新訳 そして伝説へ・・・   作:久慈川 京

152 / 277
※勇者一行装備品一覧

 

 

 

 

装備一覧

 

 

 

【名前】:カミュ

 

【職業】:勇者

一人旅という物を経験し、一回り大きく成長した青年は、テドンの村でメルエの実父との会話を経て、その心の有り方を少しずつ変化して行った。その小さな変化は、再び訪れた試練という一人での行動の中で花を咲かせる。自身の生きる目的と意義を見出した彼は、真の『勇者』としての道を歩み出していた。

 

【年齢】:19歳

『魔王討伐』という使命を受け、アリアハンを出たその日から、既に三年という月日が経過していた。この三年という月日が彼の心を変化させ、彼と共に歩む者達を本当の『仲間』へと変化させて行く。それは、彼の周囲に居る者達の変化ではなく、彼女達を見るカミュの見方が変化した事による物であるという事実に、彼は気付いていない。

 

【装備】

頭):オルテガの兜

ミミックの唱えた『ザラキ』という死の呪文によって死線を彷徨ったカミュを救ったのは、アリアハンから装備していたサークレットに嵌め込まれていた『命の石』だった。砕け散った『命の石』を失ったサークレットを捨て、頭部を護る装備品を失くした彼の前に現れたのがこの兜だった。英雄オルテガいう彼の中の闇に密接に絡む存在への抵抗感を持っていたが、リーシャの珍しい理詰めに、不承不承と言った感じで装備している。

 

胴):魔法の鎧

滅びし村<テドン>で購入した鎧。抗魔力に優れ、魔法による攻撃を軽減させる効果を持つ。特別な金属によって制作され、赤紫色のような色彩をしている鎧。テドンでの夜が明けても尚、その輝きは失われず、身を守る防具としての役割を担っている。その特殊能力の一端として、外気からの防御も可能である。

 

盾):魔法の盾

一人旅が始まった時に、ポルトガにて鉄の盾を新調していたが、スーの村にて販売していた魔法の盾を見たリーシャの忠告も受け、買い換える事にする。メルエの時と同様に、その者の身に合った形へと変化する為、同じように購入したリーシャの物とは若干大きさが異なっている。

 

武器): 草薙剣(くさなぎのつるぎ)

真名は、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)遥か昔、ジパング創世の頃の初代国主が、民を護る為に神より賜った神剣と伝えられる剣。その切れ味は鋭く、天にかかる雲をも切り裂くという伝承があるが、現在には伝わってはいない。ジパング当代国主であるイヨから、別名と共に下賜される。

 

所持魔法):メラ

      ホイミ

      ギラ

      ルーラ

      アストロン

      トヘロス

      ベギラマ

      ラリホー

      ライデイン

      ベホイミ

      リレミト

      マホトーン

 

 

【名前】:リーシャ・デ・ランドルフ

 

【職業】:戦士(アリアハン宮廷騎士)

彼女の戦士としての力量は、生まれ持った特別な力でもなく、神や精霊に選ばれた力でもなく、愚直なまでに積み重ねて来た経験と努力の賜物である。父と共に剣を振るい、父を失ってからは一心不乱に剣を振るった。そんな彼女は、『英雄オルテガ』の息子と旅に出る事によって、己の中だけで伸び悩んでいた殻を破る事となる。他者の死という物に恐怖に近い感情を持っていた彼女は、頼もしい仲間を得て、『戦士』として、『騎士』として、何より『人』としての大きな成長を遂げて行く。

 

【年齢】:不明

自身の年齢の事となると、話の矛先を変える程度のコンプレックスは持っている様子。カミュやサラよりも歳が上である事は間違いないが、その年齢の差は、彼女が思っている程離れている訳ではないだろう。英雄オルテガという者が『魔王討伐』に出る頃に剣を握り始めた事を考えれば、自然と彼女の年齢も想像できる事になる。

 

【装備】

頭):鉄兜

本人曰く、「気に入っている」兜らしい。

 

胴):大地の鎧

試練の洞窟と呼ばれる人工の洞窟内に安置されていた鎧。『勇者』と呼ばれるカミュが発見するが、その者を主とは認めず、外で待つ一人の戦士を主と定めた。まるで己の意志があるかのように、『人』としての色を残す女性を主と定めた鎧は、他者の手に渡るのを拒む。精霊と共に崇められる対象となる母なるものの名を冠する鎧は、植物や動物を育てるように、温かくその身を包み、護る事だろう。

 

盾):魔法の盾

ジパングでのヤマタノオロチ戦にて、その機能の大半を失っていた鉄の盾の代わりにスーの村で購入する。バトルアックスという魅力的な武器よりも優先させる程、彼女の装備していた鉄の盾は限界を迎えていたのだろう。

 

武器):バトルアックス

鉄の斧とは異なり、両刃の斧。ハルバードよりも戦闘用に改良されている物であり、戦斧という名に相応しい程の機能を備えている。重量感も鉄の斧よりも数段上であり、圧し斬るというような攻撃方法も可能な程の全長も有している。装飾も凝った物が成されており、スーの村の装飾技術も窺える逸品。

 

所持魔法):なし

魔法力が皆無なため、契約及び行使は不可能。

 

 

 

 

 

【名前】:サラ

 

【職業】:賢者

『賢き者』となってから既に二年近くの年月が経過している。その中で彼女は、賢者となる前よりも悩み、考える事が多くなった。だが、それは苦しみを感じる物ではなく、彼女を新たな高みへと引き上げる答えに向かってのもの。常に考え、悩む彼女は、その思慮深さを積み重ね、以前から所々で出ていた不用意な発言も鳴りを潜めている。様々な事を彼女なりに考え、自分なりの答えを導き出している節があるが、それを安易に口にしようとはしない。それは、周囲に居る者達にとってみれば不快に感じるような物ではあるのだが、カミュ達が気にしていない為に、その事に気付いてはいなかった。

 

【年齢】:20歳

十代も終え、『人』としても『女性』としても成熟期へ向けて歩み始めた彼女ではあったが、その身体のラインは、アリアハンを出た頃から寸分も変わりがない。火を扱う料理などもした事はなく、その腕前は未だに解らない。味音痴でもなく、手先が不器用な訳でもない為、教え込めばそれなりの物を作る事が出来る可能性はあるのだが、何故か他の三人はそれを恐れている節が見受けられた。

 

【装備】

頭):サークレット

『賢者』になった事により、謁見の最後に教皇から渡された物。先代の『賢者』が作り、教皇に手渡された物らしい。その中央には、以前カミュが装備していたサークレットと同じ様な青い宝石が埋め込まれている。その色は、『命の石』よりも深く、濃い青色をしている。

 

胴):魔法の法衣

テドンという滅びし村で購入したこの法衣は、その村へ移住して来た年若い夫婦の手によって編み出された。昆虫が作り出す物を糸から『絹』という世界で初となる生地を作り出し、特殊な能力を保持していた妻が編んだ物。それは、奇しくも彼女と共に歩む幼い少女の母親であった。類稀なる魔法力を有し、稀代の『魔法使い』となった少女の母親も、特殊な術式を組み込んだ法衣を作り出している。その奇妙な巡り合わせが、サラという当代の『賢者』の思考に一石を投じていた。

 

盾):魔法の盾

カミュやリーシャと同様、スーの村で買い揃えた盾。サラの身体に合ったサイズに変化した盾は、その左腕に納まっている。以前まで使用していた<うろこの盾>に関しては、ロマリア国王から下賜された宝物である為、店で売却はせず、大事に保管されている。『意味のない行為』とカミュに小言を言われるが、リーシャの後押しもあり、その後は船の船員達は使う事になる。

 

武器):鉄の槍

既に、サラの力量は並の戦士を超えている。アリアハンを出た当初のリーシャとならば凌いでしまう程の実力を有していた。だが、その手に持つ武器は、旅に出たばかりの頃、ロマリア城下町で購入した<鉄の槍>。彼女の力量からすれば、余りにも頼りない武器と言っても過言ではない。それは、カミュやリーシャも危惧しており、武器を改める事が急務でであった。

 

所持魔法):【経典魔法】

       ホイミ

       ニフラム

       ルカニ

       ルカナン

       マヌーサ

       キアリー

       ピオリム  

       バギ   

       ラリホー

       ベホイミ

       マホトーン

       バギマ

       ザキ

 

      【魔道書魔法】

       メラ

       ヒャド

       スカラ

       スクルト

       ギラ  

       べギラマ

       ヒャダルコ

       バイキルト

       

      【悟りの書魔法】

       キアリク

       ヒャダイン

       バシルーラ

 

 

【名前】:メルエ

 

【職業】:魔法使い

カミュと逸れた二か月という時間は、彼女の幼い心に恐怖と不安という傷を確かに刻みつけていた。だが、彼女の成長を促す物であった事も確かであり、不安と恐怖という負の感情と戦いながらも信じて待つという事が出来るようにはなって来ている。己の出生や、己の数奇な運命を理解する日はまだ先ではあろうが、幼い実に宿る心は、確実に一歩一歩成長を続けていた。

 

【年齢】:7,8歳

テドンの村に移住した若い夫婦の間に生まれた少女。その月日が何時頃なのかは、今は知る術がない。だが、メルエという若い夫婦の宝は、数多くの想いに守られ、運命の者達と巡り合う。まるで、それが当初から決定していた物であるかのように、『魔王討伐』へと向かう勇者一行の下へ舞い降りた幼い希望は、もしかすると、この世界の希望となる程の可能性を秘めているのかもしれない。

 

【装備】

頭):とんがり帽子

メルエのお気に入り、友であるアンの作ってくれた花冠が掛けてある。

 

胴):アンの服

みかわしの服と同じ素材でできた服。

  :マジカルスカート

滅びし村<テドン>で購入した物。

魔法の法衣の製作者と同じ職人によって織られたスカート。

特別な術式によって、装備者の魔力を多少上昇させる効果を持つ。

 

盾):魔法の盾

何かを買って欲しいとねだるメルエにカミュが買って与えたもの。持ち主によって、その形状を変える盾。また、抗魔力にも優れ、魔法による攻撃からの防御力も高い。

 

武器):雷の杖

彼女の成長を見守って来た魔道士の杖の破損により、新たに彼女の手に落ちた杖。禍々しい程の外見とは異なり、その杖の先にあるオブジェは、持ち主であるメルエの心の門を護る門番の様に気高く、輝きに満ちている。魔道士の杖と同様、その内に何らかの付加価値を備えており、主を護るその時に、そのオブジェの嘴から<ベギラマ>と同様の灼熱の炎を吐き出した。主と定めた物を護るような意志を持つその杖が、何故スーの村にあったのか、そして誰が安置したのかは、まだ解らない。

   :毒針

 

所持道具:祈りの指輪

砂漠の国イシスの真女王となったアンリから授かった道具。『精霊ルビス』へ祈りを捧げる事によって、その恩恵を受ける事が出来ると伝えられている。祈りを捧げ、それが『精霊ルビス』の許に届いた時、その者の体内に宿る魔法力を回復させるという効果がある。<ヤマタノオロチ>という強敵との戦闘の中、魔法力切れを起こしたメルエの祈り、「大切な者達を護りたい」という想いに応え、その魔法力を回復させ、勝利に導いた過去を持つ。

 

所持魔法): 【魔道書魔法】

       メラ

       ヒャド

       スカラ

       スクルト

       ルーラ

       リレミト

       ギラ

       イオ  

       ベギラマ

       メラミ

       ヒャダルコ

       バイキルト

       イオラ

     

      【悟りの書魔法】

       ヒャダイン

       マホカンタ

       ベギラゴン

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。