3年E組 夜桜八罪のDAYSWARS   作:ジェットプテラ

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第41話が出来ました
其れではどうぞ


苦戦の時間

今日3年E組に転校生の堀部(ほりべ)イトナが来て、その日の放課後試合形式の暗殺が始まり其処で

 

殺せんせー

「…まさか…」

 

クラスメイト達、直臣、イリーナ

『触手!?』

 

イトナの頭から殺せんせーの触手ほぼ同じ触手が生えていたので

カルマは、今朝イトナが大雨で降っていたのに何故イトナが濡れてない理由を察していた

一方で

 

殺せんせー

「……………………こだ」

 

殺せんせーから物凄い量の殺気が放たれたまま、真っ黒な顔になり

 

殺せんせー

「どこで手に入れたッ!!

 その触手を!!」

 

シロ

「君に言う義理は無いね殺せんせー。

 だがこれで納得したろう

 両親も違う、育ちも違う、だが…この子と君は兄弟だ

 しかし怖い顔をするねぇ。

 何か…嫌な事でも思い出したかい?」

 

殺せんせー

「…どうやら、あなたにも話を聴かなければいけないようですね」

 

先程イトナが切り落とした触手を再生させて殺せんせーはシロに問いかけると

 

シロ

「聞けないよ。死ぬからね」

 

シロの左腕を殺せんせーに向けると左腕の袖から何かの光が放たれ、一瞬に殺せんせーの身体が角ばって同時に

 

殺せんせー

「!?」

 

殺せんせーが一瞬硬直する

先程発光したシロの左腕の袖の中に機械が内蔵されており

 

シロ

「この圧力光線を至近距離で照射すると、君の細胞はダイラタント挙動を起こし、一瞬全身が硬直する

 全部知っているんだよ。君の弱点は全部ね」

 

シロが親指を下に向けるサイン、サムズダウンを出すと

 

イトナ

「死ね。兄さん」

 

そう言いイトナの猛攻が始まった

私達の目には簡単に捕られるスピードの触手のラッシュに、殺せんせーが一方的にやられていく。

大きな一発が放たれ、煙が広がった

 

航輝

「うっ…うおおっ…」

 

拓哉

「殺ったか!?」

 

拓哉がそう言うが

 

竜馬

「…いや

 上だ」

 

竜馬の視線の先には

 

殺せんせー「ハァ…ハァ…」

 

息も絶え絶えな殺せんせーが電灯に避難していた

床にはエスケープ技の脱皮した皮が落ちている

如何やらイトナの触手ラッシュが入る前に脱皮した皮を身代わりにして電灯に避難したようだ

 

シロ

「脱皮か…そういえばそんな手もあったっけか

 でもね殺せんせー、その脱皮にも弱点があるのを知ってるよ」

 

イトナは攻撃は攻撃を再開して電灯に避難していた殺せんせーを

 

殺せんせー

「にゅやッ」

 

叩き落とした

床に着地した殺せんせーにいくつものイトナ君の触手が襲い掛かって来る

 

シロ

「その脱皮は見た目よりエネルギーを消耗する。

 よって直後は自慢のスピードも低下するのさ」

 

殺せんせーの弱点⑯

脱皮直後

 

シロ

「常人からはメチャ速い事に変わりないが、触手同士の戦いでは影響はデカいよ。

 加えてイトナの最初の奇襲で腕を失い再生したね。再生それも結構体力を使うんだ」

 

殺せんせーの弱点⑰

再生直後

 

シロ

「二重に落とした身体的パフォーマンス私の計算ではこの時点でほぼ互角だ。

 また触手の扱いは精神状態に大きく左右される。

 予想外の触手によるダメージと気持ちを立て直す暇がない狭いリング

 今現在どちらが優勢か、生徒諸君にも一目瞭然だろうねー」

 

シロは説明をしながらイトナとの戦闘の状況を確認しつつ説明する

確かにシロの言う通りイトナは殺せんせーを押している

 

悠馬

「お、おい…」

 

ひなた

「これマジで殺っちゃうんじゃないの」

 

シロ

「さらには献身的な保護者のサポート」

 

シロは先程の様に左腕を殺せんせーの方を向けて左袖の中に機械が又発光して

 

殺せんせー

「!!」

 

殺せんせーがひるんだ瞬間を逃さずイトナは自身の身体を捻り自信をドリルの様に回転させて、その遠心力が乗ったイトナの触手が

 

殺せんせー

「!!!」

 

殺せんせーの足が断ち切った

此れには

 

クラスメイト達

『…!!』 

 

クラスメイト達は驚く

 

シロ

「フッフッフ

 これで脚も再生しなくてはならないね

 なお一層体力が落ちて殺りやすくなる」

 

イトナ

「…安心した

 兄さん、俺はお前より強い」

 

誰もが、それに納得せざるを得なかった

イトナとシロは殺せんせーを殺せる、と

今までで、最も暗殺に近づいてる、と

もう少しで、地球を救える、と

殺せんせーは明確に追い詰められており、シロのサポートを受けたイトナは殺せんせーよりも強い、怪物

なのに、そこにいるクラスメイト達の誰もが差はあれど「悔しさ」を感じていた

殺せんせーのことを知っているであろうシロの手によって、次々と後出しで明かされていく殺せんせーの弱点

本当ならば、ここから卒業までの長い時間を掛けて、E組が教室で見つけていくはずだった弱点

誰もが、こう思わざるを得なかった。「E組(自分達)で殺したかった」と

だけど私、リタ、ナターシャはシロとイトナのコンビでは殺せんせーは殺せないと判断する

一方で殺せんせーはイトナが断ち切った足の再生した

 

シロ

「脚の再生も終わったようだね。次のラッシュに耐えれるかな?」

 

汗を流し、息を切らしながら、体勢を立て直して殺せんせーはこう言った。

 

殺せんせー

「……ここまで追い込まれたのは初めてです

 一見愚直な試合形式の暗殺ですが…実に周到に計算されている。

 あなたに聞きたいことは多いですが…まずは試合に勝たなければ喋りそうにないですね」

 

触手をポキポキと鳴らして殺せんせーは目を光らせてシロさんを睨みつけている

でも、シロは余裕の態度だ。

 

シロ

「…まだ勝つ気かい?

 負けダコの遠吠えだね」

 

殺せんせーはシロを指さし

 

殺せんせー

「…シロさん、この暗殺方法を計算したのはあなたでしょうが…ひとつ計算に入れ忘れた事があります」

 

殺せんせーの言う通りシロはある数字を入れ忘れている

 

シロ

「無いね

 私の性能計算は完璧だからね

 殺れイトナ」

 

イトナ

「!」 

 

イトナ君の触手の攻撃が殺せんせーに降りかかる

ドンという衝撃と共に木片と粘液が飛び散るが、イトナ君の攻撃は殺せんせーに直撃してなかった。

ドロリと溶けたのは殺せんせーのでなくイトナのだった

予想外のことだったのかイトナは自身の溶けた触手を見て

 

イトナ

「!!」

 

動揺していた。

 

殺せんせー

「おやおや、落とし物を踏んでしまったようですねぇ」

 

殺せんせーの触手にはハンカチが握られておりその下のイトナの攻撃で割れた床にはゴムナイフ(対先生物質を素材にした)がいつの間にやら置かれていた。あたりを見渡すと渚の手がゴムナイフ(対先生物質を素材にした)を持って居る不自然なポーズになっていた

先程殺せんせーが言っていたシロが入れ忘れていたある数字=変数はE組の生徒がアクションを起こした時

更に殺せんせーはダメージを受けた事に茫然しているイトナに自分の抜け殻をイトナに被せて包んだ

 

殺せんせー

「同じ触手なら対先生ナイフが効くのも同じ

 触手を失うと動揺するのも同じです。

 

殺せんせーの言う通り、殺せんせーの抜け殻に包まれているイトナは藻掻くが

 

イトナ

「……」

 

イトナを包んでいる殺せんせーの抜け殻は抜け出せない

 

殺せんせー

「でもね、先生の方がちょっとだけ老獪です」

 

そう言って殺せんせーは豪快に抜け殻に包まれているイトナを教室の窓に向かって投げ、窓を突き破ってイトナは校庭に出てしまっていた。

 

殺せんせー

「先生の抜け殻で包んだからダメージはないはずです

 ですが、君の足はリングの外についている

 先生の勝ちですねぇ。ルールに照らせば君は死刑

 もう二度と先生は殺せませんねぇ」

 

勝利が確定した先生は勝ち誇るように緑の縞々の顔色でイトナ君に煽っていたがイトナの触手が黒ずんでいた

殺せんせーは気づかずに

 

殺せんせー

「生き返りたいのなら、このクラスで皆と一緒に学びなさい

 性能計算ではそう簡単に計れないもの、それは経験の差です

 君より少しだけ長く生き、少しだけ知識が多い

 先生が先生になったのはね、それを君たちに伝えたいからです

 この教室で先生の経験を盗まなければ…君は私に勝てませんよ」

 

イトナに先生の心温まる授業をしたが、イトナ君の様子がおかしい。頭の触手が黒く染まり、何かぶつぶつ言っている。黒い触手を乱暴に振り回して近くの木をなぎ倒した

 

陽斗

「やべぇキレてるぞあいつ!!」

 

あまりに物々しい雰囲気にクラスメイト達は窓辺から離れていた

イトナ君は窓辺に戻り、目を血走らせてながら殺せんせーを睨みつけてる黒い触手は太くなっていて血管らしきものが浮き出ている。先程のものより危険性が増している。

 

イトナ

「俺は強い

 この触手で、誰よりも、強くなった、誰よりも」

 

イトナは完全に激怒で頭に血が上っており殺せんせーを殺す事しか考えておらず

 

殺せんせー

「……」

 

イトナ

「ガァッ」

 

イトナが突撃する瞬間

 

八罪

「!」

 

私は〔エターナルエッジ〕と〔エナジーメモリ〕を取り出し、同時に開花(半覚醒)を発動して殺せんせーの前に立ち

 

『エナジー マキシムムドライブ』

 

〔エターナルエッジ〕の〈マキシマムスロット〉に〔エナジーメモリ〕をセットして〔エナジーメモリ〕から電力が流れて私の細胞に流して、ソメイニンの伝達力をアップさせて

 

八罪

「夜桜古刀術、天照 虚刀!」

 

夜桜古刀術、天照の柄の技、虚刀をイトナの首に〔エターナルエッジ〕の柄を当てて

 

八罪

「!」

 

〔エターナルエッジ〕の引き金を引くと電流が流れて

 

イトナ

「!?」

 

イトナが感電して

 

イトナ

「……」

 

其のまま気絶した

 

八罪

「えっと…シロさん…イトナ君、暴走しかけたので電気で気絶させたのですけど大丈夫ですか?」

 

私がシロに問いかけると

 

シロ

「あぁ、構わないよ

 此れを使わずに済んだから」

 

シロは右袖に内蔵していた仕込み銃が出ていた

 

八罪

「其れとこの子、対殺せんせーの為に調整した超人間の様ですけど、私が簡単に制圧しましたけど」

 

シロ

「其れは問題ない、何せ殺せんせーを殺す為に調整したから君の様な元から超人との戦闘を想定して居ない上に少し未熟な部分もあったからね

 少し調整して改良する余地がある」

 

シロはイトナの事を道具の様に言う

 

シロ

「其れと、すいませんね殺せんせー。

 どうもこの子は…まだ登校できる精神状態じゃなかったようだ。

 

そう言ってシロは床で気絶しているイトナを担ぎ上げると

 

シロ

「転校初日で何ですが、しばらく休学させてもらいます」

 

教室を出ていこうとしていた。

急展開についていけない渚達とは違い、殺せんせーはシロさんに物申した。

 

シロ

「待ちなさい!

 担任としてその生徒は放ってはいけません

 一度E組に入ったからには卒業まで面倒を見ます

 それにシロさん、あなたにも聞きたいことが山ほどある」

 

シロ

「いやだね帰るよ

 力づくで止めてみるかい?」

 

殺せんせーはシロに言われた通り、触手でシロさんの肩を掴むと、触手はドロリと溶けてしまった

 

シロ

「対先生繊維。君は私に触手一本触れられない」

 

やれやれとでも言うようにシロさんは肩に乗った溶けた触手の残骸を払った。

 

シロ

「心配せずともまたすぐに復学させるよ殺せんせー

 3月まで時間は無いからね

 責任をもって私が…家庭教師を務めた上でね」

 

そう言い残してシロさんは去って行った




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