アパラチア帰りの外道の先生生活日記   作:SCOPEWOLF

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どうもこんばんわ
連邦でRADアウェイ欲しさに病院に潜ったところ、準備不足のままパワーアーマー無しでデスクローとやり合う羽目になった今日この頃です
……なんであんなところにデスクローがいるんですか?(白目)
レイダーが持ってたロケランがなかったら終わってましたわ……
さて、それはそれとしてストーリーを進めていきましょう
一応ナレーションのみですけど予定調和も入ります
ある程度のバタフライエフェクトは必要ですからね……
というわけで、本編をどうぞ


六十九話:トランプと幸運

諸々の処理が落ち着いた頃、俺は山積みになっている書類を片付けていた。

 

俺が強制入院させられていた間に起きたことやらなんやらのレポートや記録等でデスクが埋もれていたが、その大部分はなんとか処理できた。

 

とはいえ、その分頭を回す必要のある問題や事案が大量に浮き彫りになってしまったのだが。

 

 

 

まず最初の問題だが………柴関ラーメンが襲撃にあって爆破された。

 

下手人は推定カイザーに雇われたと思われるカタカタヘルメット団とは別のヘルメット団で、現在は全員とっ捕まえてD.U.へと移送中である。

 

この現場に居合わせていたのは小鳥遊を除いたアビドス生と○○、便利屋68、そして偶然雷帝関係の資料を受け取りに来た帰りにアビドス生たちと共にラーメン屋に来ていたゲヘナ風紀委員会の銀鏡と火宮たちだった。

 

急な非常事態ではあったが、○○の指揮のもとヘルメット団はその場で全員無力化されたと報告されている。

 

だが、柴関ラーメンについては連中の持ち込んだ迫撃砲の掃射によって全壊。

 

大将も擦り傷だけの軽傷で済んだが、店の立ち退きを余儀なくされた。

 

この事に黒見が抗議しようとしたが、大将の発言によってそれは叶わなかった。

 

というのもどうやらあの店はカイザーに買われていた土地のなかに入っていたらしく、連中からしつこく退去を迫られていたらしい。

 

今までは店の所有権等でなんとか持ちこたえていたが、その店が消えてしまった以上は再建するもかなわずに立ち退かざるを得なくなってしまった。

 

この事実にアビドス………特に奥空は寝耳に水だったかのように調べだした。

 

結果、彼女たちもアビドスの土地の大部分の所有権がカイザーのものになっている事に辿り着いた。

 

この件について○○の方から問い合わせが来たが、連中の目的が分からない以上下手に情報を与えしぎて暴走するのを抑制するつもりで黙っていたと返答した。

 

実際、この事を先に伝えていたところであの時点でのアビドスの連中は大人しく調査を待つとは思えなかった。

 

ある程度こちらでも調べを入れているということで、一旦その件については○○に待ったをかけさせた。

 

何事もタイミングが必要だということは散々伝えている為、今のところはなんとか抑えられているが……

 

早いうちに手は打っておくべきだろうな。

 

 

 

さて、次の問題だが………

 

カイザーに潜らせていたネズミ………諜報員達の存在に連中が感づき始めた。

 

いろいろと対策を講じた上で手厚くサポートをつけてやらせていたが………そろそろ潮時だろう。

 

充分情報も集められているために、早いうちに撤収させるとしよう。

 

奴らのセキュリティは中々強固ではあったが、こちらもそれなりに対抗策は用意していた。

 

小癪にも後ろ暗い重要情報をローカルな秘匿サーバーに隠していたが、あの手この手でなんとか証拠の確保には成功した。

 

後処理はまぁ………"アレ"でどうにかするとしよう。

 

とまぁ、他にもゲヘナ風紀委員の内部事情やら水面下で進めている"例の計画"やらと、色々と問題ややらざるを得ない物が大量に溢れてしまっている。

 

……どうにも、その時はかなり近づいている気配がする。

 

かなり回りくどい裏工作やら諜報、帳尻合わせに各所への頭下げと色々と苦心したが………それもそろそろ実を結ぶことができるだろう。

 

ふと、俺はPip-Boyを操作して"ある遺品"を取り出した。

 

それは高級な革製の袋であり、開けて机にその中身を転がした。

 

先にコロコロと転がったのは質の良さそうな二つのサイコロ。

 

そして、表面に「Lucky38」と書かれたトランプのケースがストンと机のうえに滑り落ちた。

 

俺はケースからトランプカードを取り出してシャッフルし、上から一枚だけ引いてみた。

 

 

――ダイヤのキング。

 

 

「……………ふっ」

 

思わず軽く笑みがこぼれた。

 

このトランプは元々、俺の仲間の一人が持っていた形見だった。

 

そいつにこれを渡したのは、あの世界で唯一負けないことで有名な男だ。

 

そんな大物が持っていたらしいトランプを引いた結果だ。

 

縁起を担ぐには充分すぎるだろう。

 

ふと、俺の目の端にカイザーの上層部の連中の名簿が写った。

 

中には表向きの情報から裏の情報まで、諜報を駆使して集めた情報がぎっしりとまとめられている。

 

何を思うでもなくトランプをまたシャッフルし、上のカードを一枚だけ奴らの名簿の方へと滑らせた。

 

コツンと名簿に当たって止まったカードを捲り、俺は思わずさらに笑みを深めた。

 

 

――Joker

 

 

「……奴らの運命は大逆転、ってところか」

 

本来ならいい意味での逆転を表すジョーカー。

 

だが、奴らが主導権を握るこの状況での意図しない大逆転……それは誰が徳をする逆転なのだろうか?

 

今頃奴らはこのアビドスを確実に奪って、それを足がかりにキヴォトスを簒奪する算段を立てているだろうが……

 

――果たして、それは予定通りになるのだろうか?

 

奴らの名簿の方へとすぐ横で道化は微笑む。

 

しかし、この時カイザーへと向けられたその微笑みは……

 

 

まるで、悪魔が獲物を見つけた時の様な歪でおぞましい笑みだった。




いかがでしたか?
はい、とりあえず柴関は吹き飛びました。
悲しいけどこれ、予定調和なのよね……
最終的に吹き飛ばないとシナリオが進まない、あまりにも哀れすぎる運命の柴関ラーメン店舗……
しっかり風紀委員の二人もこの件に巻き込んでるので、これで問題はない………はずです()
強いて言うならアコの謹慎とイオリの反省文がなくなったくらいでしょうか?
まぁそれについてはぶっちゃけどうでもいいのでスルーでお願いします
というわけで、また次の話をお楽しみに
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