新訳 そして伝説へ・・・   作:久慈川 京

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※勇者一行装備品一覧

 

 

 

装備一覧

 

 

 

 

 

【名前】:カミュ

 

【職業】:勇者

英雄であり、父親でもあるオルテガが成し得なかった程の偉業を成し遂げてはいるが、その全てが人の目に触れる事は少なく、世界に広められる事はない。故に、彼の名は世界的に認知される事はなく、名声や地位を手に入れる事もなかった。

 

【年齢】:17歳

幼い頃から一人で生きて来たという自負がある為か、他者との間に見えない壁を作っていた。しかし、魔王討伐出立時に共に旅立った者と、その道中で出会った様々な者達と触れる事によって、胸の内にある想いもまた、少しずつ変化を見せて来ている。そんな彼が歩んで来た二年の月日は、魔物の唱えた魔法によって、唐突な別れを迎えた。

 

【装備品】

頭):オルテガの兜

ミミックの唱えた『ザラキ』という死の呪文によって死線を彷徨ったカミュを救ったのは、アリアハンから装備していたサークレットに嵌め込まれていた『命の石』だった。砕け散った『命の石』を失ったサークレットを捨て、頭部を護る装備品を失くした彼の前に現れたのがこの兜だった。英雄オルテガという彼の中の闇に密接に絡む存在への抵抗感を持っていたが、リーシャの珍しい理詰めに、不承不承と言った感じで装備している。

 

胴):魔法の鎧

滅びし村<テドン>で購入した鎧。抗魔力に優れ、魔法による攻撃を軽減させる効果を持つ。特別な金属によって制作され、赤紫色のような色彩をしている鎧。テドンでの夜が明けても尚、その輝きは失われず、身を守る防具としての役割を担っている。その特殊能力の一端として、外気からの防御も可能である。

 

盾):鉄の盾

ジパングにてヤマタノオロチの吐き出す<燃え盛る火炎>を何度となく受けたため、その表面は融解しかけ、既に盾としての機能は失われつつある。

 

武器): 草薙剣(くさなぎのつるぎ)

真名は、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)。遥か昔、ジパング創世の頃の初代国主が、民を護る為に神より賜った神剣と伝えられる剣。その切れ味は鋭く、天にかかる雲をも切り裂くという伝承があるが、現在には伝わってはいない。ジパング当代国主であるイヨから、別名と共に下賜される。

 

所持魔法):メラ

      ホイミ

      ギラ

      ルーラ

      アストロン

      トヘロス

      ベギラマ

      ラリホー

      ライデイン

      ベホイミ

      

 

【名前】:リーシャ・デ・ランドルフ

 

【職業】:戦士(アリアハン宮廷騎士)

『戦士』という職業柄なのか、それとも個人の性格上の問題なのか、考える事を非常に不得意としており、謎を解くなどの問題に関しては、考える事を放棄している節もある。しかし、心の機微にはとても敏感で、仲間内での悩みや苦しみに関しては非常に細やかな配慮を持って接するという一面も持つ。

 

【年齢】:不明

 

【装備】

頭):鉄兜

本人曰く、「気に入っている」兜らしい。

 

胴):魔法の鎧

滅びし村<テドン>で購入した鎧。抗魔力に優れ、魔法による攻撃を軽減させる効果を持つ。特別な金属によって制作され、赤紫色のような色彩をしている鎧。テドンでの夜が明けても尚、その輝きは失われず、身を守る防具としての役割を担っている。その特殊能力の一端として、外気からの防御も可能である。

 

盾):鉄の盾

カミュ同様、ヤマタノオロチとの戦闘によって、その耐久力は著しく失われ、盾としての機能を危ぶまれる物となっている。

 

武器):鉄の斧

ムオルの村で売っていた『おおばさみ』という武器や、ランシールの村にあった『大鉄鎚』などの武器に関しては、自身の戦闘スタイルに合わせる事が困難であるという結論から購入には至っていない。新しい武具等には目がない者も多い『戦士』には珍しく、周囲にいる仲間たちとの連携も考える事が出来る柔軟性も併せ持っている証拠であろう。

 

所持魔法):なし

魔法力が皆無なため、契約及び行使は不可能。

 

 

 

 

 

【名前】:サラ

 

【職業】:賢者

数十年ぶりに、この世界に降り立った「賢き者」。あらゆる物から知識を吸収し、心を成長させている。神魔両方の魔法を行使する事ができ、その行使できる魔法の数も日に日に増していた。魔法力の量は年下のメルエには叶わないが、その緻密な制御は数段上で、補助魔法に関してはメルエも遠く及ばない。

 

【年齢】:19歳

アリアハンを出てから二年という月日の中で、一番変貌を遂げたのは彼女であろう。世界観と共に自身の価値観も変化させ、大局を見る目も養われて来た。魔法という神秘に対しても独特の観点を持ち、自身よりも大きな力を有する幼いメルエも身を案じる。それが、『人』としての立場からの観点ではなく、『賢者』としての観点に立っている事には、まだ気付いてはいない。

 

【装備】

頭):サークレット

『賢者』になった事により、謁見の最後に教皇から渡された物。先代の『賢者』が作り、教皇に手渡された物らしい。その中央には、以前カミュが装備していたサークレットと同じ様な青い宝石が埋め込まれている。その色は、『命の石』よりも深く、濃い青色をしている。

 

胴):魔法の法衣

カミュとリーシャが着用する<魔法の鎧>と同様に、抗魔力に優れた法衣。テドンで暮らす職人が、テドン特産の『絹』という素材を特別な術式を込めて織った物。法衣の特徴である十字は、以前サラが着ていた法衣と違い、とても小さく刺繍されている。まるで、サラが着る為だけに存在するような法衣は、この村にもたった一つしかない物でもあった。その特殊能力の一端として、外気からの防御も可能である。

 

盾):うろこの盾

 

武器):鉄の槍

 

所持魔法):【経典魔法】

       ホイミ

       ニフラム

       ルカニ

       ルカナン

       マヌーサ

       キアリー

       ピオリム  

       バギ   

       ラリホー

       ベホイミ

       マホトーン

       バギマ(無理やり行使した節があり、再度の行使には疑問)

      

      【魔道書魔法】

       メラ

       ヒャド

       スカラ

       スクルト

       ギラ  

       べギラマ

       ヒャダルコ

       バイキルト

       

      【悟りの書魔法】

       キアリク

 

 

 

 

【名前】:メルエ

 

【職業】:魔法使い

『魔道書』に載る全ての魔法を網羅し、『悟りの書』の載る魔法までも行使できる存在となり、現代の世界では、世界最高の『魔法使い』という地位に君臨していると言っても過言ではない。その膨大な魔法力の影響で及ぼされる危険性をサラと共に話し合い、朧気ながらも理解し始めている。

 

【年齢】:7,8歳

カミュ達と出会った日を誕生日として定めて貰い、誕生を祝って貰うという事を生まれて初めて知った。自身の存在を祝福され、存在を認めてくれる者達を慕い、その者達を護る事を誓っている。

 

【装備】

頭):とんがり帽子

メルエのお気に入り、友であるアンの作ってくれた花冠が掛けてある。

 

胴):アンの服

みかわしの服と同じ素材でできた服。

  :マジカルスカート

滅びし村<テドン>で購入した物。

魔法の法衣の製作者と同じ職人によって織られたスカート。

特別な術式によって、装備者の魔力を多少上昇させる効果を持つ。

 

盾):魔法の盾

何かを買って欲しいとねだるメルエにカミュが買って与えたもの。持ち主によって、その形状を変える盾。また、抗魔力にも優れ、魔法による攻撃からの防御力も高い。

 

武器):魔道師の杖

    毒針

 

所持魔法):メラ

      ヒャド

      スカラ

      スクルト

      ルーラ

      リレミト

      ギラ

      イオ  

      ベギラマ

      メラミ

      ヒャダルコ

      ヒャダイン

      バイキルト

      イオラ

      マホカンタ

 

 

 

 




読んで頂きありがとうございました。

これにて第九章は終了となります。
第十章からは、怒涛の展開になる可能性があります。

ここまでのお話に対するご意見、ご感想を心よりお待ちしております。

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