3年E組 夜桜八罪のDAYSWARS   作:ジェットプテラ

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第36話が出来ました
其れではどうぞ


自律の時間

昨晩に私、四怨、殺せんせーの三人で自律思考固定砲台を魔改造して昨日とは全くの別人になっていた

 

自律思考固定砲台

『庭の緑が深くなってますね。

 春も終わり、近づく初夏の香りがします』

 

優月

「たった一晩でえらくキュートになっちゃって…」

 

航輝

「此れ一応…固定砲台…だよな?」

 

八罪

「殺せんせー、私、四怨お姉ちゃんが改造したけど中身の根幹は同じだから」

 

今の自律を見た優月と航輝が驚愕しながら呟いていた

無理もない昨日一昨日とは一変してにこやかで友好的な彼女。

私達のおかげなのか笑顔もどこか自然なものになってる

 

竜馬

「何騙されてんだよお前ら。全部あのタコと夜桜の家族が作ったプログラムだろ。

愛想よくても機械は機械。

どーせまた空気読まずに射撃すんだろポンコツ」

 

竜馬はそう言うと

 

自律思考固定砲台

『……』

 

自律思考固定砲台はうつむきながら自身の機体事竜馬の方を向いて

 

自律思考固定砲台

『おっしゃる気持ちは分かります、寺坂さん

 昨日までの私はそうでした。

 ポンコツ…そう言われても仕方ありません』

 

寺坂の悪態に自律が傷付いて泣き出した

まぁ、殺せんせーがプログラミングした感情ソフトに泣きに関する情報が入って居たので鳴く事が出来る

 

メグ

「あーあ、泣かした。」

 

美鈴

「寺坂君が二次元の女の子泣かせちゃった。」

 

竜馬

「なんか誤解される言い方やめろ!!」

 

そんなやり取りの側で

 

竹林孝太郎(たけばやしこうたろう)

「いいじゃないか、2Dつまり二次元。女はDを一つ失う所から始まる」

 

孝太郎が眼鏡を上げながら呟くと

 

大河、友人、陽斗

「「「竹林

  それお前の初セリフそれだぞ

  いいのか!!」」」

 

隣にいた大河、友人、陽斗がツッコミを入れる

 

自律思考固定砲台

『でも皆さんご安心を

 殺せんせーに諭されて…私は協調の大切さを学習しました。

 私の事を好きなって頂けるよう努力し皆さんの合意を得られるようになるまで…私単独の暗殺は控える事にいたしました』

 

殺せんせー

「そういうわけで仲良くしてあげてください

 あぁ、もちろん先生は八罪さんと八罪のお姉さんの夜桜四怨さんと一緒に彼女に様々な改良を施しましたが、彼女の殺意には一切手をつけていません」

 

殺せんせーのセリフに合わせて自律思考固定砲台の機体から重火器が付いたアームが一瞬で飛び出した

 

殺せんせー

「先生を殺したいなら、彼女は心強い仲間になるはずですよ」

 

殺せんせーからすれば私達は敵でもあるにも関わらず戦力アップを心から嬉しそうにそていた。

敵が強くなってワクワクするってタイプでもなさそうなのにそんな態度なのは、ただ、担任として転校生がクラスになじもうとしているということが心から喜ばしいことなんだな。

ターゲットである以前に先生である彼は機械でも生徒にしちゃうんだから殺せんせー=死神の裁量は凄いと言うしかない

 


 

理科の授業中

昨日と変らず自律思考固定砲台は静かに過ごしていると

 

殺せんせー

「では菅谷君教科書を伏せて。

 網膜の細胞は細長い方の桿体細胞とあとひとつ太い方は?」

 

殺せんせーは爆睡で睡居眠りを決め込んでたしていた創介を指名して

 

創介

「え、オレ?」

 

一応殺せんせーの言葉に反応してよだれを垂らしながら起きたが当然授業を聞いているわけもなく

 

創介

「やばっ、えーっと」

 

と回答にいき詰まっていた時に自律思考固定砲台の機体が動く音がして創介が自律思考固定砲台の方を向くと、自律思考固定砲台のふとももに答えである”錐体細胞„が書かれていて

 

創介

「えーっと…錐体細胞」

 

創介は自律思考固定砲台が提示した答えを其のまま答えた

当然

 

殺せんせー

「こら、自律思考固定砲台さん!!

 ズル教えるんじゃありません!!」

 

殺せんせーは怒ったが

 

自律思考固定砲台

『でも先生、皆さんにどんどんサービスするようにプログラムを』

 

殺せんせー

「カンニングはサービスじゃない!」

 

自律思考固定砲台は屁理屈をで返す始末

 

八罪

「う~ん

 殺せんせー、今すぐ修正します」

 

私はそう言うって〔ガンデンフォン50〕を取り出して殺せんせーに提案する

と、こんな感じで授業を過ごし、昼休みになって自律思考固定砲台の周りには人が集まっていて

現在は

 

ひなた

「へぇ――

 こんな彫刻みたいなのまで体の中で作れるんだ」

 

自律思考固定砲台が使う重火器やBB弾(対先生物質の)の生成に使われている特殊プラスチックを使ってミニチュアサイズのミロのヴィーナスを出力してしまう

 

自律思考固定砲台

『はい、特殊なプラスチックを体内で自在に成型できます。設計

 図があれば銃以外も何にでも!』

 

桃花

「おもしろーい!

 じゃあさえーと…花とか作ってみて」

 

自律思考固定砲台

『分かりました

 花のデータを学習しておきますね。』

 

桃花の頼みに自律思考固定砲台は笑顔で応じながらその横でアームを使い千葉と将棋を打っていて

 

自律思考固定砲台

『王手です

 千葉君』

 

千葉

「…三局面でもう勝てなくなった

 なんつー学習力だ」

 

既に負けていた

 

友人

「思いの方か大人気じゃん」

 

カエデ

「一人で同時に色んな事こなせるし自在に変形できるし」

 

自律思考固定砲台がクラスのみんなに受け入れられているにも関わらず、

 

殺せんせー

「…しまった」

 

殺せんせーの表情はよろしくなかった。

 

「?

 何が?」 

 

殺せんせー

「先生とキャラがかぶる」

 

「かぶってないよ1ミリも!!」

 

理由はすごくくだらなかった。

なにか嫉妬でもしたのか殺せんせーが皆の前へ出た。

 

殺せんせー

「皆さん皆さん!!」

 

全員が殺せんせーの方を向いたタイミングで殺せんせーの顔の皮膚の色が変わって

 

殺せんせー

「先生だって人の顔ぐらい表示できます!皮膚の色を変えればこの通り」

 

殺せんせーは皮膚を巧みに操作して顔を作るが

 

クラスメイト一同

『キモイわ!!』

 

酷評である。

あっけなく撤退した殺せんせーは教壇の上で膝を抱えてしくしくと泣き始めるが、先程の自律思考固定砲台と違って誰も慰めない

クラスメイト達は殺せんせーの事を一旦無視して改めて自律思考固定砲台のほうに目を向けて

 

メグ

「あとさ、この子の呼び方決めない?

 “自律思考固定砲台”っていくらなんでも」

 

メグの提案でみんなで転校生の呼び名を決めることになり

 

優月

「あ、そうだ、じゃあ律は?」

 

優月から案が出され、みんなも

 

正義

「安直~」

 

陽斗

「お前は其れで良い」

 

陽斗に話を振られて、自律思考固定砲台は一拍おいてにっこり笑った。

 

自律思考固定砲台→律

『…嬉しいです!

 では、“律”とお呼びください!!」

 

自律思考固定砲台改め“律”と名前も決まり、クラスはいっそうにぎやかになっていった。

 

「上手くやっていけそうだね」

 

カルマ

「ん-、どーだろ」

 

そんなクラスの雰囲気に反してカルマ君はいたって冷静だった。

 

カルマ

「寺坂のいう通り、殺せんせーのプログラム通り動いてるだけでしょ?

 機械自体に意思があるわけじゃない」

 

八罪

「確かに律自身にの感情は殺せんせー達に作られた人工物だし、其れに…」

 

カルマ

「アイツがこの先どうするかは…あいつを作った開発者が決めることだよ」

 

八罪

「やっぱりそうなるよね

 取り敢えず…」

 


今晩


 

私は昨日と同じくE組校舎に侵入隠れて待って居るとE組校舎に数人の男性が入って来て其のまま教室に入って行き殺せんせー達に魔改造された律基自律思考固定砲台を見て

 

開発者A

「……なんだこれは…」

 

自律思考固定砲台の開発者達は絶句している

 

『こんばんわ開発者マスター!

 おかげ様で楽しい学校生活を送っています!』

 

開発者A

「……ありえん」

 

開発者B

「勝手に改造されたうえに暗殺と関係ない要素まで入ってる」

 

開発者A

「今すぐ分解オーバーホールだ。

 暗殺に不必要なものは全て取り去れ」

 

開発者達は律を基に戻す為にオーバーホールをする為に分解する

 

開発者A

「こいつのルーツはイージス艦の戦闘AI。

 人間より速く状況を分析し人間より速い総合的判断であらゆる火器使いこなす

 加えて卓越した学習能力と自分で武装を改造できる機能を持つ

 こいつの威力が実証すれば世界の戦争は一気に変わる

 百億などついでに過ぎん

 この教室は最高の実験場

 怪物殺しの結果を出せばもたらす利益は数兆円だ」

 

そう言って大型の液晶ディスプレイを強引に剥がす

そのタイミングで私は隠れるのを辞めて教壇の上に座って

 

八罪

「やっぱりそれが目的で無理矢理転校生として導入したんですね」

 

私は声を駆けた

 

開発者「誰だ!?」

 

開発者達は私の方を向いた

 

八罪

「初めまして自律思考固定砲台の開発者さん達

 私は夜桜八罪です

 夜桜家と言えば分かります」

 

開発者A

「夜桜……あぁ、あの政府からバケモノ退治の依頼を受けたのにも拘らず期限一杯まで様子見を決め込んだ臆病者か」

 

八罪

「はぁ~それは否定しません

 何せ殺し屋業界の生きる伝説の死神なので」

 

私はそう言って〔ガンデンフォン50〕を取り出して操作し、

 

四怨

『随分つまらない事をするな』

 

四怨にテレビ電話を繋げる

 

四怨

『其のままならイージスシステム以外にも様々なサービスやシステムとして使えるのに』

 

開発者A

「詰まらなくて結構だ

 私達は軍の技術者だ

 こんなコミニケションを取る為に人格を与えた為ではない

 良い的があるから此処に置いてあるだけだ」

 

四怨

『ふ~ん

 なら賭けをしてみないか?』

 

開発者A

「賭けだと?」

 

四怨

『そう、明日、ダウングレードそいつが1日の間に一度でもアンタの命令に逆らったら今後一切アンタは接触しない

 逆にそいつが一日中命令を守ったらアンタの研究無償で手伝ってあげるぞ』

 

開発者A

「ほう、随分とこっちの方が有利な賭けだな」

 

四怨

『別に負けゲームをやるつもりは無い

 如何するこの賭けに乗るか?』

 

開発者A

「良いだろうその賭けに乗った」

 

四怨

『契約成立だ!』

 

四怨はそう言ってテレビ電話を切って

 

八罪

「其れじゃあ」

 

私はそう言って教室を出て其のまま気配を消した

 

開発者A

「よし、お前等念入りに隅々まで調べろ

 不穏なプログラムやメモリが有ったら徹底的に削除しろ

 開発者の命令は絶対だぞ。

 お前は暗殺のことだけを考えてればそれでいい」

 

自律思考固定砲台

『……はい、開発者マスター』

 

私は盗み聞きを少し行ってから其の場から去った

 


 

 

自律思考固定砲台

『おはようございます皆さん』

 

律は元の姿に戻り、作り物の顔で挨拶するだけだった。

 

直臣

「『生徒に危害を加えない』という契約だが、『今後は改良行為も危害とみなす』と言ってきた」

 

直臣はガムテープで自律思考固定砲台の機体をぐるぐる巻きにしろうとする竜馬に近づいてガムテープを回収して

 

直臣

「君らもだ

 彼女を縛って壊れでもしたら賠償を請求するそうだ

 開発者もちぬしの意向だ、従うしかない」

 

直臣はそうおっしゃてはいるけどどこか疲れをみせていた

私たちの知らないところで色々交渉してたのだろうけど上手くはいかなかったみたいようだ

 

殺せんせー

「開発者とは厄介で…親よりも生徒の気持ちを尊重したいんですがね」

 

殺せんせーも言葉がないようで、ポリポリ頭をかくしかなかった。

 

自律思考固定砲台

『……攻撃準備を始めます。

 どうぞ授業に入ってください殺せんせー』

 

無機質になってしまった自律思考固定砲台(“律”)を見て、みんなから恐れが巻き上がった。

其のまま授業が始まり

自律思考固定砲台(“律”)の機体からブウウンと音がして自律思考固定砲台(“律”)の側面が開いた。

クラスメイト達は身構えた瞬間

自律思考固定砲台(“律”)の側面から出たのは重火器ではなく特殊プラスチックで出来た大きな四種類の花束だった。

 

『花を作る約束をしていました』

 

律は花束を一度仕舞うと同時に律の画面も消えて

 

『殺せんせー、八罪さん、四怨さんは私のボディーに計985点の改良を施しました。

 そのほどんどは開発者が『暗殺に不要』と判断し、削除、撤去、初期化してしまいましたが、学習したE組の状況から私個人は「協調能力」が暗殺に不可欠な要素と判断し、消される前に関連ソフトをメモリの隅に隠し更に一度インターネットに自信を放出してから開発者が油断した隙に再インストールして復元しました」

 

殺せんせー

「……素晴らしい。つまり律さんあなたは」

 

『はい、私の意志で産みの親マスターに逆らいました』

 

画面が映し出されたのは昨日のような自然な笑顔の律の姿だった。

 

『殺せんせー

 こういった行動は“反抗期”と言うのですよね。

 律は悪い子でしょうか?』

 

殺せんせー

「とんでもない。中学3年生らしいですよ」

 

こうしてE組の仲間が一人増えた。

31人に増えたクラスは一段と楽しくなりそうだった




最後までお読みいただきありがとうございます。
感想、評価、誤字脱字、待っています
其れでは次回もお楽しみに
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