急に気温が下がったせいで冬眠前のヤオグアイみたいなことになってる今日このごろ。
夏場の軽装甲から重装甲に切り替えましたが、それでもなお寒い。
因みに、私は弾力装甲を搭載していないので余計寒さに弱いんだとか。
さて、今回でブラックマーケット編は一区切り……
もちろん盗んだ資料の検分は行われますが、何分原作とは状況が人材等含めても色々と変わっている本作。
多少なりとも流れは変わります。
まぁでも便利屋が味方に付いている件も含めて既に何もかもが滅茶苦茶なチャートになってるんですけどね()
そんな訳で、本編をどうぞ
追記:これまたアンケートを取ります。
ご協力のほどよろしくお願いします。
ブラックマーケットから脱出して数kmの裏路地。
アビドス廃校対策委員達は送り届けてくれたバンと黒装束たちに別れを告げ、アヤネと先生が乗っているハンヴィーとドライブボットの合流を待っていた。
便利屋の皆はすでに合流しているらしく、あとは単独で行動しているセイジが無事に戻ってくれば今回の件は一旦一区切りがつくことになる。
「いやぁ、付き合ってくれてありがとねヒフミちゃん?」
「い、いえ!……まさか、カイザーの魔の手がこんなにも手広いとは思ってませんでした」
そう言いながら彼女が思い浮かべたのはバンの中で黒装束たちから明かされた情報。
黒装束……恐らくは生徒なので彼女たちと呼称するが、その彼女たちが言うにはカイザーはブラックマーケットから各学園の区域にまで相当根深くその手を伸ばしているらしい。
製造元やシリアルナンバー等何もかもが隠蔽された火器兵器類から、何を使ってるのかもわからない表示詐欺のオンパレードな食品類……
地上げで買い叩いた土地に労基ガン無視で建設された急造のマンションやら、意図的な手抜きの影響で頻繁に施工が必要になるインフラ(契約解除したら法外な違約金請求)に至るまで……
何もかもが法のスレスレどころかOUTに片足をぶち込んでいるのがカイザーの実態であった。
しかも彼女たちの話曰く大体の学園の行政機関にも間者が紛れ込んでいるらしく、その尻尾も全く見えないが故に各地でてんてこ舞いになっているらしかった。
(ナギサ様に報告……はしますが、かなり注意を払ってやらないと私の身まで危なさそうです……!)
もちろんだが、ヒフミはこの作戦に乗る前にセイジと契約を結んでいる。
今回の件で得られた情報に関して、ティーパーティホスト「桐藤ナギサ」以外への口外の禁止。
加えて、秘密裏に先方とのコネクションを作るために秘密回線のアドレスとパスコードが記された親書を送り届けることを彼女は約束した。
その対価として可能な限りの要求に応えるということだったため……
「では……ペロロ様のコラボ塗装戦車をお願いします!」
と、彼女は要求したらしい。
セイジは相当面食らったがこれを承諾し、今度リコンストラクション•ウェイストランドにてライセンス生産を開始する「M4中戦車シャーマン」のうち数台をモモフレンズの運営企業と話し合ってコラボを実施し、そのうち二〜三台をペロロにして内一台をヒフミに納入することで話は纏まった。
実はすでにリコンストラクション•ウェイストランドには幾つかの企業からコラボの打診があり、現在生産されているプロテクトロンやMr.ハンディーの一部は飲食店などでコラボ塗装されて稼働している。
一番最近だとコーラを発売する企業からたくさんの発注があったが、某ヌカなコーラとは違って至極真っ当であることを確認したうえで塗装機と幾つかの改造機を提供している。
実はそんな中で、モモフレンズに加えてモモトークを運営している企業からのコラボの打診があった。
ただセイジはモモフレンズという存在を先ほどまで知らず、モモトークとどうコラボするつもりなのかと考えては居たらしかった。
まぁ今回の件でヒフミからキャラクターブランドの熱烈なプレゼンがあったため、そちらのコラボも今後されることになるのであろう。
因みにだが、一応キヴォトスにおいては戦車の所持は免許と申請さえあれば個人でも可能である。
予算が少なくて戦車隊が作れない某赤い学園の生徒会長の戦車等は、実はこの個人所有の戦車にあたるんだとか……
そんな雑談と真剣な話の混じった会話を挟んでいると、見慣れたブリキ野郎の運転するジープとアヤネが運転するハンヴィーがやってきた。
「お、来たね〜。アヤネちゃんお疲れ〜」
「ホシノ先輩、お疲れ様です!何とか皆さん無事に合流できましたね!」
「ふふ☆無事にみんなでミッションコンプリートです〜♪」
キャイキャイワイワイとアビドス組が仲良く喜びあっている最中、アヤネに続いて出てきたヘルメット団の格好だけをした便利屋達とヒフミがかち合った。
「あら……?貴方は確か……」
「げ、ゲヘナの方ですか……!?え、えっと……わ私は阿慈谷ヒフミと申しまして……」アワアワ
ヘルメットを脱いだアルの顔を見てヒフミは慌てふためくものの、それをアルは手で制した。
「落ち着きなさい。私たちは確かにゲヘナだけど、あまり政治だとかには関わりがないからそう気にしなくてもいいわ」
「はっ!?え、えぇっと……あ、ありがとうございます」
彼女のその言葉に冷静になれたのか、ヒフミは落ち着きを取り戻した。
(……ふふ、決まったわ!!なんか知らないけど、これはハードボイルドに決まったんじゃないかしら!?)
なお、内心はこのようなものである。
表面上は相変わらず上手いこと取り繕っているが、内心も全く変わっていなかった。
そんな様子を微笑ましく見守っていた〇〇先生。
ふと何か胸騒ぎというか……妙な感覚を感じてブラックマーケット側の空を見る。
特に何もない日の落ち始めた空に一瞬だけ何か衝撃が走ったような気がした。
しかし特にそれ以外の異変は感じておらず、何か音が聞こえるかと言えば報道のものらしいヘリがかなりのスピードでマーケット方面へと飛んでいくものしか聞こえない。
("気のせい……かな……?")
彼は知らない。
セイジが色々と闇銀行からデータを盗んだり工作活動をしたついでに核爆弾を金庫室に仕掛け、銀行の中枢部を纏めて破壊して大惨事を引き起こしたことなど……。
その一方で悠々と現場から誰にも見つからずに離脱し、なにやら追加で悪巧みを仕込んでいるということなど……。
ひとまずは彼女たちの引率係としての仕事があるため、〇〇先生は皆をまとめあげてアビドス高校へと帰還を促しだすのであった。
いかがでしたか?
はい、まさかのあとがきを書き忘れていることに投稿してから気づきました。
大変面目ない。
それにしても派手に吹き飛ばした影響で今後どうなるのか……。
まぁそれも含め、次の話もお楽しみに
合間に挟むお茶濁しの間話について、何がよろしいでしょうか?
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