さてはて今日はとある記念で二本立て……
そう、今日は………
ハルカの誕生日です!
……はい、後ついでに私もですね。
まぁそれはさておき、実はそれにかこつけてもう一つご用意したものがありまして……
オリジナル小説の試作品を本日公開いたします!
細かいことは拙作の「東方死霊録」にも多少書いてますので省きますが……
そこそこの期間温め続けた、本当の意味での我が子のような作品となるだろう四作品をお試しで置いてます。
多少の批評も覚悟はしてますので、ぜひともお目通しを願えればと思います
リンクはこちらです↓
https://syosetu.org/novel/411383/
さて、告知はここまでとして本編をどうぞ
アビドスの市街地……
普段は砂まみれでありながらも細々と住民たちが暮らしていたそこは今、地獄のような戦場へと様変わりしていた。
『戦闘状況、劣勢。ですが我々に引く道はありません』
『その通りです!勇敢なる兵士たちよ、今こそ偉大なるアメリカ魂を見せる時です!
全隊、目の前の企業の犬共に総攻撃です!
突撃ィィィッ!!』
『『『『ステイツ万歳!連邦万歳!資本主義に栄光あれ!』』』』
「クソッ、なんだこのオンボロども!」
「怯むなぁ!こんな安物のロボット共に負ける我々では……」
――ズゥゥゥゥゥゥンッ!ジュッ……
「た、たいちょぉぉぉッ!?!?」
「こちら第三小隊!小隊長が敵の攻撃で蒸発!」
『了解した。そちらに援軍を送る。』
「早くしてくれ……ギャァァァァァッ!?!?」
『K.I.L.L。アサルトロンクラス戦闘ロボットに歯向かうなど、愚かなことです』
『近接サブルーチン実行。
戦争好きの企業の犬共を排除します』
数と質の暴力によってカイザーPMCが優勢を取っているが、彼らを相手をするのはウェイストランドにて数多のレジデント達やレイダー達を消し炭や肉塊へと変えたアサルトロン。
何機か破壊されつつも致命的な壊滅を免れつつ防衛線を維持していた。
その後方ではエイムズを始めとしたMr.ガッツィーも暴れ散らかしていたのだが……
『&¥%%%%#@¥##………あ、aaaあとは………任せ………ます………たい………さ………』
『ジャン少佐ぁぁぁぁッッ!!!!!』
その内の一機、ジャン少佐と名前がつけられた機体がミサイルの直撃を受けて大破し機能停止した。
『おのれぇ……許るさんぞぉぉッ、企業の家畜どもがぁぁぁッ!!!!』
機械でありながらも人の感情のような物をプログラムされているガッツィーモデル。
彼らの持つそれは愛国心溢れる軍人のそれであると同時に……
仲間を想い、戦友を家族のように大切にする兵士の精神であった。
仲間をやられてもなお、エイムズたちは止まらない。
むしろ散った仲間の仇を討つために、より一層攻撃が苛烈になっていくのだった。
一方その頃、エイムズ達の交戦地域とは別の場所でも戦闘が起きていた。
エイムズ達が相手していたのは別働隊であり………本隊はアビドス高校へと直接攻撃を敢行していた。
『……アサルトロンの護衛部隊、壊滅……!?
そんな……!?』
『"……いや、まだだよ!まだあきらめるときじゃない!
シロコ、ドローンでミサイルを十時の方向に掃射!
ハルカは二時の方向をカバー!
アル、セリカの二人は引き続き狙撃でみんなの援護を!
ノノミ、合図を出したらミニガンの掃射をお願い!"』
「「「「「……了解!」」」」」
『くふふ、こっちも特大の花火を送る準備が出来たよ!
いつでもおっけ〜!』
『……こっちも仕掛けは終わったよ。
どれだけ持つかはわからないけど……無いよりはマシだと思う』
カイザーPMCの本隊に襲われながらも、〇〇先生は生徒たちを指揮してアビドス高校校舎を守り抜いていた。
今のところは歩兵だけしか投入されていないが……
恐らく、後詰めで戦車や戦闘ヘリも投入されてくるだろう。
可能な限りリソースを節約しつつ、なんとか前線を守り続けるしかない。
……しかし、やはりと言うべきか物量の波に徐々に押され始めていた。
「……ッ!先生、アヤネ!危ない!」
一瞬の隙に付け込まれ、指揮車として使われていたドライブボットへと対戦車ミサイルが数発撃ち込まれた。
ドライブボットもなんとか回避しようとしていたが、流石に誘導ミサイルは躱しきれなかったのか本隊であるプロテクトロンの胴体へと直撃を受けた。
――ズガァァァァンッ!
『きゃぁぁぁッ!?』
『"うぐッ……!?"』
かろうじて車内にいた二人は衝撃に揺られただけで済んだ。
しかし………ドライブボットはそうもいかなかった。
『アー………………ダ ……ダ ダ ダ ダメージ ジ ジ ジ、ジン ン ン ン ンダ イ。
ソンショ ョ ョ ョ ョ ョ ウ リ リツ、60パ パ パー セ セ セント デ デ ス』
かなり頑丈めの装甲などを取り付けられていたドライブボットだが、流石に対戦車系の兵器までは想定していなかったのかバグったような音声を出しながら煙を上げていた。
……だが突然、その雰囲気が変わった。
『緊急プロトコル発動。脱出シークエンスヲ起動』
先ほどまでのバグった音声どころか普段の言動から大きくかけ離れた流暢な音声がドライブボットから発せられ、先生とアヤネが座っていたシートの後ろのほうがパカリと開いた。
途端、二人は外へとシートごと投げ出された。
「きゃぁッ!?」
「"アヤネ!!"」
突然のことに驚きつつも先生はアヤネを咄嗟に抱きしめるようにして庇い、彼女の下敷きになるような形で砂漠の砂へと叩きつけられた。
『乗組員ノ脱出完了。最終プログラムヲ発動シマス』
よく見ればドライブボットの正面……
プロテクトロンの頭部パーツの中から不気味な赤い光が発せられていた。
『セキュリティコード[20771023]強制解除。
セーフティ、オヨビリミッターヲ解除シマス』
叩きつけられた衝撃に悶えつつ先生が体を起こそうとした途端、ドライブボットはアクセルを全開にしたかのように急発進した。
その向かう先は……カイザーの部隊がいる方向だった。
「"ドライブボット……!?何をする気なの!?"」
『ト トトトウキ……ハ、ニンム……ヲ スススイコウ……シマス ス ス』
カイザーたちも自分たちの方へと向かっていくるドライブボットの存在に気づいたのか銃撃を浴びせる。
ドライブボットの滅多に使われない腕が、元の車体に付いてたミラーが、その他にも多くのパーツが撃たれてははじけ飛ぶが……
彼は止まることなく突撃する。
その姿に先生は一つの結論に至り……そして、叫んでいた。
「"やめろぉぉぉぉぉッ!!!!"」
『キ キ キヴォトトトスニ エ エ エイコウ ア アレー』
そして、ドライブボットはカイザーの兵士たちを轢き飛ばしながら彼らの中心へと突撃し………………
――ドゴォォォォォォォォォンッッ!!!!!!!
『アーー』
大きなキノコ雲を伴う大爆発を起こした。
いかがでしたか?(もちろんこちらの作品の方です)
だいぶ前に設定を公開してたドライブボットの伏線がここで回収されました。
因みに、キノコ雲は上がってますけど核ではないです。
同レベルの威力を叩き出してるだけの新型爆薬です()
ところどころネタを混ぜてるのは御愛嬌。
真面目な内容の話ですけど、だからこそ笑えるところも置いていきます。
これにはきっと某灰被りの姐さんも喜ぶでしょう。
というわけで、二本目の方もお楽しみください