違法カード工場は休みが欲しい   作:かりん2022

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ここ好きありがとうございます!
感想もありがとうございます!

このまま次回最終回まで突っ走ります!


もう一生呪霊食べなくて大丈夫だな!

 

「男に戻せるご都合呪霊とかある?」

 

 俺は咄嗟に教祖夏油に聞いた。

 

「あるわけないだろそんなの……」

「傑、女になりたかったの?」

「そんなわけないだろ!」

 

 やばい、このままでは俺のせいで最強コンビを女にしちゃった事件で呪術界の教科書に書かれちゃう。なんとか。なんとかしないと……!

 

「はんにんはキョウソサマ」

「そ! それは、そう、だけど」

 

 よし認めた!

 

「キョウソサマはいつも優等生面して1番問題起こす」

「っ そ……そんなことは」

「五条君が可哀想」

「っ! 」

 

 全力で責任転嫁していると、五条先生(多分)に止められた。

 

「他人にそう言われる筋合いはないかな」

「やめてくれ、悟! 責めればいいだろ、私のせいなんだから!」

「傑」

「私は確かに、君に迷惑をかけどおしだよ、足を引っ張ってばかりだし、それにそれに、」

「傑を足手纏いだなんて思ったことは一回もないよ」

「嘘をつけ!」

「嘘ついてどうすんだよ」

「だって、私は!」

「傑、こっち見て。俺の目を見て話せよ」

「悟」

「お前が足手纏いだなんて誰が言ったんだよ」

「それは……だって、悟はいつも1人で依頼に行くし」

「お前もだろ」

「そうだけど」

 

 雨降って地固まる感じだけど、敵地です。

 

「五条先生、大丈……ぶじゃないな!?」

 

 そこに五条君が現れる。

 

「傑がやらかしました。傑の責任です。傑がなんとかするそうです」

「ぐっ わ、わかった……なんとかしよう」

「なんとかってどうするんだよ」

「そーだぞ六眼を女の子にしたんだぞ。人生には人生で支払うしかないぞ」

「ではどうしろと? 死んで償うかい?」

「一生側で支えてくれればそれでいいよ。お金もお前の命もいらない」

「君は……この後に及んで、私にそばにいて欲しいっていうのか?」

「そうだよ悪いか」

「は、はは……ほんと、私、バカみたいだ……」

 

 抱き合う2人。本当可愛い女の子なのでとても絵になる。

 俺も煽った甲斐があった。

 ラルゥも感動していた。

 もちろん俺は感動のあまりカードを排出しまくった。

 そして五条くんはプルプルと震えた。

 

「つまり……傑が俺の姉さん女房になるってこと……!?」

「「は?」」

「だって、五条先生女の子になったから傑をお嫁さんにできないじゃん」

「そんなことは言ってないんだよ」

「そもそも、戻る方法は探すよ。当然じゃないか」

 

 もめもめしながら帰ったが、帰った後もやっぱりもめもめしていた。

 なんだかんだで傑戻ったからで押し切れた辺り、教祖夏油は解せぬって顔してた。

 離反した意味とは。

 

「私とうちの悟がごめんね」

 

 夏油君が謝る。

 

「というかさ。止めなかった白兎も責任あるだろ。何、人のせいにしてんだよ」

「そこに気づかれてしまったか……。全力で教祖様のせいにしたけど、正直俺のカードのせいだし、該当カード提供したの俺なんだよね」

「試し撃ちぐらいはした方が良かったかな」

「真面目に カード研究しよっか……」

 

 ということで、カードの研究をする事になった。

 あと、五条くんとついでに夏油くんは危険なのでナースカードを使われる事になった。お風呂場での4人のはしゃぎっぷりがやばい。

 なんでや、俺も女体化したんだから一緒にお風呂に入れてくれたっていいだろ!!

 見せろー見せろー最強コンビのおにゃのこの裸体! え? ダメに決まってる? なんでや、クラスメイトやろ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、いろいろ試すこと、半年後。

 

「見ろ、クズども! 私も男になったぞ!」

 

 家入さんが大喜びしていた。

 カードに反転術式を込めると別の効果が現れる場合があるらしい。

 ナースカードの場合は男体化。

 

「これで私も男だぞ、仲間に入れろよな!」

 

 その訴えには、五条君と夏油君のみならず五条先生と教祖夏油も気まずげな顔。

 

「えーと、硝子?」

「仲間はずれにしてたわけでは」

「……おい」

 

 家入医師は、機嫌悪そうにする。

 また、一緒にするなっていうのかな。家入医師は手を差し出した。

 

「ナースカード出せ。反転で使う」

「待って、硝子。ちょっと考えさせて」

「仲間外れにはさせねーぞ。私は男になる」

「俺はとりあえず美少女のままでいっかな」

 

 なんていうか、魂がしっくりくる。自宅にいるかのような安心感である。

 

「その、さ。僕、傑にナースカード使いたくないかな、なんて」

「そんな気はした」

「それはいいけどさ。同期の男3人で水入らずな期間も設けろ」

「ナースカード何枚あったっけ?」

「さほどレアでもなかったよね」

「私は女のままでいいって言った覚えはないよ!」

 

 もめもめもめもめ。

 

「っていうか、チケットに反転術式使えば戻れるのでは?」

「それだ!」

 

 という事で、とりあえず色々置いておいて、お別れ会をする事になったのだった。

 

「じゃあな、楽しかった」

「3人とも、仲良くね」

「宿儺退治、そっちも頑張れよ」

「元気でねー!」

「あっ 直哉!」

「「「あああああああああ!!!」」」

 

 慌ててきた直哉に泣かれ、ちみたちを忘れていた事に気づき、ゴタゴタとして出発が大いに遅れたその時!

 

 

 

 

 

「五条さん、大変です!!!!」

 

 

 

『五条悟を呼べ!』

 

 なんか渋谷で大変な事件が起きているらしい。

 

「これ解決してから帰ってね♡」

 

 仕方あるまい。

 特級呪霊が沢山いたので夏油くんを超強化してから帰る事ができたのが収穫だろう。




マシュマロ
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