Wordに書いていたストックを全て写したので後はあとがきとか書いたり最終調整をするだけになった今日このごろです。
……ただ、ストックが原作で言えばプロローグに該当する程度までしか書いておらず、そこから先からタグの通りに不定期になります(普段の名義での作品の投稿もありますし)
そんなどうでも良い話しはさておき本編をどうぞ。
「オラオラぁ!!ビビってんのかぁッ!!」
「撃て撃てぇ!!奴らをぶっ飛ばしてやれぇ!!」
戦車に乗っていたスケバンたちは酔いしれていた。
この数の戦車で撃ち続けていれば、目の前の連邦生徒会の奴らを一網打尽にすることができると。
自分たちが勝利して、その名をキヴォトス中に轟かすことができると。
彼女たちは、今の自分たちはだれにも止められないとこの状況に酔っていた。
しかし、すぐにそんな有頂天の夢は儚く崩されることとなる。
放置車両の後ろから大量の閃光弾が投げ込まれ、視界を一時的に潰されたのだ。
「ま、前が!?」
「クソッ、なんも見えねえ…!!」
戦車に乗っていたスケバンたちのうち、直接外を見ていた操縦者達と車長席のスケバンたちはもろに食らってしまい、視界がおぼつかなくなった。
「どけ!!私らが運転する!!」
「た、頼んだ…。」
しかし、装填手のスケバンたちがすぐに交代を申し出たために、間もなくして戦車たちは進撃を再開した。
「舐めた真似をしやがって…!!」
「ぶっ飛ばしてやらぁ!!」
交代したスケバンたちは閃光弾が飛んできた方向に向けて一斉に砲塔を向け、一斉にそのトリガーを引こうとした。
だが、何台かの戦車はそれを許されなかった。
どこからともなくボシュッという音が四連続で派生すると同時に、何かが彼女たちに向かって飛んできていた。
「あぁ……?はッ!?」
うち、勘のいいスケバンが気付いた時にはもう遅かった。
「チュドン」という爆発音とともに戦車が三台爆散し、もう一台も爆発の衝撃を受けたのか砲身が曲がり、そのままトリガーを引いてしまったために砲口が破裂して車内までパニック状態となっていた。
「な、なんだ⁉一体何がっ…!?」
混乱する中、戦車に向かってバラバラの位置から銃弾が飛んできた。
生き残っていたいくつかの戦車の装甲によってある程度は弾かれていたが、先ほどの爆発で中破状態だった戦車は装甲がはがれたところから中の砲弾にでも当たってしまったのか、中にいたスケバンたちを四方八方に吹き飛ばしながら爆散した。
「さ、下がれ下がれぇっ!?」
「いったいなんだっていうんだ⁉」
「ま、まさか…!?」
一人、勘のいいスケバンだけは何かに気づいたように上を見上げた。
そして、上空から飛んできているミサイルと同時に空にいる人影を見たのを最後に、彼女たちはその意識を手放した。
………
「……殲滅完了。よくやった。」
「“あはは……。私たちって必要だったのかな?”」
「あ、あり得ない……。あんな………あんなもので…」
俺が戦車の全滅を確認して地上に戻ると、なにやら早瀬が信じられないものを見る顔をしていた。
「別にそう驚くことはないだろう。原理的には航空機と何ら変わらん機構だ。」
「いやいや……そんなのおかしいです!!だって……だって……!!」
「なんでそんな小さい機械だけでロケットランチャーを持った人が飛べてるんですか!!」
「“ゆ、ユウカ落ち着いて!?”」
何がおかしいのか。
人間用のジェットパックぐらい、これほど技術が発展しているキヴォトスでなら開発されててもおかしくないだろうに。
「そんなサイズの機械で出せる推力じゃ人は飛べませんし、そもそも動力源とか姿勢制御とかいったいどうなってるんですか!!」
…どうやら、キヴォトスではこのような装置は作られていないらしい。
そうか……この世界はアパラチアに比べて進んでると思っていたが、一部の技術は根本から違ったのか…。
『……こほん。とりあえず、シャーレの部室は奪還できましたね。』
『私ももうすぐ到着するので建物の地下でお会いいたしましょう、先生。』
「“あ、うん。わかったよ。”」
『皆さんは外で待機してください。おそらく、残党が襲撃してくるとも限りませんから』
「…○○、行ってこい。俺はこの周辺を…」
『セイジ先生も向かってください!!』
「……そうか。」
残念だ。
この隙に乗じて逃げようとしたが、そう簡単には逃がしてはくれないらしい。
強行突破……も考えたが、ここで敵対して後で面倒ごとになるのは避けたい。
ひとまずはおとなしく○○とともにシャーレの建物へと入っていった。
いかがでしたか?
ちょっと切り方的に迷ってこの短さです……。
次の話が(切りが悪くなって)2倍以上長いのでそれで許して……。
それでは次の話をお楽しみに。