頑張って直毘人さん、直哉くん、五条くん、夏油くんを下した結果(五条くんの腕を切り飛ばしちゃったけど、ちゃんと羂索の反転術式カードで治した。後、なんか五条くんと夏油くんと直哉くんが一皮剥けていた)、僕は総監部に呼ばれた挙句、僕そっちのけで会議が行われていた。
「危険だ!」
「上手く使えばこれほど使いやすい術式もなかろう」
「カードの量産をさせれば……」
「結局、等級はどうするのだ」
「決まっておろう」
そして、なんか俺は特級になった。
危うくカードを全て提出する縛りを結ばされるところだった。俺のカードは俺のもんだ。誰にも渡さん!!
呪霊カードが睨みを効かせてくれて本当に良かった。
下手に追い詰めて離反させるよりも普通にポケモンカードでカードトレードするほうが楽って進言してくれた直毘人さんありがとう。
そして、俺の元に九十九さんが来た。
「夏油くんに非術師皆殺しをアリだって言う人!」
ちなみに一時的に敵味方を反転させる激ツヨカードである。
それを聞いた五条くんと家入さんはスッと夏油くんを守る位置に立つ。
「酷いな。言葉のあやかもしれないだろ? やあ、カードマスターくん。君はどんな女性がタイプかい?」
「五条くんのように細やかに欲深いキャラクターです!!」
俺は九十九さんとガッチリ握手した。
九十九さんの願望カードは理子ちゃん救済だった。
後は呪力からの脱却。
理子ちゃんは助けてあるので、ピックアップガチャが引ける。
なんと!! 特級術師ピックアップガチャ!!
まじですか!? まじなんですか!??
五条 悟! 夏油 傑! 乙骨 憂太! 九十九 由基!! 羂索!!
しかも豪華500連!!!!!!
わー! わー! こんな幸せあるんですか!? いいんですか!??
「九十九さん!!」
「な、なんだい?」
「愛してます! もう用済みですけど」
「は、はぁ!?」
「あー。こいつ、握手して尚且つそいつの願望叶えるとガチャ引けるんだよ」
「なるほど。天内理子くんを助けたことかな?」
「そー」
「君はレアカードが好きだと聞いてね。いくつかカードを用意してきたんだよ。代わりに良さそうなカードを貰えるかな」
「え……。流石に夏油くんに悪魔の囁きした人にカード渡すのは危機感があるっていうか……。このカードの効力、敵味方の反転ですよ? いわゆる悪堕ちカードですよ? やばくない?」
「ひどい!? え、ていうか、敵味方の反転させられるの?」
「30分だけですけど」
「やばくない?」
「そりゃレアカードですし」
「ふぅん。で、五条くんは細やかな願望が多いタイプ?」
「友達とゲームしたり旅行行ったりするだけでカードガッポガッポなので。今日もこれから総監部公認で遊びに出掛ける所です」
そしてさしす組ピックアップを引くのだ。
思えば、これが俺の幸せの絶頂だった。
俺は知らなかったのだ。
カードに出てくる人間の台頭が10年後だなんて……。
カードを荒稼ぎした後、まとまってカードを手に入れられる機会が10年後までないなんて……。
あ、伏黒 恵くんと禪院 真希ちゃんと禪院 真依ちゃんには会えた。握手した。
恵くんの願望カードが「津美紀を助ける」「津美紀を目覚めさせる」「一家団欒」「お兄ちゃんになる」「細やかな幸せが欲しい」だった。
真希ちゃんと真依ちゃんが「禪院家をぶっ潰す」真希ちゃんが「当主になって真依と一緒に生きる」真依ちゃんが「お姉ちゃんと平凡に生きる」だった。
甚爾さんの願望カードは「妻を救うこと」「恵の幸せ」「認められること」
なんか色んな力学や思惑が働いて、甚爾くんと真希ちゃんと津美紀ちゃんと伏黒奥さんと恵くんは一緒に住む事になった。恵くんは通いで訓練である。
もちろん、ある程度のカードは稼がせてもらった。
うまうま。