僕は「無個性」だっていってるだろ!?   作:なんとほくと

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気づくとね、色々書いちゃうよね.....


だから僕は「無個性」だって言ってるだろ!?

 

 

 

 

 やぁみんな、僕は 炎頼寺 音弥(えんらいじ おとや)。クソッタレな超人社会で生きるどこにでもいるような無個性の一般人さ。

 いや、一般人だったって言う方が正しいか。ほんの少し前までは無個性だった僕がエイリアンに寄生されてそいつに振り回される羽目になる、なんて思いもしないだろ?

 みんなはエイリアンに寄生されたことある?僕はある、それに最悪なのが子ども産んだりしてさぁ、それはもう大変だったんだぜ?

 話が逸れちゃったね。まぁ大事なのは僕が庭に落ちた隕石に付着していたエイリアンに寄生されたってことさ。

 そんで今は無個性って立場を悪用ゲフンゲフン、利用して行政から金を毟り取ろうとしてる所。

 

 『寄生だと?!謝れ!オレは傷ついたぞ!』

 

 あとでス二ッ⚪︎ーズ上げるから許して。

 

 『2個だぞ!分かったな!』

 

 ったく人前で表には出てくるなって前に口を酸っぱくして言っただろ?

 ...ふぅ、静かになった。えーとどこまで話したっけ?あぁそうだ、あのエイリアンについてだったね。

 アイツの名前は「シンビオート」って言うらしい。

 なんでも逃げるために故郷から離れて地球にやってきたそうでそんなヤツに僕は取り憑かれた被害者ってワケ。

 だから今のアレはエイリアンであって僕の個性じゃないの、分かる?僕は無個性なんだ、実際小さい頃には無個性ってだけで虐められてたし。

 だから個性届けは無個性で提出したいんですけど...ダメ?」

 

 「なかなか強力そうな個性ですね。全身から喋る黒い触手を伸ばす個性ですか、個性未登録の場合こちらで名称を決めさせてもらいますが希望などありますか?」

 

 「だから僕は無個性なんだって!!信じてよ!!」

 

 『ハッ、そうだろ嬢ちゃん。コイツはオレ無しじゃなんもできないからな!3日生きてられるかも怪しいもんだ!』

 

 おい!だから表に出てくるなって!無個性の審査通んないとヴィラン災害の補助金上乗せで貰えないんだから!

 ったく、両親がヴィランに殺されてからっていうもの災難続きだなぁ。やっぱり母さんの個性「幸運」は偉大だったんだなぁ.......

 おっといけない、ブルーな感じになってたな。まぁ全身ブラックなんですけどね!HAHAHAHAHAHA!!!_

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 うわっ、もう空が真っ暗じゃん、はよ帰んないとな。それにしても結局+αの補助金はもらえなかったか...ちょっと今月は切り詰めないとなぁ...

 もう遅いしちょうどそこにあるコンビニ寄って晩ごはん買って帰るかぁ、何がいい?相棒。

 

 『チョコ!脳ミソ!』

 

 チョコはともかく脳ミソはだめって前に決めただろ。え?極悪人のは食べてもいいんだろって?......ちゃんと体まで食べ切るなら良しとする。

 証拠隠滅がめんどくさかったんだから。幸い「カーネイジ」が食ったから黒い方は警戒されてないけどさ。責任持てよお父様〜?

 

 『知るか!あんなのオレは認知してない!』

 

 ったく....何買うかな、とりあえずスニ⚪︎カーズ2個と...ん?

 

 

 …

 

 

 「ゴラァ!!早うレジの金出さんかい!!このチャカが見えねぇのか?」

 

 「すいません!い、今出しますから!」

 

 「ドタマぶち抜かれたくなかったらはよしろや!」

 

 

 うわ、今時こんなコッテコテのコンビニ強盗あるんだ。しかも明らかに不審者の出立ちじゃん。ニット帽!サングラス!マスク!不審者の三種の神器かよ。

 

 『オイ!アイツは極悪人でいいだろ!食っていいよな!』

 

 アイツは悪人ではあるけど極悪人じゃないから駄目でーす。はぁ、今日も残虐な庇護者(リーサルプロテクター)の出番ですよっと。

 あ、監視カメラは先に壊しとけよ。うっ、この触手が体を這う感覚まぁだ慣れないんだよな...

 

 

 

 ・・・・・

 

 

 

 

 「さっさと袋に金ェ詰めんかい!さっさとしねぇとサツが来るだろうが!」

 

 『オイ』

 

 「なっ!」

 

 その悍ましく黒光りする大男は触手を伸ばし、男から銃を取り上げる。

 男の首を掴み、その不揃いな歯から垂れる涎を気にする様子も見せずに、大男は細長い舌を妖しく動かしながら男に詰める。

 

 『オマエがまたこの店で、いやこの街で弱い者イジメをしたら覚悟しろ。その美味そうな手足も胴体も顔も全部一口で呑み込んでやる。いいな?』

 

 『そうだ、オマエはただの肉片になってやがて風に吹かれて転がる街のクソになるんだ。どうだ?楽しそうだろう。』

 

 身動きが取れない状況で怯え切った様子の男は問う。

 

 「お、お前いったい何なんだ......」

 

 

 「『オレたちは ヴェノムだ』」

 

 

 『気が変わった!』

 

 

 「なっ_

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 よし、準備万端!髪型もちゃんとキメて忘れ物も無し。勉強の方も模試は完璧だし気分も絶好調!

 うーん、鏡をみても超完璧!雄英の受験に挑むには最高のコンディションだね。

 

 

 いよいよ今日か.....「無個性でも雄英合格できる所を見せて俺以下の学歴の奴嘲笑ってやろう」って魂胆で始めた道のりだったけどかなり苦労したなぁ、

 朝起きて、ご飯食べて、動物に寄生したシンビオートたちに修行と称してボコしてもらって、学校行って、帰ってまたボコられて、ご飯食べて寝るを繰り返してたらクレイヴンもびっくりの身体能力手に入れちゃったし。

 

 『逆立ちしてもらっても勝てねぇだろうな』

 

 うるっさい!

 

 ...ん?勉強?勉強の方はもうトニー・スタークには及ばないけれど賢いつもりではいるから楽勝なんだよね。

 いや〜天才は辛いですわ〜!

 また話が逸れたな。まぁどうでもいい事は置いといて、よし!準備万端!いってきます!

 

 まぁ、うちにゃカプセルの中で眠ってるシンビオートしかいないけどね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 『今日は冷えるな』

 

 そうだねぇ、これから暖かくなってくだろうけどねぇ。

 てかシンビオートって暑い寒いっていう概念あるの?

 

 『当たり前だ。オマエのうまそうな内臓の温かさまでちゃんと分かる』

 

 へぇ〜、まぁそりゃ熱に弱いぐらいだしあるか。今度どの寒さまで耐えれるか実験させてよ。

 

 『断る。オマエはそのまま「暑さの方の実験もしとくか!」とか言って燃やしてきそうだからな』

 

 おっ、相棒も俺のことわかるようになってきたじゃん。以心伝心ってやつ?

 これで正真正銘のマブダチだな。

 

 『勝手に言ってろ物好きめ』

 

 ツンデレめ〜このこの〜?かわいいなぁおい!だっはっはっはっは!

 

 『ふんっ』

 

 ぶへっ!ぶ、ぶったね!親父にもぶたれたことないのに!!

 おっ、雄英が見えてきたな。てか雄英でっか、バカほどでかいじゃん。

 校舎がこれってグラウンドとかどんだけなんだ......

 

 『バカなこと言ってないで歩け』

 

 いでっ!ばっきゃろうおまえ今度はケツ叩いたな!?普通に痛いんだぞまったく。

 さてと、合格目指して頑張りますか!

 

 『落ちとけ』

 

 _やめてくんない!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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