其れではどうぞ
球技大会のエキビションマッチを全て勝利を収めた後日
日にちは7月1日に入って椚ヶ丘中学校は
「7月1日、今日から夏服!」
今日から夏服に移行した
大河
「肌色が眩しいねぇ
健全な男子中学生にはつらい時期だぜ」
大河はそう言いながらスケベ丸出し顔をしていた
渚
「ま
まぁね岡島君」
渚は呆れていて
殺せんせー
「いけませんよ
露出の季節は平常心を乱しては」
殺せんせーは顔はキリっとしているが手元には”夏のビーチ特集„と言う名のグラビア雑誌を持っており見た生徒は
『あんたが言うなエロダコ!!」
創介
「…ああ…
今日から半袖なのは計算外だった」
声からして創介が入って来た事が分かり
『!?』
殺せんせー
「!!?」
全員驚愕する
なにせ創介の左腕にびっしりとタトゥーが書かれており
創介
「晒したくなかったぜ
神々に封印されたこの左腕はよ…」
何故か中二病が言いそうなセリフを言う
此れには
『…どっ…どーした菅谷』
創介は悪戯成功と言わんばかりに種明かしをする
陽菜乃
「へ——
ペイントなんだこれ!!」
陽菜乃は創介の左腕を見ながらそう言う
創介
「メヘンディアートっつってな
色素が定着したら1週間ぐらい取れねーんだ」
カルマ
「あーインドのやつっしょ」
優月
「知ってんだカルマ君」
カルマ
「うちの両親インドかぶれで旅行行く度に描いて来るよ」
クラスメイト達がメヘンディアートに夢中になっている一方で
殺せんせー
「よ、良かった…!!
先生はてっきりうちのクラスから非行に走る生徒が出たかと」
殺せんせーはドキドキ、ハァハァしながら手元には”夏のビーチ特集„と言う名のグラビア雑誌をマッハ20で片づけて代わりに”ゼロから入るカウンセリング„”心のケア 体の成長„”グレる少年とグレない少年の違いとは„”なぜ若者は非行に走るのか?„などなど、どこから持って来たのか非行に関する本を山積みにしながらマッハで読み漁っていた
創介
「……相変わらずそう言うとこチキンだよね」
世間体を気にする
創介は自身の鞄を探ってメヘンディアート用の塗料を取り出して
創介
「良かったら殺せんせーにも描いてやろうか?
まだ塗料残ってんだ」
創介がそう言うと
殺せんせー
「にゅやッ
いいんですか?」
あっさり承諾する
創介は折り畳んだ紙にメヘンディアート用の塗料の最初の余分な量を出す
莉桜
「へ——溶けたチョコで絵をかくみたいなやり方なんだ」
そして創介は殺せんせーの皮膚にメヘンディアート用の塗料を付ける
殺せんせー
「楽しみですねぇ
先生こういうイレズミみたいの一度は描いてみたかった」
ワクワクしていると突然殺せんせーの皮膚が解け始めて
殺せんせー
「ギャーッ!」
『ギャーッ!』
殺せんせー
「ギャーッ!」
『ギャーッ!』
殺せんせー
「ギャーッ!」
『ギャーッ!』
此れには全員パニックになり、悠馬は創介の鞄を探って一つの小瓶を取り出して
悠馬
「成程…対先生弾を粉末にして塗料の中に練り込んだのか」
ひなた
「確かに完全に油断してたけど…
殺すまでじっとしててはくれないよね」
創介
「…うーむダメか」
悠馬達はそう言うが
八罪
「でもクリティカルヒットは間違いないね」
リタ
「完全に油断していましたからね」
ナターシャ
「でもパニックになりながらも私達の攻撃はしっかりと避けている」
私達はパニック状態になっている殺せんせーに向けて
殺せんせー
「ギャーッ!」
パニックになりながらも確りと私達の攻撃を躱す殺せんせーだった
そしてしばらくして落ち着いた殺せんせーは創介の下へ戻ってくると
殺せんせー
「アイディアは面白いですが菅谷君」
と彼を称えるが
殺せんせー
「効果としては嫌がらせレベルです」
殺せんせーの溶けていた皮膚が再生していた
そして
殺せんせー
「…ていうか、先生普通にカッコいい模様描いて欲しかったのに」
露骨に沈んだ
此れには
創介
「わ悪かったよ!
普通の塗料で描いてやるって」
創介はそう言って対先生弾を粉末が入って居ないメヘンディアート用の塗料を出して改めて先生の皮膚に描き始める
その後他のクラスメイト達も其れを見てやりたくなって創介に頼み込んで創介はスラスラとメヘンディアートをクラスメイト達に描く
因みに私、リタ、ナターシャもメヘンディアートを入れた
八罪
「やっぱり創介の美術センスは良いね
後で嫌五兄さんに伝えて合わせたいな」
リタ
「そうですね
裏社会でもこんな感じを入れている人いましたけど」
ナターシャ
「でもどれもこれも弱くてすぐに死んじゃったもんね」
そう言っていると
イリーナ
「私の色香に悲鳴を上げろオス達よ!
おはよギャ——ッ!!」
イリーナの悲鳴が聞こえて私達は声がした方向を見ると夏服状態になったイリーナが教室に入って居た
イリーナ
「なっ
何皆でバケモノメイクやってんのよアンタら!!」
イリーナは完全に狼狽えていており
創介
「あー…」
創介はイリーナに見られて気まずそうにして
創介
「皆見ているうちに描いて欲しくなったみたいで」
事の経理を話した
殺せんせー
「暫くして塗料を剥がすと色素が定着してるんですって
楽しみで授業が手につきません」
イリーナ
「お前はそれでも担任か!!」
そんなイリーナのツッコミは見て見ぬ振りをして
殺せんせー
「ところで菅谷君
見てたら先生も誰かに描いてみたくなってきました」
殺せんせーもだれかに描きたくなってきたので、交渉を始めるが
創介
「いいけど…皆描いちゃったから…
もう真っ白なキャンバスは残ってないぜ」
創介の言う通り
そんな中で
殺せんせー、創介
「「あ」」
2人は彼等はイリーナの真っ白な手、真っ白な腕に気がついて
殺せんせー
「あるんじゃないですか…好き放題描けそうな面積の広いキャンバスが」
イリーナ
「ちょ…ふざけんじゃないわよ!
誰がそんな…」
イリーナは反対して少し下がった瞬間
イリーナ
「あ…」
イリーナの足元にいつの間にか落ちたのか分からないがメヘンディアート用の塗料が入った袋を踏んずけてしまい其のまま後ろ向きに派手にすっ転び
イリーナ
「グヘッ」
其のまま後頭部を教室の壁に強打して
陽菜乃、悠馬
「「…あ」」
意識を失ってしまった。
「勝手に気絶しちゃったぞビッチ先生」
「取り敢えず安静にしておきましょう」
誰かが言っている側で
殺せんせー
「安静にしている間…
先生はこっち半分
菅谷君はそっち半分を」
創介
「ほっほー
俺と競う気かね」
渚
「……」
殺せんせーと創介は気絶しているイリーナに落書きする事になった
愛美
「凄いですね菅谷君
いつもの教室があっという間に彼色に染まっちゃった」
渚
「うん…
芸術肌なだけにさっきみたいに目立ち過ぎちゃう時があってさ
2年の時に其れが原因で素行不良扱いされたんだって」
渚が創介がE組に落とされた理由を話すと
創介
「…ま
正しいけどね」
そうこうしているうちにイリーナの左腕に立派なメヘンディアートが出来ていた
友人
「おお~~
流石菅谷!」
創介
「そもそもファッションアートだしな
外に出て楽しい感じに仕上げてやったぜ」
桃花
「これなら逆にビッチ先生喜ぶんじゃない」
陽菜乃
「ね——」
皆が創介の作品を褒めていると
殺せんせー
「ヌルフフフ
先生も負けてはいませんよ
右側を見てごらんなさい」
ベレー帽を被ってサングラスをして口にパイプ煙草を喰われている殺せんせーの言われた通りに私達がイリーナの右側を見ると、其処に在ったのはメヘンディアートではなく三コマ漫画で内容が
おじさん
「夏は衣替えの季節だよタコくん」
おじさんが着替えているところをタコくんが見て
タコくん
「ボクも衣替えしたいよ!!」
タコくんがそう言うと
おじさん
「よーし、おじさんにまかせろ!!」
おじさんははちまきして
タコくん
「それでどうするの?」
タコくんが如何言った感じでやるのか質問すると
おじさん
「ソデを切って新しい衣つけるのさ…」
おじさんはタコくんの
と言う内容だった
創介の温度差で
『なぜにマンガ!?』
クラスメイト達は困惑しながらツッコミが炸裂する
殺せんせー
「いやぁ…アートとかファッションは苦手なので得意分野で」
安い絵しか描けない
「逃げに走るくらいなら描くな!!」
八罪
「殺せんせー、この勝負、創介の勝ち確定ですよ」
「確かに八罪の言う通り
右と左で違和感あり過ぎ」
「ビッチ先生もう外歩けねーぞ」
クラスメイトの誰かが言うと
創介
「いや…あえて漫画をホップアート的な図柄として活かす手もあるぜ
枠の周囲をいじって…」
創介は殺せんせーの三コマ漫画の周囲を弄ると
『おおおお!!』
殺せんせーもやらかしが完全に中和されたが
殺せんせー
「いや…
あまりキレイに収まり過ぎると気障ったらしい
何処か一か所は笑いを取らなくては…」
変な張り合いが出て来て
「何でそこで張り合うの」
誰かの叫び声は虚しくイリーナの顔に施された眼鏡、ヒゲ、中肉中背という子供の男子がやりそうな落書きが書き足されてしまった
「それ見た事か!!」
創介
「いや…ヒゲはまだしも丸メガネが野暮ったい
フレームをデザインして…」
殺せんせー
「いや…むしろこの塗料描きづらいです
マジックと段ボールで…」
殺せんせーがやらかして創介が中和するのを繰り返した結果
「……
収拾つかなくなってきたな」
「どうすんだ?
一週間は落ちねーんだろこれ」
露出している肌は落書きまみれで其の上段ボールで出来た兜、鎧のようなものを着せられて無残な姿になってしまった
創介
「一応落とせない事ぁないけど、めんどいな」
殺せんせー
「ま…まぁ
ひょっとしたら気に入るかもしれませんし…」
殺せんせーはベレー帽からいつもの帽子に戻したころ
イリーナ
「……!」
「あ
起きた」
イリーナは目を覚まして
「自分の現状を確認してるな」
イリーナは自分の現状を確認したら無言で教室の扉に行き
「出てった
意外と気に入ったか?」
八罪、陽斗
「「……」」
私と陽斗が無言で頭だけ教室を出してイリーナの後を見る
イリーナは別の教室に入るとガチャガチャと音がしてその次の瞬間に出て来たイリーナは
陽斗
「激しくお気に召さなかった!!」
八罪
「ご乱心!
ご乱心!!」
「あの銃本物だぞ!!」
両肩には弾帯を掛けて両手には実弾のマシンガンを持っていて教室に入るなり
イリーナ
「死ね!!
あんた達皆殺ししてやるわ」
マシンガンを乱射して
殺せんせー
「ごっ…ごめんなさい
つい熱中してしまって…
でも教室壊れるから実弾はやめて!!」
友人はイリーナを止める為に羽交い締めして
友人
「やめろってビッチ先生!!
直ぐに落とせば定着しないらしいぜ!!」
説得するが
イリーナ
「キーッ!!
せっかくの夏服デビュー台無しよ!!」
私、渚、創介は同じ場所に隠れて
渚
「菅谷君が全部やればあそこまで怒らなかったのにね
殺せんせー余計なモノ足すから…」
創介
「…だろーな
普通はさ
答案の裏に落書きしたらスルーされるか怒られるだろう?」
八罪
「普通ならね」
創介
「だけどあのタコは安っぽい絵を加筆して来る
むしろ喜々としてさ
考えてみりゅ当然だよな
落書き程度でマイナス評価になるわけがない
なんせ殺しに行ってもいいんだから
ちょっとぐらい異端な奴でも
いいもんだな殺すって」
渚
「…うん」
八罪
「…でも実際の殺しは悪い事は忘れないでね」
創介
「……其れは分かっているよ」
その後騒ぎを聞きつけた直臣が現場を見てイリーナと殺せんせーに怒りの雷を降ろした
最後までお読みいただきありがとうございます。
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