違法カード工場は休みが欲しい   作:かりん2022

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やあ (´・ω・`)
ようこそ、バーボンハウスへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、この題名を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、この話を作ったんだ。

じゃあ、注文を聞こうか。




トリップ

煮詰まってもうどうしようもないねって感じのある日。

なんとか無理やり集まったんだけど、みんな疲れていた。

 

「激レアカード出たー! グッズカード、ハラホンチケット!」

 

「すげー! どんな奴でどんな効果!?」

「パラレルワールドにいけるって奴」

「それまたナースカードと同じで戻れない奴なんやない……?」

「パラレルって?」

「五条君と夏油君が漫才師やってる世界みたいだね。呪霊居ない世界とか? あ“っ」

 

 夏油君が死んだ目でチケット破いた。

 げ、夏油君社畜耐性ないから……。ある程度連勤すると、SAN値激減するんだよね。

 

 

 ぼててっと俺達は落ちた。

 けたたましく警報が鳴る。

 

「なんかパーティ会場? 学校じゃんか。なつかしー」

「五条君と夏油君の漫才が見れる世界ってここなん!?」

「呪霊のいない世界はここかい? お布団が呼んでる世界はここかい?」

「あ“ー! もうどうすんだよ、戻れんのかこれ!?」

「とりあえずパーティ? 五条の誕生日パーティみたいだから祝おうぜ。酒もあんじゃん」

「「「「「ハッピーバースデー!!」」」」」

「「「チー」」」

「おら、ちみども。菓子食え菓子」

「「「チー」」」

 

 三等分に別たれたカゴにクッキーをそれぞれ入れる。

 仕方ないとはいえ監獄のようである。

 そして子猫なのか小人なのか謎の生き物である。

 

「で、五条君と夏油君の漫才はいつ見れるん?」

「スヤァ……」

「安らかにお眠り……」

 

 俺は入眠した夏油君を膝枕で撫でる。

 

「あーもー! 皆この後任務控えてんのにどうするんだよ!! 戻る方法は!?」

「漫才終わったら戻るのでは? 多分だけど」

 

「うーん。よし、落ち着こう。まず、僕と傑の漫才の予定はないよ。……なんで揃ってそんなこの世の終わりみたいな顔するわけ? とにかく、君らえーと。僕に記憶はないけど、過去の僕らだったり……もないか。ないな。変身の術式……呪霊……なさそうだね。信じ難いけど、並行世界の僕達ってやつ?」

 

 そこに、駆け込んでくる者がいた。

 

「夏油傑一派が攻めて来ました!!」

「む、むにゃ?」

「夏油傑ー!!!」

「あっ この傑違うから。夜蛾せんせー! とりあえず、僕は襲撃して来た方の傑を対応するから、こいつら見てて!」

「おい、悟!」

「なんだ? まさか教祖夏油か? 私も行く」

「一度写真に撮らな思ってたんや」

「俺も教祖の夏油くん見たい!」

 

 ゾロゾロとついていく。

 

「久しいねぇ、さと……誰? 勝手に撮らないでもらえるかな」

「傑くん、ほんまに教祖やぁ」

「夏油君似合ってる。しゅきぴ……」

「傑老けた?」

「ほら、教祖の夏油だぞ、ちみども」

「チー」「チー?」「チー」

「ええ……何その生き物? 新手の呪霊?」

 

 教祖夏油はドン引きしながら聞いてくる。

 

「五条と夏油が放置して寂しかったから作った」

「は? 硝子そんな事できたの?」

「は? 何適当言ってんだお前」

 

 家入さん2人が揉めそう。

 

「傑。悪いけど、今日凄く取り込んでるんだよね。後にしてくんない? まじで」

「ええ……。それは……そうかも……何があったの?」

「親戚の子が遊びに来て……」

「それは無理があるだろ」

「僕もよくわからないんだよね」

「傑! 元の世界に戻れる呪霊とかない!? 家にかならず帰れる的な!」

「そんなご都合呪霊はないかな……」

「えー! どうしよう……。傑のミスなんだけど……俺困る……」

「何があったんだい?」

「並行世界に行く道具を疲れてた傑が使っちゃった。呪霊のない世界に行けると思ったらしい」

「あー……わかったよ。今戦っても勝率もなさそうだ。今日は帰る」

「えー。そうだ、ここ何年? 俺と傑、彼女出来た!? 奥さんいる? 教えて!」

「そこは今気にする所ではないだろ」

「やっぱりいないんだ……! 一生独身とかまじで……!?」

「君は何を言ってるんだよ。あー、傑。これ以上ややこしくなる前に行って!」

 

 そうして教祖夏油一派が帰り、戻ってみると夜蛾先生が夏油に膝枕していた。

 夏油はぬいぐるみを抱きしめ心地よさそうに寝ている。カオスである。

 

 

「あれ、直哉がいない?」

「本当だ」

「一体どこに……ちょっと待って。今、真希何歳!?」

「15」

「やばい! 真依を殺す気なんじゃ!? すぐ探さないと!」

「ああああああ! 本当だ!! 直哉探さないと!!」

「あ? 真希を殺すってどういうつもりだ!」

 

 カオスである。

 

 なお、直哉は無事トイレで発見され、その後真依を殺しに行ったかと思ったと言われ、ピコンして京都に移動しようとしたので全力で拘束した。

 

 カオスである。




すみません、話も全部短いしやりたいようにさせてもらってます。
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