「グッズカード「夏油傑が消えるクリアファイル」!」
俺は、身を隠してひたすら待つ。
アラームが鳴り、夏油くんが天内さんと黒井さんを連れて逃げてきた。
五条くんはいない。
ハラハラしつつも、2人を待ち、そして通り過ぎるのをやり過ごす。
そうして、俺はドキドキしながら立ち塞がった。
きっと、これから襲ってくる人が、天内さんを殺すのだ。
それを防げれば……。
カードに、呪力はすでに注いである。あとは発動するだけだ。
俺は前提カードを使う。
「存在しない記憶カード!「さしす組卒業!」 存在しない記憶カード!「教師夏油傑!」」
うん、日和った。
なるべくバレても安全そうなカードを選ぶ。すっごいレアなの。レアなの!!(血涙)
それを地面に投げて霧散させるのと、男がすごい速さで来たのは同時だった。
「ああ? 邪魔だ」
「公式カード! 「反転術式・赫」!」
五条くんが現れる。
『術式反転・赫』
「は?」
凄まじい爆発がした。
咄嗟にカード発動!
「公式カード! 「これ、私のせい?」」
『これ、私のせいかな?』
イカが俺のことを守ってくれる。
説明文から、そうかなって思ったんだ。
「公式カード、百鬼夜行を開催する!」
『百鬼夜行を開催する!』
少し老けて教祖の格好をした夏油くんが呪霊の群れをぶつける。
これで死なないなら、どうしよう!
「呪具使いか!?」
くっそ!!! 元気だし! ん、あの口元の傷!
「ああもう! お前、伏黒甚爾!?」
「だったらどうした」
俺は伏黒甚爾から滴った血を地面の砂ごと掬い取って舐めた。
くっそジャリジャリする。
「存在しない記憶カード、「親父はぶっ殺す!」」
俺がカードを投げると迎撃され、借金取りから隠れる伏黒恵のイラストが霧散する。
「公式カード、イタコ婆「孫!」」
俺がカードを使うと、イタコ婆がふわっと現れ、俺に術を使う。
そうして、俺はフィジカルギフテッドを受肉した。
「公式カード、禪院甚爾「フィジカルギフテッド」 公式カード、禪院真希、フィジカルギフテッド!」
力が溢れる。体が作り変わるのがわかる。顕現した伏黒甚爾と共に、トリプルで殴りかかった。コンボが発動すると、一撃だけじゃなく、追撃もできるのだ。
「反則だろうがよ!」
「見られた以上は絶対逃せねぇ。テメェはここで殺す! 公式カード! 夏油傑の「渦巻き!」」
『渦巻き!』
「白兎!?」
本物の夏油くんが現れた。
目を丸くしてこちらを見ている。
それと同時に、甚爾が吹っ飛ばされる。
俺はジャンピング土下座して願った。
「お願い、夏油くん! この事はどうかご内密に!!!」
「この事って? さっき現れた人、私に似てた気がするけど……」
「えと、その、それです。夏油くんの著作人格権の事です……」
「いいけど、ちゃんと話してくれるよね」
レアカードを大量に失った俺は、涙を溢しまくった。
あ、夏油くんが天内さんの事助けちゃった事は九十九さん? って人がなんとかしてくれました。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
今度からマシュマロ返信していくことにしたので、よろしくお願いします!
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