アパラチア帰りの外道の先生生活日記   作:SCOPEWOLF

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どうもこんばんわ。
皆さん、ガチャは引いてますか?
私は最近石を貯めるばかりで全く引けておりません。
いやぁ新キャラ来たのは良いんですけど、多分そう遠くない内に限定ピックアップとかが来そうなので下手に石を解かせないんですよねぇ。
幸いにも限定というわけではないみたいですし、いつかすり抜けで来るだろうと願いつつ石を貯蓄しております
さてここ最近Fallout要素が薄めになっておりますが、色々と本世界線の分岐点で濃ゆめに出すためにいろいろと調整しておりまして……
まぁこの辺はほぼブルアカのメインシナリオの流れを現実的かつ戦略的にセイジが見ているパートなんで仕方ないね()
まぁまず無知ゆえに基地に不法侵入とかやってた原作と違い、こっちは完全にセイジとかいうイレギュラーのせいでいろいろと発覚してますからね。
というわけで、そんなINTが高そうに見えて本体のスペックが低すぎるゆえに割と内容が怪しい本編をどうぞ


七十話:アビドス砂漠①

「これより、アビドス廃校対策委員会緊急会議を開きます」

 

「それでは早速ですが、セイジ先生からお願いします」

 

奥空の進行で会議が始まり、早速俺へと声がかかった。

 

資料の紙束を全員に配りつつ、幾つかの写真をホワイトボードへと貼り付けつつ口を開いた。

 

「……まず最初にだが、アビドス砂漠の権利関係について話しておこう」

 

「現在、アビドス自治区の殆どの土地の所有権はカイザーが保有しているのはお前たちも知ってのとおりだが……

キヴォトスの法制度的にはアビドス自治区として登録されている土地である以上はアビドスが自治権を握り続けている」

 

「とはいえ所有権が連中にある以上、地上げ行為等に対してはあくまで厳重注意程度しかこちらからできることはない。

あまり醜聞や倫理的にもよろしくない行為であるのは確かだが、土地の所有者である奴らがどのように土地を使用するかについては連中の裁量に任されるからな」

 

俺の説明にアビドスの面々と○○が嫌そうな顔をするが、これについてはある程度法を遵守している奴らの方に分がある。

 

「まぁ先に居住して権利を持っているいるお前達やアビドスの現在の住人に危険が及ぶようであればだが、法的に奴らに牽制だとかをかけることもできる。

だが、その一方でその権利の象徴となるもの……居住可能な建造物や家屋がなくなってしまえば再建することもできずに追い出されるだろうな」

 

「それでヘルメット団たちは柴関を……!」

 

「うへぇ……なるほどねぇ。アビドスの校舎を狙ってるのもそういうわけかぁ」

 

ダンッと机に拳を叩きつけるようにして悔しがる黒見の傍ら、小鳥遊も何か合点がいったかのように渋い顔で納得していた。

 

「先生、もしかしてだけど……カイザーの狙いって例のアレだったりする?」

 

そう口に出しつつ、小鳥遊はゲヘナの来賓枠で会議に参加している便利屋たちへと視線を向ける。

 

その視線に気づいた鬼方も察しがついたらしく、頭を抱えるかのように顔に手を当てていた。

 

例のアレ……雷帝の遺産についてはここにいる面々はその存在を皆周知している。

 

しかし、いくら防諜等の対策を施したうえでの会議の場であろうとも迂闊に口に出すことは禁止している。

 

勿論、遺産について話すことも極力避けるように徹底させているが、今回はカイザーの目的に対する認識のすり合わせもある。

 

今回はまぁ仕方ないとして……小鳥遊の推測は半分当たりといったところだろうか?

 

「奴らがアレについてどこまで知ってるかは分からんが、少なくとも連中が探しているものは「キヴォトスを征服するに値する兵器」らしいからな。

……だが、一概に例のアレだけが狙いとは言えないだろうな」

 

そう言いつつ、俺はホワイトボードの写真が見えるように横に避けた。

 

そこには……

 

「"これって……衛星写真?"」

 

「ん、しかもこれって……」

 

「アビドス砂漠……!?それに、この建物は……!?」

 

俺が貼った写真に写っていたのはアビドス砂漠の一角。

 

本来であれば何もないはずとアビドス生達が認識していたはずのそこには、明らかについ最近作られたのだろう比較的新しい建造物……いや、軍事基地があった。

 

「連邦生徒会のデータベースにも登録はなかったが、調査の結果ここにカイザーグループの民間軍事会社、カイザーPMCの大規模な軍事基地が建設されていたことが判明した」

 

「"え、連邦生徒会のデータベースにない……ってことは、もしかして違法な建物なの?"」

 

「正確にはグレーなところではあるがな。

一応PMCのような企業の軍事基地だとかはキヴォトスの民法だとか条例だとかでその規模や所有基地数等を規制してるが、一時的に所有地や建造物の安全確保や警備の目的で配置すること自体は可能だ。

証拠としてここは名義上、カイザーコンストラクションの所有する採掘基地ということになっている」

 

実際、連中は何かを掘り出そうとしてはいるため採掘基地であることは間違いないのだろう。

 

カイザーPMCの基地である証拠となり得る連中のロゴが付いたバリケード類も、連中が警備目的で持ち込んだ備品と言ってしまえば誤魔化しがきいてしまう。

 

詰まるところあくまで建前ではPMCの連中は警備目的で駐屯しているということになる。

 

その建前を崩すことができる決定的な証拠がない限り、奴らに対して連邦生徒会からの行政上の処分が実行できない。

 

「当然だが、いくら自治領とはいっても許可なしに無断で踏み込めば最悪不法侵入として扱われる。

……数名は自分たちで何とかしようと砂漠へ探索に行こうとしていたみたいだがな?」

 

「「「うっ………」」」

 

俺からの指摘に砂狼、黒見、小鳥遊の三人が図星だったかのような反応を返していた。

 

どうやら事前に予測して○○に抑えるように言っておいて正解だったらしい。

 

「もしこれで不法侵入として扱われてみろ、奴らに足元を見られてこっちが更に不利な状況になっていただろうな」

 

「う、うへぇ〜……」

 

「そ、そう言われると………確かに軽率だったかも……」

 

「ん!バレなきゃ犯罪じゃ………」

 

「砂狼………どうやらお仕置きが欲しいみたいだな?」

 

当時の自分を思い出して自身を省みている小鳥遊と黒見に対し、砂狼はいつも通りに我を通そうとしていた。

 

が、そんな事を俺が許す訳もない。

 

いつぞやかのごとく拳を握って持ち上げると、砂狼はスンとした表情になって大人しくなった。

 

「……よろしい。

さて話は戻るが……まぁ詰まるところはこの基地に無理やり押し入ればこっちが煮え湯を飲まされることになる。

少なくともそこの三人が思うようなカチコミはリスクしかないと思え」

 

「「「…………」」」

 

俺の言葉に件の三馬鹿はプルプルと震えながらも押し黙った。

 

「で、では先生……一体どうするおつもりなんですか?」

 

「確かに真正面から苦情を入れるのは得策ではないかもしれませんが……それでも、この状況を見逃すのは……」

 

「何を言っている。答えはもう出ているだろう?」

 

「「「"はい?"」」」

 

十六夜と奥空、そして○○が俺の言葉に対して疑問符を浮かべたかのような顔でこちらを見返してきた。

 

「おいおい……俺の話を聞いていなかったのか?

確かに、奴らに喧嘩を売るような真似をするのは得策じゃないだろう。

……だが、真正面から奴らに文句を言ってやることは可能だ」

 

そう、力押しがだめだと言うなら……逆に引きずり出してやればいい。

 

「……さて、ここからが本題だ。

喜べお前たち、愉快な課外授業(遠足)の始まりだ」




いかがでしたか?
ちょいちょい本作は某変態的技術力のゲーム会社のキャラのセリフが混じってますけど、一応タグにも書いてはあるので許してヒヤシンス。
構文が汎用性高すぎて使いやすいんです……
まぁセイジのイメージの中には某総長も混じってるというのもあるんですけど。
それでは、また次の話をお楽しみに
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