「変わった術式を使うようだな。レアカードと言ったか」
「は、はい」
「直哉のカードを使ったようだが」
「使いました」
「小難しいことは言わん。禪院家関連のカードを買おう。他のカードも高値で買わせろ」
「嫌です。ただでさえ、直哉カード超減ったのに」
「では、これと交換だ」
直毘人が出したのはポケ⚪︎ンカードのレアカードだった。
「なん……だと?」
僕は手を伸ばすが、すいっと直毘人がカードを取り上げた。
僕のキラッキラのレアカード! リザードン!
「禪院家のカードと同数のレアカードと金銭をくれてやる」
「おい、まさか」
俺はトレードをすべく、禪院家のカードを出した。
「だったら俺もカード欲しいし! つーか本人の同意なくそいつのカード売るのマジ肖像権違反だかんな!」
「確かに!」
「ちっ」
「む。これは……未来の一場面、か……? 直哉が呪霊になるだと?」
「それは直哉呪霊シリーズは全部ウルトラレアだから、流石に譲るのは嫌かな……」
「真希や真依のカードはあるな。恵のカードはないのか」
「ある。禪院家シリーズには入らなかった。伏黒だから」
そうして、僕はカードを見せていく。
「なるほど。恵の術式は相伝か……! 真希は禪院家を終わらせるもの、だと? 真依のカードを犠牲にする事により、攻撃力を100倍にする……めちゃくちゃだな。甚爾のように強くなるのか……」
「それ、ウルトラレアのコンボカードだから」
「これは……美味しい、な。六眼と呪霊操術のカードはないのか」
「あるよ」
「見たい」
「当たり障りのないものにしておけよ」
「ふむ……。こうしよう。互いの家のカードをお互いに見る。そして、カードに危機が描かれているなら、互いにそれを防ぐ手助けをする。縛りを結ぼうではないか」
「俺の弱みを知りたいだけだろ」
「もちろんだとも。だが、保険を掛けて置くことも大事だからな」
そして、2人は後ろ暗い取引を結び始めた。
なんとかなりそうだな、ヨシ!
そういえば、灰原と七海にもカード護身用に分けるように言われてるんだよね。
なんとかウルトラレアの消費は避けたい……。
「そうだ、一回、本気のお前と手合わせさせてくれよな」
「カードが減るわバーカ」
「使い方慣れてないと、いざって時困るぞ」
「僕は雑魚狩りしかしない。強いものいじめはしないんだ」
「そのカードが狙われないと思っているのならだいぶおめでたいが」
「ぐぬぬ」
『ちょうどいいじゃねーか。手合わせさせろよ、五条の坊』
「甚爾!?」
僕の隣にふわりと甚爾が現れる。
「下がれ下がれ、ウルトラレアを消費してたまるか」
「なるほど、面白い。相当規格外の力のようだな。ワシも相手をしてもらおうか」
「甚爾くんの声が聞こえてきたで! 甚爾くん!」
直哉乱入である。
そんなこんなで、夏油くんや五条くんや直毘人さんや直哉と手合わせをさせられる事になったのだった。
カードが! カードが!!
もりもり減っていくカードに意気消沈した僕だけど、五条くんたちが遊戯⚪︎カードを買ってくれたのでよしとする。レアカード当たった!
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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