3年E組 夜桜八罪のDAYSWARS   作:ジェットプテラ

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第39話が出来ました
其れではどうぞ


師匠と克服の時間

陽斗の仕返しをしては直臣の雷が直撃して別の日

私達はイリーナの授業でイリーナセレクションの海外ドラマを見ており

 

イリーナ

「わかったでしょ?

 サマンサとキャリーのエロトークの中に難しい単語は一個も無いわ

 日常会話なんてどこの国でもそんなもんよ

 周りに1人いるでしょ?

 「マジすげぇ」とか「マジやべぇ」だけで会話成立させる奴

 その「マジで」に当たるのが「really(リアリー)

 はい木村、言ってみなさい」

 

突然イリーナに指名された正義は

 

正義

「…り、リアリー?」

 

若干焦りながら、答える。

 

イリーナ

「はいダメー

 LとRがごちゃごちゃよ

 LとRは発音の区別がつくようになっときなさい

 外人()としては通じはするけど違和感があるわ

 言語同士で相性が悪い発音は必ずあるの

 韓流スターは「イツマデモ」が「イチュマデモ」になりがちでしょ

 日本人のLとRは私にとってはそんな感じよ

 相性が悪いものは逃げずに克服する!

 これから先は発音は常にチェックしてるから

 LとRを間違えたら、公開ディープキスの刑よ。」

 

イリーナは最後の方で若干ヤバい宣言したがイリーナの授業は高評価であり

現に登下校の時に

 

クラスメイト達(E組)の誰かA

「しっかしヒワイだよな

 ビッチ先生の授業は」

 

クラスメイト達(E組)の誰かB

「下ネタ多いし

 アレ中学生が見るドラマじゃねーだろ」

 

「でも、分かりやすいよ

 海外のドラマは良い教材だって聞いた事あるし

 潜入暗殺が専門だから話術も上手いし

 間に挟む経験談も聞いてて飽きないよ

 たださ」

 

友人

「ただ?」

 

「正解してもどっちみち公開ディープキスされるよね」

 

航輝

「ああ…ほぼ痴女だよな

 あの先生」

 

クラスメイト達から痴女判定を喰らったが其れでもクラスメイト達から良き信頼を得ている

 

八罪

「ハハハ」

 

リタ

「確かに私も海外生まれなので皆さんの英語の発音には違和感を覚えていました」

 

ナターシャ

「まぁ、私達も海外で仕事していたので英語は喋れますからね」

 

会話しながら下校していると

 

八罪、リタ、ナターシャ

「「「!」」」

 

私達一斉に同じ方向を向いていた

私達が見つめた先でキランとレンズが光っていた

 

リタ

「見ていますね」

 

ナターシャ

「如何します?

 バラしますか」

 

ナターシャの発言を聞いた私は

 

八罪

「いや、敵意が無い

 多分イリーナ先生の関係者だと思う」

 

ナターシャ

「その根拠は?」

 

八罪

「私達関連の線は完全に無い

 直臣関係だと私達の情報は十分行きわたっているから無い

 となると自然とどっちでもないイリーナの関係者になる」

 

リタ

「成程」

 

私達は無視して下校した


イリーナの授業の翌日

直臣の授業で本日の授業内容が二本の細い丸太を足場にして紐に吊るされた殺せんせー型ボールをゴムナイフ(対先生物質を素材にした)

 

クラスメイト達

『いっちにーさんしー

 ごーろっくしっちはーち』

 

クラスメイト達

『にいっにっさんしー

 ごーろっくしっちはーち』

 

的確に突く訓練していたが

 

直臣

「…………」

 

直臣は明後日の方向を向いて

 

陽菜乃

「先生あれ…」

 

陽菜乃の指摘するが

 

直臣

「気にするな

 続けてくれ」

 

直臣は無視をするがクラスメイト達はどうしてもそっちを見てしまう何故なら近くの茂みからイリーナと見知らぬおじさんがゴムナイフ(対先生物質を素材にした)を持っておりその後ろでは忍び装束を着て居る殺せんせーが居た

どうしてこうなったと言うと、昨日私達が下校した後にイリーナを派遣した殺し屋屋のロヴロ・ブロフスキが訪ねて挨拶代わりにワイヤートラップを繰り出して今のイリーナの腕前を確認した結果、イリーナの実力では殺せんせーは殺せないとロヴロは判断する

判断材料は三つで、一つ目は潜入暗殺のプロであるイリーナの実力は初見殺しで発揮する物でもう殺せんせーに見抜かれている状態では実力は発揮できない

二つ目が私、リタ、ナターシャの殺連の最高戦力であるORDERが居る事、ロヴロの私達の実力の予想ではイリーナの初見殺しでも簡単に対処できると判断された

最後に三つ目は律と一緒に転校して来る予定だった生徒が近々転校して来るようで実戦テストで驚異的な能力を示した

ロヴロはイリーナを連れて帰ろうとしたが此処で殺せんせーが乱入して一つ提案した

提案内容がゴムナイフ(対先生物質を素材にした)を使って先に烏間先生に突き刺した方が勝ちと言った単純な暗殺の技量が試されるゲームであった

2人は承諾して、直臣もやけくそ気味に承諾して今日ゲームが始まった

 

直臣

「…………というわけだ

 迷惑な話だが君達の授業には影響を与えない

 普段通りに過ごしていてくれ

 今日の体育は此れまで解散!!」

 

クラスメイト達

『ありがとうございました』

 

終わって校舎に戻ろうとしたタイミングで

 

イリーナ

「カラスマ先生~

 おつかれさまでしたぁ~

 ノド乾いたでしょ

 ハイ冷たい飲み物」

 

このタイミングで明らかに怪しい感じで直臣になんとかお茶?のようなものを飲ませようとする

此れには

 

一同全員

(絶対何か入ってる)

 

呆れ顔になっている

 

イリーナ

「ホラ、グッといってグッと!!

 美味しいわよ~」

 

とまで言っているからよっぽど必死なのだろう

直臣は確実に取らないので代わりに

 

八罪

「そんなに言うなら私が変わりに飲みます!」

 

私はそう言ってイリーナが持って居るコップを奪う様に取って

 

八罪

「!~プハ!」

 

一気に飲み干した

其れを見たイリーナは

 

イリーナ

「ちょっ、今すぐ履きなさい八罪!

 あれには致死量ギリギリの筋弛緩剤が入って居るから!」

 

イリーナは私を揺らしながら自白して

 

八罪

「大丈夫ですよイリーナ先生

 あれ位の量の筋弛緩剤は日頃から家で出ていますので私の耐性では効きませんよ」

 

私はそう言い切る

其れを見ていたクラスメイト達は

 

クラスメイト達(E組)の誰かA

「バラしちゃった」

 

クラスメイト達(E組)の誰かB

「今致死量ギリギリっつったか?」

 

クラスメイト達(E組)の誰かC

「手段選ばなすぎだろビッチ先生……」

 

クラスメイト達も呆れるほどの醜態に少し離れた木陰からそれを観察していたロヴロは

 

ロヴロ

「…フン

 恥をさらしおって馬鹿弟子め」

 

鼻で笑い、目の前の暗殺対象ターゲットのただおみはため息を吐いた。

 

直臣

「そもそもそれを受け取る間合いにすら入るわけないだろう。

 魂胆なんぞ見え透けてる」

 

イリーナ

「…あ、はい…」

 

イリーナは茫然していると悠馬と航輝が近づいて

 

悠馬

「……ビッチ先生…」

 

航輝

「流石に其れじゃ俺等だって騙ねーよ」

 

イリーナ

「仕方ないでしょ!!

 顔見知りに色仕掛けとか如何やったって不自然になるわ!

 キャバ嬢だって客が偶然父親だったらぎこちなく成るでしょ?!

 其れと一緒よ」

 

イリーナが微妙な例えを出すが

 

クラスメイト達

『知らねーよ』

 

クラスメイト達は総ツッコミで否定する

イリーナはまだまだ諦め悪くといった様子で教員室に戻っていった


 

体育の後にロヴロが直臣に勝負を仕掛けたがあっさり返り討ちにされて左腕が腫れて今日の暗殺が出来ない状態になった

そして昼休憩の昼飯の時間

私、殺せんせー、ロヴロはE組校舎に居て直臣を見ていた

直臣はイリーナの襲撃に備えて外の木を背にハンバーガーを食べて居て其処にイリーナが正面から来た

手には私がプレゼント箱に入れたゴムナイフ(対先生物質を素材にした)を持っていた

 

イリーナ

「……ちょっといいかしら、カラスマ」

 

直臣はハンバーガー片手に顔を上げて

 

直臣

「…何だ

 疑似暗殺でもこれ以上は手加減するつもりはないぞ」

 

鋭い目つきで言う

そしてそれを見ていた私達は

 

殺せんせー

「ナイフを持ってますね」

 

ロヴロ

「正面から行く気か…馬鹿者が」

 

八罪

「でも烏間先生は下手の小細工は通じませんから…」

 

ロヴロ

「其れにそもそもあいつに高度な戦闘技術は教えてない

 訓練された動きはむしろ暗殺対象ターゲットを警戒させる

 女を使った暗殺スタイルには無用の長物だ

 素人程度なら正面から殺せるが、あの男には通じない事は承知の筈

 だから結局は…」

 

そう言ってロヴロはイリーナの方へ視線を戻す

イリーナはジャケットを脱ぎ、インナーの谷間を見せつけるようにナイフを構えて

 

イリーナ

「ねーえ

 いいでしょカラスマ?」

 

ロヴロ

「色仕掛けに頼る他ない」

 

ロヴロの言葉通りになった

 

イリーナ

「私は教室(此処)にどうしても残りたいの

 分かるでしょ?

 ちょっと当たってくれれば済む話よ

 見返りはイイコト

 あなたが今まで受けた事が無い極上サービスよ」

 

それに対して直臣は

 

直臣

「…いいだろう

 殺れよ

 何処にでも当てればいい」

 

直臣は承諾した

無論、そのような投了ではない

イリーナ程度ならナイフを奪うことは造作もない

一瞬で終わる

直臣はばっと無防備に崩した。

 

 イリーナ

「うふ

 嬉しいわ」

 

如何やらイリーナは秘策があるみたいで

いつの間にかクラスメイト達が窓際に張り付いて息を呑んでいる

そんな中で、殺せんせーは

 

殺せんせー

「…ロヴロさん

 イリーナ先生の授業聞いていましたね

 苦手な発音からまず克服していくのが彼女の流儀

 実際、彼女の日本語驚くほど流暢です

 外国語を覚えるというのはそんな挑戦と克服の繰り返し

 十ヶ国語を彼女は彼女は…未経験だった教師の仕事すら臆せず挑んで克服しました」

 そんな挑戦と克服のエキスパートが…教室(此処)に来てから何もしてないと思いますか?」

 

 そう言って殺せんせーが差し出したイリーナのブランドバッグを差し出して其れを受け取ったロヴロは

 

ロヴロ

「…?」

 

その中身を見て、

 

ロヴロ

「!!…これは!!」

 

ロヴロは僅かに目を見張った。

一方で

 

イリーナ

「じゃ…行くわよ」

 

イリーナが動いた 

先程ジャケットを地面に置くと、ナイフを構えて木の後ろに回り込んで一気に走り出した

すると

 

直臣

「!!」

 

先程地面に置いたジャケットが動いて直臣の足を引っ掛けて無防備だった直臣は身体は宙を舞う

実はジャケットの中にはワイヤーが入って居て其れがフックの役割を果たして直臣を釣り上げたのだ

体制を崩してしまい引っかかったのを確認したイリーナは脱兎の如く烏間の方へ駆け寄って

 

直臣

「くッ」

 

イリーナは転倒した直臣に馬乗りになる

 

そして、ロヴロは刮目した。服と木を使った巧みなワイヤートラップのカモフラージュ、そして色仕掛けを囮にすることでその存在を悟らせないという複合技術

当然ロヴロが彼女に教えたものではなかった。

 

クラスメイト達(E組)の誰かA

「うおお、烏間先生の上を取った!」

 

クラスメイト達(E組)のA3

「やるじゃん!

 ビッチ先生」

 

そして、姿勢を崩して仰向けになった直臣の上に馬乗りになったイリーナは、僅かに興奮していた

本当に作戦がハマり、そしていざ殺せるチャンスが目の前に来たと

それはある意味で無垢な少女らしかった。

 

殺せんせー

「彼女は私を殺すのに必要な技術を自分なりに考え

 外国語と同じ様に挑戦と克服をして居るのです

 あなたならこのバッグを見るだけで…彼女の見えない努力が見えるでしょう」

 

八罪

「いつでもロヴロさんの背中を追いかけるつもりは無いようです」

 

馬乗りになったイリーナは、僅かに荒くなった息を整えながらゴムナイフ(対先生物質を素材にした)を構え、そして思いっきり直臣に向けて突き立てる。

だが、ギリギリのところで直臣はその手を受け止めた

 

直臣

「…く……危なかった」

 

と言わせただけで、普段の彼女からすれば十二分な成果であった。

だが、今回は違う

如何しても、この暗殺を成功させなければいけない。

本当に、最高に「らしくない」思考だったが、生徒が見てる前でここで諦めるわけにはいかないと、彼女は何を思ったのか

 

イリーナ

「…カラスマ

 殺りたいの

 ダメ……?」

 

此処で色仕掛けを仕掛ける

直臣は呆れて

 

直臣

 「殺させろとすがりつく暗殺者がいるか!

 諦めが悪い!!」

 

直臣からの真っ当なツッコミ

だが、彼は大きく息を吐いて

 

「もういい

 諦めが悪い奴に今日一日付き合えるか!!」

 

そう言って手を離した直臣。

そのスーツのジャケットに触れたゴムナイフ(対先生物質を素材にした)がグニョンと曲がった。

 

クラスメイト達

『わあっ!』

 

と教室から歓声が上がった。

そんな生徒達の様子を見て、殺せんせーはロヴロに問い掛ける。

 

殺せんせー

「苦手なものでも一途に挑んで克服していく彼女の姿

 生徒達はその姿を見て、挑戦を学ばれば、一人一人暗殺者としてのレベルの向上につながります

だから私を殺すならば彼女は教室(此処)に必要なのです」

 

八罪

「其れにイリーナ先生にも良き成長に繋がります」

 

ロヴロ

「……」

 

そして一仕事を終えたイリーナは、ロヴロの下へ徐ろに歩いてくる。

 

イリーナ

師匠(センセイ)…」

 

ロヴロ

「出来の悪い弟子だ。

 先生でもやっていた方がずっとマシだな

 必ず殺れ、イリーナ」

 

イリーナ

「…!もちろんです、師匠(センセイ)!!」

 

イリーナはガッツポーズをしてイリーナは残留が決定した




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