のこの三つ作って何円かかった?」

 

私がそう言うと

 

愛美

「えっと…ですね…

 5万で済みました」

 

そう言うと

 

八罪

「可笑しい色々可笑しい

 五万円で水酸化ナトリウム、酢酸タリウム、王水で作れるのが可笑しい

 一応聞くけど作り方は?」

 

愛美

「それはですね……」

 

愛美式の作成方法を聞いた私は

 

八罪

「ちょっと待って」

 

私は頭を抱えながら待ったを掛けた

 

愛美

「はぁ!

 す、すいません

 無我夢中で、こんな専門用語だらけの説明……」

 

八罪

「違うの!

 愛美さんの科学の知識がもう中学生の範疇を私の予想を軽々超えて居るの

 もう一つ聞くけど愛美さん、昨日使った水酸化ナトリウム、酢酸タリウム、王水と今日先生に飲ませた薬はまだある?」

 

私が詰め寄りそう言うと

 

愛美

「……一応まだ家にありますけど」

 

八罪

「直ぐに!」

 

愛美

「あ、はい」

 

私と愛美は直ぐに下駄箱に移動して靴に履き替えて外に出て〔飛電ライズフォン〕を取り出して空中にホログラムマップを開き愛美の実家は何処と質問して愛美が答えた瞬間私は〔ネオディエンドライバー〕を取り出して〔ネオディエンドライバー〕に内蔵されている〔オーロラカーテンシステム〕でオーロラカーテンで愛美の実家に行く

愛美はE組校舎から愛美の実家を一瞬で辿り着いた事に驚いていたが私は急がせて愛美に水酸化ナトリウム、酢酸タリウム、王水と今日先生に飲ませた薬を取りに行かせる

その間に私は愛美のスマホをハッキングして私作ののアプリを強制インストールさせ、更に七尾に愛美の事を話す

そうして居る内に愛美は全ての毒薬を持って来て一度オーロラカーテンを生成して今度は私の実家の前に到着して直ぐに屋敷に入り七尾の部屋の前に到着する

 

八罪

「七悪、入るよ」

 

私達が七悪の部屋に入ると

 

七悪

「八罪お帰り」

 

顔が描かれたバケツを被った3mの巨漢で白衣を着て居る七悪が居た

七悪は巨体が上に私達を見下ろしながら

 

七悪

「初めまして

 僕の名前は夜桜七悪

 八罪とは双子の兄だよ」

 

自己紹介するけど

 

愛美

「は、初めまして」

 

愛美は七悪の巨体に圧倒されて縮こまていた

 

八罪

「愛美さん大丈夫

 こんななりだけど結構優しく少々人見知りな性格だから

 其れよりも……」

 

私は愛美から水酸化ナトリウム、酢酸タリウム、王水と今日先生に飲ませた薬が入ったフラスコと試験管を取り出して

 

八罪

「早速だけど此れを飲んで」

 

七悪に差し出して

 

七悪

「任せて」

 

七悪は水酸化ナトリウム、酢酸タリウム、王水と今日先生に飲ませた薬が入ったフラスコと試験管が受け取って

 

七悪

「!!!!」

 

其のまま全部飲んだ

此れには

 

愛美

「!?」

 

愛美は驚いておりその直後に

 

七悪

「!?」

 

七悪の身体の一部が膨張したが直ぐに収まり

 

八罪

「どう?」

 

七悪

「うん、八罪の言う通りに全部本物だね

 それに殺せんせーを殺す毒薬は新種の毒だよ」

 

八罪

「やっぱりか」

 

私達が会話している側で

 

愛美

「……」

 

目をパチクリしながら唖然しており

 

八罪

「愛美さん、今度は此処で毒薬作らない?」

 

私が提案するが

 

愛美

「はい?」

 

素っ頓狂な返事が返って来た




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