イレギュラーな魔王と最強聖騎士の弟   作:波瑠紅兎

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16話 訓練そして出会い

「はあっ!」

「まだまだ!」

キンッキンッ

 

森に剣戟が響く。

エルトと新が戦っている。地上から上空へとステージを変えながら。

 

新「だああああ!また負けた!」

エルト「最初に比べれば上達したじゃない。」

新「くっそ〜。」

エルト「もうGNドライヴの制御はほぼ完璧だね。」

僕は今、新が最初に持っていいたスキル未来之水先案内人(ブレイブ・スサノオ)の制御を試合形式で教えていた。

ちなみに発動すると、腰にドライヴが内蔵されたバインダーと右腕にドレイクハウリング、左右の肩にGNフィールド発生装置、腕にGNビームマシンガン内臓の篭手が出てくる。

新「なんでGNフィールドを突破できるんだよ!」

エルト「ダブルドライヴとツインドライヴの出力の差だよ。2倍と2乗だよ?」

新「うぅ…」

 

エルト「…ふう。」

おもむろにメモリを取り出し、

《エターナル!》

エルト「…やっぱりだめか。」

新「レッドフレアでいいんじゃないか?お前が人を殺すのは見たくない。…そういや、体は大丈夫か?」

エルト「? なんで?」

新「味覚とか食欲とか。果実の影響はないか?」

エルト「無いよ。大丈夫。それにオーバーロードになっても、シズさんから聞いたけど味覚は無くなってないらしいよ。」

新「ならいいが…」

エルト「ま、なったらなった時に考えよう。」

新「この世界に来て楽観的になってない?」

エルト「あ〜…なってるかも」

新「それだけはねを伸ばせるってことだろ?いいことじゃん。」

エルト「確かに」

 

ドオン

 

新「何だ!?」

エルト「行こう。」

 

ーーーー

「はあ、はあ、はあ…」

「もうこれ以上は…」

ぼろぼろになっている緑髪の女は後ろに桃色の少女を(かま)を構えながら守っていた。そこに鎧をまとった豚の頭をした魔物の集団に囲まれていた。

 

猪人間?「ブフォ!」

緑角女「くっ!」

桃角女「きゃっ!」

猪人間が素早く近づいて攻撃したことで分断される。

猪人間「ブフォ」

桃角女「ヒッ(ガタガタ」

緑角女「姫様!」

猪人間「グフフフお前を食えば俺はまた強くなれる」 

鬼のお姫様?「お兄様・・・・(ガタガタ」

猪人間は巨大なナタを振りかぶり、鬼のお姫様は目を瞑る。

 

ザシュッ

 

音は猪人間の腕からなった。

鬼姫「…え?」

エルト「大丈夫かい?」

新「こっちも大丈夫か?」

緑鬼「え、あ、はい」

猪人間?2「に、人間!?」

エルト「そっちは人間だが、僕はちゃんと魔物だ。にしても、よってたかってお姫様を食べるなんて感心しないね。新、二人に回復薬かけて。」

新「わかった。」

猪人間「無視するな! まあ良い、数ではこちらが有利なのは変わらない!」

エルト「そう。ところで君たちなんでコイツら狙った?」

猪人間「ハッハッハッ!ならば教えてやろうその者達を食えば我らオークはさらに強くなれる!見たところ貴様らもそれなりの実力者のようだな、大人しく我らの糧になるが良い」

エルト「ふーん、それで?今まで何を食った?」

猪人間「フッ、オーガを大量に食ったわ!」

エルト「へえ…」

(決めた。コイツは…潰す!

 

 

 

 




数年前
???「召喚は成功か…」
???「どこだ…此処」



???「剣護はよし、あとは凪咲の死の後と新の運命をいじって…これで全員か」
召喚を自分の権能を通して見ていた者が呟いた。
男性とも女性ともとれる声と体格に背には竜のような翼、額には鬼のような角が生えている。
???「ようこそ…僕達(・・)が作った世界へ」
彼は星王竜(ヴェルダナーヴァ)が基軸世界から姿を消してからの実質的な管理者
ヴェルダナーヴァと共に世界を作った全知全能。
輪廻すら支配する創世神である。

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