イレギュラーな魔王と最強聖騎士の弟   作:波瑠紅兎

13 / 17
12話 イフリート

リムルが4人と話している間、僕はもう一人の客人、新と話していた。

新「それで、俺になんのようだ?」

「久しぶりだね、新。」

すると新は驚いた顔をして

新「おまえ…凪咲…か…?」

「そうだよ。」

新「…凪咲ぁぁ!」

新は僕に抱きついてきた。

「勝手に死んでごめんね?」

新「ホントだ!アレでどれだけ悲しんだと思ってる。」

「う…」

新「まぁまた会えて良かったよ」

「…だね。」

新「で?今なにしてるん?」

「切り替え早…。今はリムル…さっきのスライムね。に協力して街を作ってる。」

新「なるほどね…良し!俺も協力しよう!」

「いいの?今の家族とかは?」

新「それが分かんなくてよ。気がついたら森の中で倒れてたんだよ。」

「えぇ… ま、まぁそれならいいか。」

新「おう!」

「じゃあ…スキルはどんなヤツ?」

新「は?スキル?」

「…え?スキル無しであんなことしたの?」

新「おう!そうだぜ!こっちにきてすぐにでかい蜘蛛に襲われてよ…そん時に気付いた。」

「…(絶句)」

新「多分身体能力の上昇が能力なんだろ。」

それだけで放り込まれるとは…

<個体名 新 には他にも身体能力のスキル、未来之水先案内人(ブレイブ・スサノオ)を所持しています。なお、今の状態では使いこなすのは困難でしょう。なのでー>

「じゃあ僕のスキルを少し渡すよ。」

新「お前そんなことできんの?」

「渡したスキルは2度と使えないけどね。」

新「お前スゲーな…」

とりあえず…

<劣化スキル仮面ライダーからガタックを譲渡…成功しました。>

「とりあえず戦いの神(ガタック)を渡したよ」

新「…なんでガタック?」

「僕が太陽の神(カブト)を持ってるから」

新「な、なるほど…いらないもの押し付けたとかじゃないよな?」

ギクッ

「そ、ソンナワケないじゃないヤダなー」

新「おい、なんだ今の動揺」

「それは置いといて、そろそろ戻ろうか」

新「あ!おい、待てよ。」

「確かに、まだ変身を見てない」

新「そうじゃなくてさぁ…」

「ごめんごめん、」

新「はあ…まぁいいか…どうすりゃいいんだ?」

「本編通りでいいんじゃない?」

新「なるほど…良し、来い!ガタックゼクター!」

 

ブゥゥゥゥン

 

新「来た! 変身!」

《HEN-SHIN》

ガタックの装甲が展開される。

新「すげえ!じゃ…キャストオフ!」

《CAST OFF》

装甲が弾け飛ぶ。

 

《CHANGE STAG BEETLE》

 

新「すっげぇ!これがガタックか!」

「よし!確認終わり!戻ろう。」

新「あぁ!そうだな。」

 

 

 

「リムル〜、戻ったよ〜。」

リムル「お!戻ってきたか。じゃあ自己紹介頼む。」

「了解。 僕はエルテクト・グリフ。ELSタラテクトっていう蜘蛛の魔物だよ。」

新「え?お前蜘蛛だったの?」

「そうだよ。言ってなかったっけ?」

新「言われてねえよ!」

リムル「あ〜…知り合いか?」

新「俺も自己紹介しよっと。 凪咲…エルテクトの友人の新だ!よろしくな。」

その後、客人が自己紹介をしていった。

(あの女性(ひと)…なんか違和感が…これ…精霊?)

リムル「後でちょっと…」

 

 

シズ「わぁ…」

シズさんはリムルとランガの上にのって僕はGNドライヴで飛行していた。

シズ「早いね、嵐牙狼族(テンペストウルフ)だっけ?」

リムル「そうだよ、名前はランガだ。」

シズ「ランガ、ご主人をちゃんと守るんだよ」

ランガ「無論です、我が主の朋友よ」

シズ「はぁー…」

リムル「どうかしたか?」

シズ「街で出迎えてくれたホブゴブリンもこのランガも流暢に話すなって」

リムル「珍しいのか?」

シズ「すごくね。」

「名付けしてからじゃない?名付け前はすごい片言だったし」

シズ「でもそれ以上に魔物が街を作ってることに驚いたけど。」

「確かに。ドワーフたちが来る前はボロボロだったし、街を作る知識もなかったからね」

リムル「俺たちの街は気に入ってもらえた?」

シズ「とっても」

リムル「そうだ!面白いものをみせてやるよ」

すると僕の頭の中に部屋が見えた。

リムル「ちょっ、間違った。今のナシ!」

部屋のPCの画面に映っていたのはエロゲーの類だろうな…見なかったことにしよう。

リムル「見せたかったのはこっちだ。」

次に見えたのは終戦後の光景だ。

リムル「俺も自分で見たわけじゃないけどな、終戦後、復興に励む人たちだ。」

シズ「これが、あの炎に包まれた街…?」

「皆が頑張って、数年で更に発展したんだよ。」

リムル「こっちでも同じさ、皆で楽しく暮らせる街を作る。よかったらまた遊びに来てくれ、シズさんに第2の故郷と思ってくれたら嬉しい。」

シズ「…ありがとう。きっとお邪魔する。」

そういった瞬間、シズさんの顔色が悪くなった。

(…?精霊の力が…)

リムル「そう言えばシズさんを召喚したのは誰なんだ?人を異世界から呼び出すなんて人間業とは思えないんだが」

「リムル、ここはあり得ないを可能にする魔法がある世界だよ?」

シズ「あの人は、この世界の頂点の一角。魔王 レオン・クロムウェル」

リムル「魔王!?しかもイケメンそうな名前だしムカつく」

「…はぁ」

シズ(早すぎる!!このままではこの子達を巻き込んでしまう、離れないと…)

リムル「さっき最後の旅って言ってただろ?もしかしてその魔王に…」

「リムル離れて!」

僕はシズさんを横抱きにするとドライヴ稼働を最大にして木の少ないところに移動した。

だが、着いた途端にシズさんの体から炎が浮かび上がった。

「くっ」

新「おい!凪咲!」

「そっちじゃ呼ばないで!」

カバル「おおい!リムルの旦那!なんかすげえ火柱が見えたけど…げ!? あれ、シズさんか?何がどうなって…」

ギド「ん?」

エレン「どうしたのギド?」

ギド「シズ…シズエ?シズエ・イザワ?え、まさかあの??」

そういいかけたところでシズさんが攻撃を放った。

(くっ。エターナルほどじゃないけどなかなかの炎…)

ギド「間違いありやせん。彼女は爆炎の支配者シズエ・イザワ イフリートを宿す最強のエレメンタラーでやす。」

カバル「イフリート!?めっちゃ上位の精霊じゃねーか!!」

エレン「冗談でしょ!?伝説的英雄じゃない!!」

リムル「さっさと逃げ「そんな訳にいかねえよ」

逃げるように言ったが、ガバルが遮り、ガバルにギド、そしてエレンは武器を構いた。

カバル「あの人がなんで殺意を剥き出しにしてるのか知らねーが」

ギド「俺達の仲間でやんすよ」

エレン「ほっとけないわ!」

「…いい仲間を持ったな。」

新「凪咲、どうにかできるか?」

「だからそう呼ぶのは…もういいや。ないわけじゃない、シズさんからイフリートを引き剥がせば暴走は止まる。けどそれをやるとシズさんの体が保たない。だから…」

僕は新に作戦を話した。

新「それならどうにかなるんだな?」

「うん」

新「それならやるぞ。」

 

カバル「はは…まさか過去の英雄と戦う日が来るとはね…」

ギド「人生何が起こるか分かりやせんね」

あっちも覚悟が着いたようだ…

リムル「いくぞ」

「了解だ」

新「オペを開始しよう」

 

 

 




シズさんは救う予定です。
新にはガタックの他にブレイブを渡します。
新自身のスキルは未来之水先案内人(ブレイブ・スサノオ) これでどんなスキルか分かるでしょう?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。