「カードを寄越せ」
「嫌ですが?」
何言ってんだこいつ。
「渡さねば叛意ありとして秘匿死刑とする」
「……考えさせてください」
そういう事で、家出をしようと思う。
俺が旅支度をしていると、五条がやってきてどうしたのか聞いたので俺は事情を話した。
「カードが欲しいってのはわかるよ? でもさ、対価の提示もせずに寄越せはクソだと思う!!! じゃなきゃ秘匿死刑? ふざけんな!」
「ひっでー!!! 表向きは知らないっていっておく。好きなだけ家にいろよ」
「おお、我が友よ……。ホテル代はカードでいい?」
「もち! 大特価二泊一枚な」
「ありがとう、ありがとう友よ」
五条君には本当に色々負担をかけてしまっている。助かる。
「一枚一万円でガチャできるのに、総幹部がケチった? それはひどいね」
「一万円支払わずに死刑を振りかざすんは、なしやなぁ」
噂は火のように広がった。
そして冥々さんが訪ねてきた。
「一回十万円でいいからガチャらせてくれないか!」
どどん! とお金の大量に入ったケースを用意される。
俺は両手をあげて歓迎……しようとして止まった。
「いや、上層部に渡すってのなら、嫌です……」
「わかった。上層部には一枚100万円からにするよ。そもそも今回買うのは私用だしね」
「じゃあ、いいか……。よしこい!」
「可愛いよ……♡」
「しゅきぴっ しゅきぴっ」
俺は2枚カードを吐き出した。
「どれどれ♪ ……おや。これは困ったね」
俺はカードを見て絶句した。
そこにあったのは五条悟が真っ二つにされたイラスト。
「伏黒 宿儺」の世界斬だったのだ。
「未来は変えられるし、未来を変えるまではそれは超強力な攻撃カードになるので」「確かに。五条悟をも殺せるカードか……」
「冥々さん。それ、トレードして」
「ふふふ、どうしようか。とりあえず、持ち金の分は全部ガチャを回してしまいたいな」
そんなわけで、冥々さんはいっぱいトレードして帰って行った。
それから暗殺者が来たりもしたが、五条家の人が守ってくれた。
「悟様のお小さい頃を思い出します」
「ええ……悟はこんな過酷な幼少時代を送っていたのかい?」
ドン引きする俺と夏油君。
傑も、猿って言い出し始めたので五条家で療養しているのである。
家入もこちらへ来たい様子。
おかげで悟ぼっちゃまが実家へよく帰ってきてくれると大喜びの家人である。
「結婚できないならいっそ……」とナースカードを持って夏油君を見つめる五条君と、戦慄して「落ち着くんだ悟、きっと相手見つかる!」と励ます夏油君というおもしれーものが見れたのはついこの間である。
なんでそんだけイケメンなのに致命的にモテない男みたいなムーブしてるんです?
何か言いたげな家入さんも含めておもしれー絵面である。
あ、五条君。男体化のカードはまだ見つかってないから、そのカードは使わないであげてください。洒落にならん。
それはともかく、衝撃的なカードが来てしまったので、未来対策会議を開くらしい。頑張ってね五条君。
五条君、最強って言うけど伏黒父にボコられて獄門疆に封印予定で宿儺に殺され予定で全然無敵じゃないぞ……。
あと、夏油君はいつ渦巻きを使えるようになってカードと同じ強さになるの?
五条君も領域展開はよはよ!
ついでに直哉君も領域展開はよはよ!
「君も頑張りなよ!」
「せや! 白兎のくせに生意気や。いまだに三級とかありえへんやろ」
「俺は未来図ないしー」
「領域展開できるように頑張ったり、紙の術式鍛えなよ」
「俺、ジャイアントキリングより無双ゲームの方が好きだしなぁ」
まあしゃーないか。
俺は五条家のサポートの元、二級目指して訓練を頑張る事にした。
それはそうと、人によっては頑なに出ないよね。全術師が対象なわけではないのだろうか? 不思議だ……。
「未来対策会議はお前も出ろよ。何か閃くものがあるかもしれないし」
「へーい」
あ、カードゲームできる程度のカードの量産は出来ている。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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